(2017年版)【格安アクションカム】GoProの半額以下!プロが選んだ最強ランキングBEST8
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2017年08月11日(金)
北島 圭介
北島 圭介/Test by 家電批評編集部

(2017年版)【格安アクションカム】GoProの半額以下!プロが選んだ最強ランキングBEST8

アクションカメラの代名詞といえばGoProですが、今では中華系のそっくりさんなど安いモデルが増殖中です。ということでアンダー1万5000円のアクションカムを徹底検証。8台におよぶアクションカムを格付けしました。
商品写真をクリックすると購入ページに移動します。

カメラ 滑らかでブレないコト それがアクションカメラのキモです

アクティブに使うことが想定されるアクションカメラ。動き回りながらで美しい動画が撮れるかどうかに、品質の差が出やすいです。

そこでまず重要視したいのがフレームレート。秒間30コマ撮影の30fpsと60コマ撮影の60fpsでは、コマ数に2倍の差が生まれます。今回の検証でも30fpsでは流れる景色がときおり“飛ぶ”ような現象が見受けられ、動画がカクカクしている印象を受けました。

また買いの基準として「動画のなめらかさ」に加えて「手ぶれ」も重要です。手ぶれ補正が弱いと、動画視聴時に画面が波打つように揺れ、酔いそうになることもあります。

今回はこれらの要素を踏まえ、「手持ちで階段を上り下り」「バイクに付け、でこぼこの多いトンネル通過」という条件下で動画を撮り、手ぶれ補正、動画のスムースさ、ダイナミックレンジ、解像度、暗所のノイズ、AWBの正確さと追従性、露出の追従性、レンズの歪曲、色収差、音質の10項目をチェック。

各5点で満点は50点としてランキングしました。それでは御覧ください。

記事1位BEST [総合41点]暗所に強くノイズも少ない 1万5000円以下ののベストバイ

YI Technology:アクションカメラ:カメラ
YI Technology
アクションカメラ
実勢価格:9249円
サイズ・質量:W60×D21×H42mm・72g
画角:155°
連続使用時間:90分
保存形式:mp4
防水:40m(別売り)
液晶なし
4Kがなくても画質は高レベルです。U1万5千円のベストバイはYI Technology。ダイナミックレンジと解像感は格安機とは思えないレベルでキレイという結果でした。ブレにやや弱いという弱点はありつつも、暗所のノイズや色収差、色味の自然さなどの要素も高評価で、動画の美しさは格安機の中で一番といえます。
暗所のノイズテストは満点の5点を獲得。暗いトンネル内でもしっかりと写してくれました。
彩度が自然で見た通りの色味を写してくれます。
手ぶれ補正は2点と低調。ぶれには少し弱く、激しすぎる動きは不向きかもしれません。
【採点内訳】
音質 4
色収差 5
レンズの歪曲 3
露出の追従性 4
AWBの正確さと追従性 3
暗所のノイズ 5
解像度 5
ダイナミックレンジ 5
動画のスムースさ 5
手ぶれ補正 2

記事2位BEST [総合36点]8千円でも絵はなめらか 圧倒的コスパでビギナー向けです

AKASO:EK7000:カメラ
AKASO
EK7000
実勢価格:6498円
サイズ・質量:W59.7×D31.5×H42.2mm・74g
画角:170°
連続使用時間:90分
保存形式:MOV
防水:30m(ハウジング付属)
液晶あり
コスパで選ぶなら本機が最強です。画質は十分に実用レベルながら、なにより1万円を切る価格が最大のポイント。この価格なら壊れる可能性がある難所でも気軽に使えるのが◎。暗所の表現力は1位のYIにやや劣りますが、解像感などは十分実用レベルといえます。
露出の追従性は5点。露出の変化にも迅速に対応してくれます。
AWBも4点と優秀。シーンの変化に対応してくれました。
残念ながら色収差は2点。色のズレが少々目立ち、評価を下げる結果に。
【採点内訳】
音質 2
色収差 2
レンズの歪曲 3
露出の追従性 5
AWBの正確さと追従性 4
暗所のノイズ 4
解像度 5
ダイナミックレンジ 5
動画のスムースさ 4
手ぶれ補正 2

記事3位BEST [総合36点]AKASOとほぼ一緒の画質 値段の差はサポートの有無か?

B-CAM:BDV-K06:カメラ
(画像をクリックすると購入ページへ移動します)

B-CAM
BDV-K06
実勢価格:1万1664円
サイズ・質量:W59.3×D24.6×H41.1mm・66g
画角:170°
連続使用時間:50分
保存形式:MOV
防水:30m (ハウジング付属)
液晶あり
サポート不要なら2位のAKASOを選びましょう。今回のテストにあたり別個の機種として用意したB-CAMとAKASOでしたが、使ってみると液晶表示も操作方法もまったく一緒。実機検証においても両者の画質はほぼ同等で、本機の動画もスムースでした。

評価として点数は同点ですが、価格を比べると本機の方がかなり割高。そのぶん本機にはサポートサービスが用意されています。価格をとるか、サポートをとるかで選択が変わりますが、今回は倍近く価格差がある点を考慮し、本機を3位としています。
露出の追従性は5点。AKASO同様、露出の追従性は優秀でした。
故障などの相談を受けつけるサポートサービスがあることは評価できます。サポート番号はホームページに載っています。
AKASOとB-CAMは画質性能から操作画面にいたるまで、中身はまったく同じモノ。にも関わらず本機の値段が倍近く割高なのは、おそらくはサポートの有無でしょう。ここは厳しいですがマイナスポイントとしました。
【採点内訳】
音質 2
色収差 2
レンズの歪曲 3
露出の追従性 5
AWBの正確さと追従性 4
暗所のノイズ 4
解像度 5
ダイナミックレンジ 5
動画のスムースさ 4
手ぶれ補正 2

記事4位 [総合35点]値段なりに画質は落ちますが 動画はなめらかでコスパ十分

WIMIUS:4K:アクションカム Q3:カメラ
WIMIUS
4K アクションカム Q3
実勢価格:6380円
サイズ・質量:W60×D21×H42mm・77g
画角:155°
連続使用時間:90分
保存形式:mp4
防水:40m(別売り)
液晶なし
フルHDのほうがキレイに見えました。今回テストしたなかで2番目に安価にも関わらず画質的には4位と健闘したのがWIMIUSです。3位までと比べると画質は劣りますが、7千円以下という価格は大いに魅力。なお本機は4K撮影に対応しますが、4K動画を拡大してみると標識の文字はエッジがぼけ、ビルも質感がありませんでした。反面フルHDで撮影したものを同じサイズに拡大すると標識の文字もほぼ同じ。60fpsのフルHDのほうが動画としてはキレイに見えました。
レンズの歪曲は4点と好結果。レンズの歪曲具合はYIよりも優秀でした。
AWBの追従性は優秀。彩度も自然なほうといえます。
暗所のノイズは2点と残念な結果。暗所には比較的弱く、所々ノイズが発生してしまいました。ブレは上位機と同等です。
【採点内訳】
音質 3
色収差 4
レンズの歪曲 4
露出の追従性 4
AWBの正確さと追従性 5
暗所のノイズ 2
解像度 3
ダイナミックレンジ 4
動画のスムースさ 4
手ぶれ補正 2

記事5位 [総合35点]手ぶれに弱く フレームレートの低さも残念

SJCAM:SJ4000:Wi-Fi フルHD30fps:カメラ
SJCAM
SJ4000 Wi-Fi
フルHD30fps
実勢価格:8590円
サイズ・質量:W61.2×D25.2×H42.7mm・59g
画角:170°
連続使用時間:70分
保存形式:MOV
防水:30m(ハウジング付属)
液晶あり
ボーダーラインとして考えたい60fpsのフレームレートに対応せず、その割に価格も飛び抜けて安いわけではありません。手ブレの弱さも残念なところ。ただし、画質自体は上位の機種に次ぐレベルではあります。


【採点内訳】
音質 3
色収差 4
レンズの歪曲 2
露出の追従性 4
AWBの正確さと追従性 5
暗所のノイズ 4
解像度 4
ダイナミックレンジ 4
動画のスムースさ 4
手ぶれ補正 1

記事6位 [総合33点]手ぶれ補正は最高評価 でも、画質が今一歩でした

パナソニック:HX-A1H:フルHD30fps:カメラ
パナソニック
HX-A1H
フルHD30fps
実勢価格:1万8103円
サイズ・質量:W26×D26×H83.1mm・45g
画角:150°
保存形式:mp4
防水:1.5m
液晶なし
非常にコンパクトで持ち運びのしやすさはトップクラス。それでいて手ぶれにも強いのでアクションカメラの良さはしっかりと出ています。反面、画質は上位機には及ばずイマイチ。次回作ではぜひそのあたりのグレードアップを期待したい製品でした。

【採点内訳】
音質 2
色収差 3
レンズの歪曲 4
露出の追従性 5
AWBの正確さと追従性 5
暗所のノイズ 3
解像度 3
ダイナミックレンジ 3
動画のスムースさ 2
手ぶれ補正 3

記事7位 [総合23点]今回の最安モデルは 画質で厳しい結果となりました

エレコム:ACAM-F01S:フルHD25fps
エレコム
ACAM-F01S
フルHD25fps
実勢価格:6870円
サイズ・質量:W58.5×D31.6×H43.5mm・52g
画角:100°
連続使用時間:90分
保存形式:AVI
防水:IPX7(ハウジング付属)
液晶あり
画質は今回機種中もっとも低評価でした。
画質の悪さに比べれば、ぶれ補正はまだマシとの評価。ただ画面が波打つように動き、酔ってしまう可能性も。
【採点内訳】
音質 2
色収差 2
レンズの歪曲 3
露出の追従性 2
AWBの正確さと追従性 2
暗所のノイズ 3
解像度 2
ダイナミックレンジ 1
動画のスムースさ 4
手ぶれ補正 2

記事8位 [総合20点]特筆すべき点がなく メインで使うには物足りない

AEE Technology:MagiCam AEE SD21:フルHD60fps:カメラ
AEE Technology
MagiCam AEE SD21
フルHD60fps
実勢価格:1万2000円
サイズ・質量:W60×D42×H51mm(液晶モニターなし時)・80g(液晶モニターなし時)
画角:170°
連続使用時間:120分
保存形式:MOV
防水:60m (ハウジング付属)
液晶あり
今回の全検証で振るわず、厳しい結果となりました。堅牢なデザインや、豊富なアタッチメントなどは評価できますが、性能面でもう少し頑張って欲しいと感じたのが正直なところです。
【採点内訳】
音質 1
色収差 2
レンズの歪曲 2
露出の追従性 2
AWBの正確さと追従性 2
暗所のノイズ 1
解像度 4
ダイナミックレンジ 2
動画のスムースさ 1
手ぶれ補正 3

カメラ 「4K」に過度な期待はNG! 「フルHD」のキレイさが大切でした

アクションカムの購入を考えたとき、やはり気になるのが4K動画。ですが1万以下の格安機で4K対応だと、フレームレートはフルHDよりも落ち、動画自体のデータ量も格段に増えメモリを圧迫。正直、フルHDの60fpsで撮影するほうが絶対に良いです。また動画をSNSにアップするなどのライトな使い方ならばフルHDあれば十分です。

一方、どうしても4Kがいいというなら、やはりそれなりの投資が必要です。今回は追加検証としてGoProも3機種チェックしましたが、やはり動画の滑らかさも美しさもGoProは数段上。4Kを比べてしまうと、その差はさらに広がります。

もし4K動画目的で選ぶならGoProの4K対応機種か、今回テストしなかった国内メーカーが発売する5万前後のハイエンド機種を狙ったほうがよさそうです。
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