【徹底比較】ポータブル電源おすすめランキング8選|キャンプや防災で大活躍
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渡部 孝太
渡部 孝太/Test by the360.life編集部
公開日: 2021年01月06日

【徹底比較】ポータブル電源おすすめランキング8選|キャンプや防災で大活躍

最近よく見かける「ポータブル電源」ですが、どれを買えばいいいのかわからない! という方も多いはず。キャンプはもちろん、災害時にも大活躍する“新しい必需品”なので、買うなら絶対に失敗したくないですよね。そこで今回は、防災のプロにご協力いただき、選び方の解説とともに、8製品を徹底比較しました!

災害危機管理アドバイザー
和田隆昌 氏
防災士の資格取得を機に災害や危機管理問題に積極的に取り組む。アウトドア雑誌の編集者としてもキャリアがあり、サバイバル術にも造詣が深い。
テストするモノ批評誌
MONOQLO
辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。

ホーム 停電時に備えるべきは「大容量ポータブル電源」

停電時は灯りがなくなるだけでなく、冷暖房器具も動かなくなってしまいます。特に夏場は熱中症など、想像を絶する気温になることを予測して、必ず持つべきなのが「大容量ポータブル電源」です。キャンプなどアウトドアでも大活躍してくれます。
一見すると、モバイルバッテリーで事足りると思いがちですが、AC電源が付いていないと暑さ・寒さで命の危険もあります。そこで、日頃から行っておくべきなのが、「大容量ポータブル電源の備え」「スマホのフル充電」です。
1回分のスマホ充電ならモバイルバッテリーだけでも十分。ただ、最低でも3日間停電が続くこと、そして冬や夏場に被災した際の暑さや寒さを想定すると、電池容量の多い大容量ポータブル電源(AC出力付き)をすぐ取り出せる位置に必ず用意しておきたいです。
スマホは周辺の情報交換や懐中電灯代わりになるので、災害発生後、落ち着いたらフル充電を!

和田隆昌 氏 災害危機管理アドバイザー
和田隆昌 氏のコメント

停電時でも冷暖房器具は重要。必ず用意しないと危険です
ということで今回は、停電時に備えておきたい「大容量ポータブル電源」を大検証! 災害のプロにご協力いただき、大容量ポータブルバッテリーのオススメ製品を探しました。

ホーム 「大容量ポータブル電源」は災害時に大いに役立ちます!

いざ災害に遭ったとき、停電のため家電製品はほぼ使えなくなりますが、大容量ポータブル電源があれば心強いです。しかし、気になるのが「どれくらい使えるのか」ということ。家電が使える時間はこう計算すればOKです。

1.使う家電の消費電力を把握

バッテリー容量と家電の消費電力から、簡単に「何時間使えるか」を導き出せます。

2.バッテリーの容量をWhに変換

容量(mAh)÷1000×3.7V=容量(Wh)
14万(mAh)÷1000×3.7(V)=518(Wh)

モバイルバッテリーの容量は「mAh(定格定量)」で表記されることが多いですが、リチウムイオン電池(3.7V)の場合、上の式に当てはめることで「Wh(ワット時定格量)」に変換することができます。

3.バッテリー容量(Wh)を家電の消費電力(W)で割る

容量(Wh)÷消費電力(W)=使用可能時間

518Whのバッテリーで60Wの電気毛布を使うなら、
518(Wh) ÷ 60(W) = 約8.6(h) → 約8時間使える!

2の式でバッテリー容量を「Wh」に変換したら、あとはその容量を家電の消費電力で割るだけ。その値が、そのまま使える時間を表します。
たとえば、扇風機(30W)なら「約17時間」使用できます。

続いて、防災に関する基本情報についてご紹介します。

ホーム 知っておきたい防災のきほんのき

停電などの災害時は実際にどんなものを備えておけばよいのでしょうか。そこで、今さら聞けない防災の基本についてご紹介します。

Q1.大容量ポータブル電源は用意しないとダメ?

A1.寒暖対策などに全員マストで必要です

スマホの充電やランタン程度であれば、モバイルバッテリーや乾電池で事足りますが、夏や冬の過酷な時期に災害に遭ったらモバイルバッテリーでは対応しきれません。暑さや寒さで命の危険も伴うので、大容量ポータブル電源は必須です。

Q2.小型のポータブル電源でも十分?

A2.何度も蓄電をしなくて済む大容量が◎

停電はいつ復旧するかわからないもの。2日以上電気が止まると大型の容量でも足りないくらいです。どちらも何回も充電する必要がありますが、大型と小型は約2倍容量が違うので、小型では非効率といえます。

Q3.電源があればどんな家電でも使える?

A3.波形によっては使えない家電もあります
家庭のコンセントは「正弦波」を基準に設計されており、バッテリーの出力波形が「矩形波」だと動かない家電もあります。
家電を使うなら「正弦波」を選んで使いましょう。一度にたくさんは使えないので、合計を「定格出力」内におさめるようにしましょう。

今回は、実際にオシロスコープを使い波形を調べたので、ぜひ参考にして欲しいです。

それでは、本題の大容量ポータブル電源のオススメランキングを発表します。

記事1位BEST 大容量で安定した出力のSmartTap「PowerArQ 2」

SmartTap
PowerArQ 2
実勢価格:5万9800円
サイズ:W26×H19.1×D19.5cm
重量:6.2kg
定格出力:300W
出力波形:正弦波
出力:AC×2、USB A×4、Type-C×1、DC×2、DCシガー
実容量:536Wh(140000mAh相当)
※実容量はすべてテストで測定した計測値を記載
ベストバイに選ばれたのは、SmartTap「PowerArQ 2」。大容量で出力も安定しているので、オススメです。
Qiにも対応していてスマホを置くだけで充電できます。緊急時にケーブルが足りなくても安心です。
出力端子ポートは、ACが2口、USB Aが4口、45W対応のPDのType-Cが1つに加え、シガーソケットや12V/3AのDCなど超多彩です。
本体の裏にはLEDライトがついているので夜も安心。サイドのボタンでオン・オフの設定もできます。
充電がすべて切れてしまったら、自家用車の車内のシガーソケットで充電しつつ車中泊するのも手。ガソリンを満タンにして、冷房・暖房で過酷な気温を乗り切りましょう。

記事2位BEST 多機能で万能なiForway「PS300」

iForway
PS300
実勢価格:5万3770円
サイズ:W29×D15.5×H19cm
重量:5.5kg
定格出力:300W
出力波形:正弦波
出力:AC×2、USB A×3、Type-C×1、DC×3ほか
2位はiForway「PS300」。LEDライト、Bluetoothスピーカーと多くの機能が詰め込まれています。USBポートも複数あり急速充電も可能。もちろん容量もたっぷりで頼もしいです。

記事3位BEST AC出力数が3口あって便利なLACITA「エナ―ボックス01 CITAEB-01」

LACITA
エナ―ボックス01
CITAEB-01
実勢価格:5万9800円
サイズ:W13.4×D30.3×H18.4cm
重量:約5kg
定格出力:400W
出力波形:正弦波
出力:AC×3、USB A×3、DCシガー
3位はLACITA「エナ―ボックス01 CITAEB-01」。AC出力数が3口あって便利。出力も400Wと複数の家電に対応できます。背面にシガーソケットがあり、カーチャージにも対応しています。

記事4位 急速充電に対応しているAnker「PowerHouse」

Anker
PowerHouse
実勢価格:4万9000円
サイズ:W20×D14.5×H16.5cm
重量:約4.2kg
定格出力:120W
出力波形:正弦波
付加機能:USB A×4、AC、DCシガー
4位はAnker「PowerHouse」。USB A(5V・2.4A)を4ポート搭載しているのでUSB出力で充電する機器が多い人におすすめ。ACの出力も正弦波で、PC充電もできるのが心強いです。

記事5位 価格もサイズも手軽なSmartTap「PowerArQ mini」

SmartTap
PowerArQ mini
実勢価格:3万4100円
サイズ:W23×D19.3×H19.5cm
重量:3.5kg
出力波形:正弦波
定格出力:200W
出力:AC×1、USB A×2、DCシガー
5位はSmartTap「PowerArQ mini」。「PowerArQ」の小型版。容量は半分になるものの、AC接続は正弦波で安心。使い勝手はベストバイ同様、悪くないです。

記事6位 車に積んでおきたいメルテック「5WAY システム電源 SG-3500LED」

メルテック
5WAY システム電源
SG-3500LED
実勢価格:1万2771円
サイズ:W31.6×D13.4×H29.5cm
重量:約8.3kg
定格出力:120W
出力波形:矩形波
出力:AC、USB A、DC、セルブースト ほか
6位はメルテック「5WAY システム電源 SG-3500LED」。8kg超えの大型バッテリー。持ち歩きには向きませんが、バッテリー上がりを抑えるセルブースト付きで車載用にオススメ。矩形波なので注意しましょう。

記事7位 小型でもDCは3口ある新東京物産「Taskarl TPD-C167」

新東京物産
Taskarl
TPD-C167
実勢価格:1万4247円
サイズ:W19.6×D10.8×H12.6cm
重量:1.6kg
定格出力:150W
出力波形:修正正弦波
出力:AC×2、USB A×2、DC×3
7位は新東京物産「Taskarl TPD-C167」。出力波形は矩形波に近いです。扇風機や充電器はACコンセントで使えますが、デスクトップPCをつなぐとノイズが聞こえました。実容量は少なめです。

記事8位 懐中電灯機能もあるSuaoki「ポータブル電源 S270」

Suaoki
ポータブル電源
S270
実勢価格:1万3280円
サイズ:W18.45×10.95×D11.85cm
重量:1.3kg
定格出力:100W
出力波形:修正正弦波 出力■AC×2、USB A×3 ほか
8位はSuaoki「ポータブル電源 S270」。1.3kgと持ち運びに便利で、2つのLEDライトが点灯すれば懐中電灯代わりにもなります。ACは2つあるものの、実容量は少なめです。

ホーム ソーラーパネルも「SmartTap」がオススメ!

SmartTap
ソーラーパネル PowerArQ
Solar Foldble STSL 
120FD-MC4W 120W
実勢価格:2万4240円
サイズ:W55.4×D51×H3cm(折りたたみ時)
重量:4.2kg
給電テスト結果:曇天時3時間充電 0%→24%(約68Wh相当)
大容量ポータブル電源の充電方法にソーラー充電を使うなら、ソーラーパネルもSmartTapがオススメ。「ソーラーパネル PowerArQ olar Foldble STSL 120FD-MC4W 120W」は、テストでは3時間で70Wh溜まりました。
設置も地面に広げるだけと簡単。日が高い間は地面に平置き、朝や昼すぎは太陽に向けて角度をつけると発電効率がアップしました。
広げるとかなり大きいですが、3つ折りだとかなり薄くて保管も簡単な商品です! 

以上、大容量ポータブル電源オススメランキングでした。被災時は容量が大きいにこしたことはなく、今回テストした8製品は大容量であるほど安定して使える正弦波なので、不便もかなり減らせるはずです。価格よりも「実容量」で選びましょう。

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
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