ジムに行かずにやせるには “エアロバイク”が最短ルート

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「最近ちょっと肉付きがよくなってきたかな」というみなさん。なにか運動をしなくてはと思いながらも、毎日忙しくってなかなかできないんですよね。

サンロクマルではいろいろなトレーニングアイテムをご紹介していますが、今回は“エアロバイク”。マシーンなのでやや大掛かりな印象がありますが、専門家によると全身を使う有酸素運動ができるため、やせるにはかなり有効なアイテムだそうです。

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エアロバイクがいいのは、家に居ながら全身運動ができるところ。好きな番組を見ながらなら30分くらいはあっという間に過ぎてしまいますよね。自宅で過ごす時間を有効に使えて一石二鳥です!

もう一ついいところは、ランニングほど足や膝に負担がかからないこと。運動がニガテという人にも始めやすいです。

脂肪燃焼のポイントは “心拍数のキープ”にあります

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エアロバイクにもいろいろな製品がありますが、選ぶポイントとなるのはなんでしょうか?

今回の検証でプロにお伺いしたところ、エアロバイクのポイントは「心拍数機能」がついているかどうか

「心拍数は脂肪燃焼にかなり大事。心拍数の目安は『220-年齢×0.6~0.75』の数字。その心拍数を守って週2~3回、20~40分走るのがオススメ」とのことです。

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やせるために大事なのは、心拍数時間。自分に合った心拍数をキープしているか表示を確認しながら走ることが超重要ということですね。

そのほかの機能性にも注目して選んでみよう

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心拍数表示機能以外の機能性にも注目することで、より効果的に便利に使用することができます。また機能性が充実していると、人や目的に左右されにくくなるので、幅広いシチュエーションで使用可能に。自分の目的に適した機能を搭載したモデルを選ぶと、失敗する可能性も少なくなりますよ。

負荷レベルの調節ができるとダイエットからトレーニングまで幅広く活用できる

負荷レベルの調節が可能なモデルであれば、幅広い目的にマッチしてくれるので使い勝手が良くなります。

ダイエット目的の女性には低レベルの負荷を、体力づくりが目的であれば中レベルを選択し、激しいトレーニングには高レベルの負荷を選ぶなど、レベルの調節を行うことで扱う人の目的に適した運動が可能に。お母さんやお父さん、子どもと、家族で使えると便利ですね。

長期的なトレーニングを目的とするなら、自分の筋力レベルに合わせて徐々に負荷を高くしていくといった使い方もできます。選ぶ際はレベルの調節方法に注目してください。ダイヤルを回すなどの簡単調節であれば、モチベーションを落とさずに負荷の調節ができるでしょう。

効果的な運動にはサドルの高さ調節が重要に

地味ながらチェックしておきたいのが、サドルの高さ調節が可能かという点。高性能なエアロバイクを購入しても、体のサイズにフィットしていなければ姿勢が悪くなり効果的な運動にはなりません。そればかりか最悪の場合、腰や膝を痛める原因になってしまう可能性も。

一般的に「股下の長さ×0.85(自分に合うサドルの高さ)」+「24cm(ペダルシャフトまでの高さ)」がちょうど良いとされているので、これを目安に選んでみましょう。高さ調節が可能なら家族間で乗り回すときにも便利です。

折りたたみ時のサイズ感もチェックして!

エアロバイクのサイズはさまざまですが、決して小さなものではないので、設置するスペースには十分考慮する必要があるでしょう。大きなスペースがあるなら良いですが、そうではない場合、生活スペースを圧迫してしまい邪魔に感じてしまいます。

スペースが限られてくると、折りたたみ式のエアロバイクも選択肢に入ってきます。そうした場合は、折りたたみ時のサイズ感も合わせてチェックしておくと良いでしょう。コンパクトに折りたたむことができると、スペースに困らずに収納可能です。

消費カロリーなどを表示できればモチベーション維持にも

エアロバイクで運動しているとどうしても気になるのが、「どれくらいの運動量なのか」「どれくらいカロリーを消費したか」といったところ。途中経過はダイエットやトレーニングにおいて重要なポイントです。

そんなときに便利なのが、消費カロリーや走行距離・回転数計測といった数値の表示機能。表示機能が充実していれば、途中経過がわかるだけでなくゴール設定もできるので、モチベーション維持にも繋がります。

ペース配分などの目安にもなるため、過度の運動を避けるのにも便利。自分にとって必要な表示をしてくれるのかに注目して選びましょう。

アパートやマンション暮らしの人は動作音が静かなモデルに注目

アパートやマンション暮らしの人にとって重要なポイントとなるのが、エアロバイクの動作音。エアロバイクの動作音は意外に大きく、気にしておかないと近所の迷惑になりかねません。夜間に使用する場合も同様です。

そこで注目したいのが、高い静音性を謳っているエアロバイク。踏み込み音が静かなエアロバイクなら、集合住宅や夜間での使用でも心配せずに運動ができます。音がうるさくて使用しなくなったという事態も避けられるでしょう。

エアロバイクの もっと効果的な使い方

エアロバイクはダイエットに効果的なマシンですが、さらに効果を高めるコツがあります。

「ダッシュ」→「ゆっくり」の繰り返しを20分~30分の間に2~3セット行うと、脂肪がさらに燃焼しやすくなります。

まずはやや重めの負荷でゆっくり……

エアロバイクのもっと効果的な使い方 イメージ
ゆっくりのときは少し重めの負荷で。

途中で30秒くらいのダッシュを入れます。

エアロバイクのもっと効果的な使い方 イメージ2
全力でダッシュ!

また、お腹にグッと力を入れて引っ込ませながらこぐのも有効だそうですよ。

人気の3万円台モデルと1~2万円台モデル3台を比較

製品の集合画像入る

今回は通販サイトで一時品切れとなったアルインコの人気商品(3万円台)と、お手頃モデル(1~2万円台)を2台、合計3台を比較しました。

▼検証方法
プロのトレーナー2名と編集部員で、3台のエアロバイクに試乗し、使い勝手や効果を比較

▼検証項目はコチラ
検証項目1:機能
検証項目2:タブレッド台の有無
検証項目3:負荷
検証項目4:コスパ


それでは3製品の結果の発表です。ベストの製品からご覧ください!

心拍数機能つきでコスパ優秀なアルインコ「コンフォートバイクⅡ」

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アルインコ
コンフォートバイクⅡ AFB4309WX
実勢価格:2万990 円

サイズ:W53.5×D117×H100cm(本体)、W53.5×D63×H130cm(折りたたみ時)

▼テスト結果
①機能:◎(心拍数機能あり・バンドあり)
②タブレッド台の有無:◎
③負荷:○(8段階)
④コスパ:◎


今回のベスト獲得はアルインコの「コンフォートバイクⅡ」です。心拍数機能もバンドもついたコストパフォーマンスにすぐれた一台です。

心拍数機能つきでコスパ優秀なアルインコ「コンフォートバイクⅡ」 イメージ2

脂肪燃焼のカギとなる心拍数機能つき。自分に合った心拍数を確認しながらトレーニングできます。

心拍数機能つきでコスパ優秀なアルインコ「コンフォートバイクⅡ」 イメージ3

負荷は8段階調整ととくに多くはありませんが、プロも認めた負荷レベルで安心して使えます。タブレット台もあり、サイドにストッパーがついているので、置いたスマホやタブレットがずり落ちません。

心拍数機能つきでコスパ優秀なアルインコ「コンフォートバイクⅡ」 イメージ4

二の腕や肩などのトレーニングに使えるバンドもついています。

やや折りたたみづらいのが惜しいですが、置くスペースが確保できるのならぜひ一家に一台おすすめします!

心拍数機能がないのが惜しいショップジャパン「ワンダーコア」

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ショップジャパン
ワンダーコアサイクル
実勢価格:3万2780円

▼テスト結果
①機能:○(心拍数機能あり・バンドあり)
②タブレッド台の有無:○
③負荷:◎(8段階)
④コスパ:△


今回いちばん高額のショップジャパンワンダーコアサイクル」が2位となりました。通販サイトにて一時売り切れになった話題の商品ですが、今回は心拍数つきでもっと安いモデルが登場しているため、そちらに首位をゆずることに。

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手のバンドはありますが、肝心な心拍数機能がありません。これは残念すぎる点です!

タブレット台はあり。ストッパーはありませんが台が厚めなのでスマホが落ちることはありません。負荷については十分で、走り心地は今回の中でいちばんスムーズでした。

3万円台と、他の2製品の倍近くするお値段ですが、プロが選ぶポイントと考える心拍数機能がついていないところが弱点となりました。

バンドはナシだけどお手頃価格のHAIGE「HG-QB-J917B」

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HAIGE
フィットネスバイク HG-QB-J917B
実勢価格:1万6800円

▼テスト結果
①機能:○(心拍数機能あり・バンドあり)
②タブレッド台の有無:△
③負荷:△(10段階)
④コスパ:○


3位はHAIGEの「フィットネスバイク HG-QB-J917B」です。価格はいちばん安くて大事な心拍数機能もついているので、手軽に始めるにはいいですが、負荷が軽いところが少し気になりました。

バンドはナシだけどお手頃価格のHAIGE「HG-QB-J917B」 イメージ2

心拍数機能はありますが、手のバンドはありません。バンドはいらないという人にはオッケーです。

タブレット台はありますが厚みがなく、走った振動で置いたタブレットが落ちてしまいがちでした。また、負荷が10段階設定なのはよいですが、全体的に負荷が軽めなのが気になりました。

バンドはナシだけどお手頃価格のHAIGE「HG-QB-J917B」 イメージ3

価格で悩む人にはうれしいお値段ですが、全体としてはやはりアルインコのほうが上。もう少し予算をプラスして、アルインコのほうを選ぶことをおすすめしたいです。

1万円台で買える良コスパ4製品を比較

ここまで、エアロバイクを3製品ご紹介しました。ダントツのおすすめは1位のアルインコ「コンフォートバイクⅡ AFB4309WX」ですが、お値段は2万円を超えてしまいます。

そこで次に、もう少し気軽に買える1万円台で優秀なものはないかと、追加で4製品をチェックしてみました。こちらのチェック項目は「こぎやすさ」と「機能性」です。1位のアルインコとも比較検証してみましたのでご覧ください。

軽くて運びやすいPURE RISE「フィットネスバイク」

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PURE RISE
フィットネスバイク
実勢価格:1万800円

▼テスト結果
 こぎやすさ:◎
 機能性  :◯
 総合評価 :A


A評価だったのは、PURE RISE「フィットネスバイク」。こぎやすいうえに軽くて運びやすいです。

こぎやすさがやや劣るアルインコ「コンフォートバイク」

こぎやすさがやや劣るアルインコ「コンフォートバイク」 イメージ

アルインコ
コンフォートバイク
実勢価格:1万9398円

▼テスト結果
 こぎやすさ:◯
 機能性  :◯
 総合評価 :A


同じくA評価だったのが、アルインコ「コンフォートバイク」。こぎやすさでは1位のAFB4309WXにやや劣りました。

ペダルが若干遠いenkeeo「フィットネスバイク」

ペダルが若干遠いenkeeo「フィットネスバイク」 イメージ

enkeeo
フィットネスバイク
実勢価格:1万3880円

▼テスト結果
 こぎやすさ:△
 機能性  :◯
 総合評価 :B


enkeeo「フィットネスバイク」はB評価。ペダルが若干遠く、ややこぎにくいです。

座りにづらくて辛いウルトラスポーツ「Fバイク」

座りにづらくて辛いウルトラスポーツ「Fバイク」 イメージ

ウルトラスポーツ
Fバイク
実勢価格:1万7111円

▼テスト結果
 こぎやすさ:△
 機能性  :◯
 総合評価 :B


こちらもB評価だったウルトラスポーツ「Fバイク」。サドルが座りにくく、長時間こぎにくいです。

【まとめ】やっぱり1位のアルインコは優秀です

今回は1万円台から3万円台までのエアロバイク7台をチェックしました。リーズナブルでA評価のものもありましたが、やはりいちばん優秀だったのは、アルインコ「コンフォートバイクⅡ」

【まとめ】やっぱり1位のアルインコは優秀です イメージ

アルインコ
コンフォートバイクⅡ AFB4309WX
実勢価格:2万990円

サイズ:W53.5×D117×H100cm(本体)、W53.5×D63×H130cm(折りたたみ時)

よりリーズナブルなものはありますが、こちらのこぎやすさはやっぱりダントツ。体型に合わせて微妙な高さ調節などもできるところもおすすめです。

以上、エアロバイク7製品をご紹介しましたが、最後に、ながら運動派にぜひおすすめしたいアイテムを1点ご紹介します!

アルインコにぴったりハマるタブレットアーム!

テレビ以外の動画を観たいなら、タブレット用のアームをつけるのがおすすめです。1位のアルインコにぴったり付くのがコチラ!

ながら運動にぴったりなタブレットアーム、ZenCT「iPadスタンド WH029」です。
 

アルインコにぴったりハマるタブレットアーム! イメージ

ZenCT
iPadスタンド WH029
実勢価格:3699円

クリップ型、はめる型など5000円以下の5種類のタブレットアームをアルインコ本体に取り付けてみたところピッタリ。激しくハンドルを揺らして走っても、タブレットやスマホが落ちてこなかった唯一の製品です。

タブレット台に置くとどうしても前傾姿勢になりがちですが……

アルインコにぴったりハマるタブレットアーム! イメージ2

このアームをつけることで目線が上り、首も姿勢もラク。とても走りやすくなりました。

アルインコにぴったりハマるタブレットアーム! イメージ3

全力で走ってもタブレットは落ちません。あえてハンドルを揺らしてみてもアームの傾きは変わらず安定。

アルインコにぴったりハマるタブレットアーム! イメージ4

これなら安心してダッシュできます。好きな動画を見ながらならすぐ30分過ぎちゃいますね。

エアロバイクの売れ筋ランキングもチェック!

エアロバイクのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。外出の機会が少ない昨今、ジムに行かずにやせたいならエアロバイクはおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。