【2020年】投資初心者が選びたい! ロボアドバイザーおすすめランキング5選|失敗しない選び方もプロが解説
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the360.life編集部
the360.life編集部/Test by MONOQLO the MONEY
公開日: 2020年01月27日

【2020年】投資初心者が選びたい! ロボアドバイザーおすすめランキング5選|失敗しない選び方もプロが解説

最近話題の「ロボアドバイザー」ってご存じですか? ロボアドバイザーとは、ロボット=コンピューターが最適な資産運用をサポートするサービスで、投資家は初期設定さえすればほったらかしで運用できる、初心者におすすめの投資サービスなんです。しかし、このロボアドバイザー、各社が参戦しており、どこがいいのか迷ってしまいます。そこで関連書籍の著書であるプロ監修のもと、おすすめのランキングを作成しました!

本音のマネー誌
MONOQLO the MONEY
お金の真実を本音で伝えるマネー誌。投資情報のほか、クレカ、保険、節約などお金に関わるあらゆる情報を扱う。
『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』著者
松岡賢治 氏
シンクタンク、証券会社を経てファイナンシャルプランナーの資格を取得。マネーライターとして多くの記事を執筆。『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』(SBクリエイティブ)著者
制作会社
㈱雪か企画
カルチャー、旅、家電、グルメ、ビジネスなどが大好物の制作会社。代官山にて、少数精鋭で営業中。HPはこちら

マネー 人が生きていくうえで切っても 切り離せない「お金」の問題

(C) Thomas Pajot/123RF.COM 

昨年の「老後資金2000万円不足問題」が記憶に新しいところですが、生きていくうえで切っても切り離せないのがお金の問題です。銀行の超低金利時代が続いていて、銀行でお金を増やすことが難しくなっている今、将来の不安を解消するために、自発的に投資による資産形成を検討している人は増えています。
メガバンクの普通預金金利は0.001%(2020年1月現在)。増やすことは期待できません。
しかし、「株や投資信託などある中で、投資って何から始めればいいの?」という人も多いのではないでしょうか。まず、そんな投資初心者が選ぶべきなのが、プロのファンドマネージャーが国内外の株式や債券に投資して増やすために運用をしてくれる「投資信託」です。

なかでも、一定の金額を、毎月など時間をかけて継続投資する「積立投資」は、長期にわたって運用するため、投資するタイミングを見極めたり、相場の上げ下げに一喜一憂せず、淡々と途中でやめることなく続けていくのがポイント。運用を続けていると、一時的に相場が下落して資産がマイナスになってしまうこともありますが、長期を見据えて積立て続けていれば、相場が回復したときに資産が大きなプラスになるケースが多いのです。
(例)リーマン・ショック級の暴落の場合
上のグラフを見ると、リーマン・ショック級の暴落が起こっても、慌てて売らず(解約せず)に積立投資を続けていれば、結果として大幅なプラスになっていたことがわかります。

ただ、投資信託は6千本以上もの銘柄があって、その中から自分に合った商品を選ぶのは難しいもの。手数料である信託報酬や期間ごとのトータルリターンを比較する作業は投資初心者には骨が折れるものですし、相場が暴落したときはやはり不安になって、誤った判断をしてしまうこともあるかもしれません。

そんなときに頼りになるのが、相場が下落している中でもコツコツ継続的に積立てや、予期せぬ自体でも戦略変更を行ってくれる「ロボアドバイザー(ロボアド)」です。

マネー ロボットがあなたの代わりに 資産運用を行う!?

(C)ktsdesign/123RF.COM

ロボアドバイザーは、AI技術を利用して、投資家に最適な資産配分を提案し、その後の積立てや再投資、リバランスまでを投資家に代わり運用してくれるサービスです。優秀な商品を見極める目がまだ養われていない初心者にとっては参考になるのでオススメと言えます。

また、数年前までは、ロボアドバイザーを始めるのに数十万~100万円の多額の初期投資額を必要でしたが、現在は各社引き下げられ、10万円程度が主流となっており、投資家にとっては少額からスタートできる環境が整ってきています。

マネー 銘柄選びも資産配分も! メンドくさい手間をロボットが運用

ロボアドバイザーは運用スタートのハードルは低く、簡単に始められるのも特徴です。

サービス登録後、ロボアド各社が用意している簡単な質問に回答すると、リスク許容度に応じた最適なポートフォリオを提案してくれます。その後、入金して運用スタート。積立方法は「毎月」が多いですが、「毎週」「毎日」の積立間隔を選べるサービスもあります。また、不測の事態になってもリスク調整のためのリバランスを行ってくれるのもうれしいですよね。

このように、ユーザーは初期設定さえ行えば、ほったらかしで投資運用ができるので魅力的です。

マネー メリットは「お任せできること」 デメリットは「手数料」

(C)  PaylessImages/123RF.COM

最大のメリットは、ロボアドに投資の運用をほぼすべてお任せできること。国内外の株式や債券といった金融商品を組み合わせて運用する「ポートフォリオ運用」は、ある程度の金融知識がないと難しいですが、ロボアドはこのポートフォリオも設計してくれますので、原則、ユーザーがすることは入金することのみ。だから、優秀な商品を見極める目がまだ養われていない初心者でも気軽に使えるサービスと言えるのです。

デメリットをあげるとすれば、手数料の高さです。預けている資産に対して年率1.0%前後かかる会社が多いです。この手数料は運用を続けている限り、資産から差し引かれていくものです。

マネー 【選び方】チェックポイントは 「運用スタイル」と「手数料」です

基本的にはほったらかしておくだけで資産運用をサポートしてくれるロボアドですが、どんなところに注目してサービスを選べばよいのでしょうか。『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』の著者、松岡賢治さんと一緒に、選び方のポイントを整理していきましょう。

【選び方のポイント:1】スタイルは2種 自分に合ったスタイルを選びましょう

ロボアドバイザーには大きく2つのタイプがあります。まず1つは、提案から実際の運用すべてを行ってくれる「運用一任型」と呼ばれるもの。すべてお任せできる代わりに、信託報酬とは別の運用コストが発生します。

そしてもう1つは資産配分の提案までを行う「アドバイス型」です。

ロボアドバイザーのメリットは“すべてお任せできること”にありますから、ここは「運用一任型」がおすすめと言えるでしょう。

【選び方のポイント:2】 手数料が低い会社を選ぶ

ロボットやAIと聞くと、それぞれの会社で高度テクノロジーが採用されていると思われがちですが、実はどのロボアドバイザー会社も同じようなポートフォリオ理論に基づいて運用されているとのこと。そのため、どのサービスにおいても同じようなリスク許容度で運用しているのであれば、似たような運用結果になると言えます。

つまり、運用の際にかかる「手数料」が資産に与える影響が大きいため、この手数料の低さを重視すべきです。よって、手数料が低ければ低いほどおすすめのサービスと言えます。

松岡賢治 氏 『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』著者
松岡賢治 氏のコメント

ポートフォリオと言っても、実際のアルゴリズムはエクセルで組めるレベルのもの。誰がやっても運用実績に大きな差は出ませんので、手数料の低さで選ぶのが賢いと言えます。
それでは、松岡さんが選ぶ、これから始める投資初心者におすすめのロボアドバイザーランキングを見ていきましょう。

記事1位BEST 積立金額100円からOK! 松井証券「投信工房」

bestbuy
松井証券
投信工房
■最低投資額:100円
■手数料  :無料
■タイプ  :アドバイス型
〈評価〉
使いやすさ     :15/25
手数料       :25/25
利回り       :15/25
運用商品ラインアップ:18/25
合計        :73点

松岡さんが「特におすすめです」と太鼓判を押すのが、松井証券の「投信工房」です。最大の特徴は、手数料が無料であること。「手数料1.0%前後のロボアドが多いなか、この差は大きい」と話します。運用の対象は国内の投資信託で、海外のETFなどと比較すると信託報酬は割高ですが、手数料の安さ(というか無料)でカバーできます。100円という少額からの積立ても魅力なうえ、さらにはつみたてNISAにも対応しており、長期運用で得た利益を非課税で受け取れるので魅力的です。実際の運用にあたっては、ごく簡単な手続きが必要なので、厳密には「運用一任型」と言い切れないのですが、実質的には「運用一任型」に近いサービス内容と言えます。

【注目ポイント】 つみたてNISAに対応

つみたてNISAに対応します。低コスト運用が可能なうえ積立方法も柔軟です。

松岡賢治 氏 『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』著者
松岡賢治 氏のコメント

手数料無料という、低コスト運用が可能なうえ積立方法も柔軟です。「つみたてNISA」が使えるのもポイントですね。

記事2位BEST 手数料の安さが魅力 マネックス証券の「マネックスアドバイザー」

マネックス証券
マネックスアドバイザー
■最低投資額:1万円
■手数料  :0.330%
■タイプ  :運用一任型
〈評価〉
使いやすさ     :15/25
手数料       :21/25
利回り       :15/25
運用商品ラインアップ:20/25
合計        :71点

松岡さんが2位にあげたのが、マネックス証券の「マネックスアドバイザー」です。こちらも手数料の安さが魅力で、0.496%(0.330%のサービス利用料+標準的なポートフォリオ時の合計手数料)という手数料は、無料の「投信工房」に続く安さです。運用対象は国内のETFのため、信託報酬も割安となっているのもポイント。ユニークな機能としては、ロボアドでは唯一、貸株サービスと組み合わせることが可能で、年0.1%程度の利息収入を、運用益とは別に得ることができます。また、最適な資産配分に戻すためのリバランスは、一部資産の売却を伴うことが多いですが、「マネックスアドバイザー」の「スマート積立」では、毎月の積立金を使って、不足資産を優先的に買い増すことでリバランスを行います。これによって、売却にかかる手数料を節約することが可能です。取引の度に同意を求められますので、厳密には「運用一任型」とは言えません。

【注目ポイント】 低コストで運用でき、国際分散投資に対応

世界中のあらゆる地域・資産に分散投資することで運用のリスクを下げることができます。

松岡賢治 氏 『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』著者
松岡賢治 氏のコメント

0.487%という破格の手数料に加え、1万円から積立てできるのもメリットです。ただ、取引の度に同意を求められるのがちょっと煩わしい印象です。

記事3位BEST 最適な運用コースが選べる 楽天証券の「楽ラップ」

楽天証券
楽ラップ
■最低投資額:10万円
■手数料  :0.715%(固定報酬型)
■タイプ  :運用一任型
〈評価〉
使いやすさ     :20/25
手数料       :15/25
利回り       :15/25
運用商品ラインアップ:19/25
合計        :69点

3位に選ばれたのは、楽天証券の「楽ラップ」。固定報酬型の場合、利用手数料と信託報酬を足した合計手数料は0.963%と割安な水準です。投資信託のラインアップは合計15本と少ない印象ですが、「十分ポートフォリオ運用は可能で、商品も厳選されているので問題はありませんよ」と松岡さん。「保守型」から「かなり積極型」まで、特徴の異なる9つの運用コースが設けられており、自分に合った運用が可能です。楽天ポイントなどがもらえるキャンペーンがあるので、楽天ポイントを集めている人はぜひ検討してみてください。

【注目ポイント】 特徴の異なる9つの運用コースを用意

リスク/リターンの異なる5つの運用コースと、下落ショック軽減機能(TVT機能)が付加されている4つの運用コースの、合計9つの運用コースが用意されています。

松岡賢治 氏 『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』著者
松岡賢治 氏のコメント

手数料は安いのですが、毎月の積立額は10万円が最低で、もう少し引き下げて欲しいところです。

記事4位 3年間で最大リターン約19%! 実績重視なら「WealthNavi」

ウェルスナビ
WealthNavi
■最低投資額:10万円
■手数料  :3000万円未満 1.0%/3000万円超 0.5%(年率・税別)
■タイプ  :運用一任型
〈評価〉
使いやすさ     :20/25
手数料       :10/25
利回り       :15/25
運用商品ラインアップ:22/25
合計        :67点

4位は、高いリターン実績を誇る「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。リスク許容度別の5つのクラスはいずれもプラスリターンで、中には、最大32.6%(2019年12月現在)という高いリターン実績も。預かり資産が2200億円を突破(2020年1月時点)し、国内のロボアドバイザーでは最大の運用額となっています。手数料は預かり資産3000万円まで年率1.0%。「サービス開始当初は競合が少なかったため平均的な水準と言えましたが、現在では割高となっています」と松岡さん。運用対象は米国のETFなので信託報酬は最低水準ですが、手数料が高いため、トータルのコストの割高さは否めません。また、ほかのロボアドにはない「DeTAX(デタックス)」というサービスは魅力的で、配当やリバランスなどによって生じる税負担を、金融商品の含み損を実現損とすることで相殺し、翌年以降に繰り延べられます。Webサイトのインターフェイスも分かりやすく、親切な設計となっているのも◎です。

【注目ポイント】 高いリターン実績

リスク許容度別の5つのクラスはいずれもプラスリターンとなっています。

松岡賢治 氏 『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』著者
松岡賢治 氏のコメント

かかるコストを凌駕する高い運用実績が魅力的なロボアドです。

記事5位 利用者の多くは20~30代 1万円から積立てできる「THEO」

お金のデザイン
THEO
■最低投資額:1万円
■手数料  :1.00~0.65% ※積立設定や利用状況に応じ変動
■タイプ  :運用一任型
【スコア】
使いやすさ     :17/25
手数料       :10/25
利回り       :15/25
運用商品ラインアップ:21/25
合計        :63点

5位は、お金のデザインの「THEO(テオ)」です。利用者の多くは20~30代と若く、投資がほぼ未経験の人が80%を占めるようです。手数料は積立設定や利用状況に応じ変動する『THEO Color Palette(テオカラーパレット)』を採用。積立額の最低は1万円と使いやすく、運用対象は海外のETFのため信託報酬が割安なロボアドバイザーです。

【注目ポイント】 最低初期投資額が1万円と始めやすい

最低初期投資額は1万円と、始めやすいのが魅力です。

松岡賢治 氏 『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』著者
松岡賢治 氏のコメント

若者に人気の「THEO」ですが、欠点は情報提供の少なさとWebサイトのわかりにくさ。運用しているポートフォリオの中身は開示されないため、少し不親切だと感じます。
基本的にほったらかしておくだけで資産運用をサポートしてくれるロボアドバイザー。

とりわけ、これから投資を始めてみたいという初心者に寄り添ったサービスと言えますので、ぜひ検討して、自分に合った資産運用を行ってみてはいかがでしょうか。
(タイトル写真)
(C)Denis Ismagilov/123RF.COM

(免責事項)
本記事にて掲載されている情報は2020年1月下旬時点、編集部調べによるものです。また、投資による利益を保証するものではありません。投資のご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

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