寝袋・シュラフおすすめランキング8選|キャンプのプロが人気製品を徹底比較
ランキング
加藤 真也
加藤 真也/Test by MONOQLO編集部

寝袋・シュラフおすすめランキング8選|キャンプのプロが人気製品を徹底比較

最終的にキャンプの満足度に大きく影響するのが「よく眠れたかどうか」だったりします。暑くて寝苦しかったり、寒くて目が覚めてしまったり……。眠れないキャンプほど辛いものはありません。この問題を解決するには「寝袋・シュラフ選び」が肝心。家の布団と同じように季節に合わせたチョイスが必要です。ということで今回は、快眠をサポートする寝袋・シュラフ8製品のランキングをお送りします。

テストするモノ批評誌
MONOQLO
辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
アウトドア系編集者
風間拓 氏
これまでいくつものアウトドア特集、何冊ものアウトドアムックの編集を手がけてきた野外のスペシャリスト。消費者の立場にたったアウトドア道具のセレクトに精通している。ユーザーの不便をいかに解決してくれるかが、道具の真の魅力だと常に考え、新たな逸品探しに明け暮れる毎日を過ごす。

アウトドア キャンプの睡眠問題は “寝袋・シュラフ選び”で解決

人間にとって“睡眠”は何より重要。次の日のコンディションを大きく左右しますよね。

それはキャンプのときも同じです。とくにアウトドアでは、気温や湿度など環境の影響をダイレクトに受けます。暑かったり寒かったりは快眠の大敵
キャンプというと、テントやコンロなどに注力しがちかもしれませんが、キャンプの快適さは“寝袋・シュラフの良し悪し”によるところも大きいんです。

そこで今回ご紹介するのは、プロが選んだ初心者におすすめしたい寝袋・シュラフ8製品をランキング化。買って失敗なしの1枚をお教えします!

アウトドア 封筒型とマミー型 大きく2つに分かれます

ひとくちに寝袋・シュラフといっても、大きく2つのタイプがあります。1つは封筒型、もう1つはマミー型です。

それぞれの特徴を見てみましょう。

[封筒型の寝袋・シュラフの特徴] 布団のような寝心地が魅力

長方形の封筒型寝袋・シュラフは、家の布団のような感覚で快適に寝られるのがメリットです。キャンプで使用するなら封筒型の寝袋・シュラフがオススメでしょう。寝心地の良さだけでなく、価格が安いものから選べるのも魅力です。

ただし、畳んでも結構かさばるので車で行くキャンプが前提となります。

[マミー型の寝袋・シュラフの特徴] 軽量・コンパクト性が魅力

マミー型寝袋・シュラフは頭まですっぽり覆う形状で、基本的には山岳仕様のものです。登山ではできるだけ軽量かつコンパクトであることを求められるので、軽くて、畳めば超コンパクトになるのがメリットです。

また、標高が高く気温が低い場所を前提にしているため、保温能力が高いものが多いのも特徴です。

アウトドア 使う場所と季節に合った “使用温度”を選ぼう

寝袋・シュラフにはスペックに使用温度が表示されています。暑い時期ならシュラフなしで寝ることもできますが、寒い時期に保温性の低い寝袋・シュラフを使っているととても眠れないので、季節と場所の温度に合わせて選ぶ必要があります。

使用温度は中綿の素材と量で変わってきます。寝袋・シュラフの中綿の素材は、ポリエステルなどの化学繊維(化繊)ダウンの2種類があります。素材の特徴を見てみましょう。

[中綿素材:化繊の場合] 価格が安く、水に強い!

化繊素材は、ダウンに比べてお値段が手頃です。また化繊は水に強く、水に濡れても保温性を保ってくれるというメリットもあります。

[中綿素材:ダウンの場合] 保温性が高くコンパクト!

ダウン素材は、化繊と同じ量の中綿でも保温性がより高く、化繊よりも軽量・コンパクトにできるのが最大のメリット。ただし価格がその分高いのがデメリットと言えます。

アウトドア 厳選した寝袋・シュラフ8品を プロの視点でランキング評価!

寝袋・シュラフにはいろいろなタイプがあることがわかりました。でも、たくさんの製品があるなかで、何を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、キャンプなどのアウトドア用品に精通する編集者・風間拓氏に監修を依頼。初心者におすすめの寝袋・シュラフ8製品を選定していただき、さらにランキング化もしていただきました。

寝袋・シュラフは、過去にテストするモノ批評誌『MONOQLO』や晋遊舎のアウトドアムックに登場したことのある8製品からピックアップ。プロが重要視する3つの選びのポイントに注目し、採点評価しました!

[ポイント1:快適性] 快適に眠れるかどうか?

快適な寝心地を実現するために、肌触りの良い生地が裏面に使われていたり、掛け布団と敷き布団に分けることができたりと、さまざまな工夫が施されているものもあります。また、使用温度が低いものほど寒い時期でも使えるメリットが。最優先ポイントとして快適性を検証しました。
(配点:40点)

[ポイント2:軽量・コンパクト性] 軽量でコンパクトに収納できるか?

キャンプ道具として持ち運ぶものなので、やはり軽量コンパクトであるほどありがたいものです。2つめのポイントとして軽量でコンパクトに収納できるかを検証しました。
(配点:30点)

[ポイント3:コスパ] 総合的な機能性と価格のバランスは?

値段が安いに越したことはないですが、安くて質の悪いモノをガマンして使い続けるのは辛いところです。使い勝手を含めた総合的な機能性をふまえて、価格と機能のバランスを検証しました。
(配点:30点)

以上、3つのポイントで検証しました。

それではプロが選んだおすすめ寝袋・シュラフ8製品のランキングの発表です!

記事1位BEST 足元ポカポカのコールマン! その理由はフリース素材にあり

コールマン
フリースフット EZキャリースリーピングバッグ/C0
購入価格:5199円
※Amazonの商品リンクは色違いになります

使用サイズ:約84×190cm
重量:約2.6kg
材質:表・ポリエステル/裏・ポリエステル、フリース/中綿・ポリエステル
使用温度:0℃~
▼採点結果
快適性      :38/40点
軽量・コンパクト性:24/30点
コスパ      :28/30点
総合評価     :90/100点

第1位に輝いたのは、コールマンの「フリースフット EZキャリースリーピングバッグ/C0」。冷えやすい足元にフリース素材を使った気遣い機能が優秀です。使用温度も0℃からと、寒い季節でも安心して使えます。

表面生地はポリエステルですが、起毛素材になっているため、肌触りが良いのも寝心地UPにつながっています。5千円台とコスパの高さも光ります!

ポイント1:肌触り良く、足元はフリースでポカポカ

足元の約70cmにはフリース素材を用いているため、冷えがちな足もポカポカでぐっすり眠れます。また、表面は起毛素材になっており、肌触りもグッド!

ポイント2:3シーズン対応で洗濯機で丸洗いOK

使用温度0℃からとなっており、春、秋、冬と3シーズンをカバーしてくれるのが魅力です。また洗濯機で丸洗いもできるので、いつでも清潔に保てるのもうれしいポイント。

記事2位BEST 圧倒的な暖かさを誇る 超軽量・コンパクトなイスカ

イスカ
エア450X
購入価格:3万6978円

使用サイズ:78×207cm
重量:840g
素材:表・ナイロン/裏・ナイロン/中綿・ダウン
使用温度:-6℃~
▼採点結果
快適性      :38/40点
軽量・コンパクト性:30/30点
コスパ      :20/30点
総合評価     :88/100点

2位はイスカの「エア450X」。山岳用シュラフのため840gと超軽量で、ダウン素材で圧縮すれば超コンパクトに収納できるのが魅力です。-6℃からという使用温度は、今回紹介するアイテムの中でも最高の保温性能。

冬のキャンプや、車を使わないキャンプにも最適な一品となっています。
800フィルパワーという高品質なダウンをたっぷり450g封入しており、暖かさは折り紙付き。マミー型ながら伸縮性もあるため、寝苦しいということもありません。
頭まですっぽり覆ってくれるマミー型なら、内部の暖かい空気は逃さず、外部の冷たい空気はシャットアウト。ジッパー周りもしっかりガードしてくれる仕様で完璧な備えです。

記事3位BEST 暖かく包み込んでくれるロゴス フランネルの肌触りがバツグン

ロゴス
丸洗いソフトタッチシュラフ・ー4
購入価格:9801円

使用サイズ:約75×190cm
重量:約2.4kg
素材:表・サーマブレスクロス/裏・やわらかフランネル/中綿・ダイナチューブファイバー
使用温度:-4℃~
▼採点結果
快適性      :38/40点
軽量・コンパクト性:24/30点
コスパ      :24/30点
総合評価     :86/100点

保温性と快適さを高めるため、肌面と中面の素材に徹底的にこだわった封筒型寝袋・シュラフ。表はサラサラで、中はやわらかで肌ざわりもバツグンです。使用温度目安は-4°Cまで。暖かく通気性に優れているので快適に睡眠をとることができます。

また、同じ商品と連結することも可能。大型洗濯機で丸洗いでき、お手入れがラクです。
肌にふれる中面にはやわらかフランネル素材を使用しており、ぬくぬく暖かな寝心地。ジッパー
を開ければ一枚の状態に広げることもでき、敷き布団や掛け布団として使うこともできます。

記事4位 キャプスタは驚き価格ながら 最低限の機能をしっかり確保!

キャプテンスタッグ
プレーリー600
購入価格:974円

使用サイズ:約75×185cm
重量:0.91kg
素材:表・ポリエステル/裏・ポリエステル(マイクロファイバー)/中綿・ポリエステル(ホ
ローファイバー)
使用温度:約15℃~
▼採点結果
快適性      :29/40点
軽量・コンパクト性:26/30点
コスパ      :30/30点
総合評価     :85/100点

4位はキャプテンスタッグの「プレーリー600」。まずは約1000円というリーズナブルさに驚きます。ポリエステル素材のシンプルな封筒
型シュラフで使用温度は15°C~。夏での使用が前提ですが、これだけ安いので何枚か重ねて使うといったこともできそうです。

重量は910gと軽量で、撥水加工が施されているので水濡れや汚れに強いのも魅力です!

記事4位 コンプレッションバック付きで 極限コンパクトなハイランダー

ハイランダー
スーパーコンパクトシュラフ5℃
購入価格:5679円
※Amazonおよび楽天リンクは2点セットです

使用サイズ:約90×180cm
重量:約1kg
素材:表・75Dリップストップポリエステル/裏・50Dポリエステル/中綿・EULIN FIBER
使用温度:5℃~
▼採点結果
快適性      :31/40点
軽量・コンパクト性:28/30点
コスパ      :26/30点
総合評価     :85/100点

同点の4位となったのが、ハイランダーの「スーパーコンパクトシュラフ5℃」。かさばりがちな封筒型寝袋・シュラフながら、その名の通りコンパクトに収納できるのが最大の特徴です。

収納ケースは、ベルト付きのコンプレッションバックになっているため、最大限に圧縮できるのがポイント。これなら荷物にならずに便利に持ち運べます。

記事6位 1人でも2人でも自在なコールマン ミニバンにぴったりのサイズです

コールマン
アドベンチャー スリーピングバッグ/CO
購入価格:6848円

使用サイズ:約150×190cm
重量:3.4kg
素材:表・ポリエステル/裏・ポリエステル/中綿・ポリエステル
使用温度:0℃~
▼採点結果
快適性      :34/40点
軽量・コンパクト性:22/30点
コスパ      :28/30点
総合評価     :84/100点

6位のコールマン「アドベンチャー スリーピングバッグ/CO」は、上下を分割することで、1人分のワイドサイズを2つに分割できる寝袋・シュラフ。1人でゆったり、2人でそれぞれ、2人で一緒にと、シーンに応じて使い分けできるのが魅力です。

ミニバンにぴったりの大きさなので、車中泊にもオススメです。

記事6位 掛け・敷きをセパレート可能 自由度高いオフトンシュラフ

スノーピーク
セパレートシュラフ オフトン
購入価格:2万3004円

使用サイズ:105×210cm(敷)/110×200cm(掛)
重量:約3.6kg
材質:表地・40Dナイロンリップストップ/裏地・TCコットン/中綿・アモノフォロファイバー
使用温度:3℃~
▼採点結果
快適性      :39/40点
軽量・コンパクト性:24/30点
コスパ      :21/30点
総合評価     :84/100点

同率6位はスノーピークの定番「セパレートシュラフ オフトン」になりました。掛け布団と敷き布団の2つにセパレートできる仕様で、寒い時期から暑い時期まで、自由に調整できるのがポイントです。

快適性は文句のないところですが、やや価格面で点数を下げてしまいました。

記事6位 使い勝手の良さが光る 汎用性の高い定番シュラフ

コールマン
パフォーマーIII/C5
購入価格:4946円

使用サイズ:約80×190cm
重量:約1.4kg
素材:表・ポリエステル/裏・ポリエステル/中綿・ポリエステル
使用温度:5℃~
▼採点結果
快適性      :36/40点
軽量・コンパクト性:22/30点
コスパ      :26/30点
総合評価     :84/100点

こちらも6位、コールマンの定番シュラフである「パフォーマーIII/C5」です。使用温度は5℃からと汎用性の高いモデルで、洗濯機での丸洗いも可能。

ジッパーを全開にすれば一枚の状態になるので、敷き布団としても、掛け布団としても使えて便利です。

アウトドア フリースフットの機能性は 快適性を大きく高めてくれます

今回の検証で、1位を獲得したのはコールマンの「フリースフット EZキャリースリーピングバッグ/C0」でした。

▼1位に輝いたコールマンのフリースフット
コールマン
フリースフット EZキャリースリーピングバッグ/C0
購入価格:5199円
※Amazonリンクは色違いです
軽量コンパクト性では他製品に差を付けられるも、快適性とコスパで高得点を獲得した結果が反映された形です。なにより、冷えやすい足元にフリース素材を使った心遣いの機能がおすすめポイントです。

ちなみに夏用のシュラフは軽量でコンパクトではありますが、夏以外には寒くて使えないという点を考えると、使用温度がある程度低いものを選んだほうが汎用性は高いと言えます。

以上、寝袋・シュラフ8製品のおすすめランキングでした。

購入する際は自分が使うシチュエーションを考えて、使用温度を確認することが重要です。ベストアイテムを選んで、キャンプでぐっすり快眠しましょう!

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