格安アクションカメラおすすめランキング8選|『家電批評』が徹底比較【2020年版】
ベストバイ
青山 卓弥
青山 卓弥/Test by 家電批評編集部

格安アクションカメラおすすめランキング8選|『家電批評』が徹底比較【2020年版】

GoProの台頭により人気に火がついた「アクションカメラ」。最近では1万円前後で購入できるモデルが続々と登場しています。でも正直「安いモデルって画質とか大丈夫なの?」と思っている方も多いことでしょう。そこで今回は格安アクションカメラ8品の実力を徹底比較しました!

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家電批評
家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
デジタル系編集者
ハナゾノゴウ
「家電批評」「Mr.PC」「Mac100%」などで編集を行う。検証好きだがムダにテスト項目を増やすためときどき細かすぎて伝わらないデータを集めてまわりを困らせる。仕事後は健康管理にエアロバイクで汗を流すも、コンビニスイーツでチャラにする毎日。


カメラ GoProの半額以下…Amazonの 格安アクションカメラの実力は?

手に持つことはもちろん、専用のマウントを用意するだけで頭や腕、乗り物などさまざまな場所に取り付けて撮影ができる「アクションカメラ」。両手がフリーになるので、あらゆるアクティビティを記録することができます。

アクションカメラの代名詞といえば「GoPro(ゴープロ)」ですが、昨今では1万円前後、安いものはそれ以下で購入できる安価な“GoProの類似品”が人気になっています。しかし本家の半額以下で買えるモデルが、本家と同じクオリティとは考えづらいですよね。
そこで、Amazonランキング上位の格安モデルとGoProの新旧モデルを集めて比較テストを行ってみました。

結論から申しますと「画質で選ぶなら、正直、格安モデルはキビしい」です。

アクティビティの記録をきちんとした映像で残したい方には、GoProのようなある程度高額のモデルを選ぶことをおすすめします。格安モデルはあくまでも「ちょっと試しに使ってみたい」とか「遊び程度の撮影だから高画質じゃなくてもいい」という方向けのものと考えるのが無難かもしれません。

辛口の評価が並ぶ結果となってしまいましたが、Amazonで人気の格安アクションの“真の実力”が知りたいという方は是非コチラのランキングを参考にしてみてください。

▼GoProなどを含めた、総合ランキングはこちらでご紹介しています。
▼GoPro人気全機種ランキングはこちらから。
<外部サイトでご覧の方へ>
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カメラ アクションカメラを 選ぶ際のチェックポイント

今回は「映像の精細さ」「手ブレ補正の性能」「夜間・水中撮影の精度」「音質」「操作性」を徹底チェックしました。

ポイント①:高画質かつ正確に記録できるか?【配点30点】

カメラを選ぶ際、一番気になるのは「画質」ですよね。今回は実際に外の風景を撮影して映像の精細さや色彩の再現力をテストしました。カメラの小さな画面では大差がないように見えますが、大画面で確認すると意外と差が出るポイントです。

ポイント②:手ブレをどれくらい補正できるか?【配点30点】

激しいアクティビティの撮影にも使うカメラなだけに、手ブレ補正機能の精度は生命線と言えます。そこでプラレールを使ってオリジナルのテストコースを作成。激しい揺れを再現して、ブレやコマ落ちの程度をチェックしました。

ポイント③:どんな環境でも正確に記録できるか?【配点10点】

アクションカメラを使用する環境はさまざま。明るい陽光の下などはもちろん、夜間や、水中など特殊な環境でもしっかりと映像が記録できるか否かは大切なポイントです。そこで夜景と水槽の中での様子を撮影をして精度を確認しました。

ポイント④:臨場感のある「音」が録れるか?【配点10点】

会話や周りの騒音も思い出のひとつ。コンパクトな製品だけに音質に限界はありますが、臨場感あふれる「音」がクリアに録音できることもカメラを選ぶ上で大切なポイントです。今回は飛行場で撮影を行い、音質のテストをしました。

ポイント⑤:使い勝手はどうか?【配点20点】

いくら高性能でも使い勝手が悪くては困りますよね。タッチパネルやボタンの使いやすさ、リモコンの有無、連携アプリなど、使い勝手をあらゆる角度から検証しました。

ちなみに、同テスト時に1位になったのはGoProのHERO7 Blackでした。参考までに、配点を下記にご紹介します。
ゴープロ(GoPro)
HERO7 Black
実勢価格:4万4974円
映像 27点
補正 29点
環境 8点
音質 9点
操作 17点
合計 90点
正直、格安帯とはかなりの差がありますが、しかし、価格を重視したり、試しに使ってみたいというのであれば、これからご紹介するランキングも有用なはず。

ということで、Amazonで人気の格安アクションカメラランキング、1位からご覧ください。

記事1位BEST 手ブレ補正はそこそこ効果あり AKASO V50 Pro

AKASO 
V50 Pro
実勢価格:1万3580円
サイズ:60×41×31mm
重量:約80g(実測)
バッテリー容量:1100mAh(予備付属)
防水:30m(ケース使用時)
リモコン:なし
映像 18点
補正 17点
環境 2点
音質 5点
操作 14点
合計 56点
Amazonで人気の1万円前後で購入できる格安アクションカメラランキング。総じてザンネンな評価が並ぶ中、AKASOの「V50 Pro」がかろうじて50点台後半のスコアで1位になりました。
コンパクトで約80gと軽量な点が魅力的な「V50 Pro」。

Amazonレビューで評価の高かった手ブレ補正はそれなりに効果があり、格安モデルの中ではまあまあの得点になりました。
しかし、補正がややガタつく“クセ”が見られました。
映像はコントラストが強烈で、GoProなどの高額モデルと比べるとまるで塗り絵のよう……。
GoPro「HERO5 Black」で撮影
AKASO 「V50 Pro」で撮影
GoPro「HERO5 Black」は自然な色味が再現されていますが、AKASO 「V50 Pro」で撮影した風景は水面に透明感が感じられません。
V50 Pro【夜景】
V50 Pro【水中】
夜景映像も暗すぎてマイナス評価となってしまいました。1万円チョットという価格を考えれば「なし」とは言えませんが、積極的におすすめできる画質ではありませんでした。
また、コンパクトさは魅力的なものの使い勝手もイマイチでした。タッチパネルでメニューをスライドしようとしても、すぐタッチになってしまうのはストレスでした。
あた、検証中には突然前面カバーが外れてビックリ! 激しいアクティビティでの使用には不安が残ります。

記事2位BEST ギリギリ実用的な画質 Campark X20

Campark 
X20
実勢価格:8986円
サイズ:59×41×28mm
バッテリー容量:1050mAh(予備付属)
防水:30m(ケース使用時)
リモコン:付属
映像 15点
補正 15点
環境 1点
音質 4点
操作 17点
合計 52点
2位はCamparkの「X20」。補正はキツめですが、手ブレ補正が効いていてギリギリ見られる映像をキープしました。

夜間はほぼ映りませんでしたが、タッチパネルの滑らかさは好印象でした。
X20【屋外風景 昼】
X20【屋外風景 夜】
X20【手ブレ補正】
X20【水中】

記事3位BEST 人気ブランドながら期待ハズレ… APEMAN TRAWO

APEMAN 
TRAWO
実勢価格:8483円
※現在在庫僅少です
サイズ:61×24×45mm
バッテリー容量:1350mAh(予備付属)
防水:40m(ケース使用時)
リモコン:なし
映像 10点
補正 19点
環境 3点
音質 5点
操作 13点
合計 50点
3位はAmazonランキング上位に複数の製品がランクインしているAPEMANの最上位モデル「TRAWO」。

人気ブランドの最上位モデルということで期待が高まりましたが、実際は映像がボケがちでイマイチな結果となりました。
TRAWO【屋外風景 昼】
TRAWO【屋外風景 夜】
TRAWO【手ブレ補正】
TRAWO【水中】

記事4位 ライバル機よる付属品が少なめ NAGAOKA M1034K

NAGAOKA
M1034K
実勢価格:7000円
サイズ:59×41×25mm
重量:56g
バッテリー容量:750mAh
防水:不明(ケース付属)
リモコン:なし
映像 12点
補正 9点
環境 5点
音質 4点
操作 11点
合計 41点
NAGAOKA「M1034K」は、手ぶれ補正がガタガタすぎて、ザンネンながら見られる映像ではありませんでした。しかも、夜景はノイズが多く暗めでした。

また、付属マウントは3点のみと同価格帯のアクションカメラに比べて少ない点がマイナスに……。
M1034K【屋外風景 昼】
M1034K【屋外風景 夜】
M1034K【手ブレ補正】
M1034K【水中】

記事5位 映像にリアルさが足りない Victure AC900

Victure 
AC900
実勢価格:9880円
サイズ:50×30×15mm
重量:約72g(実測)
バッテリー容量:1350mAh(予備付属)
防水:30m(ケース使用時)
リモコン:なし
映像 6点
補正 12点
環境 2点
音質 3点
操作 16点
合計 39点
Victureの「AC900」は紫のフィルムをとおして撮ったような異常な色と、画面全体のザラザラ感で故障を疑うレベルでした。また、映像のガタつきもひどいものがありました……。
AC900【屋外風景 昼】
AC900【屋外風景 夜】
AC900【手ブレ補正】
AC900【水中】

記事6位 ガワはM1034Kと同じ? SAC AC900B

SAC 
AC900B
実勢価格:9980円
サイズ:59.3×24.6×41.1mm
重量:66g
バッテリー容量:900mAh(予備付属)
防水:30m(ケース使用時)
リモコン:付属
映像 9点
補正 12点
環境 3点
音質 4点
操作 11点
合計 39点
前面こそ違うものの、側面や背面は4位の「M1034K」とほぼ同じだったSAC「AC900B」。

屋外で撮影した映像はまるで塗り絵のようでリアルさがありません。手ブレ補正も効いているのかわからないほど画面はボケボケで、性能も「M1034K」と同じようなものでした。
AC900B【屋外風景 昼】
AC900B【屋外風景 夜】
AC900B【手ブレ補正】
AC900B【水中】

記事7位 映像酔いするほどの歪み… MUSON PRO3

MUSON
PRO3
実勢価格:8090円
サイズ:50×40×30mm
重量:約62g(実測)
バッテリー容量:1200mAh(予備付属)
防水:30m(ケース使用時)
リモコン:付属
映像 6点
補正 3点
環境 3点
音質 3点
操作 16点
合計 31点
Amazonで600件以上のレビューを誇るMUSON「PRO3」でしたが、結果はこの通り……。

手ぶれ補正のテストでは画面全体がグニャリと歪むひどさ。手ブレ補正機能を有効にしても、ブレと歪みはおさまりませんでした。屋外ではフィルム写真のように浅い色で、水中もボケボケ。夜景も暗すぎました。
PRO3【屋外風景 昼】
PRO3【屋外風景 夜】
PRO3【手ブレ補正】
PRO3【水中】
専用ケースやリモコンを含む付属品の充実ぶりは目立っていました。

記事8位 実用性はイマイチ… ノーブランド SQ12

ノーブランド 
SQ12
実勢価格:3990円
サイズ:22×22.4×22mm
重量:16g
バッテリー容量:200mAh(予備付属)
防水:30m(ケース使用時)
リモコン:なし
映像 7点
補正 6点
環境 4点
音質 3点
操作 3点
合計 23点
約2cm四方という小ささにおどろかされた「SQ12」。

フルHDの撮影に対応しますが、色が退色したフィルムのようで、画質はギリギリ実用できるかどうかというレベル。撮影中の映像を見る手段もなく、ザンネンながら「コンパクトな色物」の域を出ませんでした。
SQ12【屋外風景 昼】
SQ12【屋外風景 夜】
SQ12【手ブレ補正】
SQ12【水中】
以上、Amazonで人気の格安アクションカメラランキングでした。

AKASOの「V50 Pro」が映像と手ブレ補正のテストで、格安モデルとしてはまあまあの評価を得て1位になりました。GoProと比べると差は歴然ですが、チョットした「お試し」には“あり”かもしれません。格安のアクションカメラが気になっている方はチェックしてみてください。

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