【カメラの裏技】ソニーとキヤノンに
タッグを組ませたら最高でした
テスト
阿部 淳平
阿部 淳平/Test by 家電批評編集部
公開日: 2017年07月13日

【カメラの裏技】ソニーとキヤノンに タッグを組ませたら最高でした

ソニーのフルサイズミラーレスが欲しい、でも、キヤノンのレンズを腐らせたくない。筆者が抱えていたそんな悩みを解決してくれたのが、今回ご紹介するマウントコンバーターを使ったテクニック。新しい物好きのカメラファンに、ぜひ知っておいて欲しい裏ワザです。
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家電 キヤノンマウントを ソニーEマウントに変換する方法

今回ご紹介するのは、実際に筆者が使っているテクニックになります。筆者は長くキヤノンユーザーなので、当然レンズはキヤノンのものを多く所有しています。しかし、最近ソニーカメラが非常に魅力的に感じます。

そこで、今までの資産「キヤノンレンズ」と「ソニーボディ」を組み合わせて使うという方法にたどり着きました。

フルサイズミラーレスの「α7 Ⅱ」にキヤノンのレンズを装着。マウントが異なるため本来であれば装着できませんが、「MC-11」を挟むことで装着可能になります。正式にはMC-11対応のレンズはシグマ製の一部のみですが、キヤノンやタムロン製のマウントレンズの多くが実際には動作するんです。いわば裏ワザ的な使い方なので自己責任でお試しください。

これが最強の組み合わせ

(上から)
【本体】
フルサイズ
ミラーレス
ソニー
α7 Ⅱ
実勢価格:16万6250円
(ボディのみ)

【マウント】
シグマ 
MC-11(EF-E)
実勢価格:
3万4700円

【レンズ】
キヤノンEF
マウントレンズ
キヤノン
EF50mm
F1.4
実勢価格:4万4990円
中古相場:2万8800円

装着するとこうなります

「50mm F1.4」のレンズは大型のものが多いですが、この組み合わせはコンパクトで携帯性に優れています。
マウントとは、カメラとレンズの接合部の規格のこと。キヤノンEFマウント、ニコンFマウントのようにカメラメーカーごとにマウントは別々のため、異なるマウントにレンズを装着する場合にはアダプターが必要です。

多くのアダプターはAFに非対応ですが、MC-11はAF可能。ただし装着できるレンズはキヤノンEFマウントのみです。

家電 ソニーには少ない 「安くていいレンズ」が使えます

この裏ワザは、キヤノンとソニー双方のメリットを活かせることが最大の魅力です。キヤノンには安くて性能の良いレンズが多くあり、ソニーの最先端でハイスペックなボディと組み合わせることで、より写真を楽しめるのです。

ソニーだと15万円相当のレンズが…

70-200mm
F4G OSS
実勢価格:15万4040円
中古相場:10万9800円

14年発売の手ブレ補正を内蔵、画質はシャープでよく写るレンズです。キヤノンレンズより太いのが特徴となります。

キヤノンなら10万円程度で手に入ります

レンズ:EF70-200mm:F4L USM:キヤノン:
EF70-200mm
F4L USM
実勢価格:10万9620円
中古相場:5万6800円
99年発売と古いですが、高級なLレンズだけあって画質は現在でも1軍レベル。手ブレ補正は非搭載ですが、α7Ⅱのボディ内手ブレ補正を利用できます。

家電 「α7 Ⅱ」で使えるお得な レンズはまだまだあります

サイズもα7 Ⅱにジャストフィット

レンズ:タムロン:SP AF 28-75mm F/2.8
タムロン
SP AF 28-75mm F/2.8
実勢価格:3万2650円
中古相場:2万2800円
一眼ユーザーあこがれの「F2.8ズームレンズ」。ソニーやキヤノンの純正で買うと20万円以上する高級品。タムロンなら3万円で手に入るし、小型軽量です。

4月発売の最新望遠ズーム

レンズ:シグマ:100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
シグマ
100-400mm
F5-6.3 DG OS HSM
Contemporary
実勢価格:8万9100円
乗り物や動物園の撮影に活躍する超望遠ズーム。ソニーにも100-400mmのレンズがあるが高級レンズで30万円超えです。

家電 キャノン非対応の「手ぶれ補正」 と可動液晶も手に入ります

一眼カメラでは可動式液晶が標準装備となりつつありますが、キヤノンのフルサイズ一眼レフの液晶はすべて固定式。また、手ブレ補正も非搭載です。

α7Ⅱシリーズなら、液晶は可動するし、5軸手ブレ補正がボディにあるからすべてのレンズで手ブレ補正が使えます。もちろん、MC-11に装着したキヤノンマウントレンズでも手ブレ補正が効きます。

反対にα7Ⅱシリーズの欠点はバッテリー。もともと、ミラーレスカメラは一眼レフより消費電力が大きいうえ、MC-11を使うと拍車がかかる。ただし、α7Ⅱシリーズはモバイルバッテリーで充電可能なのが救いです。

キャノン EOSシリーズ(フルサイズ)

キヤノンの一眼カメラの手ブレ補正機構はレンズ側に搭載されています。単焦点レンズや画質重視のズームレンズを中心に手ブレ補正を非搭載とするレンズも多くあります。

ソニーα7Ⅱシリーズ

手ブレ補正搭載のキャノンやタムロン製レンズをMC-11で装着した場合はα7 Ⅱの手ブレ補正は自動で「切」になりレンズ側の手ブレ補正が優先されます。

家電 オートフォーカスはやや遅めも 日常写真には十分でした

AFポイントは細かく配置されておりピントが合わせやすいんです。
一眼レフ用のレンズをミラーレスで動かすため、ソニー純正のレンズに比べるとオートフォーカスは遅めになるし、迷う場面も見られます。そのため、スポーツやペットなど素早く動く被写体を撮るには不向きと言えるでしょう。

しかし、スナップや旅行写真、風景写真では実用的でした。

SP AF 28-75mm F/2.8レンズで撮影

液晶が可動するのでローアングルでも撮りやすいです。同じ構図をキヤノンの一眼レフで撮ると中腰を余儀なくされるのでこれはうれしい機能です。古いレンズだがAFは速くサクサク撮影できました。

EF70-200mm F4L USMレンズで撮影

綿毛にバッチリピントがあっています。風で花が揺れてしまうのでシャッター速度を1/1250秒で撮影。感度をISO1000まで上げていますが、さすがフルサイズ。高感度でもきれいに撮れています。

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