【2021年】外貨建て保険のおすすめランキング5選|プロが高い利回りの保険を徹底比較
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渡部 孝太
渡部 孝太/Test by the360.life編集部
公開日: 2021年06月03日

【2021年】外貨建て保険のおすすめランキング5選|プロが高い利回りの保険を徹底比較

長引く低金利の影響で、円建て保険の魅力が薄れていますよね? そんな中、米国ドルなどで運用する外貨建て保険に関心が高まっています。日本円よりも金利の高い外国の通貨で運用するため、老後の資産形成などに役立つと考えられるためです。しかし、元本割れのリスクなどをきちんと説明されず、商品性をきちんと理解しないまま加入した契約者からの苦情が相次ぐなど、ネガティブな話題が取り沙汰されているのも事実です。今回は、外貨建て保険の選び方と、人気のおすすめ保険商品をプロが徹底比較。口コミではわからない本音のおすすめランキングを発表します!

ファイナンシャルプランナー
松浦建二 氏
住宅メーカー、生保会社を経て現職。個人・中小法人向けにライフプランや生命保険、住宅購入等のコンサルティングを行っている。執筆や講演経験も豊富。
全国ファイナンシャルプランナー相談協会 代表理事
平野雅章 氏
相談専門のファイナンシャルプランナー、1級FP技能士。個人相談に特化し3000件超の実績。全国ファイナンシャルプランナー相談協会の代表理事も務める。豊富な相談経験を活かし、執筆やセミナー講師も多数。
ファイナンシャル プランナー
田中香津奈氏
かづなFP社労士事務所代表。メディアやブログを通じて、お金の勉強を始める人を対象に、お金の知識(特に老後資金)情報を幅広く発信中
ファイナンシャルプランナー
竹下さくら 氏
なごみFP事務所共同代表。損保会社・生保会社勤務を経て1998年にFPとして独立。現在は、個人のコンサルティングを主軸に講演・執筆を行う。
経済ジャーナリスト
酒井富士子 氏
㈱回遊舎代表。マネー誌歴30年以上のお金オタクであり、ジャンル問わずあらゆるマネー情報に精通する、マネー誌界の『ゴッド姉ちゃん』。特に銀行やクレジットカードなどのサービスやお得度リサーチには熱い情熱を傾ける。
ファイナンシャルプランナー
黒田尚子 氏
黒田尚子FP事務所代表。乳がん体験者コーディネーター。自らのがん罹患体験をもとに、がんなどの病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行う。
ファイナンシャル プランナー
加藤 博氏
LSFP(エルエスエフピー)代表。保険会社、コンサルティング会社などを経て現職。確定拠出年金を使った資産形成、保険や相続・贈与についての相談を得意とする
本音でテストする商品評価サイト
the360.life
「いい」も「悪い」もわかる場所、the360.life(ザ・サンロクマルドットライフ)。テストするモノ誌『MONOQLO』『LDK』『家電批評』から生まれた「テストする買い物ガイド」です。


※各保険商品の内容・保険料は2021年4月下旬時点、編集部調べによるものです。

保険 金利の高い外貨での運用で資産を増やす保険

マイナス金利政策の影響で、現在円建ての貯蓄型保険でお金を貯めることが非常に難しくなっています。そこで注目されているのが「外貨建て保険」です。

「外貨建て保険」とは、保険料の払い込みから保険金などの受け取りまで全て外貨建てで行われる保険商品のこと。実際には、円を外貨に交換したうえで保険料を払い込み、保険金などはドルを円に交換したうえで受け取るため、為替相場の影響を受けるのが特徴です。

低金利下でお得度の低下した円建ての貯蓄型保険に代わる商品として注目が集まり、2017年頃から各保険会社がこぞって新商品の販売を開始しています。

円高か円安かによって受取額が変わる

竹下さくら 氏 ファイナンシャルプランナー
竹下さくら 氏のコメント

為替リスクや手数料について十分に理解したうえで利用することが大切です。

保険 外貨建てにもタイプいろいろ 目的に応じて選択しよう

通貨は主に「米ドル」か「豪ドル」

外貨建て保険は「米ドル」か「豪ドル」のいずれかで運用される商品が主流。米ドルは世界中で使用されている基軸通貨で、市場規模が大きく、値動きが比較的安定しているのが特徴です。一方の豪ドルは、高金利ではあるものの、流通量が少ないため為替手数料は高め。オーストラリアは天然資源の豊かな国なので、世界的な景気や市場動向に影響を受けやすい面もあります。この他に「ユーロ」で運用する商品もあります。

外貨建て保険の中には、あらかじめ運用する通貨が決められている商品もあれば、契約時に複数の中から通貨を選択できる商品もあります。また、保険金は円で受け取るのが一般的ですが、外貨のまま受け取れる商品もあります。外貨のまま受け取る理由には、子供の留学資金や海外旅行の費用に充てる、外貨のまま保有して円安になったタイミングで円転するといったことが考えられます。

払い込み方法は「一時払い」か「月払い」

保険料の支払い方法には一括で支払う「一時払い」と毎月支払う「月払い」があります。

一時払いだと、払込時と受取時の為替レートの差が受取額にダイレクトに影響するため、為替の方向性を正しく読む必要があります。為替差益が狙える反面、元本割れするリスクも高まるため、一時払いは余裕資金で行うのが望ましいでしょう。

月払いは、定額の保険料を毎月支払うことで為替レートが平準化され、為替リスクを軽減することができます。コツコツと安定的な資産運用を望むのであれば、月払いを選択しましょう。

保険 保険の種類から自分に合ったものを選ぼう

「貯蓄型保険」が中心。 目的に応じて保険の種類を選ぼう

外貨建て保険は、外貨で運用する商品として一括りに表現されることが多いですが、その中身はいろいろなタイプがあります。終身保険、養老保険、個人年金保険など貯蓄性のある保険が中心で、基本的な仕組みは円建ての商品と同じです。目的に応じて種類を選ぶようにしましょう。

まず、まとまった資金を運用したい場合には、一時払いの養老保険、終身保険、個人年金保険などが選択肢となります。一方、リスクを抑えながら子供の教育費や老後のための資金を形成したい場合には、月払いの終身保険や個人年金保険を利用しましょう。また、一時払いの終身保険に加入して、相続税対策に活用することもできます。

ただし、繰り返しになりますが、いずれの保険にも為替リスクがあり、確実に資金を増やせるという保証はありません。円建ての保険と組み合わせて利用するなど、資産全体のバランスを考えて利用する必要があります。

保険料払込期間を過ぎると返戻金が多くなるタイプが◎

低解約返戻金型の外貨建て終身保険の場合、保険料払込期間後に払戻率が大きくアップします。

保険 加入前にしっかり確認! 外貨建て保険のメリット・デメリット

メリット1:積立利率が高い

外貨建て保険の最大の魅力は積立利率の高さにあります。積立利率とは、「将来の保険金払いのために積み立てているお金に対する利率」のことです。

円建ての保険では、市場金利低下の影響を受け運用難が続いています。一方、海外に目を向けると、日本よりも遥かに金利の高い国があります。そのような国の通貨で運用することで、円建ての保険よりも魅力的な積立利率を加入者に提示することができます。

外貨建て保険では積立利率が市中金利によって変動する変動型が主流で、積立利率の最低保証を定めている商品もあります。このタイプの商品は、金利が上がれば積立利率も連動して引き上げられますし、金利が下がった場合にもあらかじめ定められた最低利率を下回ることはないので一定の安心感があります。

ただし、提示されている積立利率はあくまでも外貨ベースでの数字です。外貨での元本保証はあっても、円に替える際の為替リスクとは常に隣り合わせであることは理解しておきましょう。

メリット2:分散投資の効果が得られる

安定的な資産運用を目指す手法のひとつに「分散投資」があります。運用先を一つに集中させるのではなく、様々な金融商品を保有することで、ある商品で損失が出たときに資産全体への影響を抑えることができます。

通貨についても、日本円だけではなく米ドル、豪ドル、ユーロ、フランなど、様々な外貨資産を組み合わせることで、世界全体の経済成長の恩恵を受けることができます。外貨建て保険に加入することは外貨資産を保有することを意味し、分散投資の効果を得ることができます。

酒井富士子 氏 経済ジャーナリスト
酒井富士子 氏のコメント

保険として一定の保障を確保しながら高利回りの外貨で運用できるのがメリットです。

デメリット1:為替リスクがある

繰り返しになりますが、外貨建て保険には為替リスクがあります。為替が円安に進めば為替差益が発生しますが、円高に進めば差損を被ります。払込時と受取時、それぞれのデメリットを見ていきましょう。

[払込時]毎月の保険料が変わる

月払いの保険料は、外貨では一定額ですが、円での払込額は為替相場によって毎回変動します。毎月必要な保険料の額をはっきりと予測できないのが難点です。

ただし、円で定額を払い込み、そのときの為替レートによって運用する外貨の金額が変動する商品もあります。

●為替相場による払込保険料の変化

[受取時]受取額がいくらになるかハッキリわからない

外貨保険は、保険料を支払ったときよりも為替が円安に進めば受取額は増加しますが、円高に進めば受取額は減少します。例えば、1ドル=100円のときに保険料1万ドル、日本円で100万円を払い込み、その10年後、解約返戻金として支払った保険料相当額の1万ドルを受け取るとします。このとき、円安が進み1ドル=120円になっていたとすると、日本円で120万円を受け取ることになります(為替手数料は考慮していません)。反対に、円高が進み1ドル=80円になったとすると、80万円しか受け取れないことになります。

つまり外貨建て保険は、円高の時に保険料を払い込み、円安の時に受け取るのが賢い利用方法だということです。ただ、将来の為替相場を正しく読むのは一般的には困難ですから、長期的に安定した運用をしたい場合には、月払いにしてできるだけ為替リスクを抑えるのが望ましいです。

デメリット2:手数料が高い

外貨建て保険で払込時には円から外貨、受取時には外貨から円に交換するため、それぞれのタイミングで為替手数料がかかります。為替手数料は保険会社によって違うので、保険を選ぶ際のひとつの指標となります。

その他にも、運用手数料、代理店や銀行への販売手数料などの費用が払い込んだ保険料から差し引かれます。それらのコストが円建ての商品に比べて高い傾向があります。また、コストの内訳がはっきりと開示されず、具体的に手数料としていくら引かれているのかが見えづらいというデメリットがあります。
外貨建て保険の是非については、為替リスクやコスト高を理由にプロの意見も真っ二つに分かれる結果となりました。そして、全世界の経済や為替市場に影響を及ぼしている「コロナショック」による動揺は外貨建て保険にも少なからず影響を及ぼしてきています。

円建て保険では実現できないような高利回りが期待できるのも事実ですが、デメリットを理解し、リスクをきちんと理解した上で慎重に検討する必要があると言えそうです
それでは、プロが選んだ外貨建て保険おすすめランキングをチェックしていきましょう。

記事1位BEST 積立利率年2 . 5 %を最低保証!|メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマート S」

bestbuy
メットライフ生命
USドル建終身保険ドルスマート S
▼月払保険料の例
年齢・性別 月払保険料
30歳男性 154.00USドル
30歳女性 136.00USドル
40歳男性 254.80USドル
40歳女性 223.40USドル
50歳男性 557.80USドル
50歳女性 488.70USドル
▼保険料条件
死亡保険金 保険期間 低解約返戻金特則付加 三大疾病・介護給付終身保険特約
10万USドル 終身 あり なし
積立利率変動型ですが、積立利率に年2.5%の保証があるので安定感があります。

保険金額に対する保険料が比較的安く、解約返戻率の戻り率も同ジャンルの保険では高めです。

田中香津奈氏 ファイナンシャル プランナー
田中香津奈氏のコメント

返戻率は最高水準。特約の三大疾病の保障範囲も広いです。

記事2位BEST 三大疾病の特約に注目|マニュライフ生命「こだわり外貨終身」

マニュライフ生命
こだわり外貨終身
▼月払保険料の例
年齢・性別 月払保険料
30歳男性 184.00USドル
30歳女性 175.00USドル
40歳男性 298.00USドル
40歳女性 283.00USドル
50歳男性 642.00USドル
50歳女性 609.00USドル
▼保険料条件
基本保険金額 保険期間 特定疾病保険料払込免除特約
10万USドル 終身 なし
非喫煙者保険料率が適用されると保険料が割安に。

がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になると以後の保険料払込みが免除になる「特定疾病保険料払込免除特約」が人気です。

黒田尚子 氏 ファイナンシャルプランナー
黒田尚子 氏のコメント

保険料払込免除の特約があり安心です

記事3位BEST 契約時に解約返戻金が確定|オリックス生命「米ドル建終身保険Candle[キャンドル]」

オリックス生命
米ドル建終身保険Candle[キャンドル]
▼月払保険料の例
年齢・性別 月払保険料
30歳男性 147.50USドル
30歳女性 136.80USドル
40歳男性 245.40USドル
40歳女性 227.00USドル
50歳男性 555.80USドル
50歳女性 513.50USドル
▼保険料条件
死亡保険金
10万USドル
低解約返戻金型で保険料が割安の米ドル建て終身保険です。積立利率が固定で、契約時点で解約返戻金が確定します。そのため将来的な資産減少リスクを軽減したい人に向いています。介護前払い特約が設定できるのも特徴です。

松浦建二 氏 ファイナンシャルプランナー
松浦建二 氏のコメント

保障は一部抑制されますが返戻率は高めです。

記事4位 少額加入にも向いている|第一フロンティア生命「プレミアカレンシー3」

第一フロンティア生命
プレミアカレンシー3
▼月払保険料の例
10年後 10万9952USドル
▼保険料条件
プラン名 年齢 性別 一時払保険料 積立利率保証期間 積立利率
満期重視プラン 60歳 男性 10万USドル 10年 1.51%
一時払いの外貨建て年金保険。一括受け取りでの金額(年金原資額)の戻り率が高く、最低保険料も100万円と少額なので、一時所得の特別控除(最高50万円)を生かす少額投資に向いています。

平野雅章 氏 全国ファイナンシャルプランナー相談協会 代表理事
平野雅章 氏のコメント

満期重視プランで加入すれば満期時の受取額がアップします

記事5位 キャンドルに保障拡大版が誕生|オリックス生命「米ドル建終身保険Candle Wide[キャンドル・ワイド]」

オリックス生命
米ドル建終身保険Candle Wide[キャンドル・ワイド]
▼月払保険料の例
年齢・性別 月払保険料
30歳男性 189.85USドル
30歳女性 178.00USドル
40歳男性 310.10USドル
40歳女性 288.05USドル
50歳男性 674.20USドル
50歳女性 615.05USドル
▼保険料条件
死亡保険金
10万USドル
死亡だけでなく、がん、急性心筋梗塞、脳卒中や身体障害、介護など幅広いリスクに備えられます

竹下さくら 氏 ファイナンシャルプランナー
竹下さくら 氏のコメント

三大疾病に加え身体障害・介護の保障付き

保険 おわりに

返戻率の高さと安心感を兼ね備えた外貨建て保険を選ぶなら、積立利率2.5%という最低保証が設けられているメットライフ生命「ドルスマートS」がベスト。

外貨建て保険は円建て保険と比較すると利回りが高いですが、前述した通り為替変動のリスクや、円から外貨へと交換するときの手数料などが余分にかかります。今回紹介したメリットやデメリットを理解したうえで、最適な外貨建て保険を選びましょう。

なお、DONUTSでは外貨建て保険のかんたん見積もりが可能です。気になる方はこちらもチェックしてみましょう!

▼DONUTSで資料請求
また、今回の外貨建て保険とは別に、医療保険や収入保障保険などのランキングをサンロクマルで公開中です! 気になる方はぜひそちらもあわせてご確認くださいね!

▼サンロクマルで公開中の「医療保険おすすめランキング」はこちら
▼サンロクマルで公開中の「定期保険おすすめランキング」はこちら
▼サンロクマルで公開中の「収入保障保険おすすめランキング」はこちら
▼サンロクマルで公開中の「就業不能保険おすすめランキング」はこちら
▼サンロクマルで公開中の「がん保険おすすめランキング」はこちら

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
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