保冷力最強はコレ! ハードクーラーボックスおすすめランキング10選|失敗しない選び方も教えます[2019年版]
2019年06月06日(木)
加藤 真也
加藤 真也/Test by MONOQLO編集部
保冷力最強はコレ! ハードクーラーボックスおすすめランキング10選|失敗しない選び方も教えます[2019年版]
いよいよレジャーシーズンへの突入間近! 家族や友人と食べるバーベキューやキャンプめし、冷えたビールが頭に浮かびますよね。でも、そのためには、食材と飲み物がしっかり保冷できる“クーラーボックス”を選ぶ必要があります。そこで今回は「一番冷えるハードタイプのクーラーボックス」を選ぶべく、選抜した10製品を使って、8時間に及ぶテストを敢行。アウトドアのプロが厳正なる評価を下し、ランキングにまとめました。

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MONOQLO テストするモノ批評誌
MONOQLO
創刊10周年を迎えた辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
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真田崇史 氏
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『日本に本物のBBQ文化を』をコンセプトにBBQ場の運営やEC事業、BBQ関連事業のプロデュース等を手がける日本でも有数のBBQ専門会社の代表。
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『MONOQLO』で山奥へ蚊除け合宿、皇居ランなど困難な検証をこなすテスト職人を、『Mr.PC』の編集協力を経て、『LDK』の別冊・ムック担当へ。料理や収納の企画に加え、フィットネス系が専門。
  • レジャーの定番“クーラーボックス”
    ちゃんとこだわって選んでますか?
食材や飲み物の保冷に便利なクーラーボックス。仲間で集まってのバーベキューや日帰りレジャーはもちろん、ファミリーキャンプなどにも欠かせないアイテムです。

でも、ちゃんとこだわって選んでいる人って、意外と少ないのではないでしょうか。
クーラーボックスにソフトとハードがあるって知ってました?
しかも、ひとくくりにクーラーボックスと言っても、中が短時間で高温になってしまったり、使いにくかったりと性能に差があるんです。

そこで、まずは、クーラーボックスのタイプに始まり、注意すべき選び方のコツなど、製品選びに役立つ基本の“き”をご説明します。

その後でオススメ製品ランキングをご紹介しますので、お楽しみに!
  • クーラボックスの2大タイプ別分析
    “ソフトとハード”でこんなに違う!
まず覚えておきたいのは、クーラーボックスにはハードクーラーソフトクーラーの2種類のタイプがあり、それぞれによって、特徴が異なるということです。

以下に特徴の違いをまとめましたので、ご覧ください。
  • ソフトクーラーの特徴とは?
特徴1:保冷力はハードクーラーより弱い傾向
特徴2:折りたたみができて携帯性に優れる
特徴3:価格はハードクーラーより安価な傾向
  • ハードクーラーの特徴とは?
特徴1:断熱材が入っており保冷性に優れる
特徴2:折りたためず重量あるので携帯性は劣る
特徴3:価格はソフトクーラーよりも高価な傾向

なお、使い方の適性としては、近場へ出かけるときや短時間の使用はソフトクーラーを、キャンプなど一泊するときや、遠出するときはハードクーラーをメインに使うと良いでしょう。

また、ハードクーラーひとつでは、食材や飲み物が入り切らない場合、ソフトクーラーをサブ的に使うという方法もあります。
  • “ソフトにもハードにも応用”できる
    正しいクーラーボックスの選び方
テスト用に集めただけでもこんなに…。
クーラーボックスに大別して、2つのタイプがあることがわかっても、それだけでは、店舗やAmazonを見ると溢れかえる製品にどれを選べばいいか迷いますよね。

とはいえ、「ええい、ままよ」と、なんとなくデザインやサイズで選ぶと買った後に使いにくく、後悔しがち…。

快適に使える製品を選ぶためには、使用日数人数自宅での収納スペース予算などの使用条件を事前に把握しておく必要があります。

その上で、これから紹介する保冷力容量サイズ価格といった4つのポイントを押さえて製品を選びましょう。
  • [選ぶポイント①:保冷力]
    内部の温度変化は製品によって異なる
(C) Andrey Moisseyev /123RF.COM

まず、重要なポイントが保冷力の違い。クーラーボックスは保冷剤や氷を入れて冷やしますが、製品によって内部の温度変化に差が出ます。

その目安になるのが、製品表示に記載されている保冷日数です。これは室温が約20℃の環境でクーラーボックス内に入れた氷が、すべて溶けずに残っている日数を指します。

しかし、使用環境によって異なりますので、あくまでも参考程度としておきましょう。
  • [選ぶポイント②:容量]
    使用人数や内容物の量に合わせて選ぶ
市販のクーラーボックスは小型の15Lから大きめの50Lが一般的。ペットボトル入れた時の容量の目安は以下の通りです。

15Lの場合]
2Lペットボトルなら4本/500mlペットボトルなら15本
30Lの場合]
2Lペットボトルなら6本/500mlペットボトルなら24本
50Lの場合]
2Lペットボトルなら16本/500mlペットボトルなら34本

食材や飲み物をどれだけ入れるかは、使用日数によっても異なりますが、4人家族の場合、30L以上は欲しいところです。
  • [選ぶポイント③:サイズ]
    収納スペースをあらかじめ確認
基本的に、サイズと容量は相反する要素です。たっぷり入れたいならそれだけサイズも大きくなる傾向にあるので、収納スペースを事前確認してから購入するようにしましょう。

また、サイズが大きくなるにつれ重量も増しますので、運びやすさを念頭に入れて選ぶことも重要です。
車内で重ねることでスペースを有効活用!
さらに、大人数のバーベキューでは、複数のクーラーボックスを運ばなければならない場合もよくあります。そんなときに便利なのが天部がフラットのものです。

ボックス同士をスタックすることでトランクのスペースを有効に活用することができます。
  • 【選ぶポイント④:価格】
    使用環境に合ったものを選ぶ
使用環境に適してないと使うのも大変…。
(C) oleandra /123RF.COM
人気アウトドアブランドのものは高価格になり、サイズの大きさが価格に反映される傾向にあります。コスパの高い製品を選ぶためには、使用環境をしっかり把握して、オーバースペックにならないようにすることが肝心です。

ちなみに、後述するランキングの商品価格は、取材当時の価格になります。キャンプシーズンは価格変動しがちで、品切れする可能性も高めなのでご注意ください。
  • ハードクーラー10製品を
    キャンプと同じ環境下でガチ検証!
基本的なクーラーボックスの選び方を理解しても、実際は使ってみないとわからない部分もあります。

そこで、今回は真夏でもキンキンに冷えたビールが楽しめるクーラーを探すべく、アウトドアのプロであるアウトドアライター・真田崇史さんとREALBBQ代表の井川裕介さの協力を依頼。

万全な態勢でハードクーラー10種類を対象にしたテストを実施しました(ソフトクーラー検証は近日公開予定)。
商品採点をする真田崇史さん(左)と井川裕介さん(右)。
保冷力最強の一品を探すべく行ったテスト内容は以下の5項目です。
  • 【検証①:保冷性】※20点満点評価
    真夏環境を再現して温度変化を測定
実際にキャンプで使用することを想定し、研究機関で35℃の真夏環境を再現。クーラーボックス10製品を8時間放置し、温度変化を測定しました。
  • 【検証②:使いやすさ】※10点満点評価
    アウトドアのプロが実際の使い勝手を検証
ふたの開けやすさや取り出しやすさをはじめ、実際にどれだけ使いやすいかをプロにチェックしてもらいました。
  • 【検証③:デザイン】※10点満点評価
    外見だけでなくディティールもチェック
ハードのクーラーボックスは屋外に置いておくことが多いため、デザインも重要なポイント。きちんとアウトドアテイストが感じられるかどうかをチェックしました。
  • 【検証④:耐久性】※10点満点評価
    野外での仕様に耐えるかをチェック
野外という環境で使用し、頻繁に持ち運びするため、こわれにくいのも良い製品の条件。耐久性をチェックしました。
  • 【検証⑤:携帯性】※10点満点評価
    持ち運びやすさをチェック
ただでさえ重いハードクーラー。食材や飲み物をたっぷり入れると、男性でも1人で持ち運ぶのは大変。そこで、女性や子供でも持ち運びやすい工夫がされているかチェックしました。
  • 【検証⑥:コスパ】※10点満点評価
    内容が値段に見合っているかをチェック
いくら良い製品でも値段が高すぎると手が届きにくいもの。性能と価格のバランスをチェックしました。

最後に以上の項目の点数を合計し、ランキングにしました。

お待たせしました! それではいよいよランキングの発表です!
  • 運びやすさの工夫満載!
    使いやすさNo.1のイグルー
イグルー
マリーンブリーズウルトラ 28
実勢価格:6458円
外寸: W45.5×D34.5×H42.5㎝
重量:約4.0㎏
容量(内寸):約26L
材質:超高密度ウレタンフォーム、プラスチック(PP)、プラスチック(PE)
運搬方法: キャリー、両手持ち
今回ベストバイに輝いたのはイグルーの「マリーンブリーズウルトラ 28」。外装の全面に断熱材カバーを採用して外気の熱をカット。

超高密度ウレタンフォームで空気の移動を抑え、密閉性を高めて保冷力を向上させています。

最大のポイントは携帯性の高さ。キャスター付きなので、キャリーケースのように転がして持ち運びできます。
また、一般的なキャリーケースと同じく、天部にほかのバッグを載せて台車のように利用することができるのもうれしいポイントです。

ちなみに、この台車使いは荷物が多くなりがちなBBQでは大きなメリット。駐車場からキャンプ場まで距離がある場合も、マリーンブリーズに荷物を載せて往復すれば、キャンプする前に疲れたということもなくなります。


【保冷力:真夏状態の室内でも氷が残った】
8時間の温度変化テストでは、最初と最後の温度差がやや大きくなってしまいました。

しかし、内部に入れておいた氷は1300gから290gの減少に留まり、ハードタイプのなかではトップクラスの成績。35℃の気温の中に放置しても、きちんと保冷してくれます。

その保冷性の秘密は密閉性にありました。
ガッチリ冷気を密閉。
フタはがっちりと閉まり、かなり力を入れないと開かないほど。密閉性の高さがうかがえ、これが保冷力につながっているといえます。
子どもの力だとやや開けにくい。
それだけに、子どもや女性が頻繁に開けたり、閉じたりするのは大変かもしれません。


【使いやすさ:荷物を上に乗せ台車的に使える】
傾けた時でもしっかり安定しました。
イグルー最大のメリットは底にキャスター付きなので、コロコロと転がして運べるところです。また、天部にハードやソフトのクーラーボックスを載せて、台車的な使い方もできます。
作りのよい車輪は静かでスムーズ。
底に付いているキャスターの作りはかなりしっかりとしていて、とてもスムーズに回転します。ガラガラという不快な騒音はほとんどしないのもポイント。

ゴロゴロという騒音はほぼゼロ。
また、引き手も段階的に長さを変えることができるので、大人でも、子どもでも使いやすいです。なにかと荷物が多くなるキャンプで大活躍してくれる機能です。
【耐久性:ボディが丈夫で腰掛けても大丈夫】
軽く腰掛ける程度なら十分です。
全体的にしっかりとした作りが特徴のイグルー。キャスターが付いているにもかかわらず、地面に置いたときは安定感があり、グラグラと揺れるようなことはありません。

腰掛けてみても壊れそうな雰囲気は感じられず、かなり快適に座ることができました。
  • 満タンでもラクラク運搬
    保冷力の高いコールマン
コールマン
エクストリームクーラー
28QT
実勢価格:3978円
外寸:W46.0×D33.0×H40.0㎝
重量:約2.7㎏
容量(内寸):約26L
材質:ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン
運搬方法:片手持ち
第2位にランクインしたコールマンの「エクストリームクーラー」は高い総合力が好評でした。

まず、35℃の室温に放置したテストでもボックス内の温度変化は少なく、きちんと保冷力をキープ。夏場のキャンプでも安心して使うことができます。
また、このエクストリームクーラーはフタを開けた後、自動的に閉まる仕組みを採用しています。キャンプでワイワイしているうちに閉め忘れてしまうという心配がないのはうれしい部分です。


【保冷力:開閉しやすいが高い密閉性&保冷力】
温度変化テスト終了時の内部温度は約21℃で、最初と最後の差は9.87℃とかなり優秀な成績を残しました。

また、内部に入れておいた氷もかなりの量が残っていて、保冷力に関してはハードタイプのなかでもトップクラスでした。


【使いやすさ:グリップ力が高くて握りやすい】
持ち手の素材を変えることで握りやすさを向上。
運搬方法はハンドルの片手持ち1つだけ。しかし、グリップ部分に滑りにくい素材を使っていてとても握りやすく、容量も大きすぎないのでワンハンドでも十分に持ち運べます。

また、本製品は細部へのこだわりが顕著。
カップを置けるストッカー。
とくに天部にカップを置けるストッカーを備えているのは便利です。


【デザイン:コールマンのロゴがかっこいい】
ロゴ部分もオシャレ。
人気ブランドとあってデザインも秀逸。とくにビンテージ感のあるロゴは見栄えが良くて使うのが楽しくなります。
  • 保冷力は及第点のアイリス
    高コスパで初心者に最適!
アイリスオーヤマ
クーラーボックス 
CL-32 ブルー
実勢価格:3371円
外寸:約50.0×約36.0×約38.0㎝
重量:約3.5㎏
容量(内寸):約31.7L
材質:ポリプロピレン、ABS樹脂、発泡スチロール
運搬方法:両手持ち
アイリスオーヤマは、保冷力や利便性、デザインなど総合的に最高級というわけではないものの、3000円台という価格を考えれば十分な性能を維持しているのがポイントです。
青系のカラーは魚釣り用を連想させてしまいがちですが、濃いめのブルーなのでアウトドアテイストが感じられ、キャンプ場で使っても違和感はありません。


【保冷力:開閉しやすいが高い密閉性&保冷力】
温度変化テストにおける最初と最後のボックス内温度差はやや高め。しかし、氷は溶けきらずに残っていたため、保冷力は及第点レベルといえます。


【使いやすさ:安定感がありスタックしやすい】
上に重ねやすいサイズが高評価。
底がしっかりしていて安定感があるため、大きなクーラーボックスの上に置きやすいです。また、天部もフラットなので、上に荷物を置くこともできます。
ペットボトルと食材を分けて収納できます。
さらに、2つのロックは外しやすく、フタを開け閉めしやすいので便利。また、間仕切りが付属していて、内部を好みの幅にセパレートできます。

食材とペットボトルのスペースを分けて使えば、重たいボトルが食品を潰す心配も少なくなって便利です。ボックス内は高さがあり、2Lのペットボトルを縦に入れることができます。
  • 保冷性・作りともに優秀
    高価格が惜しいシマノ
シマノ
フリーガ ライト 200
実勢価格:7900円
外寸:W29.2×H46.5×D31.6㎝
重量:約2.9㎏
容量(内寸):約20L
材質:PP樹脂、発泡ポリスチレン
運搬方法:片手持ち、肩掛け
かなり頑丈な作りで耐久性は高く、保冷力テストの結果も優秀。ハンドルもしっかりしていて握りやすく、運搬しやすいのも魅力です。

しかし、微妙なのが8000円弱という価格。20Lという容量を考えれば、コスパに難があるという印象は否めません。


【保冷力:密閉性も高くて温度変化も緩やか】
テストにおける内部温度の上昇は+10.52℃。ハードタイプのなかでもトップクラスの保冷力です。


【使いやすさ:水抜きに便利な仕様】
魚釣りメインのボックスには水抜き穴があるものが多い。
クーラーボックスにはアウトドアでの使用を前提としたもののほかに、本製品のように、魚釣り用の製品も見られますが、水抜きするための穴や栓があるものが多いです。

氷が溶けて溜まった水を抜くのに便利ですね。


【耐久性:上に座っても安定感抜群】
メイドインジャパンの頑強なつくり。
地面に置いたときの安定感はバツグンで、上に座ってもビクともしない頑丈さです。


【携帯性:2WAYで携帯性は高い】
大きなハンドルで安定して持てます。
安定感のある大きなハンドルは、多少ボディが揺れても気になりません。
ショルダーストラップを装着することができるので、収納量が多くなっても大丈夫です。
  • 35L大容量でBBQに最適なロゴス
    保冷力と耐久力もバッチリ!
ロゴス
アクションクーラー35
実勢価格:5724円
外寸:W57.8×H31.8×H36.6㎝
重量:約3.8㎏
容量(内寸):約:35L
材質:ポリプロピレン、ABS樹脂
運搬方法:両手持ち、肩掛け
頑丈さと保冷力を兼備しながら、5000円台と高すぎない価格帯が魅力。海外メーカーらしいデザインは若者ユーザーに受けそうです。


【保冷力:8時間テストでも氷は180g残った】
温度変化テストの最初と最後の温度差は10℃以下で、氷も溶けずにしっかりと残っていました。


【使いやすさ:2WAYで持ちにくさはなかった】
ハンドルはスライド式です。
ハンドルが大きくて握りやすく、ストラップ使用時も肩に大きな負担は感じませんでした。
作りはまずまずで開閉しやすいのが強み。
5000円台にしては頑丈な作りが好印象。
ロック部分もしっかり!
フタの開け閉めもしやすくて使いやすかったです。
  • 持ち運びが少し不便なダイワ
    でも保冷性はかなり優秀
    
ダイワ
クーラーボックス 
クールラインII GU GU2600
実勢価格:9035円
外寸: W31.5×H52.0×D36.0㎝
重量:約4.4㎏
容量(内寸):約26L
材質:HPウレタン
運搬方法:片手持ち、肩掛け
作りが丁寧で密閉性が高く、保冷力はピカイチ。ストンとしたスクエアの形状なので、トランク収納時に上に荷物を載せやすい。


【保冷力:8時間経過後も氷は350g残った】
温度変化テストにおける氷の残量はハードタイプでトップレベル。ダントツの保冷力を見せました。


【使いやすさ:2WAYで持ちにくさはなかった】
フタ部分は取り外せます。
完全なスクエアなのでトランクに収納しやすく、天部に荷物を載せても安定します。また、フタが取り外せるのも便利。


【携帯性:肩紐が細くて肩に食い込む】
ボディ部分が邪魔になって持ちにくい
片手持ちのハンドルは丈夫で安定感がありますが、ショルダーストラップが細めのため、重いと肩に食い込んでしまいます。

また、肩から下げたときにスクエアのボディが体に当たってしまうため、持ちにくさを感じてしまうのが残念でした。
  • 保冷性はピカイチの秀和だが
    野暮ったいデザインが残念…
秀和
クーラーボックス ウレタンクーラー
UL2500LH
実勢価格:8424円
外寸:W45.4×H28.4×D36.0㎝
重量:約3.3㎏
容量(内寸):約25L
材質:高密度オートフロスウレタン、ABS樹指、EVA、ステンレス・真鍮
運搬方法:片手持ち、肩掛け
秀和のクーラーボックスは保冷力が高く、使い勝手も及第点。しかし、キャンプ気分を損なう釣りテイストのデザインだけが残念でした。


【保冷力:氷が大きな塊のまま290g残った】
密閉性が高く、内部の温度上昇率は低くて緩やか。内部の氷は溶けずに大粒で残った


【使いやすさ:しっかりした作りで使用感良好】
片手持ち用のハンドル。
天部についたハンドルはしっかりとしているほか、フタの開閉もスムーズに行えます。


【デザイン;凝ってはいるが全体的にダサめ】
シンプルなロックはオシャレですが......。
キャンプは自分なりのスタイルにこだわるのも楽しさの1つ。秀和の鮮やかな水色のカラーリングはもろに釣り具というイメージのためにキャンプ場で浮いてしまい、気分が盛り下がるのが微妙です。
  • 保冷性能がやや低く
    運搬方法も不安が残る…
キャンパーズコレクション
スーパークールボックス 
CC37L-DX ブルー
実勢価格:4070円
外寸:W58.8× H29.8×D37.5㎝
重量:約3.06㎏
容量(内寸):約37L
材質: ポリプロピレン
運搬方法:片手持ち、肩掛け
37Lで容量は十分ですが、サイドに取っ手が付いていないので、両手持ちが不可能。ショルダーと併用しても運びづらいのが欠点でした。


【保冷力:保冷力が低く8時間後は高温状態に】
内部は約25℃とハードタイプとしてはかなりの高温状態に。氷もほとんど残っていませんでした。


【使いやすさ:仕切りや投入口の使い方に工夫あり】
片手で開閉できます。
フタをすべて開けなくても、中身が出し入れできる投入口が便利です。
レイアウトの自由度が高い。
仕切りの位置は3か所からシーンに合わせて調整可能です。


【デザイン:新品だが、すでにジョイント劣化】
まるで長年使用したよう。
新品で購入しましたが、フタのジョイント部分は欠けや白い筋が目立ち、使用に不安があります。チープさを感じました。
  • 値段相応のチープさが残念
    日帰りメインならアリな伸和
伸和
ホリデーランドクーラー 
CBX-33L(W)
実勢価格:4872円
外寸:W57.4×H31.5×D36.9cm
重量:約4.05㎏
容量(内寸):約33L
材質:ポリプロピレン
運搬方法:両手持ち、片手持ち、肩掛け、キャリー
テストでも突出した性能は見られませんでした。運搬方法は最多の4WAYですが、いろいろ詰め込みすぎて器用貧乏な感じに。


【保冷力:平均的な保冷力で日帰り使用向き】
温度上昇も約10℃とまずまず。少量ながらも氷も残り、値段相応な結果になりました。


【使いやすさ:キャスターは使い勝手が微妙】
キャスター付きだが、便利とは言えない…。
写真のようにかがまなければ引っ張れないので、一人で運ばなければならないときにしか使わないでしょう。
つまみやすい排水キャップ
排水キャップはつまみやすく、あまり力を使わずに開けられるので、女性や子どもにも使いやすくできていました。
  • ハードタイプ最安値も
    保冷力は残念な結果に…
キャプテンスタッグ
シエロ クーラーボックス35
ブルー M-8159
実勢価格:3563円
外寸:W59.0×D29.0×H37.0㎝
重量:約2.8㎏
容量(内寸):約33L
材質:ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡スチロール
運搬方法: 両手持ち、肩掛け
コスパはかなりいいものの、あえて選ぶ性能ではありません。ロゴシールが剥がせるので、好みのステッカーでカスタマイズしてもいいかもしれません。


【保冷力:断熱材が入っているか疑う保冷力】
素材が薄いせいか、ボックス内温度は約27℃まで上昇し最下位と残念な結果になりました。


【使いやすさ:細部のつくりに工夫は感じます】
持ちやすい取っ手。
取っ手の可動域が広くつかみやすい。フタのストッパーもワンタッチで開けられて便利です。


【携帯性:運搬するなら2人が最適】
女性や子供が一人で運ぶのは大変。
ショルダーベルトが細く、背負うには不向き。写真のように両サイドから2人で持つのが一番運びやすかったです。
  • [結論]保冷力と携帯性に優れた
    イグルーが第1位を獲得!
イグルー
マリーンブリーズ
ウルトラ 28
実勢価格:6458円
今回35℃の真夏を再現した8時間に及ぶ検証では、イグルーが見事ベストバイを獲得しました。
検証ではボックス内の最低温度10℃を計測し、食材などの鮮度をしっかりキープしてくれる高い保冷力を発揮しました。

それ以上に高い評価得たのが持ち運びやすさ。
サブのソフトクーラーと一緒に運ぶこともできます。
キャスターの性能も高く、アスファルト以外の悪路でもスムーズに転がってくれました。とくにガラガラという騒音もほぼゼロなのも快適です。

柄の部分もストッパーで段階的に長さを変えられるので、大人から子どもまで使いやすく、柄は完全に収納してボックス状になるのもスマートです。
  • [番外編]高級クーラーと
    格安発泡スチロールを比較
クーラーボックスには、1万円を軽く超えるような高級モデルや、1000円を切る発泡スチロール製の簡素なタイプもあります。

実際にこれらの間に性能差は、どのくらいあるのか気になる人もいるのでは。そこで今回はそれらの実力についても検証してみました。

それではまず、3万円を超えるコールマンの名品スチールベルトから見ていきましょう。
  • [高額クーラーボックスの性能分析]
    やっぱり“高価”なのには理由がありました
コールマン
アニバーサリー 
スチールベルトクーラー
実勢価格:3万2400円
外寸:W60.0×D42.0×H41.0㎝
重量:約7.5㎏
容量(内寸):約51L
材質:スチール、ステンレス、発泡ウレタン、ポリエチレン
運搬方法:両手持ち
アメリカンテイスト薫るレトロなデザインに加えて、保冷力についても優秀なこだわりの逸品。その分、値段も高めとなります。
【圧倒的な保冷力を見せました】
テスト終了となる8時間後の内部温度は20℃を下回り、氷も溶けずにきちんと残っていました。アンダー1万円とは別格の保冷性でした。
【ボトルオープナーまでさりげなく搭載!】
心憎い気配りです。
また、ボディにボトルオープナーを備えていて、全体のデザインにマッチするようなさりげなさが秀逸。栓抜きなしでも、キャンプ場で小瓶の輸入ビールを飲むというオシャレな時間を楽しめます。
【細部までシックなスチールにこだわった仕様】
ハンドル
ラッチロックやハンドルまで外装と同じスチールで統一。
ラッチロック
アンダー1万円の製品にはない高級感たっぷりのルックスとなっています。
  • [格安発泡スチロールの性能分析]
    使い捨て前提の価格と耐久性でした
キャプテンスタッグ
発泡クーラーボックス18L M-8170
実勢価格:991円
外寸:W47.0×D33.0×H25.0㎝
重量:約0.27㎏
容量(内寸):約18.2L
材質:発泡スチロール、ポリプロピレン
運搬方法:片手持ち
一方の発泡スチロール製は、安っぽいデザインはネックですが、保冷力やコスパはかなり優秀。工夫や割りきりによって使いどころはあります。
【意外に密閉されて温度変化に強い】
8時間の温度変化テストでは氷こそ残りませんでしたが、内部の温度上昇は緩やかで優秀でした。
【使い勝手は普通でももろくて長期間はムリ…】
持ちやすさは普通のレベル。
綱状のハンドルは持ちにくくないものの、握るたびにボディの発泡スチロールがこすれて削れてしまいます。
【“使うなら買い出し程度”なチープデザイン】
キャンプ場じゃなく漁港というイメージ。
デザインがチープなので屋外に置いておくのは微妙。しかし、価格が安くて保冷力もあるため、冷凍品を入れてトランクなど見えないところにしまっておくなら十分に使えます。
  • [番外編・結論]見た目にこだわらず
    機能重視なら発泡スチロールもあり!
まず、実勢価格が3万円以上となるコールマンのスチールベルトは、8時間の温度変化テストで圧倒的な保冷力を顕示。

ボックス内の温度上昇率は低く、氷もきちんと残っていて、アンダー1万円の製品と別格であることをうかがわせました。
また、ヴィンテージ風のデザインやボトルオープナーなど、細かい工夫が随所に凝らされていて、価格分のこだわりがしっかりと感じられました。

一方で、キャプテンスタッグの発泡スチロールボックスは、991円と廉価でありながら、温度変化テストで意外にも高い保冷性能を見せました。
また、汚れたら捨ててもよいという気軽さもあるため、デザインにあまりこだわらないビギナーであれば、十分に使いどころのある製品です。

以上、ハードクーラーの選び方のポイントと10製品ランキングの結果でした。

保冷力とキャリーカートのように、ラクに持ち運びできる携帯性を両立したイグルーは、BBQだけでなくキャンプでも大活躍しそうです。今回のランキングを参考に、快適なレジャーライフを楽しみましょう!

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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