テレビでYouTube! ネット動画が充実の4Kテレビおすすめランキング【2019年】
2019年05月21日(火)
西尾 崇彦
西尾 崇彦/Test by 家電批評編集部
テレビでYouTube! ネット動画が充実の4Kテレビおすすめランキング【2019年】
4Kテレビの良し悪しは画質論になりがちですが、今回は「ネット動画」。これまでは、「スマート」とは名ばかりのテレビのネット機能でしたが、今はなかなか進化してるんです。今回は、そんな各社の「ネット動画機能」にスポットあて、リビングでYouTubeやAmazonプライムなどサブスクのネット動画を快適に見られるブランドを探ります。

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

北島圭介 家電批評編集部 デスク
北島圭介
家電批評編集部所属。テレビやオーディオなどにはじまり、電動アシスト自転車まで、その守備範囲は驚くほど広い。表向きは“ネコと妻と子どもを愛する家庭人”という穏やかな印象だが、じつはただの飲兵衛との噂も…。
家電批評 本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
創刊9年を迎える家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
折原一也 氏 AVライター
折原一也 氏
オーディオ・ビジュアルを活動のフィールドとしていて大画面テレビ、BDレコーダーを中心としたデジタル機器全般の取材と画質・音質を含めた製品記事、最新テクノロジーのトレンド解説記事を手がけている。
  • 主要6大メーカーを辛口比較!
    パナソニックとソニーがリード
最近はテレビで地上波だけでなく、ネットフリックスやアマゾンのプライム・ビデオなどの動画配信サービスを手軽に試聴できるようになりました。

そんなサブスク時代だからこそ、今回はテレビのスマート機能(ネット機能)だけに注目し、大手メーカーのテレビを比較することにしました。

これまで家電批評編集部では、何度も4Kテレビの特集を行い画質や音質を評価していますが、今回は違います。評価するのはネット機能のみです。
「うちにはAppleTVやFireTVがあるから、別にイイや」と思われる方もいるかも知れません。

確かに家電批評本誌や本サイトでは、スマート機能搭載の4KテレビよりもAppleTVやFireTVなど、別売のセットトップボックス推しでした。

もちろん、最高の環境と快適性を望むなら、4K対応のApple TVやFire Stick TVがベストバイです。

ただ、最近の4Kテレビは対応コンテンツの拡大や拡張性に力を入れたり、モタモタしていた動作がずいぶん速くなるなど、機能の向上がめざましいんです。

そこで、今回は専門家の折原一也氏に協力いただきパナソニック、ソニー、東芝、LG、三菱、シャープ、以上、主要6メーカーの4テレビを徹底検証し、各メーカーのネット動画をはじめとするスマート機能を評価していこうと思います。

結論からいうと、家電批評と本サイトでは、今回、4Kテレビの中では、パナソニックとソニーのネット動画機能をベストに決定しました。

その理由を含め、今回の検証の結果を順番にレポートしていきたいと思います。
折原一也氏に協力いただき全6メーカーの動画&スマート機能を比較検証しました。
最近の4Kテレビは、主要なネット動画配信サービスをほとんど見ることが可能になっています。
  • 【選ぶポイント】Amazonプライム・ビデオ対応、起動の早さ、横断検索が買って後悔しない3つのポイント!
まず最初に、スマート機能を見定めるポイントと、そこから導いたテストチェックポイントを紹介していきたいと思います。

今、スマート機能に注目して4Kテレビを選ぶ場合、①アプリ(対応チャンネル)、②サクサク度、③検索性、④音声検索、⑤操作性、⑥レコメンドの6つのポイントに着目することをおすすめします。具体的にAmazonプライム・ビデオ対応、アプリの起動速度、動画の横断検索が重要になります。

特にAmazonのプライム・ビデオは、他の動画配信サービスよりもコストパフォーマンスに優れているので、テレビで気軽に映画や動画を楽しみたい人には重視したい点となります。

アプリの起動速度は、ブランドごと差があり、ここがモッサリしていると日常的な使い勝手に差がでます。動画の横断検索は、その対象範囲が各ブランドごとに異なります。より多くの放送や動画サービスに対して検索できるブランドの方が、利便性が高いと言えます。

加えて、①~⑥の各ポイントの概要をご紹介していきたいと思います。

  • チェック①アプリの数と拡張性:利用できるコンテンツ数はスマートTV最大のキモです!
スマートTV機能で利用できるアプリの種類はメーカーによって異なります。自分がいつも利用している動画配信サービスが、スマートTVに対応していなければ、本当にもったいないですよね。

だからこそ、多彩なアプリに対応していることが大切です。また、「アプリストア」から任意のアプリを追加できる拡張性の有無もポイントになります。

アンドロイドがベースになっているソニーなどは、スマホのように簡単にアプリをインストールできます。
  • チェック②アプリの起動時間:使いたいコンテンツまでサクッとたどり着けるか?
スマートTV機能でアプリを使うとき、立ち上がりのスピードが遅いと大きなストレス。そこで、利用頻度が高いと思われる「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「YouTube」の起動速度を検証しました。

基本はホーム画面からアプリを選択して立ち上がるまでの時間を計測。「Netflix」はリモコンボタンからの起動も試しています。

なお、計測は以下の通り行いました。

①電源OFFから専用ボタンで起動(計3回)テレビの電源を消した状態でリモコンのネットコンテンツ専用ボタンを押した瞬間から、コンテンツが完全に立ち上がるまでの時間を計測

②ホーム画面のアイコンから起動(計3回)リモコンに専用ボタンがないテレビのために、ホーム画面のアイコンをクリックしてから立ち上がるまでの時間も全モデルについて別途計測している

計測後にはアプリを終了: 基本的に計測後はアプリを終了させてから①なら電源オフ、②はホーム画面に移動して次の計測を行っています。
  • チェック③検索性:検索しやすいインターフェースと検索対象のコンテンツ数も大切です
対応アプリで視聴できる動画や録画番組など、スマートTV機能搭載の4Kテレビは利用できるコンテンツが豊富。だからこそ、検索しやすく、多彩なコンテンツを横断検索してくれると便利です。

とくに横断検索の対応コンテンツが「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」などの主要サービスに対応しているかがキモになります。
  • チェック④音声検索:言いにくい番組名やタイトルを性格に認識して幅広く探せるか?
リモコンのマイク機能を使い、ボタンを押さずに声で検索できるのもスマート機能の醍醐味。しかし、メーカーによって言語認識の精度やスピードは全然違うんです。

そこで、検証では「にゃ」や「にょ」などの拗音を混ぜたり、わざと早口でしゃべってたとき、言語を正確に認識できるかどうかをチェックしました。一部非対応の機種があります。
  • チェック⑤操作性:カーソルや画面移動などの操作がサクサクと快適に動いているか?
コンテンツを快適に利用するために最も大切なのが、サクサクとした操作感です。リモコンをプッシュしたとき、カーソル移動やコマンドセレクトがスムーズかつ狙い通りに動くかどうか。

また、画面移動するときにタイムラグ少ないかなど、実際に専門家が試用して、ストレスを感じない動作を実現できるかを確認しています。
  • チェック⑥レコメンド:好きな動画やよく観ている番組を的確にセレクトして提示できるか?
年齢や性別、家族形態などを入力したり、視聴状況をテレビが把握することで、ユーザー好みのネット動画や録画番組をセレクトしてくれるレコメンド機能もスマートTVのポイント。

検証では「オススメ映画は?」などで質問して、ピックアップされたコンテンツの関連性や整合性、横断検索の幅広さなどをチェックしています。
  • 【1位】ソツなしとプロも絶賛しきり
    パナソニックは万人向けを極めた1台
大手6メーカーのスマートテレビ比較で、見事ベストバイを獲得したのは使いやすさに定評のあるパナソニックです。

Firefox OSを搭載し、スマートTVでは独自路線を歩んでいますが、実際にスマートTV機能を使い込むつもりで実機で対応映像配信サービスを数えると、Amazonプライム・ビデオもカバーするだけでなく、国内全15以上の動画配信に対応する超優秀モデルと判明しました! 

特に発見だったのが自社専用のアプリ・マーケットの充実でビデオパス、ニコニコ動画、パラビといった対応機器が少ない映像配信の中堅所の対応が手厚く、現行モデルではパナソニックが唯一の対応テレビとなっているサービスも多数あるほど。

導入したアプリの映像配信の起動レスポンスもNetflixは2回目以降高速化し、1秒台でアクセスできます。

日本メーカーの機能として「アレコレチャンネル」でNetflixやYouTubeと録画番組を横断して番組を探す工夫、DIGAの録画番組と連携する動作も。上下左右の操作の操作もシンプルで迷わず使えました。

自社でプラットフォームを運営し、ユーザーが求めるネットサービスや機能をソツなく作り込んでいく真摯な姿勢はさすがのにパナソニックです。文句なしに実用性ナンバーワンといえます。
パナソニック
VIERA TH-55FX800
実勢価格:13万2800円
●サイズ・質量:W1234×H775×D254mm・約33㎏●チューナー/地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3
スマホのアプリを選ぶ感覚でサクサクと分かりやすい操作性。サクサク感や細かい機能は、セットトップボックスの方が優れている点も少なくありませんが、セットアップを含めた万人向けの使いやすさという意味で、パナソニックのネット動画&スマート機能はとても優れていました。
  • パナソニックの評価はこちらです
搭載アプリ数は後述するソニーには譲るものの、主要サービス以外も網羅する動画配信アプリが強力で、起動時間、音声検索、操作性、レコメンドなどすべての項目で1位。

画面も操作性も自前で作り込む日本メーカーらしさで、スマートTV機能の実用性は全機種中トップに輝きました。

チェック①アプリ:
標準搭載もストアの拡張も
人気アプリは大抵カバー!

検証時の動画配信は主要サービスをすべて網羅した上で15個以上。2018年12月に新対応した「パラビ」のほかに、「Hulu」「AbemaTV」「ニコニコ動画」などもカバー。メジャー以外のカバー率はトップでした。
Hulu、パラビ、ビデオパス、AbemaTVなどもカバー。ただし、ミニゲームなどはオマケ程度。
標準アプリでプライム・ビデオも対応が心強い! 国内配信はマイナーサービスまでトップで表示。

チェック②アプリの起動時間:
起動完了までワンテンポありますが
基本的に早めです
起動はロゴ表示で少しもたつきますが、2回目以降のアプリの起動時間は1秒台と他機種より頭一つ抜きん出た超高速が魅力。ホーム画面からその他アプリの起動も8秒以内とどれも優秀でした。

実際の計測はこちらの通りでした。
チェック③検索性:
録画番組からネット動画まで
ボタン一つで横断検索が可能!

「アレコレ」のボタン一つで、オススメ番組をピックアップ。スマートTV機能と番組検索を統合して、NetflixとdTV、LAN上の録画番組までヒットします。

ただし、ここでプライム・ビデオが漏れるのは残念。「NetflixやYouTubeなどの基本的なネット動画はカバーしています」
NetflixやYouTubeなどの基本的なネット動画はカバーしています。

チェック④音声検索:
マイクが認識しにくい発音も
高い精度で聞き取りできる!

マイクボタンですぐに音声入力になり「◯◯(番組名)を探して」で番組検索もラクラク。残念ながらNetflixは検索対象外なので、放送番組、YouTubeがメインです。dTV契約者なら映画用にも便利です。
マイク感度はバツグン!
喋った内容をリアルタイム入力。認識精度の高さはスマホ以上かも!
ネット動画はYouTubeとdTVが対象です。音声からダイレクトに検索できますが、Netflixは検索対象に入らずヒットしませんでした。
  • 【2位】必要なアプリをバリバリ拡張
    使い込み派にはソニーがおすすめ!
第2位は、家電批評オブ・ザ・イヤー2018年で4Kテレビ部門グランプリに輝き、高画質の評価では上位常連のソニー。

2015年からアンドロイドTVを搭載した「サブスク映像推進派」です。ホーム画面でもアンドロイドTVの映像配信作品はバンバン目に入ります。

さらに主要動画サービス+アプリをリモコンからダイレクトで起動できるので、テレビは地上波を観るものという固定概念を覆してくれます。

音声検索もGoogleアシスタント仕様になっているので、まさにスマホをテレビにしたイメージです。

アプリについては主要アプリは「ソニーセレクト」で動画配信アプリなどをカバーして、GYAO!や、dアニメ、FODといった他社にアプリのないサービスも多数対応しています。

更にアンドロイドTVはGoogleストアとも対応し、TVのサービス以外の音楽アプリなども使える拡張性の高さはさすが。

しかもアンドロイドTVなら今後継続してアプリを提供してくれる可能性も高いので安心です。

ただし、テレビ全体がネット系に頼りすぎて、番組表の予約録画よりYouTubeの検索結果が優先されるのは、正直やりすぎかも。

「地上波より完全にネット配信メイン」という人にオススメです。
ソニー
BRAVIA KJ-49X9000F
実勢価格:11万7000円
●サイズ・質量:W1093×H694×D268・14.5㎏●チューナー/地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
汎用性の高いAndroidストア採用なので、拡張性は無限大レベル。使い込みたいというユーザーには、こちらのソニーの方をおすすめします。
  • ソニーの評価はこちらです
チェック①アプリ:
「ソニーセレクト」のほかに
「Googleストア」で拡張可能

動画配信は日本国内のサービスで15個以上。日本向けサービスのないMLB.TVなどのアプリも。映像配信はパナソニックと同程度でも、Googleストアで拡張できるアプリ数はケタ違いです。
映像配信はソニーセレクトですぐ見つけられます。FOD、GYAO!などのアプリ提供しています。
Googleストアは国内外のアプリを検索可能。ソニーの管理外で、海外アプリ中心にゲームも多数。

チェック②アプリの起動時間:
立ち上がりにロゴが表示されて起動時間はかなりモタモタ
キャッシュが残らないAmazonプライムは遅いです
初回起動は特に遅いタイプですが、2度目以降はキャッシュで高速起動します。しかしリモコンからNetflixを起動させると約20秒と速くはないです。

実際の計測はこちらの通りでした。
チェック③検索性:
リモコンのワンプッシュで
多彩なアプリを起動できる

ホーム画面上の検索窓はキーワード検索対応していますが、映画はYouTube、Googleプレイしか表示されませんでした。
「よく使われそうなネット動画アプリを多彩に搭載したリモコンは最強です」と折原氏。
ただし、プライム・ビデオがないのは残念と思う人も少なくないかもしれません。

チェック④音声検索:
マイク認識精度は優秀ですが
Netflix非対応がやや残念

音声検索エンジンはGoogleのもので認識精度は抜群。標準の検索対象はYouTube、Googleプレイのみで放送は対象外、「Netflixで◯◯を探して」と毎回指定するのはやや面倒でした。
ネット動画の検索対応はYouTubeとU-NEXT。
検索結果画面はヒット結果からサイトを探せましたが、対象サービスはわずか2つでした。
Googleアシスタントの音声認識力は高いです。スマホと同じGoogleの音声認識なので精度もピカイチでした。
  • 【3位】横断検索の使い勝手はNo.1
    起動速度と検索はバツグンのLGです!
これまで家電批評本誌の総合的なテレビ評価では、あまり振るわなかったLGですが、今回、スマートTV機能を深掘りしたところ、国内メーカーにはない強みが見えてきました! 

特徴的なのは、ホーム画面からズラリと主要映像配信が並ぶ視認性の良さと、ストアからアプリを追加してカスタマイズ可能な拡張性です。

操作して気づいたポイントはアプリ起動の速さで、NetFlix、プライム・ビデオ、YouTubeが全て4秒台と、ランチャーから起動の流れもスムーズ。

本体UIからの検索機能でNetflix、プライム・ビデオ、YouTubeがヒットするので、サブスク動画の登録ユーザーなら十分満足できるレベルです。

しかし、レコメンド機能がありません。また音声検索は日本語未対応と大きな弱点もあります。放送との融合を考えていないところも、グローバルメーカーらしい割り切りですが、ユーザーとしてはやはり残念です。

ただ、スマートTVの押し付けがましい所をすべて切り捨てて、高速に映像配信を試聴する、番組を探すという機能に特化し、提案性はないけど実用性はピカイチ。

総合力として国内メーカーに及ばなくても、スマートTVとして使い込む一台を選ぶならLGの選択肢は結構アリだと思います。
LGエレクトロニクス
OLED55C7P
実勢価格:14万5000円
●サイズ・質量(テレビスタンド含む):W1230×H750×D217mm
・19.2㎏●チューナー/地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
家電批評の検証では、いつも画質や操作の評価に伸び悩むLGですが、今回のスマート機能について、特に起動速度と検索性能は高評価でした。独自のインターフェースは好みが分かれるところですが、動画配信の横断検索対応と高速起動でサブスク動画ライフを向上させる1台といえます。
  • LGの評価はこちらです
主要どころの動画配信サービスアプリもしっかり抑え、起動時間、検索性とサクサク性はまさかのトップクラス。操作性はかなり癖が強いのだけど、単純にアプリ起動の実用性だけなら評価以上に使える1台です!

チェック①アプリ:
人気アプリは標準搭載され
ストアからの追加にも対応!

視聴画面の下に標準アプリと追加アプリが表示されるスタイルです。国内メジャーサービスは7個ですが「プライム・ビデオ」も対応。動画配信プラットフォーム「ツイキャス」対応は珍しいです。
プライム・ビデオ含め標準で対応。画面内に表示するアプリもカスタマイズ可能。
ストアでアプリを追加可能。グローバルに展開するメーカーらしく海外向けアプリも導入できます。

チェック②アプリの起動時間:
キャッシュが残されるので
どのアプリもスピーディー
とにかく全てのアプリ起動が超高速で5秒切が当たり前。起動も2回目以降はキャッシュが働き、圧巻の1秒台。瞬きしている間に起動します。

実際の計測はこちらの通りでした。
チェック③検索性:
利用頻度の高いネットアプリを
しっかりと押さえてます!

キーワード入力の検索対象がプライム・ビデオ、Netflix、U-NEXTと日本でもユーザーの多いサービスを全網羅。検索の幅の広さは嬉しいですが、日本語の音声検索非対応は残念です。
横断検索は作品を表示してサービスを探すスタイル。複数加入している人にも扱いやすさ抜群。「Netflixやプライム・ビデオ、YouTubeなどをカバーした横断検索機能は最も優秀です」と折原氏。

チェック⑤操作性:
独自インターフェースだけど
慣れれば普通に使えます

Wi-FiでPCと連携したり、USBメモリからファイルを直接再生できたりと、”PCっぽさ”があるのがLGの面白さ。普段はPCを使っている人には有効活用できる機種です。
USBからのプレイヤーも搭載。PC動画を連携させたい人にも便利です。
Wi-FiでPCから画面ミラーリング対応。この手の機能は地味に便利。

※
起動速度の検証はOLED55C7P、他の検証は55UJ6100で行なっています。
  • 【4位】アプリ追加はなしですが観たいネット&
    録画動画を探せる優秀なレコメンドが東芝最大のキモ!
「みるコレ」など機能はイイけれど、肝心の搭載アプリがちょっと……と評価が別れてしまったのが東芝。

「みるコレ」は、ネットコンテンツと放送番組を横断検索して表示する機能で、映像配信サービスもメニュー上は画面に組み込まれて便利なんですが、人気のアマゾンプライム・ビデオやAbemaTVが抜け落ちているのが非常に残念。

拡張性もなく、あくまで内蔵機能です。個別アプリの起動時間は遅くはないんですが、操作の重さで台無しになっています。

とはいえ、出演者やテーマを「おまかせパック」として録画予約できる「みるコレ」のスタイルは、他社にはないネット融合の検索機能で非常に便利YouTubeのコンテンツも探せるので、横断検索性も高いです。ただ動画配信はdTV、ツタヤTVのみの対応で、契約者でないと役に立ちません。リモコンの音声検索も結果この「みるコレ」に繋がっていて、基本は地上波とYouTubeの検索用途に限られます。

面白い機能としては、音声検索に搭載されている「おすすめ」のレコメンデーション。これは視聴履歴から学習して録画番組を自動ピックアップしてくれる機能です。

ネット重視派には合わないんですが、放送と録画重視のスマートTVと考えるとトップモデルです。
東芝
REGZA 55Z720X
実勢価格:16万6318円 
※写真は65V型
●サイズ・質量(テレビスタンド含む):W1242×H769×D189mm・19.5㎏●チューナー/地上デジタル×9、BS・110度CSデジタル×3、BS 4K/110度CS 4K×1
放送・動画融合の異色派。対応アプリの少なさは注意が必要ですが、ネット動画より録画番組を「スマート」に視聴できる1台でした。
  • 東芝の評価はこちらです
動画配信サービスアプリの搭載の少なさ、音声検索とネット系機能で評価は奮わないのですが、「みるコレ」などレコメンドは他にはない高評価。東芝同時の「タイムシフトマシン」録画関連をどう見るかが評価の分かれ目です。

チェック①アプリ:
YouTube、Netflix、DAZNなど、主要サービスは揃っていますが、Amazonプライムは基本非対応です。

「基本」としたのは、モデルによってはソフトウエアアップデートでAmazonプライムに対応できるものも過去あったため。購入時の状態は基本的に非搭載です。また、アプリ表示までのアクセスが遅く、シンプルな操作にはちょっと不向きです。
国内14のサービスに対応も、プライムビデオ、AbemaTVの非対応はやはり残念。
ソフトウエアアップデートがないと対応アプリは増えません。標準以外のアプリを追加できるストア機能はナシ。定期的なソフトウェアアップデートに期待します!

チェック②アプリの起動時間:
アプリの起動自体は待たされた感じがなく
ストレスフリー
起動時間もNetflixは5秒台、YouTubeは2秒台をキープと優秀です。2回目以降もキャッシュで高速化はないタイプですが、起動速度は問題ナシ。

実際の計測はこちらの通りでした。
チェック④音声検索:
ソニーやパナソニックに
比べると誤認識が多い印象です

文字入力も音声検索も「みるコレ」で横断検索するタイプ。動画配信はYouTube、dTV、ツタヤTVのみ対応で実用性は今ひとつ。「みるコレ」連動で検索結果を表示します。検索結果は「みるコレ」と連動し、「おまかせパック」から登録できます。
「ハリーポッター」をなかなか認識せず…。マイクの音声検索も対応しますが、作品名の認識精度は低めです。
チェック⑥レコメンド:
ネット&録画番組のまとめパックの
オススメ機能があります

「みるコレ」は一画面にネット動画も録画番組も表示する検索スタイル。「タイムシフトマシン」の全録機能と併用することでYouTubeも放送も探せる合理的な画面という考え方もできます。
好みの動画をまとめて見つけられるパック機能。タレントや話題をピックアップ。配信も放送もカバーするのが◎。
「人気の動画」などでカテゴライズされています。YouTube、放送などを一画面でピックアップ。これは見て分かりやすい!
  • 【5位】他社との差別化は英断? 
    視聴&録画に特化した三菱電機
今回、スマート機能目的ではあまりオススメできない評価となったのが三菱電機一番ネックになったのは、搭載されているネット動画サービスの少なさです。YouTube・ツタヤTV・アクトビラの3つだけ。

これはさすがに寂しいです。ストアから追加することもできないので、アップデートで新規対応を待つしかありません。一応、YouTubeの起動テストは計測3回全てで5秒台をキープ。速くはありませんが、安定した立ち上がりでした。 

しかし、同モデルは4Kチューナー内蔵、HDD内蔵、BDレコーダー搭載などの多機能が特徴です。スマートTV機能については、あえて捨てているのでしょう。

「テレビ視聴メインでネットは切り捨てた珍しいアプローチ」と専門家も捉えており、スマートTV機能を重視するユーザーには向かないモデルと言えます。
三菱電機
LCD-A58RA1000
実勢価格:24万5300円
●サイズ・質量(テレビスタンド含む):W1302×H897×D382・33.2㎏●チューナー/地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3、BS 4K/110度CS 4K×2
  • 三菱の評価はこちらです
チェック①アプリ:
NetflixもAmazonプライムもなく
コンテンツはたった3つだけ

スマートTVの対応コンテンツはYouTube、TSUTAYA TV、アクトビラの3つだけ。ストアで追加することもできず、拡張性に不満が残ります。専用のホーム画面もなく、対応コンテンツも微妙なラインナップです。
ネットへのリンクはウィンドウが出るだけでした。

チェック②アプリの起動時間:
唯一対応のYouTubeも
そこまで速いわけではありません
「YouTube」ボタンをリモコンに搭載。対応するYouTubeの起動時間は、3回の計測全てで5秒台をキープ。特別に速いわけではないが安定しています。

実際の計測はこちらの通りでした。
  • 【参考】Android TVでアプリは充実
    音声検索やレコメンドも合格点のシャープ
現在、シャープの4Kテレビはソニーと同じく、アンドロイドTVを採用しています。ネットフリックスやアマゾン・プライムなどの主要な動画配信サービスのほか、ゲームやニュースなど幅広いサービスを利用できます。また、アプリの追加もできるので、対応アプリの数もトップクラス。

そして、AIを利用したココロビジョンというレコメンド機能はシャープのオンリーワン機能。AIと視聴ログで好みの番組をセレクトしてくれるほか、人感センサーによる自動オンや音声検索に対応するなど、スマートTV機能はソニー、パナソニックと遜色ないレベルでした。

なお、他5ブランドと同時期発売のモデルを準備できなかったため、ランキング外の参考値としました。
シャープ
AQUOS 4T-C50AJ1
実勢価格:7万3869円 
●サイズ・質量(テレビスタンド含む):W1126×H719×D271mm・約21.5㎏●チューナー/地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3
  • シャープの評価はこちらです
チェック①アプリ:
Netflixもプライムも搭載して
ストアによる拡張にも対応!
NetflixやAmazonプライムなどの主要なサービスはカバーしています。
有料のレンタルビデオサービス「COCORO VIDEO」も搭載。

チェック⑥レコメンド:
搭載されたAI機能で
好みの番組をセレクト!
リモコンのマイクで音声による番組検索にも対応しています。
人工知能や人感センサーで個人ユーザーの使い勝手を向上する機能も搭載。

以上、ネット動画(スマート)機能が充実している4Kテレビブランドランキングでした。

ネット動画(スマート)機能は、各社とても差が大きい機能なので、ぜひ4Kテレビを選ぶ際の参考にしてくださいね。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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