【徹底比較】電気ケトルのおすすめランキング12選│人気商品を容量別で検証
ランキング
加藤 真也
加藤 真也/Test by the360.life編集部
公開日: 2021年07月07日

【徹底比較】電気ケトルのおすすめランキング12選│人気商品を容量別で検証

スイッチひとつで手軽にお湯を沸かせる電気ケトルは、コーヒーやお茶をいれたり、カップラーメンを作ったりと、自宅でもオフィスでも大活躍してくれるアイテムです。今回は、人気の電気ケトル12商品を実際に使って沸騰時間の速さや使用感を検証。容量別におすすめランキングを作成してみました!

LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢
晋遊舎の専門テスト機関「LAB.360」の室長。消費者の視点で数多くの商品テストに従事。日用雑貨や家電製品が専門。
編集者・ライター
松嶋千春 氏
編集プロダクション「清談社」所属の編集者・ライター。the360.lifeの運営会社である晋遊舎にて、生活雑貨や女性用品の商品テストを行い、WEB、雑誌などのメディアの形態を問わず、ランキング記事などのコンテンツを制作している。
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※情報はthe360.life2021年7月8日公開時点のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。販売価格はすべて税込表記です。

キッチン 電気ケトルが1台あるだけで時短に!

コンロでお湯を沸かす際は、どうしても火元の安全が気になりますよね。なにかと忙しい朝は、スイッチひとつでお湯が沸いて自動で電源オフしてくれる電気ケトルを使えば、その場を離れて身支度しているあいだにもお湯を沸かせるので便利です。

また、料理を同時並行で作っていて「お湯を沸かしたいのにコンロが全部埋まっている……」といった場面でも、電気ケトルは重宝します。

キッチン 電気ケトルの選び方はこちら!

電気ケトルといえば、ティファールやタイガー魔法瓶、象印といった有名キッチン家電メーカーをはじめ、アイリスオーヤマや山善といった総合メーカーからもさまざまな特徴・機能をもった商品が発売されています。

ここでは、電気ケトルを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを解説します。

ポイント1:容量で選ぶ

電気ケトルの容量は、0.8~1.2L程度のものが主流です。ひとり暮らしの人など使用量がそんなに多くない場合や、コンパクトサイズを希望する場合には、0.8Lタイプでもまかなえますが、容量ギリギリの湯量を使う場合は本体を大きく傾けて注ぐ必要があり、腕が疲れるかもしれないので注意しましょう。

また、カップ麺など厳密な計量が不要な調理に使うぶんには電気ケトルの目盛りは重要ではありませんが、湯量をちゃんと計って沸かしたい場合は、目盛りの見やすさもチェックしておくといいでしょう。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

ちなみに、「日清焼そばU.F.O.大盛」の調理に必要なお湯の目安は700mlだそうです。デカ盛りを食べる人や、2人分以上同時に沸かしたい場合には、容量の大きなタイプを選ぶといいですね。

ポイント2:速く沸かしたいなら1200W以上

沸騰スピードは同じ消費電力でも機種によって異なりますが、今回の検証では1200W以上の機種は300mlの水を沸かすのに要した時間が2分前後と、比較的速い印象です。

さらに1300Wの機種だと、同容量の他機種と比べて10秒以上速い結果となりました。ただし、電力契約の内容によっては、家電を同時使用することでアンペア数の上限を上回りブレーカーが落ちてしまう可能性もあるため、使い方には注意しましょう。

ポイント3:温度調節機能や保温機能があると便利

単純にお湯を沸かすだけでなく、温度調節機能や電気ポットのような保温機能を備えた機種も最近は続々と出てきています。

赤ちゃんのミルク作りなら70℃、コーヒーなら85℃、紅茶なら95℃……といった具合に目的に応じて使い分けたい場合は、温度調節機能を備えたタイプが便利です。

ポイント4:注ぎ口の形状にも注目

(左)三角口 (中央)鶴口 (右)細口

電気ケトルの注ぎ口に多い「三角口」タイプは一度に出るお湯の量が多いので、カップ麺つくりなど、お湯をたくさん注ぐのに向いています。

一方で、やかんのような形状の「鶴口」タイプや、ドリップケトルのような「細口」タイプは、湯量を調整しながら注ぎやすいのでコーヒーを淹れる用途で活躍します。

ポイント5:安全機能付きならもっと安心!

(左)給湯ロック解除 (右)給湯ロック状態

上の画像は、タイガー魔法瓶「わく子 PCL-A100」のもの。給湯ロック機能と転倒お湯もれ防止構造により、万が一お湯が入った状態で倒してしまった場合にも、被害を最小限に抑えられます。

沸騰時に噴き出す蒸気の量を抑える機能や、本体が二重構造で熱くなりにくいタイプもあるので、小さなお子さんのいる家庭では、安全機能を備えた機種から選ぶのがオススメです。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

今回試した電気ケトル12商品はすべて、沸騰後の自動電源オフ機能空だき防止機能を備えていました。

キッチン 電気ケトル12商品のテスト方法はこちら!

今回は、Amazonや楽天で人気の電気ケトル12商品を厳選し、LAB.360室長の松下監修のもと以下の検証を行いました。

容量0.8Lが5製品、1.0Lが5製品、1.2Lが1製品、1.7Lが1製品というラインナップです。

テスト1:沸騰時間[配点:40点]

300mlと満水量、それぞれで沸騰して電源が自動オフされるまでの時間を計測。速さに応じて20段階で評価しました。

300mlの沸騰の速さ[配点:20点]
満水量の沸騰の速さ[配点:20点]

テスト2:安全性[配点:26点]

安全性のテストは、以下3つの基準で行いました。

▼表面温度[配点:10点]
お湯が満水量の状態で、沸騰時の電気ケトルの表面温度を計測。表面温度が低いほど高評価としました。
広域部分で70℃あたりであれば、かなり甘い評価ですが3点としました。80℃で2点、90℃超えで1点。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

表面の素材や面積なども考慮して採点し、熱伝導率の高い金属製は減点としました。沸騰時の表面温度は35.8~100℃と、かなり幅がありました。
▼蒸気の量[配点:10点]
沸騰時に立ち昇る蒸気を黒背景で撮影し、蒸気の量が少ないものや立ち昇る勢いの弱いものに高評価をつけました。

▼転倒時お湯漏れ[配点:6点]
満水にした状態で横倒しにして、注ぎ口等から水が流れ出ないかを確認しました。今回は常温の水で行いました。

持ちやすさ・注ぎやすさ[配点:12点]

持ちやすさ[配点:6点]
持ち手の太さや形状が持ちやすいか、握りやすいかなどを感覚で評価しました。

注ぎやすさ[配点:6点]
湯を注ぐ時の注ぎやすさを感覚で評価。実際にカップに注ぎ、狙いやすさや注水量が妥当かを確認しました。

使い勝手・機能性[配点:16点]

使い勝手[配点:6点]
電源プレートへの乗せやすさ、スイッチ位置の見やすさ・押しやすさ、水位目盛りの見やすさ、片手で注ぐまでの動作ができるかなどを感覚で評価しました。

機能性[配点:10点]
自動電源オフ機能と空だき防止機能を各2点として加点。さらに温度設定機能、保温機能などの付加機能を搭載している場合は、各2点ずつ加点しました。

手入れのしやすさ[配点:6点]

開口部が広く、手が入って洗いやすいかなど、手入れのしやすさを感覚で評価するとともに、パーツの分解のしやすさや組み立てやすさも確認しました。

以上のポイントを踏まえ、それではさっそく電気ケトルのおすすめランキングへとまいりましょう!

キッチン ●容量0.8Lの電気ケトル5選

まずは、容量0.8Lの電気ケトル5製品のランキングからスタートです!

記事1位BEST タイガー魔法瓶「蒸気レス 電気ケトル わく子 PCK-A080」

タイガー魔法瓶
蒸気レス 電気ケトル わく子 PCK-A080
実勢価格:7355円

容量:800ml
消費電力:1300W
サイズ:本体のみ/W143×D250×H204mm、本体+電源プレート/W159×D250×H220mm
重量:本体のみ/約850g、本体+電源プレート/約1.1kg
コードの長さ:約1.3m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:1分30秒
800ml満水の沸騰時間:3分38秒
沸騰の速さ 32/40点
表面温度 10/10点
蒸気の量 10/10点
転倒時お湯漏れ 5/6点
持ちやすさ 4/6点
注ぎやすさ 4/6点
使い勝手 4/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 6/6点
合計 79/100点
容量0.8Lの電気ケトル第1位に輝いたのは、タイガー魔法瓶「蒸気レス 電気ケトル わく子 PCK-A080」です! 1300Wのパワフル設計で、300ml・満水量800mlともに、いちばん速くお湯が沸きました。
沸騰時の表面温度は35.8℃と、体温以下の数値を叩き出しました。
“蒸気レス”の名の通り、まったく蒸気が立ち昇りません。これなら、うっかり火傷のリスクがグンと下がります。
給湯ロックがかかった状態で倒すだけではほとんど水が漏れ出なかったため、空中で注ぎ口が下を向いた状態で真横にしてみたところ、雫が少しずつ垂れる程度にとどめてくれました。
※編集部追記:こちらの製品は2021年8月31日に消費者庁より、実際には転倒させて10秒経過後に注ぎ口などから最大で大さじ1杯弱ほどこぼれるにも関わらず、倒れても水がこぼれないかのような表現の広告をしたとして、消費者への告知や再発防止を求める措置命令を出されています。実証では上記にあるように、注ぎ口を下に向けて「雫が少しずつ垂れる程度」の漏れでした。
水位のわかる窓は残念ながらありませんが、本体内側の目盛りは表示が大きく、視認性バッチリ。水量の左側に沸騰にかかる目安の時間も記載されています。
フタを丸ごと外せるうえに間口が広いため、男性の手でもお手入れしやすいです。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

タイガー魔法瓶「わく子 PCK-A080」は、沸騰時間の速さ・安全性ともにピカイチでした!

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

蒸気レス機能は感動モノです!

記事2位BEST ティファール「パフォーマ KO1531JP」

ティファール
パフォーマ KO1531JP
実勢価格:3035円

容量:800ml
消費電力:1250W
サイズ(全体):約W160×D220×H190mm
重量(全体):約750g
コードの長さ:約1.25m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:2分06秒
800ml満水の沸騰時間:4分28秒
沸騰の速さ 30/40点
表面温度 6/10点
蒸気の量 2/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 4/6点
注ぎやすさ 3/6点
使い勝手 3/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 6/6点
合計 59/100点
容量0.8Lの電気ケトル第2位は、オンライン限定商品ティファール「パフォーマ KO1531JP」です。重量は全体で約750gと軽く、取り回ししやすい電気ケトルです。
沸騰時の表面温度は、湯が入っている赤い部分が83.3℃で、上の黄色くなっている部分が71.3℃でした。本体全体が高温になる製品が多いなか、わりと健闘した方です。
「蒸気の量」の項目では多く立ち昇ったため、評価を落としました。
電源はレバーを下げて入れ、沸騰したらレバーが上がるタイプ。作動時ランプが点灯するわけではないので、一見すると沸騰し終わったかどうかわかりづらいかもしれません。

水量の目盛りは内側のみで、全体が白っぽいですが表示は大きく、見やすさはそこそこです。
持ち手の溝に親指がフィットして、持ちやすさは○。注いだときの水量はやや多めに出てきますが、調整はしやすかったです。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

水位より上の部分は表面温度がやや低めに出たようです。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

水位が外側から見えないのは難点ですが、軽量なのは○。元から電気ケトルを使い慣れていて湯量は細かく計っていないという人なら、感覚的に使いこなせるのではないでしょうか。また、フタが丸ごと取れるのでお手入れもしやすいと思います。

記事3位BEST 山善「YKG-C800-E」

山善
YKG-C800-E
実勢価格:6620円

容量:800ml
消費電力:1000W
サイズ(全体):約W285×D190×H240mm
重量(全体):約980g
コードの長さ:約0.9m
温度設定範囲:60~100℃
安全装置:電流ヒューズ、温度ヒューズ
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:2分26秒
800ml満水の沸騰時間:5分06秒
沸騰の速さ 27/40点
表面温度 2/10点
蒸気の量 8/10点
転倒時お湯漏れ 2/6点
持ちやすさ 2/6点
注ぎやすさ 3/6点
使い勝手 2/6点
機能性 8/10点
手入れのしやすさ 3/6点
合計 57/100点
容量0.8Lの電気ケトル第3位は、細口の注ぎ口とスリムな形状が印象的な山善「YKG-C800-E」です。
タッチパネル式の電源プレートで温度設定と保温が可能。60/70/80/85/90/95℃の6段階から選べるほか、1℃単位でお好みの温度に手動で設定して加熱することもできます。
沸騰時の表面温度は91.8℃と高くなった一方で、蒸気の立ち昇りは控えめでした。
注いだときの水量は、細く一定です。コーヒードリップなど少量ずつ注ぐのには最適ですが、カップ麺を作るときにはイライラしそう。

本体を大きく傾けて注ぐと、フタの隙間から水が漏れてきました。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

金属製のため、沸騰時はフタまで高温になっているので、取り扱いに注意が必要です。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

優雅にコーヒーを淹れたいならデザインも機能面も最適です。ちなみに、水量の目盛りは内側に「MAX目盛り」があるのみで見にくかったです。口は狭いものの、余計な凸凹もないのでお手入れのしやすさは普通です。

記事4位 ティファール「アプレシアプラス」

ティファール
アプレシアプラス BF805774
実勢価格:3480円

容量:800ml
消費電力:1250W
サイズ(全体):約W220×D150×H180mm
重量(全体):約750g
コードの長さ:約1.3m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:1分56秒
800ml満水の沸騰時間:4分33秒
沸騰の速さ 30/40点
表面温度 4/10点
蒸気の量 6/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 2/6点
注ぎやすさ 2/6点
使い勝手 3/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 4/6点
合計 56/100点
容量0.8Lの電気ケトル第4位は、超スタンダードな電気ケトルティファール「アプレシアプラス」です。カラー展開が4種類あるので、インテリアに合わせて選べます。
フタは片手で開けることができ、自立させることも可能。ですが、しっかり引っ張らないとフタがカパカパ閉じてしまうので、片手での操作は慣れが必要かも。
注ぎ口には、ホコリよけのカバーが付いています。幅広くダバーッと水が出てきて、量の調整が難しかったです。
沸騰時の表面温度は86.3℃と高く、お湯の入っていない上部も高温になりました。蒸気の量については、わりと控えめでした。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

300mlの沸騰の速さは、容量800mlの5製品中2位、全体でも4位と優秀でした。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

持ち手が四角く手馴染みがイマイチで、お湯がダバダバ出てくる点が気になりました。その他のスペックは良いと思います!

記事5位 ドリテック ステンレスケトル「マキアート」 0.8L

ドリテック
ステンレスケトル「マキアート」 0.8L
実勢価格:2680円

容量:800ml
消費電力:900W
サイズ(全体):約W239×D161×H197mm
重量(全体):約774g
コードの長さ:約1.2m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:2分28秒
800ml満水の沸騰時間:6分06秒
沸騰の速さ 26/40点
表面温度 4/10点
蒸気の量 4/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 2/6点
注ぎやすさ 2/6点
使い勝手 3/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 3/6点
合計 49/100点
容量0.8Lの電気ケトル第5位は、スタイリッシュなデザインのドリテック ステンレスケトル「マキアート」 です。
接触温度センサーの温度は78.7℃でした。金属のため、触ると瞬時にやけどのおそれがあります。
蒸気の量は少なめですが、フタの蒸気穴から勢いよく噴き出てきたので、電源プレートにセットする向きには気をつけたほうがよさそうです。
水量は細めで調整はききますが、持ち手の隙間が狭くて持ちづらかったです。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

消費電力900Wと低いため、沸騰の速さはイマイチでした。沸騰時間を3位の山善(1000W)と比べると、300mlでは2秒差ですが、満水時は1分も余計にかかってしまいました。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

説明書によれば、コーヒー1杯分140mlを約80秒で沸かせるそうです。最低水量は300mlや200mlという製品が多いなか、少量ずつ沸かせるのは強みですね。

キッチン ●容量1.0Lの電気ケトル5選

続いて、容量1.0Lの電気ケトル5製品のランキングにまいります!

記事1位BEST タイガー魔法瓶「わく子 PCL-A100」

タイガー魔法瓶
わく子 PCL-A100
実勢価格:4741円

容量:1000ml
消費電力:1300W
サイズ:本体のみ/W165×D223×H197mm、本体+電源プレート/W165×D223×H216mm
重量:本体のみ/約800g、本体+電源プレート/約990g
コードの長さ:約1.3m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:1分47秒
1000ml満水の沸騰時間:5分00秒
沸騰の速さ 29/40点
表面温度 9/10点
蒸気の量 10/10点
転倒時お湯漏れ 5/6点
持ちやすさ 6/6点
注ぎやすさ 4/6点
使い勝手 5/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 5/6点
合計 77/100点
容量1.0Lの電気ケトル第1位となったのは、タイガー魔法瓶の「わく子 PCL-A100」です! 容量0.8L部門1位のタイガー魔法瓶「蒸気レス 電気ケトル わく子 PCK-A080」と同じく、沸騰時間の速さと安全性で得点を伸ばしました。
沸騰時の表面温度は47.3℃と、お風呂よりやや温かい程度。お湯の入っていない部分は低温をキープしています。
省スチーム設計で、肉眼だと蒸気がまったく見えません。
転倒お湯もれ防止構造により、給湯ロックした状態で傾けると水の出を通常よりも少なく抑えられました。
本体2箇所に水量窓が付いているので、右利きの人でも左利きの人でも確認しやすいです。また、程よい太さのハンドルが手に馴染み、持ちやすさも◎。三角口の注ぎ口からは出てくる湯量はちょっと少なめでした。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

容量1.0Lの電気ケトル5商品のなかでは、300ml・満水量ともに沸騰が最速でした。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

安全性に優れた電気ケトルが5000円以下で手に入るのはコスパがいいですね!

記事2位BEST 山善「DKE-100」

山善
DKE-100 ホワイト
実勢価格:1980円

容量:1000ml
消費電力:1200W
サイズ(全体):約W215×D150×H185mm
重量(全体):約830g
コードの長さ:約1.0m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:2分08秒
1000ml満水の沸騰時間:5分32秒
沸騰の速さ 27/40点
表面温度 6/10点
蒸気の量 6/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 4/6点
注ぎやすさ 4/6点
使い勝手 4/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 5/6点
合計 61/100点
容量1.0Lの電気ケトル第2位は、シンプルなつくりの山善「DKE-100」です。
お湯が入っているところの表面温度は83.6℃と高温ですが、持ち手とフタは問題なく触れる温度です。
蒸気の広がり方はまっすぐで控えめでした。
水位窓が見やすい位置にあり、その下のパイロットランプが電源オン時に光るので、沸騰したかどうかもわかりやすいです。
出てくる水量が程よく、液ダレも気になりませんでした。フタを取り外しできるタイプなのでお手入れのしやすさは○。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

容量0.8Lの電気ケトル5製品中、沸騰の速さは300mlで4位ですが、3位と2秒差に迫りました。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

そこそこの安全性もあって使いやすい電気ケトルだと思います!

記事3位BEST ヒロ・コーポレーション「コードレス電気ケトル KTK-300」

ヒロ・コーポレーション
コードレス電気ケトル KTK-300
実勢価格:1127円

容量:1000ml
消費電力:800W
サイズ(全体):約W205×D150×H170mm
重量(全体):約600g
コードの長さ:約75cm
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:2分46秒
1000ml満水の沸騰時間:7分50秒
沸騰の速さ 22/40点
表面温度 4/10点
蒸気の量 8/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 4/6点
注ぎやすさ 4/6点
使い勝手 5/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 4/6点
合計 56/100点
容量1.0Lの電気ケトル第3位は、今回の12製品中最軽量のヒロ・コーポレーション「コードレス電気ケトル KTK-300」です。
沸騰時の本体の表面温度は90.3℃で、フタの一部もかなり高温になっているようです。一方で、蒸気の量は控えめでした。
水位目盛りは最小0.3L、0.5L、0.7L、最大1.0Lを記載されており、使いたい量だけ水を入れられるので便利です。丸みのある持ち手で持ちやすく、軽量なので注ぐ際もラクちん!
フタがガバッと開くので、お手入れの際に中が見やすいです。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

消費電力は800Wと少なく、沸騰の速さは300mlで12製品中12位、満水量で11位でした。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

沸騰の速さが惜しいですが、小回りが利いて使いやすい電気ケトルだと思いました。

記事4位 デロンギ「アクティブ 電気ケトル KBLA1200J」

デロンギ
アクティブ 電気ケトル KBLA1200J
実勢価格:4527円

容量:1000ml
消費電力:1200W
サイズ:本体のみ/W215×D165×H190mm、本体+電源プレート/W215×D165×H205mm
重量:本体のみ/0.7kg、本体+電源プレート/0.9kg
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:2分06秒
1000ml満水の沸騰時間:5分40秒
沸騰の速さ 27/40点
表面温度 4/10点
蒸気の量 3/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 4/6点
注ぎやすさ 3/6点
使い勝手 4/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 3/6点
合計 53/100点
容量1.0Lの電気ケトル第4位は、デロンギ「アクティブ 電気ケトル KBLA1200J」です。ツヤのあるボディにステンレスのアクセントが利いたデザイン性の高い一台です。
沸騰時の表面温度は85.1℃。お湯の入っている部分は高温となりましたが、フタと持ち手は問題ありません。
沸騰時、大量の蒸気が勢いよく飛び出しました。
ボタンワンタッチでフタがガバッと開きます。水量計は持ち手の裏に位置していて見づらいですが、目盛り0.3L、0.5L、0.8L、1.0Lと細かく分かれている点は◎。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

容量0.8Lの電気ケトル5製品中、沸騰の速さは300mlで3位でした。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

安全性があと一歩ですが、デザイン性重視で選ぶならアリですね。

記事5位 アイリスオーヤマ「IKE-D1000」

アイリスオーヤマ
IKE-D1000
実勢価格:2440円

容量:1000ml
消費電力:1200W
サイズ:本体のみ/W215×D136×H185mm、本体+電源プレート/W215×D136×H200mm
重量:本体のみ/0.6kg、本体+電源プレート/0.8kg
コードの長さ:約1.3m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:1分59秒
1000ml満水の沸騰時間:5分36秒
沸騰の速さ 28/40点
表面温度 2/10点
蒸気の量 2/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 4/6点
注ぎやすさ 3/6点
使い勝手 3/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 4/6点
合計 51/100点
容量1.0Lの電気ケトル第5位は、マット加工されたステンレス製電気ケトル・アイリスオーヤマ「IKE-D1000」です。
沸騰時の表面温度はなんと100℃! サーモカメラで真っ白になっている部分がかなり高温になっています。
立ち昇る蒸気の量も多いです。
4位のデロンギと似たようなつくりで、フタはボタンワンタッチで開きますが、角度が狭いので結局手で押し広げなければなりません。水位確認窓が持ち手の裏にあるので、手に持ちながらだと見づらいです。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

ステンレス素材のため、湯の温度がそのまま表面に伝わっているようです。うっかり表面に触った場合、瞬時にやけどするおそれがあるので要注意です。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

おしゃれで沸騰スピードもそこそこ速い点は魅力的ですが、小さなお子さんやペットのいる場所での使用には不向きかもしれませんね。

キッチン ●大容量の電気ケトル2選

ここでは、容量1.0Lを超える大容量の電気ケトルを2製品ご紹介します!

記事1位BEST Milin「電気ケトル MK9KT0010」

Milin
電気ケトル MK9KT0010
実勢価格:3199円

容量:1700ml
消費電力:1200W
サイズ:約W220×D156×H239mm
梱包重量(全体):約1320g
温度設定:40/70/80/85/95/100℃(6段階)
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:1分53秒
1700ml満水の沸騰時間:9分45秒
沸騰の速さ 20/40点
表面温度 4/10点
蒸気の量 8/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 4/6点
注ぎやすさ 2/6点
使い勝手 4/6点
機能性 8/10点
手入れのしやすさ 5/6点
合計 56/100点
大容量の電気ケトル第1位は、容量1.7L大容量のガラス製電気ケトル・Milin「電気ケトル MK9KT0010」です。
40/70/80/85/95/100℃の6段階で温度設定が可能。加熱中は、ディスプレイに現在の湯温が表示され、ガラスボトル下側のブルーライトが点灯します。

保温機能も搭載しており、沸騰・保温いずれもブザーとライトの変化で完了をお知らせしてくれます。
沸騰時の表面温度を接触センサーで計ったところ78.1℃で、ガラス容器部全域が高温となりました。一方で、蒸気の量は控えめでした。
湯量は多く、太く出てきます。本体が重たいので、注ぐときに腕が疲れました。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

300mlの沸騰スピードは12製品中、タイガー魔法瓶2製品次ぐ3位と健闘しました。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

温度調節機能と保温機能付きで3000円台はコスパいい! 沸いてる様子を見るのも楽しいですね。複数人分のお湯を大量に沸かしたいときにいいんじゃないでしょうか。

記事2位BEST ティファール「ジャスティン プラス」

ティファール
ジャスティン プラス
実勢価格:3618円

容量:1200ml
消費電力:1250W
サイズ:約W221×D161×H209mm
重量(全体):約970g
コードの長さ:約1.3m
▼テスト結果

300mlの沸騰時間:2分14秒
1200ml満水の沸騰時間:6分19秒
沸騰の速さ 26/40点
表面温度 2/10点
蒸気の量 2/10点
転倒時お湯漏れ 1/6点
持ちやすさ 6/6点
注ぎやすさ 4/6点
使い勝手 5/6点
機能性 4/10点
手入れのしやすさ 4/6点
合計 54/100点
大容量の電気ケトル第1位は、容量1.2Lのティファール「ジャスティン プラス」です。
表面温度は88.4℃でフタの一部もかなり高温に。沸騰時は大量の蒸気が広がり、安全性の評価は低かったです。
ただ、実用面は○。ハンドルは手馴染みよく、湯量の調節もしやすいです。
1回のフタを開ける動作でほぼ垂直に開いてくれるので、水を入れる際のストレスは少ないです。

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

300mlの沸騰時間は12製品中9位、消費電力1250Wの製品の中では最下位でした。

松嶋千春 氏 編集者・ライター
松嶋千春 氏のコメント

基本的には使い勝手のいい電気ケトルですが、お湯を沸かした直後にフタを開けると、フタの内側のついた高温の雫が外側にも垂れてきます。連続してお湯を沸かす際は気をつけましょう。

キッチン おわりに

以上、電気ケトルのおすすめランキング12選でした。今回はタイガー魔法瓶の「わく子」が総合力で他を圧倒し、0.8L・1.0Lともに1位という結果になりました。
ちなみに安全テストの一環でお湯もれ確認を実施しましたが、タイガー魔法瓶以外の10製品はたくさん中身がこぼれるという結果に……。
安全性を重視するのか、機能性をとるのか、はたまた軽量で取り回しのいいタイプがいいのか……ご自分の優先するポイントに着目して、ぜひ好みの一台を選んでみてくださいね!

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
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