


高瀬 央樹/Test by MONOQLO the MONEY
公開日: 2019年03月13日
「クレカ使いすぎ問題」はコレで解決!デビットカードおすすめランキング【2019最新版】
クレカの明細書を見て「こんなに使ったっけッ!?」って毎月慌ててませんか? このようなクレカの使いすぎ問題を防止してくれる救世主がデビットカード。今回は、50枚以上ある中から厳選した、今もっともお得なデビットカードBEST5をご紹介します。

お金の真実を本音で伝えるマネー誌。投資情報のほか、クレカ、保険、節約などお金に関わるあらゆる情報を扱う。
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クレカより敷居が低く
ポイントまでもらえる!

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日本ではキャッシュレス化が徐々に浸透しつつあります。その中で、特にクレカをメインに使っていると買い物をしても手元の現金はなくならないので、ついつい使いすぎて引き落とされるタイミングになって「お金が足りない!」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。 計画的に利用するのが最優先ですが、それでも使ってしまうという人におすすめしたいのが、お店で買い物をした時に自分の預金口座から利用金額が即座に引き落とされるデビットカードです。また、後払いのクレカ利用に抵抗感があり、これまで敬遠してしまっていた人にもデビットカードはおすすめです。

デビットカードはクレカと比べると、支払い能力を超えてお金を使いすぎる心配がないのがメリットといえます。その分審査も不要だったり、年会費も無料なものが多いので、クレカを作れない学生にもおすすめです。また、デビットカードはVisaやJCBなど国際ブランド加盟店であれば、クレカ同様にどこでも使うことができます。 なお、手軽な分クレカと比べると特典やポイント還元率は低めに設定されていますが、中には高還元なものもあります。

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また、キャッシング機能付きのデビットカードなら、海外旅行の際にも旅行先のATMから現金を引き出すことができ、便利です。
デビットカードならではの
メリットも魅力的!
いずれのデビットカードも、使い勝手のよさや年会費のリーズナブルさはさほど変わりません。そのため、いかに使いやすい特典が付けられているかでお得さに差が出てくるんです。 下記にお得なデビットカード選びの最新トレンドをまとめました。 トレンド① 特典が付く

デビットカードでもポイントバックやボーナスポイント付与、ショッピング保険付帯などの特典が付くものもあります。年会費はどれも格安なので、特典が充実しているものや、還元されるポイントの使いやすいものを選びましょう。 トレンド② 超高額の支払いにも使えます

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デビットカードの利用限度額は、預金口座の残高と同じ金額になります(上限が決まっているものもあります)。つまり、口座に預金があれば、その分だけはどんなに高額でもカード決済ができるということになります。ローンは組みたくないけど、現金を持ち歩くのはちょっと…というような超高額な買い物も、デビットカードなら買えて、ポイントも大量に付くんです。ただし、事前にデビットカードが使えるかどうかを確認しましょう。 トレンド③ 振込手数料には注意が必要です

ネット銀行のデビットカードは基本的に年会費は無料ですが、デビットカードのメインバンクと別に口座を開設するときに注意したいのは、振込手数料がかかってしまうことです。例えばセブン銀行の場合、他行の口座からセブン銀行あてに振り込む場合には1回54円の手数料がかかります。ATMに直接現金を預け入れる場合には無料(時間・曜日により一部有料)になるので、直接預入のほうがお得です。 では、おすすめのデビットカードランキングを見ていきましょう。
セブン-イレブンで使うと
ポイント還元率はなんと1.5%に!

セブン銀行 デビット付きキャッシュカード 国際ブランド:JCB 年会費:無料 ポイント:nanacoポイント(0.5~1.5%)
還元率の高さがうれしいポイント! 電子マネーのnanaco付きのデビットカードで、セブン-イレブンで利用した場合は1.5%のポイントバックがあります(一部加盟店ではnanacoボーナスポイントは付与対象外)。うまく使えば一般的なクレカよりもお得なんです。ただnanacoチャージ時のポイント還元はありません。なお、特定のセブン&アイグループでの利用なら最大1.0%、その他JCB加盟店で使用の場合は0.5%が貯まります。

セブン-イレブンでよく買い物するなら必携のデビットカードです。
楽天市場利用で還元率2%
楽天ユーザーなら間違いなし!

楽天銀行 楽天銀行デビットカード 国際ブランド:Visa、JCB 年会費:無料 ポイント:楽天スーパーポイント(1~2%)
ネットショッピングに有利 年会費無料で、加盟店ならどこで使っても1%還元。また楽天市場での買い物は2%と、還元率の高さが魅力です。ネットショッピングは主に楽天市場を使うという人におすすめです。ただし、電子マネーチャージなどでは還元されません。また、50ポイントからデビットの支払いにポイントを利用できます。

楽天市場をよく利用するなら、ポイントの貯めやすさは魅力です。
ファミマ利用が多いなら還元率
アップのこのカードがベスト!

ジャパンネット銀行 Visaデビットカード (ファミマTカード) 国際ブランド:Visa 年会費:無料 ポイント:Tポイント(0.2~1%)
ファミマ利用が多いならベスト! ファミマTカード機能がプラスされたデビットカード。ファミリーマート以外の利用だと500円に1ポイントとなるところ、ファミリーマートで決済すれば200円につき2ポイントとポイント還元率が1%とお得になります。また、指定のカードの日にファミリーマートでVisaデビット決済を行うと、還元率アップのチャンスもあります。さらに、会員限定割引も受けられます。ファミマのヘビーユーザーなら選んでよしなカードです。

毎週火・土曜はカードの日。現金払いの5倍も貯まり超お得なんです。
ショッピング保険や
不正利用補償がついてくる!

三菱UFJ銀行 三菱UFJ-VISAデビット 国際ブランド:Visa(JCBの三菱UFJ-JCBデビットもあり) 年会費:初年度無料。2年目以降は1,000円(+税) ※以下のいずれかの場合、翌年の年会費無料 ①年会費請求月から翌年の年会費請求月前月までの利用金額累計10万円以上 ②年会費請求月の月末日時点で年齢が23歳以下 特典:毎月のショッピング利用金額の0.2%をキャッシュバック
ショッピング保険付きが嬉しい! 毎月利用額の0.2%がキャッシュバックされます。また、誕生月にはプラス0.1%や年間利用金額に応じたキャッシュバック率アップなどお得な特典が多いのも特徴です。さらに、デビットカードには珍しく国内外のショッピング保険が年間最大100万円、不正利用補償も年間最大100万円付帯されています。

年会費は条件付きで無料に。海外によく行く人におすすめです!
住信SBI ネット銀行
Visa デビット付キャッシュカード

住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード 国際ブランド:Visa 年会費:無料 ポイント:スマプロポイント(0.6%)
貯まったポイントの交換先が魅力 年会費、新規発行手数料ともに無料です。還元率はやや低めですが、新規口座開設時のキャンペーンが豊富で、ボーナスポイントを得られることもあります。また、貯まったポイントは現金やマイルに交換が可能です。

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交換率は現金の場合は1ポイント=1円、JALマイルの場合は100ポイント=40マイルとなります。 以上、お得なデビットカードの最新ランキングはいかがでしたでしょうか。月ごとに利用した金額をカード会社に支払うクレカと違って、自分の銀行口座に入っている預金以上に使えないので安心して使えますね。ぜひ参考にしてみて下さい。
(バナー写真) (C)Ruslan Grigoriev /123RF.COM (タイトル写真) (C)Maitree Boonkitphuwadon/123RF.COM
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