

2019年01月25日(金)

360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
【ユニクロ】今買うべき冬服は? “逸品”と“ガッカリ”の境界線はこちらです
暖冬とはいえ冬の寒さが身にしみる今日このごろ。バリエーションが多い冬服は、選び方が難しいですよね。悩んだ末、完成したのが失敗コーデだったら…。残念すぎて心まで冷えちゃいます。そこで今回は「最強の冬服」というテーマで、人気ファッションバイヤー&ブロガーのMBさんにユニクロの買って良い服とダメな服を選んでいただきました。
▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

MONOQLO
創刊10周年を迎えた辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
創刊10周年を迎えた辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。

MB 氏
年間1000着以上の洋服に袖を通すプロバイヤーとして活躍する傍ら、自身のWEBサイトも運営。近著に『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾』(集英社)がある。
年間1000着以上の洋服に袖を通すプロバイヤーとして活躍する傍ら、自身のWEBサイトも運営。近著に『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾』(集英社)がある。
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良いも悪いも玉石混交のユニクロ “流行ってる”で選ぶと失敗しますよ
ファッションの選択肢が増える秋冬。春夏なTシャツに短パンという簡単コーデでやり過ごしていた人は、トップスやパンツ、アウターの組み合わせに頭を悩ませているのでは?

そんなときに、よく陥りやすいのが「ユニクロのダウンが流行ってる!」「柄物が人気」などという理由でカンタンに飛びついてしまうこと。やはり、コスパが魅力のユニクロなので「安かろう悪かろう」な商品も多いんです。 そこで今回は、ファストファッション活用のプロとして知られるMBさん監修のもと、この冬ユニクロで買うべき服と買っちゃダメな避けるべき服を各2アイテムずつ選抜するとともに、ユニクロにおける服選びのコツも伝授していただきました。

それでは、冬の服選びで失敗しないよう、一緒に学んでいきましょう。
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“ユニクロ”良い服選びのコツは 素材とシルエットが優れているか
シンプルなデザインが主体のユニクロですが、素材や機能面で優れたアイテムがあります。たとえばジョンスメドレー顔負けのニットや、化学繊維で耐久性が高いのにウールのような風合いのスラックスなど、ブランド品顔負けのアイテムが目白押しです。 とはいえ、いくら素材や機能面が優れていても、シルエットが野暮ったいようでは台無しですよね。そこで、上質素材でシルエットがキレイな買って良い服を2アイテムご紹介します。
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【買って良い服1】カシミアの光沢 素材感ブランド品超えの冬コート
ユニクロ ウールカシミヤ チェスターコート 実勢価格 :1万789円
ここでご紹介するのは、ヨーロッパ圏で高い評価を得ているユニクロの「ウールカシミヤチェスターコート」。手に入れて損はない、ブランド品顔負けの逸品です。 カシミヤ混の極上素材は誰の目にも「高級品」と映るほどクオリティが高く、ユニクロのコートの中でも特にオススメ。防寒性も高く、寒い冬でも問題なく着られるので重宝すること間違いありません。これぞ完璧な冬コートといえるでしょう。 [素材感とシルエットも申し分なし]

高級感のある素材も美しいシルエットも満点です。とてもこのお値段には見えません。 [ワンランク上の雰囲気を演出]

いつものセーターと細身のパンツに合わせるだけで、大人っぽさと色気がプラス。ワンランク上のオトコに見えますよ! 普段遣いにも通勤にも使えそうなアウターを見つけたら、これに合う細身のパンツも見ていきましょう。
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【買って良い服2】こなれ感を演出 足をキレイに見せるアンクルパンツ
ユニクロ EZYアンクルパンツ (グレンチェック・丈標準65~71cm) 実勢価格 :3229円
続いては「EZYアンクルパンツ」。パッと見はウールですが、じつはコレ、化学繊維なんです。ということは、ウールよりもお手入れがカンタン。一見高級そうに見せておいて、実はお手軽なワザありアイテムなんです。 [さすが化学繊維! シワになりにくい]

化学繊維の特性である“シワのつきにくさ”と“テカりにくさ”は魅力的。もちろん耐久性も抜群です。 [脚をスラッと見せるシルエット]

シルエットがキレイな細身なので、足がスラッと見えます。ユニクロにおける、この冬最高のパンツです。 以上、この冬、ユニクロで買うべき2着をご紹介しました。続いては、忘れてはいけない「さけるべきダメな服」をご紹介します。
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“ユニクロ”ダメな服を避けるコツは 野暮ったいアイテムに手を出さない
ユニクロの冬服といえば、ヒートテックやダウンが定番ですよね。冬の寒さからしっかり守ってくれて、しかも暖かいのはうれしい限り。でも、ダウンなら何でもオシャレというわけではなく、シルエットが野暮ったいアイテムもあります。つい防寒に目がいきがちですが、全体がスッキリと見えるバランスも重要なんです。 ということで、全体のバランスが微妙になってしまう、買ってダメな服2アイテムはコチラです。
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ブ厚い素材で野暮ったさ全開… 防風ウォームイージーパンツ
ユニクロ 防風ウォームイージーパンツ (カモフラージュ・丈標準79~82cm) 実勢価格 :2149円
まずはコレ1着でコーデが台無しになっちゃう「防風ウォームイージーパンツ」。柄物が流行中とはいえ、これはない……。ブ厚い素材が冬の冷たい風から守ってくれますが、モコモコの野暮ったいシルエットにカモフラージュ柄ではオシャレになりません!

生地がブ厚いので確かに暖かいけど、そのぶん野暮ったく見えちゃいます。

足が太く見えるだけではなく、足回りがボテッとなり残念。冬の典型的なダメパンツです。
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これじゃまるで草野球のコーチ… 丈が長過ぎるシームレスダウン
ユニクロ シームレスダウン ロングコート 実勢価格 :1万785円
ユニクロのダウンといえば名品が多いのですが、これはNGダウンです。着丈が長すぎて草野球のコーチ感満載。 同アイテムはセミロング丈とショート丈も展開していますが、そちらがおすすめです。間違ってもこの長さを選んじゃダメです。

シームレス(無縫製)なのにモコモコ感が気になります。ここまで着丈が長いと似合うスタイルが見つかりません。

これに上記の防風ウォームイージーパンツを合わせると、見事に冬にやりがちな超ダサいスタイルの完成です。これで街にでると、恥をかくこと間違いなしなので要注意!
シンプルなユニクロのアイテムも、選び方次第で最強冬服にも超ダサいスタイルにもなります。最強冬服コーデにはシルエットがキレイに見えるものを選ぶことが重要ですが、小物などをうまく使って色や柄をプラスするのがオススメです。バランスを取ってユニクロを賢くオシャレに着てみましょう。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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