ホーム 網戸掃除グッズはいろいろあるけど本当に使いやすいの一体どれなの?

普段はあまり気にしない分、いざやるとなると汚れがビッシリの網戸…。洗えど流せど黒い汚れ汁が出てきてウンザリしちゃいますよね。

網戸掃除グッズはいろいろあるけど本当に使いやすいの一体どれなの? イメージ

ということで今回は、網戸専用の掃除グッズはもちろん、網戸に使えそうな床用の掃除グッズも含めて、全7製品をテストしました。

評価項目は「汚れ落ち」と「使い勝手」の2点。それぞれを4段階で評価しています。使いやすくてキレイになる、便利な網戸掃除グッズはどれだったのでしょうか。

A評価 一番高評価だったのは床用ワイパー意外なほどの汚れ落ちでした!

花王:クイックルワイパー本体:掃除道具

花王
クイックルワイパー本体
実勢価格:1200円

 

花王:クイックルワイパー:掃除道具

花王
クイックルワイパー
立体吸着ウェットシート16枚
実勢価格:806円

[汚れ落ち:評価◎] [使い勝手:評価◎]

網戸の掃除に便利なグッズとして最も評価が高かったのは、クイックルワイパー本体&立体吸着ウェットシートでした。

なんと、数ある網戸専用のグッズをおさえて、フローリング用の製品が1位になるという結果になりました。

一番高評価だったのは床用ワイパー意外なほどの汚れ落ちでした! イメージ

モコモコした立体吸着シートが、網の目の細かいスキ間汚れもキャッチしてくれています。

一番高評価だったのは床用ワイパー意外なほどの汚れ落ちでした! イメージ2

もともとが床用なので、一度に拭ける面積が広いのも高評価のポイント。他の網戸専用グッズと比べても、その大きさは一目瞭然。一回で広い面積が掃除できるので、労力を大幅に減らせます。

また、高さに合わせて持ち手の長さが変えられるのも、網戸の掃除には向いています。

B評価 手軽な使い捨てタイプでも網戸を手で拭くには限界が…

レック:激落ちウェットシート網戸用15枚:掃除道具

レック
激落ちウェットシート網戸用15枚
実勢価格:125円

[汚れ落ち:評価◎] [使い勝手:評価:○]

次に評価が高かったのは、使い捨てタイプの激落ちウェットシートです。汚れ落ちはかなり良好で、シートに手形がくっきり付くほど。

手軽な使い捨てタイプでも網戸を手で拭くには限界が… イメージ

汚れ落ちが良くコスパも悪くないのですが、問題なのは「手で拭く」ということ。身長が低めの場合、網戸の上部を拭くのは大変ですよね。ということで、使い勝手がややマイナスに。

C評価: 汚れは落ちても保管は面倒な
濡らしたスポンジで拭くタイプ

レック:窓・アミ戸の激落ちくん 伸縮タイプ:掃除道具

レック
窓・アミ戸の激落ちくん 伸縮タイプ
実勢価格:790円

※Amazonはあわせ買い対象商品です

[汚れ落ち:評価◎] [使い勝手:評価△]

こちらはメラミンスポンジを使った「激落ちくん」のシリーズ。濡らしたスポンジで網戸を拭くと、スポンジが真っ黒になりました。汚れ落ちの点は悪くありません。

C評価: 汚れは落ちても保管は面倒な濡らしたスポンジで拭くタイプ イメージ

持ち手は伸縮式で、高いところの掃除も大丈夫。ただし、やっかいなのは、濡らして使うため、掃除後はスポンジの水切りが必要になること。保管するにしても、しっかり乾かさなければいけないので、やや面倒。ということで、汚れ落ちは良いのですが使い勝手がいまひとつの結果に。

C評価: コンパクトな網戸専用ワイパーは
使ってみるとその小ささが問題に…

ジョンソン:スクラビングバブル網戸ワイパー 本体:掃除道具

ジョンソン
スクラビングバブル網戸ワイパー 本体
実勢価格:436円

[汚れ落ち:評価○] [使い勝手:評価△]

続いてはコンパクトな窓用ワイパー。拭く面積は、フローリングワイパーの2分の1くらいしかありません…。

C評価: コンパクトな網戸専用ワイパーは使ってみるとその小ささが問題に… イメージ

小さすぎるため網戸を1枚拭くにも結構な時間と労力がかかります。汚れ落ちの点でも最高評価とまではいかず、この順位となりました。

C評価: ブラシが絞れるレバー付きだけど
バケツを用意するのが手間…

アズマ工業:窓・網戸楽絞りワイパーH:掃除道具

アズマ工業
窓・網戸楽絞りワイパーH
実勢価格:1000円

[汚れ落ち:評価○] [使い勝手:評価△]

この商品には、手を汚さずにブラシが絞れるレバーが付いています。冬場の掃除ではありがたい機能です。

C評価: ブラシが絞れるレバー付きだけどバケツを用意するのが手間… イメージ

もっとも、こんな機能が必要になるのはブラシを濡らして使うタイプだから。

このタイプはそもそも水が入ったバケツを用意する必要があるので、ひと手間余計にかかります。やはり、濡らすタイプの製品は、どうしても使い勝手の評価が下がってしまいますね…。

C評価: 手にはめて使うミトンタイプ
乾いた状態では汚れ落ちもいまいち

セリア:網戸汚れとりミトン:掃除道具

セリア
網戸汚れとりミトン
実勢価格:108円

[汚れ落ち:評価△] [使い勝手:評価△]


ミトンタイプの商品。水で濡らして使うこともできますが、乾いた状態では汚れ落ちはあまり良くありません。

C評価: 手にはめて使うミトンタイプ乾いた状態では汚れ落ちもいまいち イメージ

また、ミトンタイプに共通する欠点として、一度に拭ける面積も小さめです。汚れ落ち、使い勝手ともにイマイチという結果になってしまいました。

D評価: 寒い時期には使いたくない商品
水に濡らして、手で絞ってはツライ

セイエイ:取替え式あみ戸びっクリーン ロングタイプ:掃除道具

セイエイ
取替え式あみ戸びっクリーン ロングタイプ
実勢価格:1009円

[汚れ落ち:評価△] [使い勝手:評価×]

こちらもブラシを濡らして使うタイプの商品。ただ、こちらにはブラシを絞る機能はありません。

D評価: 寒い時期には使いたくない商品水に濡らして、手で絞ってはツライ イメージ

水に濡らして手で絞って、の作業が必要になります。冬場にはツライ作業ですね。汚れ落ちも特に良いわけではなく、今回の調査では残念ながら特に目立った長所は見つかりませんでした。

ホーム [番外編]日常の網戸掃除はほうきで掃くだけいいんです

[番外編]日常の網戸掃除はほうきで掃くだけいいんです イメージ

今回ご紹介したグッズを使った網戸掃除は頻繁にやる必要はありません。普段の掃除は、窓を閉めてほうきで網戸をバサバサするだけでOK!これだけで花粉などの細かいホコリも落ちます。ベランダを掃除するついでに済ませてしまいましょう。

ということで、網戸掃除のベストアイテムは、意外なことにフローリング用のワイパーとシートの組み合わせでした。

網戸用のグッズを別に用意する必要もありませんし、床掃除のついでに網戸もキレイにできるので改めて大掃除をする必要さえありません。これで年末の大掃除をラクにしましょう!