「力はいりません」コクヨのハサミが“サクサクに切れる理由”見つけました
テスト
the360.life編集部
the360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
公開日: 2019年01月18日

「力はいりません」コクヨのハサミが“サクサクに切れる理由”見つけました

日常生活やビジネスシーンで欠かせないハサミ。最近では、ちょっとお高めなハサミが人気ですが、使い勝手も切れ味も良いハサミってどれなんでしょうか。そこで今回は、過去にベストに輝いたコクヨの「エアロフィットサクサ」とその後継モデルを中心に、編集部で徹底検証を実施。100回におよぶ切れ味検証やダンボールにも対応できたピカイチの1本をご紹介します。

テストするモノ批評誌
MONOQLO
辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。

文房具 4製品を3素材で徹底検証! 切れ味バツグンなハサミは…

家庭や会社に必ずと言っていいほどあるハサミ。最近では「切る素材を選ばない」「握りやすい」など、高機能でお値段もちょっとお高めな「いいハサミ」がトレンドです。

そこで今回は、ハサミ従来の機能である「切れ味」をテーマに、過去にベストに輝いたコクヨの「エアロフィットサクサ」とその後継モデルを中心に、編集部で徹底検証しました。

ここではハサミの切れ味と握りやすさに焦点を当てた検証結果を発表します。

文房具 ハサミはやっぱり よく切れて、握りやすいこと

過去にベストバイに選ばれたコクヨの「エアロフィットサクサ チタングルーレスタイプ」。
今回の検証における最大の有望株は、過去にベストバイに選ばれたこともある「エアロフィットサクサ」の後継モデル「コクヨ サクサ(チタン・グルーレス刃)」。

ハサミの基本性能である「切れ味と握りやさがよりパワーアップされているのでは?」という期待を胸に、今回ピックアップした4製品に含んでいます。
また、検証に使ったのは、切れ味や握りやすさをチェックするための下記の3素材。それぞれ100回ずつテストし、A~Cの3段階で評価しました。

[チェック1:コピー用紙]
思い通りにサクサク切れるかどうかを評価しました。

[チェック2:ガムテープ]
粘着力のあるガムテープを、100回連続で切っても耐えられるかをチェックしました。

[チェック3:ダンボール]
厚みのあるダンボールを100回切ったときの、手指への負担をチェックしました。

また、テスト後の切れ味チェックには、切りにくい素材とされるリボンを使いました。
それでは、ハサミの検証結果をご覧ください。

記事1位BEST 切れ味が抜群の軽やかさ サクサ チタン・グルーレス刃

コクヨ:サクサ(チタン・グルーレス刃):ハサミ
コクヨ
サクサ(チタン・グルーレス刃)
実勢価格:770円
ベストバイに選ばれたのは、コクヨのサクサ(チタン・グルーレス刃)でした。

チタン・グルーレス刃は切れ味と握りやすさのバランスが見事で、ハサミの軽やかさが秀逸だったことが勝因となりました。
[コピー用紙:A評価]
かみ合わせ部分の動きがとにかく軽やかで、スピーディーに切れるのが特徴です。力を入れなくてもハサミが勝手にサクサク進む感覚があり、直線を切りたい時にもっとも力を発揮。プリントや封筒の開封など、普段遣いには最適ですね。
[ガムテープ:B評価]
70回ほど切った頃、刃がテープに持っていかれる感触はありましたが、合格レベルです。使用後も快適に使えました。
[ダンボール:B評価]
ダンボールとの摩擦によって、手を大きく動かす必要があったため少し疲れましたが、切れ味自体は軽やかでした。
摩擦感はややありますが、厚いものでも切れ味の軽さは変わりませんでした。

文房具 切れ味と握りの優しさを両立 サクサ フッ素・グルーレス刃

コクヨ:サクサ(フッ素・グルーレス刃):ハサミ
コクヨ
サクサ(フッ素・グルーレス刃)
実勢価格:599円
フッ素・グルーレス刃は、切れ味はとても良いのですが、動きは昔ながらの感じでした。
[コピー用紙:A評価]
刃先までよく切れますが、かみ合わせの摩擦感が少し重めでした。意思通りに動いてくれるので、曲線を慎重に切るのに向いています。
[ガムテープ:B評価]
切り始めは良好ですが、60回を過ぎると刃にベタベタ感が生じてきました。100回切ると刃が開きにくくなりました。
[ダンボール:A評価]
100回連続で切っても切れ味が変わらず、手への負担もまだイケそう! と思えるほどだったことが印象的でした。
長時間切り続けても、指が痛くなりませんでした。

文房具 リボンやビニールが苦手 エアロ フィットサクサ

コクヨ:エアロ フィットサクサ:ハサミ
コクヨ
エアロ フィットサクサ
実勢価格:430円
過去にベストだったエアロフィットサクサは、刃が厚くパワフルに切れますが、手への負担が大きいのが残念でした。

また、切りにくい素材であるリボンやビニールも苦手です。
[コピー用紙:A評価]
紙が刃先までサクッと切れますが、ハンドルへの当たりは若干固めです。柔らかいものや、つるつるした素材がやや苦手なようです。
[ガムテープ:A評価]
のり部分が重なっていくものの、刃にべっとりとつかないので、圧倒的に使いやすいことが高評価につながりました。
[ダンボール:C評価]
切れ味そのものは優れていますが、親指部分にハンドルの圧力が集中し、連続の作業は厳しい……。
親指が痛くなるので、厚いものを切るときは休み休みの作業になりそうです。

文房具 ダンボールの切れ味は圧倒的 ペンカットプレミアム

レイメイ藤井:ペンカット プレミアム:ハサミ
レイメイ藤井
ペンカット プレミアム
実勢価格:1361円
ペンカットプレミアムは、切れ味と携帯性を追求したハサミです。コクヨのサクサシリーズとは特徴が異なりますが、切れ味比較のために今回検証に加えました。
[コピー用紙:B評価]
切れ味は抜群ですが、刃渡り55cmとやや短めなので大きなものをカットするにはややストレスを感じました。刃が短いので何度も手を動かす必要があります。
[ガムテープ:C評価]
切り始めからすぐにガムテープの切れ端がくっつき、切った後も切れ端がまとわりつきました。
[ダンボール:B評価]
ダンボールのテストでは、何度切っても他の3本を圧倒する美しい切り口で、スタッフも驚き。ただ、ハンドルが指に食い込むのが惜しかったです。
切れ味は抜群です。

なお、ペンカットプレミアムは柔らかくて切りにくい素材は得意で、テスト後の切れ味チェックで切ったリボンもスパッと切れました。

文房具 汎用性ならチタン・グルーレス刃 素材に特化したものは対応モデルを

今回のテストでは、それぞれの製品に得意不得意があるということが分かりました。ガムテープなどのテープ類を切るなら、のりがスルッと外れてベタつかないエアロフィットです。大量の梱包作業等には向いているでしょう。

ダンボールを切るなら、100回切るテストで手がほとんど痛くならなかった、フッ素・グルーレス刃がおすすめです。エアロフィットサクサよりも、手に優しいハンドルの良さをしっかりと感じられました。

ただ、日常で様々なものを切るなら、ダントツで軽い切れ味だったチタン・グルーレス刃がオススメ。プリントや封書の開封など、ふだん一番使うなら軽いアクションでサッと切れるのがベストです。

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • hatena
  • pocket

関連記事