カレーの鶏肉パサパサ問題、解決できる調理方法がコチラです
2019年01月26日(土)
360.life編集部
360.life編集部/Test by LDK編集部
カレーの鶏肉パサパサ問題、解決できる調理方法がコチラです
しっかり火を通そうと、グツグツ煮込んで、硬くなっているカレーの「鶏ムネ肉」。カレーでもやわらかい鶏肉を食べる方法はないの!? と思う人も多いのでは? そこでプロの協力のもと、3つのカレーの調理法を比較・検証。カレーでも、やわらかくムネ肉いただく方法を探りました!

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インテリア、掃除、食品からコスメ、健康まで、あらゆるモノやサービスを賢く選ぶために、ホンネでテストする女性向け生活情報誌。
松浦達也 氏 フードアクティビスト
松浦達也 氏
「食べる」「つくる」「ひもとく」を標榜するフードアクティビストとして、一般誌などに幅広く執筆、編集に携わる。著書は『大人の肉ドリル』(マガジンハウス)など。
さわけん 氏 科学する料理研究家
さわけん 氏
辻調理師専門学校フランス校卒業。フランスの二ツ星(当時)ムーランドムージャンなどに勤務経験のある本格派。その後、イタリアンカフェのシェフを経て料理研究家に転身し世界の料理を研究。
  • イノシン酸がモモ肉より多い!
    鶏ムネ肉はおいしいんです
スーパーで、お安く手に入るお肉と言えば、「鶏ムネ肉」を思い浮かべる人も多いのでは? 最近では、コンビニのサラダチキンブームで、食べる機会が多い食材です。

ところがムネ肉は、お家でおいしく調理しようとすると、なかなか難しい! 原因はムネ肉特有の加熱しすぎると「パサつく」問題です。

パサつきなく調理できれば、ムネ肉はモモ肉よりもイノシン酸が多く含まれているので、うま味が強いお肉です。

これを活かさない手はありませ 今回はムネ肉を使った煮込み料理「カレー」で、やわらかくパサつきナシで仕上げる方法をテストしました!
  • パサつきがちなカレーの鶏肉
    ふんわり仕上げるにはどうする?
パサつかないように気を付けるとしても、しっかり火を通してから食べたい鶏肉。メニューがカレーだと余計に火を通してしまいがちですよね。

そこでパサつかない調理法として、以下の3つをテストしました。

・最初から炒め、煮る
・途中から煮る
・最後にひと煮立ち

この3つの調理法で、最も鶏ムネ肉カレーにベストだったのはコチラです!
  • やわらかチキンの裏ワザは
    「最後にひと煮立ち」が正解!
一番やわらかく仕上がったのは、最後にひと煮立ちさせる方法でした。
口の中でほろっとほぐれる、ムネ肉とは思えないやわらかさに! ジューシーさも文句なしでダントツです。

こんなにムネ肉がやわらかく&ジューシーに仕上がるカレーの作り方を見ていきましょう。
「作り方」

1.先にグリーンカレーを煮込んでおき、ムネ肉を準備します。
2.煮込んでいたカレーにムネ肉を入れ、表面が白くなるまで煮込み、あとは余熱で調理! 火に通す時間はかなり短く感じるでしょう。

表面だけ白くなったのを確認したら、あとは余熱で調理! これでふんわりチキンカレーのできあがりです。
  • 「途中から煮る」は
    ほんの少しパサつきました
次にやわらかく仕上がったのは、途中から煮る方法でした。
それなりにはやわらかいですが、ややパサつきあり。ふだん食べている鶏肉のやわらかさはこのレベルですね。
「作り方」

1.まず野菜を炒めて、カレーペーストとココナッツミルクを入れます。その後にムネ肉を投入。
2.5分ほど弱火でしっかり煮込んだら完成です。このやり方をしている方も多いかもしれませんね。
  • 「最初から炒め、煮る」は
    かみ切れないほど硬くなります
お肉がしっかり噛まないと噛み切れないほどになってしまったのは、最初から炒め、煮る方法でした。
グリーンカレーのレシピ、推奨の作り方です。でも、火が通り過ぎて肉が収縮して、パサパサ感もかなり強めになりました。
「作り方」

1.フライパンを熱して油を引き、ムネ肉、そのあとに野菜を炒めます。
2.ムネ肉・野菜に火が通ったらカレーペーストとココナッツミルクを入れて、5分ほど弱火で煮込みます。

残念ながらこの最初から炒め、煮るは、オススメできません。
3つの調理法をテストした結果、カレーでもふんわりやわらかい鶏ムネ肉を食べたいなら、カレーを先に作っておいてから、最後に鶏肉を投入してひと煮立ちさせる方法がベストでした!
さわけん 氏
科学する料理研究家

さわけん 氏のコメント
うす切りならすぐに火が通るので最後に合わせましょう。
実はこの調理法、鶏肉だけでなく、牛薄切り肉でカレーを作る時にも応用できます。こちらの手順も見てみましょう!
  • ビーフカレーにも応用すれば
    やわらかお肉のカレーができます
鶏肉の時と牛肉の時とでは、ちょっと手順が変わります。
「作り方」

1.まず、火を入れすぎないように、肉をサッと炒めます。
2.作っておいたカレーと合わせます。あくまで「合わせる」だけで、煮込みません!
これで、やわらかお肉がおいしいビーフカレーの完成です!

今回のテストでは、最後にサッとひと煮立ちさせるだけで、やわらかさに大きな違いが出ることがわかりました。ぜひ、今回の方法を実践して、お肉がジューシーでおいしいカレーをいただきましょう!

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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