見た目こそ昔のままですが 使い勝手は進化しています

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毎朝、新鮮なジュースを飲みたいけど、ジューサーよりも手軽に使えるのが、手で絞るタイプの「フルーツ絞り器」です。

皮が厚いフルーツの果汁を、手ですべて搾り取ることは困難です。そこで、フルーツ絞り器を使うと、中央の突起に半分にカットしたオレンジやレモン、グレープフルーツを押しつけることで、しっかり最後まで絞ることができます。

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また、受け皿が付いているので、絞ったあとのジュースをそのままグラスに注ぐことができるのも便利です。

素材はガラス製や陶器製のものが一般的でしたが、最近ではプラスチック製のリーズナブルなものがよく販売されるようになりました。ただ、それだけに安定感に欠け、絞るときに力を入れると滑ってしまうなんてことがよくあります。

また、昔からあまり形に大きな変化がないように思われるので、どれを選んでも同じような気もしますが、今のフルーツ絞り器は絞りやすさをはじめ、使い勝手に配慮されています。

そんななかから、今回は定評の高い「OXO」のシトラスジューサーと100均のジュース絞り器2点をチョイス。実際に使って、絞りやすさを中心に、おいしさと使いやすさを併せてチェックしてみました。

完成度は文句なしですが 絞り器としては少々お高め

OXO:シトラスジューサー:調理器

OXO
シトラスジューサー
実勢価格:1944円

以前、以下の記事でも紹介したOXOのシトラスジューサー。

果汁をこぼすことなく受け止める大きめのカップや、種こしのプレートなど使いやすさへのこだわりが充実しており、フルーツ絞り器の進化形といえる商品です。

完成度は文句なしですが絞り器としては少々お高め イメージ
[絞りやすさ:評価A][おいしさ:評価B][使いやすさ:評価B]

搾りやすさの秘訣が、底に付いている滑り止め。さらに程よい傾斜があるので力を自然に入れることができます。

ただ、問題は2000円近くという価格。フルーツ絞り器として手にしにくいのは否めません。

絞りやすさを追求した一品 高コスパのフルーツ絞り器

ダイソー:フルーツ絞り器:調理器

ダイソー
フルーツ絞り器
実勢価格:108円

そこで、対抗馬として選んだのがこのダイソーのフルーツ絞り器。滑り止め付きで使いやすさに配慮されています。

絞りやすさを追求した一品高コスパのフルーツ絞り器 イメージ
[絞りやすさ:評価A][おいしさ:評価B][使いやすさ:評価B]

グレープフルーツを絞るにはすこしサイズが小さめですが、突起の角度があるのできちんと絞ることができました。また、タネも取り除けて、グラスに注ぐだけで美味しいジュースが楽しめます!

突起が浅くて絞りづらく 絞りのこしてしまいます

キャンドゥ:グレープフルーツ&レモン絞り器:調理器

キャンドゥ
グレープフルーツ&レモン絞り器
実勢価格 108円

ダイソーの絞り器があまりにも使えたので、同じ100均のキャンドゥならどうかと試してみました。こちらは、レモン用の小さい絞り器が付いているのがポイントです。

突起が浅くて絞りづらく絞りのこしてしまいます イメージ
[絞りやすさ:評価C][おいしさ:評価B][使いやすさ:評価B]

気になる絞りやすさですが、突起の角度がないので、最後まで絞り切れず少し身が残ったのが残念でした。

以上、フルーツ絞り器を紹介しました。評価としてはOXOは絞りやすく、使いやすさも文句なしですが値段がネック。キャンドゥは肝心の絞りやすさに研究不足を感じました。一番のオススメは最高のコスパを発揮したダイソーです。