良い物をちゃんと選べば 強い味方になるんです
だいたいのご家庭にあるホットプレート。でもなかなか使うタイミングがなくて、ホコリをかぶっていたりしませんか?
主婦モニターのみなさんに聞いてみると、「大きくて掃除が大変だからいつの間にか使わなくなった」「全然温まらないしムラもひどいから料理をおいしく作れない」「たこ焼きパーティーをするときくらいしか使わない」なんて声が。
しかしプロの意見を聞いてみると……。
料理のプロである小越氏は、ホットプレートはさまざまなメニューが同時に調理できる超便利なアイテムだと太鼓判を押しました。
焼肉やたこ焼きだけじゃない いろいろできるホットプレート
そもそもホットプレートでどんな料理ができるか、実は知らないという人も多いかもしれません。焼肉やたこ焼き、お好み焼きを作れるというイメージがありますが、調理の幅はもっと広いです。
スパゲティやオムライス、パエリアやグラタン、クレープといったデザートまで。工夫次第でいろいろな料理を作ることができるんですよ!
でも“いいホットプレート”って どうやって選んだらいいの?
ホットプレートは意外といろいろ使えるようですが、でも“いいホットプレート”ってどんなものなんでしょうか。
お値段が手ごろであることは大事ですが、使いづらかったりおいしくできなかったりでは、結局使わないことになってしまいますよね。
どんどん活用したいのであれば、「おいしさ」と「使いやすさ」は外せないポイントとなります。そこで今回はこの2点に注目して、本当に使えるホットプレートを探しました。
おいしさと使いやすさを叶える ホットプレート選びのポイント
ホットプレート選びのポイントは大きく2つ。「おいしく焼けるか」と「使いやすいか」です。それぞれ細かくチェックしました。
[テスト①:おいしく焼けるか]
同じタイミングで焼き始めたのに、コゲたエリアと生焼けのエリアが混在してる、なんてことありませんか? これ、ダメホットプレートにありがちなストレスなんです。
まずは料理が「おいしく仕上がること」が大前提です。どんな料理もムラなくおいしくできれば、もっとちょくちょく使いたくなるはず。
そこでおいしさに欠かせない3つのポイントを、3種類のプレート(平型・波型・たこ焼き型)を使って検証をしました。
1.火力のムラ
平型プレートで火力のムラを検証しました。使ったのはギョーザ。火力が全体に行き届き、カリッとおいしく焼けるかチェックしました。
またサーモグラフィーを使い、熱の行き渡り方を視覚化して評価も行なっています。
2.油の流れ方
余分な油があるとベッタリしてしまいます。そこで波型プレートを使って油の流れ具合をチェックしました。お肉を焼き、油がしっかり流れてカリッと焼ければ高評価です。
3.コーティングのよさ
プレートのコーティングが不十分だと、こびりついてきれいに仕上がりません。たこ焼き型プレートでどれだけキレイに作れるかをチェックしました。ひっくり返しやすさが重要ポイントです。
[テスト②:使いやすいか]
もう1つの大きなポイントが「使いやすいこと」です。いくらおいしく仕上がっても、準備や片付けにとっても手間がかかるようだと結局使わなくなってしまいますよね。
チェックしたのは下記のポイント。主婦モニターのみなさんといっしょにストレスなく使える1台を探しました。
1.準備のしやすさ
いざ作ろうというとき、スピーディに用意できることが必須です。そこで「運びやすさ」「プレートのはめやすさ」「コードのつけやすさ」「立ちあがりの速さ」の4つのポイントに注目しました。
主婦モニターさんに、運び出しからプレートやコードを取り付けるまでの動作をしてもらってチェック。また、サーモカメラを使って、電源を入れてから200℃になるまでの時間を計測して、各プレートの立ちあがりの早さをチェックしました。
2.片付けのしやすさ
使い終わってからのお手入れはサッと済ませたいですよね。そこで「プレートの洗いやすさ」「掃除のしやすさ」「収納のしやすさ」を見ています(掃除のしやすさでは、本体とプレートのすき間の手入れに焦点を当てました)。
以上のチェックポイントで、毎日でも使いたくなる理想的なホットプレートを探しましたよ。
今回は9000円台から2万円超えまで、売れ筋の7台をピックアップ。それではランキングの発表です!
おいしくできてストレスフリー! タイガー ホットプレートこれ1台
タイガー魔法瓶(TIGER)
ホットプレートこれ1台 CRC-B301
実勢価格:9994円
サイズ:W53.8×D35.8×H12.7cm
重量:6kg
消費電力:1200W
ベストバイに輝いたのはタイガーの「ホットプレートこれ1台 CRC-B301」です! おいしさも使いやすさもA評価を獲得。火力の強さとムラのなさ、お手入れのカンタンさが勝因となりました。
▼テスト結果
- おいしく焼けるか: A
- 使いやすいか: A
[おいしく焼けるか]
- 平型: 4/5pt
- 波型: 5/5pt
- たこ焼き型: 5/5pt
火力が強く、すべてのプレートで高評価を獲得。平型では、ギョーザがほどよく皮パリッ、中はジューシーにムラなく焼けました。
波型プレートは真ん中に穴が空いているうえにプレート自体に傾斜がついているので、余分な油をしっかり落としてくれました。お肉もカリッと焼けます。
たこ焼き型は、火力とコーティングが優れていてムラなし。こんなにきれいに丸く作れました。穴数が多く、一度に30個焼けるのも魅力的です。
[使いやすいか]
準備
- 運びやすさ: 3/5pt
- プレートのはめやすさ: 3/5pt
- コードのつけやすさ: 2/5pt
- 立ち上がり: 2/5pt
片付け
- プレートの洗いやすさ: 4/5pt
- 掃除のしやすさ: 4/5pt
- 収納のしやすさ: 3/5pt
水受け皿が小さくて掃除がしやすいです。
すべてのプレートを重ねても高さは17cm。他のより薄めで収納がしやすいです。見た目は大きく見えますが、持ってみたら軽いという点も主婦モニターから高評価でしたよ。
なんでもおいしく焼けて使い心地もストレスフリーな神プレート!
理想的すぎる実力に料理のプロも主婦モニターもすっかり感動してしまう一台となりました。
少人数向けの平・波一体型 タイガー グリルなべ
タイガー魔法瓶(TIGER)
グリルなべ CQG-B300
実勢価格:9999円
サイズ:W40.2×D36×H19.1cm
重量:4.9kg
消費電力:1100W
2位にランクインしたのは、1位と同じくタイガーの「グリルなべ CQG-B300」です。今回の中では唯一の丸型。平型と波型が一緒になっているタイプなので、少人数用にオススメです。
▼テスト結果
- おいしく焼けるか: B
- 使いやすいか: A
[おいしく焼けるか]
- 平型: 4/5pt
- 波型: 5/5pt
- たこ焼き型: 3/5pt
サーモ画像では端が青かったので心配でしたが、平型プレートでギョーザを焼いてみたらそれほど気になりませんでした。早く焼けて仕上がりはふっくら、焼き色もきれいです。
波型プレートも火力が強く、きれいな焼き目がつきました。ただし円状のフチに油がたまるので、こまめに取る必要があります。
たこ焼き型はコーティングが弱く、転がしにくいです。プレートが並列ではないので生地の分配が難しく、大きさがバラついてしまうのがネックでした。
[使いやすいか]
準備
- 運びやすさ: 3/5pt
- プレートのはめやすさ: 4/5pt
- コードのつけやすさ: 4/5pt
- 立ち上がり: 3/5pt
丸い形が使いやすさの面で高評価でした。本体の底が平らになっているのでプレートを乗せやすく、グラつきにくいです。
コードはワンタッチでピタッと接続できて簡単。
丸型なので片手でも持ちやすく、カドがないので隅まで洗いやすいです。お手入れがラクチン!
こちらの製品には「蒸し台」と「深なべ」が付属しています。試してみたらどちらも問題なく使えました。
こちらが蒸し台使用時。
こちらは深なべ。たっぷり具材が入るのでうれしいです。料理の幅が広がりますね。
丸型で使いやすく、付属品の使い勝手もグッド。少人数用におすすめの一台です。
おいしさはお墨付き! 象印 ホットプレートやきやき
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
ホットプレートやきやき EA-GV35
実勢価格:1万4288円
サイズ:W54×D45×H20cm(収納ホルダー収納時)
重量:9.5kg(収納ホルダー含む)
消費電力:1300W
3位は象印マホービンの「ホットプレートやきやき EA-GV35」。収納ホルダー付きの大型タイプです。それが災いして使いやすさは低評価となりましたが、おいしさではプロが絶賛する実力でした。
▼テスト結果
- おいしく焼けるか: A
- 使いやすいか: D
[おいしく焼けるか]
- 平型: 5/5pt
- 波型: 5/5pt
- たこ焼き型: 3/5pt
平型プレートは均一に熱が行き届き、7製品中でいちばんムラがありませんでした。火力も申し分なく、ギョーザの皮目がバリっと仕上がっています。
波型プレートは横3列に穴があいているうえ、網目に凸凹があるので油落ちは文句なしの最高評価。火力も強くジューシーに焼けました。
たこ焼きプレートは使いやすかったですが火力がやや弱く、焼き色はつくけれどふにゃっとした食感に。きれいな丸型にはなりませんでした。
[使いやすいか]
準備
- 運びやすさ: 1/5pt
- プレートのはめやすさ: 3/5pt
- コードのつけやすさ: 4/5pt
- 立ち上がり: 1/5pt
片付け
- プレートの洗いやすさ: 1/5pt
- 掃除のしやすさ: 1/5pt
- 収納のしやすさ: 1/5pt
使いやすさではせっかく収納ホルダーがネックとなり、残念な結果となりました。プレートを取り出すにもいちいち幅をとり、セットに時間がかかります。また、プレートが温まるまでの立ち上がりも5分22秒かかりました。
プレートが重いため、洗うのもひと苦労です。
本体とプレートの間が空きすぎていて、そこに食べ物が落ちてしまいそうです。
収納ホルダーはしっかりはまらず、プレートがバラつきます。さらにプレートの間にホコリがたまってしまうというガッカリ仕様。
せっかくの収納ホルダーが逆にストレスになってしまいました。味はプロ絶賛の最高評価だっただけに残念です!
4位: ガスタイプで火力は十分!
イワタニ プレート焼き上手さんα
岩谷産業
イワタニ
カセットガスホットプレート 焼き上手さんα CB-GHP-A
実勢価格:9939円
サイズ:W47.1×D32.5×H16.9cm
重量:4.1kg
最大発熱量:2.1kW(1,800kcal/h相当)
4位には、今回唯一のガスタイプであるイワタニの「カセットガスホットプレート 焼き上手さんα」が入りました。直火なので火力が強く、ギョーザに向いていますが、波型プレートがあるとなおよしです。
▼テスト結果
- おいしく焼けるか: B
- 使いやすいか: C
[おいしく焼けるか]
- 平型: 5/5pt
- 波型: 2/5pt
- たこ焼き型: 4/5pt
平型プレートでは一角だけムラが気になりましたが、直火なので火力は申し分なし。とくに中央部分の火力が強く、ギョーザの皮がおいしく焼けました。
メーカーHPでは、平型プレートでお肉を焼くのを推奨しているので試してみました。結果は端のムラがひどく、カリッと焼くことはできませんでした。
たこやきプレートは、火の通りが速く、丸くきれいに焼けました。表面もカリッとしていておいしいですが、一度に16個しか作れないのが惜しいです。ちなみに、同メーカーのたこやき器「炎たこ」には及びません。
[使いやすいか]
準備
- 運びやすさ: 3/5pt
- プレートのはめやすさ: 1/5pt
- コードのつけやすさ: 3/5pt
- 立ち上がり: /5pt
使いやすさは低い評価です。プレートについている脚が小さくて本体に差し込みづらく、手こずります…。
バーナー周りの掃除にも手間がかかり苦戦。しかもすき間が多くてたこ焼きが落ちてしまいそうです。
使い勝手ではやや苦戦しますが、ギョーザはとってもおいしく焼けました。電源いらずなのも貴重な一台です。
5位: おしゃれなうえに使いやすい
ブルーノのホットプレート
イデアインターナショナル
ブルーノ
コンパクトホットプレート BOE021
実勢価格:9504円
サイズ:W37.5×D23.5×H13.5cm
重量:2.1kg(平プレート使用時)/2.2kg(たこ焼きプレート使用時)
消費電力:1200W
5位は見た目もかわいい人気の製品、ブルーノ「コンパクトホットプレート BOE021」です。使いやすさでは今回最高評価のAプラスを獲得! でもおいしさの面ではふるわず、5位となりました。
▼テスト結果
- おいしく焼けるか: D
- 使いやすいか: A+
[おいしく焼けるか]
- 平型: 3/5pt
- 波型: 4/5pt
- たこ焼き型: 1/5pt
サーモ画像ではムラがありますが、平型プレートでギョーザを焼いてみるとそれほど気になりませんでした。立ちあがりが速く、火力も強いです。
波型プレートは火の通りが速く、お肉がどんどん焼けます。ただし網目の溝が浅くて油がたまりやすいので注意しましょう。
残念なのはたこ焼きプレートです。コーティングが弱く、生地がプレートにくっついてしまってうまく転がせません。火力も弱く、中に空洞ができてしまいしょぼしょぼした感じに…。
[使いやすいか]
準備
- 運びやすさ: 5/5pt
- プレートのはめやすさ: 3/5pt
- コードのつけやすさ: 4/5pt
- 立ち上がり: 5/5pt
片付け
- プレートの洗いやすさ: 4/5pt
- 掃除のしやすさ: 1/5pt
- 収納のしやすさ: 5/5pt
使いやすさは最高評価のAプラスです。大きさは、手のひらに乗るくらいコンパクト。見た目のかわいさだけでなく、使いやすさにしっかりつながっているのが魅力です。
マグネット式のコンセントなので、付け外しがパッとできます。温まるまでの立ちあがりは、平型で1分47秒とダントツの早さでした。
プレートは小さく薄いので、狭いシンクでも洗いやすいのも嬉しいポイント。
収納面でも優秀です。高さは約14cmと場所をとりません。
ちょっと残念なのは掃除のしにくさ。本体とプレートの間にすき間が空くので焼いてるものが挟まりやすく、掃除もしづらいところがマイナスでした。
なお、ブルーノは別売りのオプションが豊富です。おしゃれな白の「セラミックコート鍋」(実勢価格:3240円)は申し分なく使えました。
一方、「マルチプレート」(実勢価格:3024円)はムラがひどく、ひっくり返すのも大変でした。
プレートが小さめでしまいやすく、使いやすいブルーノ。おいしさ面がいま一歩なのが惜しかったです。
5位: 波型は期待ハズレでした
網焼き風ホットプレート
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
網焼き風ホットプレート APA-135
実勢価格:9580円
サイズ:W48.5×D35.6×H13.7cm
重量:6.2kg
消費電力:1300W
※Amazonは並行輸入品です
同率5位はアイリスオーヤマの「網焼き風ホットプレート APA-135」です。“網焼き風”にひかれますが、波型プレートの実力はイマイチ。掃除のしやすいところはよかったです。
▼テスト結果
- おいしく焼けるか: C
- 使いやすいか: B
[おいしく焼けるか]
- 平型: 3/5pt
- 波型: 2/5pt
- たこ焼き型: 5/5pt
中央に比べて端の火力の弱さが気になりましたが、平型プレートでの焼き上がりは無難。真ん中で焼いたものは早めに取り出すとよさそうです。
商品名の「網焼き風」にそそられますが、波型プレートの実力はイマイチ。大きめの穴が空いてはいますが、プレート自体がフラットなので油が穴に流れず、留まってしまいました。
たこ焼きプレートは高評価です! 今回1位の「ホットプレート これ1台」と似ていますが、違うのは大きさ。穴が大きいので、大ダコが作れるところがうれしいです。
[使いやすいか]
準備
- 運びやすさ: 3/5pt
- プレートのはめやすさ: 3/5pt
- コードのつけやすさ: 2/5pt
- 立ち上がり: 2/5pt
片付け
- プレートの洗いやすさ: 3/5pt
- 掃除のしやすさ: 4/5pt
- 収納のしやすさ: 2/5pt
使いやすさはB評価です。コードが硬くて付けづらいこと、カーブがついていて向きが制限されるところが不評でした。
本体のパーツが細かく分解できるので、掃除がしやすいのはラクです。
網焼き風にならない波型プレートは期待ハズレでしたが、たこやきプレートは秀逸でした。
【番外編】過去ベストのアイリスは 本格プレートには負けました
最後にご紹介するのが、「LDK2017年8月号」で両面タイプのベストホットプレートとしてご紹介したアイリスオーヤマの「両面ホットプレート DPO-134」。前回は「使いやすさ」に注目してテストを行いました。
持ち手つきで収納にも便利、パーティなどでも大活躍の両面タイプ。今回いっしょに検証してみたところ、使いやすさはやっぱり優秀でしたが、おいしさの点で負けてしまいました。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
両面ホットプレート DPO-134
実勢価格:7189円
サイズ:W65×D33.6×H9cm
重量:4.7kg
消費電力:1300W
▼テスト結果
- おいしく焼けるか: D
- 使いやすいか: A
[おいしく焼けるか]
- 平型: 2/5pt
- 波型: 3/5pt
- たこ焼き型: 3/5pt
両面タイプなので、片面ずつ違う料理ができるところがメリットですが、フタがありません。ギョーザを焼くときに蒸すことができず、惜しい仕上がり。今回は「おいしく焼けるか」という点についても厳しくテストしたため、少し残念な結果となりました。
波型プレートの代わりに、焦げにくい「ディンプルプレート」がついています。お肉を焼いてみると端にややムラができ、油も滞留してしまいました。
たこ焼きプレートは火力は強く、コーティングも問題ありません。ただし穴の大きさがそもそも小さいので、出来上がったたこ焼きは食べごたえに欠けました。
[使いやすいか]
準備
- 運びやすさ: 4/5pt
- プレートのはめやすさ: 2/5pt
- コードのつけやすさ: 4/5pt
- 立ち上がり: 2/5pt
片付け
- プレートの洗いやすさ: 5/5pt
- 掃除のしやすさ: 1/5pt
- 収納のしやすさ: 4/5pt
コンパクトに収納でき、持ち手がついて運びやすい点は高評価です。コードが長くて使いやすいですが、収納時にも出しっぱなしになるので、どうせならコードも収まるような工夫がほしいところでした。
ただ、やっぱり両面焼きができる点は魅力的。焼き上がりに多少目をつぶることができるなら、選んでOKの一台と言えます。
以上、使いやすさとおいしさを重視したホットプレートランキングでした。
もし手間がかかるという理由でホットプレートを使っていないなら、これを機に使いやすいものに買い換えてみてはいかがでしょうか。よかったら参考にしてみてください!
ホットプレートで作りたい!おすすめレシピ
ここからは、簡単で美味しいホットプレートで出来るレシピを紹介していきます!
家庭的韓国料理ビビンバの作り方
一品目はホットプレートを囲んでみんなで出来たてを楽しめる料理、ビビンバを紹介していきます!
<材料(4人分)>
ご飯 お茶碗6杯分
ほうれん草 1袋
人参 1本
もやし 1袋
お肉(豚・牛いずれかの挽肉) 150g
卵黄 3個分
ごま油 適量
塩 適量
味の素 適量
白ごま 適量
おろしにんにく 小さじ2分の1
焼肉のタレ 適量
まずは、野菜のナムルを作ります。ほうれん草は5㎝ほどにカットし、人参は千切りにしましょう。それぞれサッと茹でたら別々のボウルに入れてごま油大さじ1杯と味の素、塩、白ごまを振り入れ、混ぜ合わせればナムルの完成です。
続いては挽肉のそぼろを作ります。フライパンにごま油大さじ1杯をひいて温めたところにニンニクを投入し香りが立ってきたら挽肉を入れてください。ある程度炒まったところに焼肉のタレをお好みの味になるように加えて混ぜ合わせたら完成!
ここまでで下準備が完了したのでさっそくホットプレートの出番です!
ホットプレートにごま油大さじ2杯をひいて熱したらご飯を広げ、ご飯の上に先程のナムルと挽肉を並べてください。最後に卵黄をのせれば完成です!
食べる時は具が満遍なく散らばるように混ぜ合わせて食べてくださいね。
簡単に海の幸を楽しめるパエリアの作り方
お次に紹介するのは食卓に彩りと海の味を届けてくれるパエリアです。
<材料(4人分)>
オリーブオイル 大さじ4杯
無洗米 3合
A 熱湯 3カップ
A マギーブイヨン 3個
A 塩 小さじ2分の1
A 料理酒 大さじ4
玉ねぎ 1個
ニンニク 2カケ
イカ 小2匹
エビ 18尾
アサリ 230g
鶏もも肉 360g
赤パプリカ 半分
アスパラガス 1束
ミニトマト 160g
※Aの材料は全てあらかじめ混ぜ合わせておきましょう。
はじめに、材料の下準備からしていきましょう。イカとエビはそれぞれワタを抜き、イカは胴体を輪切りに、足は適当に切り、エビは殻をとってざっと洗い水分を切っておきます。
続いて野菜はアスパラガスを3~4等分に、パプリカは5㎝幅に切り、ミニトマトは半分に切ります。鶏もも肉は一口サイズに切っておくのがオススメです。
ここまで準備したら、いよいよホットプレートの出番です!
200度に熱したホットプレートにオリーブオイル、玉ねぎ、ニンニクを加えて香りが出てきたら鶏もも肉を投入します。鶏もも肉の表面の色が変わったら米を入れ、米が透き通った状態になるまで炒めてください。
続いてAの材料を全て加えて全体を平らにし、上に残りの具材を全てのせます。
あとは蓋をしてホットプレートの温度を160度にし、25分間蒸し焼きにしておこげが出来たら完成です!
知っておきたい!ホットプレートのお手入れ方法
最後に、ホットプレートのとても簡単なお手入れ方法を紹介します!
ホットプレートの後片付けというと、わざわざ鉄板を外して洗う必要があり面倒くさいと思っている方も多いかもしれませんが、実はササッと1分ほどで完了できる方法があるのです。
その方法とは、ある程度熱した鉄板にお湯を張り、フキンやキッチンペーパーで拭き取るだけ。やけどには注意してくださいね。
ぜひ試してみてください!
ホットプレートはほかの調理器具を使わず、同時に3品調理もできる便利なアイテムなんです!