


the360.life編集部/Test by 家電批評編集部
iPad用ノートアプリおすすめランキング10選|手書きメモ最強はコレ!
タッチペン対応のiPadを持っているのに「メモ機能」を使わないのはもったいないですよね。とはいえ、いろいろなノート用iPadアプリがあって、イマイチどれがいいのか分かりづらい……。そこで今回は、編集部が10種類のノートアプリを実際に使っておすすめ順のランキングを作成しました!

家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
iPadを持っているなら
紙とペンはもう不要!?

最近ではiPadのメモ機能・ノート機能が充実し、Apple Pencilを使ってメモ帳代わりにしている方も珍しくないですよね。 メモ機能が使えないiPadなんて持ち運びできないノートパソコンと一緒……というのはやや言い過ぎかもしれませんが、それくらい便利で重要度の高い機能なんです。慣れると紙には戻れません。 ……とはいえ、アップル謹製の「メモ」アプリ以外にもよさそうなアプリが溢れていて情報も多く、どれを使ったらいいか迷ってしまいますよね。そこで編集部が人気のノートアプリ10種類を実際に使って比較検証を実施。おすすめアプリランキングを作成しました。
パッと書けてすぐに探し出せる!
これがノートアプリの理想です

今回、編集部がいくつかの製品を試して気づいた「ノートアプリを選ぶ最の重要ポイント」が2つあります。 [ポイント1]起動時間 紙のメモ帳はいつでもパッと開けて、パッと記入できる必要があります。ノートアプリでもそれは同じ。アイコンをタップしてから起動するまでの時間は短いに越したことはありません。 [ポイント2]検索性 紙のメモだとどこに何が書いてあるのか分からなくなったり、紛失してしまうことも。でもデータとして保存してしまえば比較的カンタンに探し出すことができます。ノートアプリの検索性・管理のしやすさは仕事の効率化につながります。 シンプルで使い勝手のいいノートアプリを探しているなら、この2点が特に重要ではないでしょうか。 デザインやペンのバリエーションなどはイラストレーターのような仕事でなけれな使う機会が少ないので、場合によってはジャマに感じるかもしれません。
ありとあらゆる場面で10種の
ノートアプリを使い倒しました

今回はシンプルで使い勝手のいい手書きノートアプリを見つけるべく、編集部員が人気の10製品を使い倒して比較検証を行いました。 テスト方法は、会社、出張先、ベッドなどあらゆる場所にiPadを持ち込み、いつもは紙のノートに書き込んでいる打ち合わせメモ、企画アイデア、取材メモなどをひたすらアプリで記入。 とっさにメモしたいときや、じっくり考えて文章を書きたいときなど、さまざまなシチュエーションで使用して書き心地や使い勝手をチェックしてオススメ順ランキングを作成しました。 それでは、もっともオススメのアプリからご覧ください!
鉛筆のようにすぐ書ける!
Ginger LabsのNotability

Ginger Labs Notability 実勢価格:1200円
見事1位になったアプリは、立ち上がりが早いうえ、画面に反映されるまでのタイムラグを感じさせなかったGinger Labsの「Notability」です。

アプリ内で撮影とその写真へのメモ書きが簡単にできます。ペン先への追従性が高く、鉛筆のようにスラスラ書けると点も優秀。使用感も気持ちがいいです。

また、録音・再生機能も搭載されているので、会議の議事録などを作成したいときなどにはかなり便利です。
テキストデータ変換が超カンタン
2位はMyScript Nebo

MyScript MyScript Nebo 実勢価格:960円
2位に「MyScript Nebo」はとにかく操作性がシンプルで、使い勝手がいいです。

タッチペンで「ザザザ」と斜線を引くと書いた文字が消えます。また、タッチペンで手書きしたメモを指でダブルタップすると、手書き文字をテキストデータに変換する機能を搭載。「MyScript Nebo」は文字認識精度が高めでした。紙のメモではなかなかこうはいきません。
書いた文字がはっきりわかる
Vlet TranのNotes Plus

Vlet Tran Notes Plus 実勢価格:1200円
メモの文字が煩雑で、時々、自分でも判別できないことがあるという方には「Notes Plus」がオススメです。

「拡大機能」を使えばメモを500倍以上も拡大できるので、何が書いてあるのかはっきりとわかります。文字を消すときには、取り消し線を引くだけという点も高評価でした。
上位3位まではシンプルで一瞬で開き、書き込みやすさを重視したツールとしてオススメです。4位以下の製品も決して悪くないのですが、個性が強めで一長一短な印象です。
Savage Interactiveの
Procreateはペンが豊富

Savage Interactive Pty Ltd Procreate 実勢価格:1200円
4位「Procreate」はメモアプリというよりは、クリエイター向けのイラスト制作アプリ。

ペンの種類が多く、どちらかというとスケッチやアイデア出しといったクリエイティブな用途に適していました。レイヤーが使えるのでクリエイターの方は重宝するのではないでしょうか。
横スクロールがイマイチかも…
Time BaseのGood Notes 4

Time Base Technology Limited Good Notes 4 実勢価格:960円
ノートアプリは縦スクロールの方が動きが自然だと感じるのですが、「GoodNotes4」は横スクロール仕様になっています。

左右のスクロールに慣れるまでやや時間がかかるかもしれません。そういった点で多少の使いづらさがありました。
多機能でやや操作が難しい
Fluid TouchのNoteshelf2

Fluid Touch Pte. Ltd. Noteshelf2 実勢価格:1200円
「Noteshelf2」は、単純にノートとして使うには多機能すぎるという印象です。

多機能なのはいいのですが、「絵文字機能」などはメモを取る際は不要かも。全体的に操作が難しい点もやや残念です。とはいえ、豊富にある機能を使いこなせれば、活躍の幅が広がりそうです。
謳い文句通りとはいかない
EvernoteのPenultimate

Evernote Penultimate 実勢価格:無料(App内課金あり)
手首の位置を設定することで自分の書き方のクセが分かり、最適なノート作りが可能と謳う「Penultimate」。

実際のところは、残念ながら他のアプリとの違いがあまり感じられませんでした。とはいえ無料アプリの中では最上位なので、無料で探している人は試す価値があります。
ドロップ機能が新鮮な
Flexcil Inc.のFlexcil

Flexcil Inc. Flexcil 実勢価格:無料(App内課金あり)
図やテキストを囲むことでノートにドロップ(移動)できる機能が新鮮な「Flexcil」。こちらも無料アプリです。

大学での授業ノートの作成や資料の整理に役立ちそうなアプリという感じです。でもアプリを開いた時点で、すぐに白紙にメモを取ることができないのが難点でした。
図形がカンタンに描ける
Microsoft OneNote

マイクロソフト Microsoft OneNote 実勢価格:無料
Microsoft Officeシリーズのノート用アプリ。簡単にキレイな図形が描ける点は魅力的です。

ひと筆でキレイな図形が描ける機能や精度は素晴らしいです。でも定期的にサインインを求められるので、お手軽感が薄れてしまって残念でした。
MetaMoJi Noteは
プレゼン資料作りにはいいかも
残念ながら10位だったのは、MetaMoJi Corporationの「MetaMoJi Note」。

MetaMoJi Corporation MetaMoJi Note 実勢価格:960円
10位の「MetaMoJi Note」は、サクッと手書きメモを取るためのアプリというより、プレゼン用の資料を作ったりするときに重宝しそうなアプリです。

写真の切り抜きができたり、プレゼン時に便利なレーザーポインター機能を搭載している点は素晴らしいのですが、作り込みが必要な資料向けのアプリという感じでした。
PDFの読み書きは定番の
Acrobat Readerが快適です
以上、オススメのノートアプリ10選でした。サクサクと書き込めるアプリを探している方は、ぜひGinger Labsの「Notability」を試してみてください。 ちなみにPDFファイルのやり取りが多い方にはAdobe「Acrobat Reader」のアプリをオススメします。

Adobe Acrobat Reader 実勢価格:無料

動作が快適でPDFの読み込みが早く、注釈の書き込みもストレスなく行えました。Dropboxとも連携しているので、実用性の高さも文句なしです。 オススメのノートアプリ、いかがでしたか? 1位の「Notability」をはじめ、有料のアプリはどれも1000円前後なので「ちょっと高いな……」と思われるかもしれませんが、紙のノートやメモ帳3~4冊分と考えればすぐに元が取れるはずです。しかもメモを紛失することはありません。 iPad標準搭載のメモアプリよりも快適に使えるものが多いので、購入して損はないでしょう。
the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。