パナソニック・フィリップス・ブラウンの最強は?人気の電気シェーバーおすすめランキング19選【2020年】
2020年02月20日(木)
青山 卓弥
青山 卓弥/Test by the360.life編集部
パナソニック・フィリップス・ブラウンの最強は?人気の電気シェーバーおすすめランキング19選【2020年】
店頭では試し剃りできない電動シェーバーは、買ってみないと性能がわかりません。そこで360.lifeが3大メーカーをはじめとした人気のシェーバーを集めて剃り味や特徴を徹底検証。ヒゲ問題の解決にひと役買います。

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

安蔵靖志 氏 IT・家電ジャーナリスト
安蔵靖志 氏
ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めたのち、フリーランスに転身。ラジオ番組『キャイ~ンの家電ソムリエ』にも出演中です。
ハナゾノゴウ デジタル系編集者
ハナゾノゴウ
「家電批評」「Mr.PC」「Mac100%」などで編集を行う。検証好きだがムダにテスト項目を増やすためときどき細かすぎて伝わらないデータを集めてまわりを困らせる。仕事後は健康管理にエアロバイクで汗を流すも、コンビニスイーツでチャラにする毎日。

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  • 忙しい朝に余裕をつくれる
    シェーバーがほしい!
毎朝のヒゲ剃り、めんどうですよね。剃り残しがないように、しっかりと深剃りをしようとすればそれなりに時間がかかります。でも、家族と暮らす人にとっては朝の洗面所は戦場。ひとりで5分占領してしまえば、険悪な空気が漂うことは必至。ひとり暮らしの人にとってもヒゲ剃りの時間を短縮できれば、あと5分長く寝たり、朝食をしっかり食べることができます。

そこで360.lifeでは、ほんとうに“剃れる”シェーバーを決めるため、テストを敢行しました。そこで判明したのは、ちょっぴり意外な事実だったのです。

これまでは電気シェーバーを選ぶ際に、「○枚刃」というスペックを、よく剃れるシェーバーの目安にしていました。刃数が多いほど深剃りができて、時間もかからないという認識です。

しかし、19台のシェーバーを集めたテストのなかで、新たな結論に達しました。それは、シェーバーはヘッドの「可動域」と外刃の「滑り」が重要ということ。この2点がいいシェーバーほど、肌をしっかりとらえて深剃りができました。

協力をしてくださったIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏は、「刃の数が多くても当たらなくては意味がありません」と、この選びかたを勧めています。
そこで、「可動域」と「滑り」を重視してほんとうに使いやすく深剃りできる電気シェーバーを決定したのが、今回のランキングです。

実際に「可動域」と「滑り」に注意して使ってみてわかったのは、モデルによってこの2点は大きな差があるということでした。
  • 電動シェーバーの選びかた①
    ヘッドの性能を重視する
電動シェーバーの「可動域」と「滑り」を決定するのが、ヘッドの性能です。

外刃のクッションがよく効いて、ヘッドの動きの可動域が大きい製品を探すと、各社のフラッグシップモデルにいきつきました。むしろ、外刃とヘッドの柔軟性を高めるために高額になっていると考えても納得がいくほど、使用感は変わってきます。
ヘッド自体の動きも重要。上下左右にと柔軟に動くほど外刃が均一に肌に当たりよく剃れます。
外刃のクッションが効いていて、肌の凹凸に密着するシェーバーほど深剃りができました。

なお、安価な製品になるほど外刃しか動かない製品が増えてきます。こうした製品は外刃を肌に均一に当てるために手を大きく動かす必要があり、短時間でキレイに剃るのが難しくなります
外刃を肌に当てたとき、肌のうえを滑るように動くほど、肌への負担が小さくなり、剃りやすくなります。メーカーによって工夫が変わるため、実際に店頭で肌に当ててみて、自分が気持ちいいと感じたシェーバーを選ぶことをおすすめします。
フィリップスのS9000シリーズ。コーティングの分、左のほうが肌当たりがよいです。
ブラウンの網刃はとにかくさわり心地がなめらか。指でなぞるだけでも他社との違いは歴然。
パナソニックは外刃に間にチタンコーティングしたスマートローラーを取り付けることで、肌当たりを向上させているようです。

そして、上位モデルほど刃数が多い。そのため、刃数の多いシェーバーほどいいシェーバーにはなりますが、選考経過はまったく異なります。
  • 電動シェーバーの選びかた②
    メーカーごとの個性もチェック
電気シェーバーには、シェア世界一の「フィリップス」、昭和世代にはモーニングリポートでおなじみの「ブラウン」、幅広いラインナップを誇る「パナソニック」という3大メーカーがあります。自分にとって最高の1本を選ぶためにも、それぞれのメーカーの特徴も抑えておきましょう。
  • フィリップス
    言わずと知れた世界シェアNo.1ブランド
    剃りかたに慣れれば深剃りもOK
3大メーカー中、唯一の回転式を採用しているフィリップス。肌のうえを回転させるという独特の剃りかたは独特ですが、肌に優しくハマれば手放せなくなります。
【ヘッドのタイプ:回転式】 3つの刃を備える回転式/180°回転するヘッド/肌に優しくヒリヒリしにくい
  • ブラウン
    道具としての美しさをもつシンプルなデザイン
    洗浄機は唯一アルコールを使用
ドイツメーカーらしい質実剛健さと、美しいデザインが所有する満足感を与えてくれるブラウン。網刃のなめらかさは圧倒的で、深剃りもしっかりできます。
【ヘッドのタイプ:往復式】 美しいドイツの工業デザイン/さわればわかるなめらかな網刃/洗浄機はアルコールを使用
  • パナソニック
    扱いやすく深剃りもしやすい
    電気シェーバー初心者ならまずここから
実用に振った造りで、実際に使ってみるとすきがないと感じられるのがパナソニックです。深剃りに強く、内刃と外刃を個別に交換できるのはリーズナブルです。
【ヘッドのタイプ:往復式】 圧倒的な深剃りを実現/見た目に反して柔軟なヘッド/内刃と外刃を別に交換可能
  • その他
    異彩を放つ日立のロータリーシェーバー
    3大メーカーの格安類似品も人気が上昇
3大メーカー以外で注目なのが、日立のロータリーシェーバー。見ればわかるいかつい刃でヒゲをとらえます。また、フィリップスに酷似した格安シェーバーもAmazonで人気が高いため、検証に追加しました。
【ヘッドのタイプ:ロータリー式】異彩を放つ日立のロータリーシェーバー
【ヘッドのタイプ:回転式】フィリップスにそっくりのAmazon人気シェーバー
  • 19台の電気シェーバーを
    実際に使って評価しました
今回のランキングでは、19台の電気シェーバーを実際を購入し、実際に使用しました。評価をしてくださったのはIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏。ほかに編集部のメンバーもテストを行い、その使用感を評価に反映しています。

評価項目は以下の6項目になります。
1. 肌当たりは悪くないか(20点)

肌のうえを滑るように動く、引っかかって剃りにくいなどの肌当たりの良し悪しを評価しました。

2. 切れ味は鋭いか(20点)

得点の高いシェーバーは、ヘッドを肌に軽く当てただけでヒゲが剃れていきました。

3. 使用感はいいか(10点)

グリップの握りやすさや重さ、剃るときの動かしかたなどを総合的にチェックしています。

4. 深剃りがしっかりできるか(20点)

ヒゲ剃り後に肌をさわってみて、どれだけ深剃りができているかを評価しました。

5. 剃り残しが少ないか(20点)

同じ回数ストロークして剃ったときに、剃り残しが少ないほどひげ剃りの手間が減少しました。

6. 時間をかけずに剃れるか(10点)

ヒゲをすべて剃るのにかかる時間です。忙しい朝にヒゲを剃る人ほど重要な項目です。
それでは、ランキングをご覧ください。
  • ひと剃りでわかる剃り味のよさ
    パナソニック ES-LV9CX-S
19台のなかでも特に深剃り性能が高かったのがパナソニックのラムダッシュ「ES-LV9CX-S」です。

肌に軽く当てて動かしてみてれば、少し伸びたヒゲもサッと剃れました。これは、見た目のゴツさからは想像がつかないほど上下左右に動くヘッドと、サスペンション付きの外刃がしっかりと肌をとらえるため。

チタンコーティングされたスムースローラーのおかげで肌を滑るように動くことまで含めて、「よく考えられている」(安蔵氏)のひとことにつきます。ただ、深剃りをすれば肌にヒリヒリ感が残りました。

細かなヒゲを洗い流せる洗浄機で、シェーバーを清潔に保てたのもポイントです。
パナソニック
ES-LV9CX-S
実勢価格:4万980円
サイズ・重量:167×72×59mm・約215g
刃数:5枚刃
充電・使用日数:約1時間・1日1回約3分使用で約14日間
WET剃り:未対応
充電残量表示:ランプ(詳細)
▼テスト結果
肌当たり 18/20
切れ味 20/20
使用感 10/10
深剃り 20/20
剃り残し 20/20
スピード 10/10
合計 98/100
数日伸ばしたヒゲも、数回ストロークするだけでキレイに深剃りできました。アゴの下なども剃り残しがなくスッキリです。
ヘッドと外刃の動き、スムースローラーによる肌当たりのよさは19台中でも上位でした。
安蔵靖志 氏
IT・家電ジャーナリスト

安蔵靖志 氏のコメント
サスペンション付きでヘッドが自由自在に動きます。
使用中は経過時間を表示します。未使用時にふれるとバッテリー残量を確認可能。
外刃と内刃が独立しているため、傷んだら別々に交換が可能なのでコスパにも優れています。
モミアゲを整えるのに便利なキワゾリ刃ももちろん装備。
洗浄機はフィリップスやブラウンに比べてコンパクトなので、洗面所でも置き場所に困りませんでした。
1袋で30日間使える洗浄液はランニングコストが安く、収納時にかさ張らないのもうれしいですね。
深剃りをすると多少のヒリヒリ感が残ったため肌の弱い方は注意が必要ですが、それ以外は欠点もなくベストバイにふさわしい電動シェーバーでした。
  • 剃り味は第1位と同等
    パナソニック ES-CLV5C
洗浄機がない分評価を下げたパナソニックのラムダッシュ「ES-CLV5C」が第2位でした。

ES-LV9CX-Sとは外刃が共通しており、剃り味には差はありません。柔軟に動くヘッドが肌をとらえ、濃いヒゲもスッキリと深剃りできます。

ヘッドのメンテナンスを自分でするなら、1万円ほど安い本製品がお買い得です。
パナソニック
ES-CLV5C
実勢価格:2万9800円
サイズ・重量:167×72×59mm・約200g
刃数:5枚刃
充電・使用日数:約1時間・1日1回約3分使用で約14日間
WET剃り:未対応
充電残量表示:ランプ(詳細)
▼テスト結果
肌当たり 18/20
切れ味 20/20
使用感 10/10
深剃り 20/20
剃り残し 20/20
スピード 10/10
合計 98/100
ヘッドは大きいですがグリップは細身で手のひらに収まります。
充電の残量を5段階で表示。これなら充電が切れる前に気づけますね。
ヘッドは上下左右によく動くため、アゴ下なども剃りやすいです。軽く押すだけでへこむ外刃とスムースローラーで肌の表面を滑るように動きました。
なお、1位のES-LV9CX-Sとは同じ外刃を使用しています。
  • この優しさに惚れたら手放せない
    フィリップス S9000 プレステージ SP9863/16
第3位はフィリップスの「S9000 プレステージ SP9863/16」です。

回転式のシェーバーは、肌のうえを円を描くように動かすことでじっくり剃れるのが特徴です。パナソニックのような力強さはありませんが、気がつくと深剃りができていました。

メタルビーズコーティングされたヘッドで肌当たりの優しさはNo.1です。
フィリップス
S9000 プレステージ SP9863/16
実勢価格:4万6405円
重量:186g
刃数:3回転刃
充電・使用日数:3時間・約60分間
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ(詳細)
▼テスト結果
肌当たり 18/20
切れ味 20/20
使用感 10/10
深剃り 19/20
剃り残し 19/20
スピード 9/10
合計 95/100
180°動くヘッドは肌を確実にとらえてくれました。
さらに3つの外刃が独立して動くことで、肌の凹凸をとらえます。アゴの下などの剃りにくい場所も剃り残しがありません。
11台中唯一の専用のワイヤレス充電対応。使い終わったらパッドに置くだけ充電できるのは便利でした。
フィリップスの肌への優しさを体感したいならこのモデルがおすすめです。剃っている感がないのにきれいに剃れているという、不思議な感覚が味わえます。
  • 超静かな洗浄機付き
    フィリップス S9000 S9511/26
第4位もフィリップスの「S9000」シリーズ。

「S9511/26」には洗浄機が付属しており、ヘッドをつねに清潔に保ちたい人にはこちらがおすすめです。

基本的な性能はほとんど変わりませんが、外刃にコーティングがないため滑りではSP 9863/16より劣りました。
フィリップス
S9000 S9511/26
実勢価格:4万4240円(編集部購入時)
重量:169g
刃数:3回転刃
充電・使用日数:約1時間・約50分間
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ(詳細)
▼テスト結果
肌当たり 18/20
切れ味 18/20
使用感 9/10
深剃り 18/20
剃り残し 19/20
スピード 9/10
合計 91/100
SP9863/16と同じく、180°動くヘッドと独立して動く3つの回転刃がヒゲを逃しません。
洗浄機が付属するのが本機の特徴。動作音がとても静かで、夜中に洗浄していてもまったく気にならないほどです。
  • 深剃りと肌当たりのバランス
    ブラウン シリーズ9 9292cc
パナソニックとフィリップスの後塵を拝したブラウン「シリーズ9 9292cc」が第5位でした。

ヘッドは角度こそ肌にそって大きく動くものの、横の動きがないのがマイナス点。なめらかな網刃で肌当たりは上々です。

道具として美しいデザインが所有欲を満たしてくれるのもポイントです。
ブラウン
シリーズ9 9292cc
実勢価格:2万8990円
サイズ・重量:168×66×44mm・210g
刃数:4枚刃
充電・使用日数:1時間・約50分間
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ(詳細)
▼テスト結果
肌当たり 17/20
切れ味 19/20
使用感 8/10
深剃り 19/20
剃り残し 18/20
スピード 9/10
合計 90/100
網刃がとにかくなめらか。さわれば他社との差は一目瞭然です。
カーラーを使った深剃りテストでは最高の成績を残しました。
ディスプレイには充電残量が5段階で表示されます。
洗浄機はカートリッジ式でメンテナンスが簡単。アルコール洗浄はブラウンだけの特徴です。
  • 簡単・清潔・泡シェービング
    パナソニック ES-ST8R-H
T字カミソリから移行するユーザーを狙い、お風呂剃りやシェービングジェル対応、外刃をつけたままでの水洗いといった機能を備えたパナソニックの「ES-ST8R-H」が第6位です。

軽くて逆手持ちでもヒゲが剃れる、「方向性がはっきりしていておもしろい」(安蔵氏)1台でした。
パナソニック
ES-ST8R-H
実勢価格:1万4800円
サイズ・重量:165×65×55mm・約155g
刃数:3枚刃
充電・使用日数:急速1時間・1日1回約3分使用で約14日
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ
▼テスト結果
肌当たり 18/20
切れ味 18/20
使用感 9/10
深剃り 17/20
剃り残し 18/20
スピード 9/10
合計 89/100
スムースローラーとヒゲ起こしフィンの効果で狙った場所をしっかり剃れました。
上位モデルには及びませんが、横方向への動きは大きく、肌を追従します。
石けんの泡立て機能や逆手持ちでも使える細身のグリップで、コンセプトを明確にしています。
安蔵靖志 氏
IT・家電ジャーナリスト

安蔵靖志 氏のコメント
T字カミソリからの乗り換えにおすすめの1台です。
  • 肌への負担が減少する
    フィリップス シリーズ9000 S9511/12
第7位にランクインしたのは、フィリップスの「シリーズ9000 S9511/12」です。

ヘッドそれぞれが独立しており、全8方向に可動。ヘアカーラーを使った検証では、外刃と内刃でヒゲを挟みこむ構造のため、長いヒゲを苦手とし剃り切るまでに66回転かかってしまいました。

しかし、8方向に稼動するヘッド部分が、広い面はもちろんのこと、肌のあらゆる凸凹に密着するので、剃りやすさは非常に優秀でした。
フィリップス
シリーズ9000 S9511/12
実勢価格:1万5780円
サイズ:W5.9×D7×H16.4cm
重量:168g
シェーバー:回転式
刃数:72枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 18/20
切れ味 18/20
使用感 9/10
深剃り 18/20
剃り残し 18/20
スピード 6/10
合計 87/100
内刃が肌に直接当たらない構造が肌当たりをやさしくしており、それがフィリップスのシェーバーの特徴でもあります。
ひとつのヘッドに24枚の刃がついており、それが高速回転し、より深くカットしてくれます。往復式と比べたら、たしかに剃り味は劣りますが小刻みに回すことで綺麗に剃ることができました。

2015年発売のモデルのため多少評価が低めになりましたが、敏感肌の人やヒゲが薄めの人、顔に凹凸がある人、吹き出物が出やすい人にはおすすめです。
  • 上位モデル譲りのヘッドの可動域
    フィリップス シリーズ5000 S5050/05
上位モデルと比べると回転刃の刃数が少なくなった第8位のフィリップス「シリーズ5000S5050/05」。

同価格帯のライバルと比べるとヘッドの柔軟性と剃り味のバランスがよく、コスパは悪くありません。
フィリップス
シリーズ5000 S5050/05
実勢価格:5419円
重量:173g
刃数:3回転刃
充電・使用日数:約8時間・約30分間
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ
▼テスト結果
肌当たり 18/20
切れ味 17/20
使用感 8/10
深剃り 16/20
剃り残し 16/20
スピード 7/10
合計 82/100
フィリップスの特徴である3つの回転刃はフレームに固定されています。そのため上位モデルに比べると動きの幅がありません。
内刃と外刃がある上位モデルに比べて、本モデルは外刃しかなく刃数も少なくなっていました。
  • お風呂剃りならコレが良い!
    パナソニック ES-ST8Q
第9位にランクインしたのはラムダッシュ「ES-ST8Q」でした。

お風呂でヒゲを剃る習慣がある人は、第6位のES-ST8R-Hかこのモデルがおすすめ。お風呂剃りという点では、上位のラムダッシュよりも使い勝手のよさが上回りました。
パナソニック
ES-ST8Q
実勢価格:8980円
サイズ:W6.5×D5.5×H16.5cm
重量:155g
シェーバー:往復式
刃数:3枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 16/20
切れ味 18/20
使用感 10/10
深剃り 14/20
剃り残し 18/20
スピード 5/10
合計 81/100
泡だったシェーピングクリームがわずか数秒で作れる「泡メイキング」や、水を通すだけでヒゲくずが綺麗に流せる「ウォータースルー洗浄」など、お手入れ機能も抜かりなく搭載されていました。これは5枚刃のラムダッシュにはついていない機能です。
左右30度に稼働するヘッドが顔の凸凹に密着。寝ているヒゲを根元から起こして剃り切ってくれるフィンの構造が、ヒゲの深剃りに一役買っています。

外刃を外さなくとも、そのままヒゲくずを洗い流せるウォータースルー洗浄でお手入れもラクラク。
テスターたちからも、「スムースローラーが泡を外刃に届けてくれるので、肌にもやさしい」といったコメントや「濡れた手で持ってもホールド感が落ちない」などのコメントがあり、お風呂剃り特化モデルとしての実力を実感しました。
  • 深剃りパワーが強い
    ブラウン シリーズ5 5147s
第10位に入ったのはブラウンの「シリーズ5 5147s」。ブラウンは、中高年に対して圧倒的なブランド力を持っています。

刃が独立して動くサスペンション機能を備えた、密着3Dヘッドが搭載された本モデル。深剃りにきくふたつの網刃、ヒゲトリマー、スキンガードの4つが一体化されたことにより、少ないストロークでもやさしい深剃りを実現させています。
ブラウン
シリーズ5 5147s
実勢価格:9180円
サイズ:W6.5×D4.7×H17cm
重量:231g
シェーバー:往復式
刃数:3枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 14/20
切れ味 18/20
使用感 6/10
深剃り 17/20
剃り残し 16/20
スピード 8/10
合計 79/100
5シリーズのような上位機になるほど振動は強くなり、肌に当てる前から力強さを感じます。ヘアカーラーでの検証では1位のラムダッシュには及ばずとも、25往復で綺麗な深剃りを実現しました。
実際の剃り味を確かめてみました。こちらは剃る前の写真です。
押しつけないように肌に均一に当てながら剃ると、傷付けずに仕上がります。テスターたちも「ワンストロークでヒゲを根こそぎ刈っていくような感覚」、「パワーがあるためヒゲが巻き込みそうだったが、巻き込まれることはなかった」とそのパワーを実感していました。

ヒゲが濃い人やドライシェイピングが好きな人、手早くヒゲを剃りたい人などにおすすめの1台です。
  • ヘッドに動きがほしかった
    パナソニック ES-RL13-R
第11位はパナソニック「ES-RL13-R」でした。

グリップのホールド感はよいものの、上位モデルに比べて剃れません。外刃の滑りはそれなりで上下には動きますが、ヘッド自体が固定されていることでヒゲをとらえきれないことも……。
パナソニック
ES-RL13-R
実勢価格:4200円
サイズ・重量:160×65×44mm・約160g
刃数:3枚刃
充電・使用日数:8時間・1日1回約3分使用で約7日
WET剃り:対応
充電残量表示:なし
▼テスト結果
肌当たり 15/20
切れ味 16/20
使用感 8/10
深剃り 15/20
剃り残し 16/20
スピード 8/10
合計 78/100
外刃が動いて肌の凹凸に追従。滑りも悪くはありません。
  • 網刃が意外とよく動く
    ブラウン シリーズ3 3010s
ブラウン「シリーズ3 3010s」が第12位です。

しっかりと握れるグリップとデザインは悪くありませんが、剃り味はよくありません。同ランクでヘッドの動かない第8位のES-RL13-Rと比較しても、勝っているのはデザインくらいでした。
ブラウン
シリーズ3 3010s
実勢価格:5859円
サイズ・重量:156×57×48mm・220g
刃数:3枚刃
充電・使用日数:1時間・約45分間
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ
▼テスト結果
肌当たり 17/20
切れ味 16/20
使用感 7/10
深剃り 15/20
剃り残し 15/20
スピード 7/10
合計 77/100
ヘッドは固定されているものの、網刃が大きく動いて肌をとらえました。
  • フィリップスとは完全に別物
    HATTEKER メンズシェーバー
第13位は、フィリップスと同様に3つの回転刃を備えたHATTEKER「メンズシェーバー」。

見た目は似ていますが、ヘッドは固定されていて柔軟性はゼロ。外刃の滑りも悪いです。

特徴といえるのは、鼻毛カッターやフェイシャルブラシなど付属品が多いことくらいでした。
HATTEKER
メンズシェーバー
実勢価格:3899円
サイズ・重量:160×65×70mm・161g
刃数:3回転刃
充電・使用日数:約1.5時間・約60分以上
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ(詳細)
▼テスト結果
肌当たり 15/20
切れ味 14/20
使用感 7/10
深剃り 15/20
剃り残し 15/20
スピード 8/10
合計 74/100
ヘッドを外して外刃と内刃を完全に分解できました。
  • ヒゲが巻き込まれると痛い
    日立 RM-LX3
唯一のロータリー式だった日立「RM-LX3」が第14位です。

切れ味と深剃りの評価は高かったものの、伸びたヒゲが巻き込まれるなど、とにかく肌に優しくありませんでした。ヘッドの可動域も狭く、剃り残しも気になりました。
日立
RM-LX3
実勢価格:9980円
サイズ・重量:167×66×47mm・約190g
刃数:1枚刃
充電・使用日数:1.5時間・1日1回約3分使用で約21日
WET剃り:対応
充電残量表示:ランプ
▼テスト結果
肌当たり 10/20
切れ味 18/20
使用感 5/10
深剃り 18/20
剃り残し 15/20
スピード 6/10
合計 72/100
見るからに剃れそうなゴツい刃がロータリーの特徴です。
切れ味や深剃りでは高評価ながら、14位に甘んじた本モデル。これは肌当たりを重視したことが影響しました。ヒゲを剃ることに関しての性能は申し分なく、別の評価方法なら上位に入ってもおかしくありません。
  • 入門モデルとしてアリ
    フィリップス シリーズ5000 S5215
フィリップスをこれから使ってみたいという人は、第15位の「シリーズ5000 S5215」もおすすめです。

ひとつのヘッドあたりに内刃は9枚、可動方向は全部で5方向と、9000シリーズに比べると随所で機能が間引きされています。

しかし、剃り味としてはキワ剃りのときに滑りがやや悪くなる程度で、T字カミソリや他メーカーの製品からの乗り換えを考えている人には、お試し用としておすすめです。
フィリップス
シリーズ5000 S5215
実勢価格:8680円
サイズ:W6.1×D6.7×H16.4cm
重量:173g
シェーバー:回転式
刃数:27枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 14/20
切れ味 18/20
使用感 8/10
深剃り 10/20
剃り残し 14/20
スピード 3/10
合計 67/100
  • ブラウンも下位機は正直微妙……
    ブラウン シリーズ 3 3040s
「シリーズ 3 3040s」がブラウンのなかでもっとも順位の低い第16位という結果になりました。

シリーズ 5と比較すると、カットシステムは4つから3つに減り、密着3Dヘッドも非搭載となっていました。

そのせいでヒゲが巻き込まれる回数はシリーズ 5よりも多く、安蔵氏も「間違いなく上位機のシリーズ 5がオススメ」とコメントしています。

この価格を踏まえても、機能を間引きしすぎている印象でした。
ブラウン
シリーズ 3 3040s
実勢価格:7400円
サイズ:W5.7×D4.8×H15.6cm
重量:222g
シェーバー:往復式
刃数:3枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 8/20
切れ味 14/20
使用感 6/10
深剃り 14/20
剃り残し 12/20
スピード 6/10
合計 60/100
  • 日立の往復式はイマイチ…
    エスブレード RM-LF463
第17位には日立の「エスブレード RM-LF463」が入りました。外刃を外さず、そのまま水洗いができる機能を備えた4枚刃タイプです。

剃り味は悪くないのですが、肝心の3Dヘッドの動きが緩慢で、肌への密着感も弱く感じます。巻き込みがないのにヒゲを剃っているときから肌がヒリヒリし、カミソリ負けしやすいという難点がありました。
日立
エスブレード RM-LF463
実勢価格:7980円
サイズ:W6.3×D5.4×H15.7cm
重量:170g
シェーバー:往復式
刃数:4枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 4/20
切れ味 12/20
使用感 6/10
深剃り 10/20
剃り残し 16/20
スピード 9/10
合計 57/100
  • 可動範囲が狭く厳しい
    IZUMI IZR-N1461
同点で第17位に入ったのはIZUMIの「IZR-N-1461」。フィリップスと同じ回転式を採用していますが、その可動範囲はフィリップスより大幅に劣っていました。

回転する外刃でヒゲをとらえて、逆回転する内刃で素早くカットするというオリジナルシステムが搭載されている本モデル。ヘッドは3つありますが、それぞれ独立可動はしないので、動く範囲自体は狭くなっています。そのためキワはスムーズに剃ることができず、ヒゲを巻き込んでしまうことも……。

フィリップスの下位機の実勢価格が値下がりを続ける今、日本製ということ以外でおすすめできる理由がないのが正直なところです。
IZUMI
IZR-N-1461
実勢価格:1万1199円
サイズ:W6×D8×H16.8cm
重量:182g
シェーバー:回転式
刃数:3枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 12/20
切れ味 14/20
使用感 7/10
深剃り 6/20
剃り残し 12/20
スピード 6/10
合計 57/100
  • 確かに価格は安いけど……
    IZUMI IZF-V557
残念ながら最下位の19位だったのがIZUMIの「S-DRIVE IZF-V557」でした。廉価なソリッドシリーズにラインナップされている4枚刃シリーズのひとつです。

剃り味は悪くはありませんが、ヘッドが動かず扱いにくいという残念な点が。さらにお風呂剃りにも非対応で、フィリップスのような人気メーカーが廉価機を増やしていることもあり、価格面でのアドバンテージも揺らいでしまっている印象でした。
IZUMI
S-DRIVE IZF-V557
実勢価格:4150円
サイズ:W6.2×D4.4×H15.5cm
重量:177g
シェーバー:往復式
刃数:4枚
水洗い:可
▼テスト結果
肌当たり 10/20
切れ味 16/20
使用感 6/10
深剃り 8/20
剃り残し 4/20
スピード 3/10
合計 47/100
  • ヒゲに悩んでいる人ほど
    上位モデルがおすすめ
ヘッドの「柔軟性」と外刃の「滑り」を重視して、電気シェーバーを再評価した今回のランキング。結果はパナソニックとフィリップスの上位モデルが僅差で上位を独占しました。

これは上位モデルほどヘッドの動きが多彩で、外刃の滑りをよくするための処理が行われていたため。もちろん剃り味もよく、深剃りもできました。そのうえで、深剃りを求めるならパナソニック、肌への優しさを求めるのならフィリップスをおすすめします。

ブラウンは剃り味にインパクトはありませんでしたが、高級感のあるデザインは高い評価を得ました。また、網刃の滑らかさは圧倒的でした。

結論としては、ヒゲの濃い人、深剃りを求める人は上位モデルを購入するのが間違いありません。まずは店頭で肌に当ててみて、ヘッドの柔軟性と外刃の肌当たりを確かめ、好みの1台を選んでください。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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