タテ型は迷わず日立! ドラムなら実は…洗濯乾燥機おすすめ10選
2018年08月22日(水)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
タテ型は迷わず日立! ドラムなら実は…洗濯乾燥機おすすめ10選
洗濯物をゆっくり干す時間もないほど忙しい現代。いまや洗濯だけでなく、乾燥機能が搭載された洗濯乾燥機は、一家に一台ほしい必需品となりつつあります。今回は各メーカーから発売されている洗濯乾燥機をプロと編集部で徹底的にテスト。ドラム式とタテ型それぞれのランキングを発表します。
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  • 洗うと乾かすが一体化
    洗濯乾燥機とは?
文字通り、「洗濯」と「乾燥」を一台でこなす洗濯乾燥機。洗濯から脱水までを行う従来の全自動洗濯機や二層式洗濯機と違い、洗濯後の衣類を乾かすことができます。

・忙しくて洗濯物を干す時間がない
・個別に乾燥機を置く場所がない

などといった現代人にはピッタリの生活家電です。
忙しいこのご時世。洗った衣類を乾かしてくれるだけで、ありがたいかぎりですが、せっかく買うなら機能性や省エネにもこだわりたい……。

今回のランキングでは、洗浄力や乾燥力だけでなく、細かい付加機能についても注目しました。
  • 普及するドラム式と
    従来のタテ型の違いは?
少し前までは「ドラム式だけが乾燥機付き」というイメージがありました。しかし、タテ型でも乾燥機能が搭載された製品が発売されています。
「じゃあ、ドラム式とタテ型、どちらを買えばいいの?」という方のために、それぞれのメリットをまとめてみました。

まずはドラム式のメリットから見ていきましょう。
まず、ドラム式のメリットで注目すべきは、少ない水量で衣類が洗える「たたき洗い」であることです。

ナナメに傾けた洗濯槽を回転させて衣類を持ち上げ、たたきつけるように洗うため、水を多く使うタテ型より水道代の節約につながります。
タテ型にはないヒートポンプ式であれば、電気代は安く、衣類を傷つけずに素早く乾燥させることができます。

ここまで書くと、ドラム式が最強に見えてしまいますが、もちろんタテ型にもメリットは存在します。
ドラム式よりも使用する水量が多い分、洗剤をしっかり泡立てて、頑固な汚れも落としてくれます。

というように、それぞれにメリットがあるドラム式とタテ型。今回は2ジャンルに分けてテストを敢行。プロの評価をもとにランキングにしました。
  • 審査基準は8項目に設定
    徹底的にテストしました
ランク付けの審査は、8項目に分けてプロが厳正な採点を行いました。洗浄力や乾燥力はもちろん、省エネ性や静音性にも注目しています。

[1]洗濯技術の高さ:10PT
もっとも重要なのは洗濯技術の高さ。各メーカーが様々なかたちでアピールする中、優秀な製品はすべて「温水洗浄」に対応していることがわかりました。採点は、各製品それぞれの洗濯技術、温水洗浄の有無などを加味して行っています。
 
[2]乾燥技術の高さ:10PT
一般的に乾燥技術に優れているのはドラム式と言われていますが、最近はタテ型でも優秀な製品が増えています。そんな中では、洗濯容量より少ない乾燥容量をいかにキープできるかも重要。容量と技術のバランスを見て評価しました。
 
[3]お手入れはしやすいか:5PT
ボタンやフタの凸凹がごちゃついてるなんて、もはや過去。フラットなデザインや洗濯槽の設計など、お手入れのしやすさに注目しました。


[4]操作がしやすいか:5PT
洗濯機にもタッチパネルが搭載されてきているとはいえ、操作がしづらいなら意味がありません。庫内設計などを加味し、各製品の操作のしやすさを比較しました。


[5]省エネ性は高いか:5PT
現在、省エネブームが落ち着き、高機能化が進む洗濯機ですが、無駄遣いはやっぱりダメ。各製品の消費電力もチェックしました。
 
[6]付加機能は便利か:5PT
消臭ケアやタッチパネル、自動洗剤投入など、特徴のある機能の導入が増えています。便利な機能を多く備えた製品には加点しました。

 
[7]静音性は高いか:5PT
マンションでも一軒家でも、洗濯機の騒音は見過ごせません。調べてみると各製品に差が出ました。
 
[8]デザイン性は高いか:5PT
近年では、生活感をおさえたスタイリッシュな洗濯機も増えています。機能美はもちろん、デザインにも気を配られているかをチェックしました。
  • 生活家電のプロと一緒に
    ランキングを決めました
今回ご協力いただいた生活家電のプロはこちらの方です。
家電コーディネーター
戸井田園子氏
大手プレハブメーカーにてインテリアコーディネートや商品企画を担当し、性能、価格、デザインなど、商品の優劣を見極める技術を身に付けた、生活家電のプロ。
  • デザインと機能を両立した
    ドラム式のベスト5を公開
    
まずはドラム式のランキングから発表します。デザイン性に目を奪われがちなドラム型ですが、気になる高機能を搭載した製品がランクインしました。
  • 【ドラム式:第1位】
    シャープのES-P110-S
1位に輝いたのは、機能面からデザインまで高得点を獲得したシャープの「ES-P110-S」でした。
シャープ
ES-P110-S
実勢価格:19万1265円
サイズ:W64×D72.8×H110.4cm
重量:82kg
洗濯・脱水容量:11kg
乾燥容量:6kg
標準使用水量:洗濯 78L/洗濯~乾燥 52L 
目安時間:洗濯 35分/洗濯~乾燥 150分
「コスパ重視のドラム式」を販売しているイメージが強いシャープですが、ランクインしたのは機能性重視のハイエンドモデルでした。温水洗浄に加え、独自の「マイクロ高圧洗浄」と「全方位シャワー」で繊維の奥の汚れにもアプローチ。

デザイン面はリニューアルがされ、フラットでお手入れがしやすいという機能性も兼ね揃えています。
消費電力や動作音の評価もほぼ満点。総合力で他の製品を上回る結果となりました。
  • 【ドラム式:第2位】
    パナソニックのCuble
国内メーカーのドラム式では、デザインモデルの先駆けとなったCubleシリーズ。40PTを獲得し、2位となりました。
パナソニック
Cuble NA-VG2200
実勢価格:23万2800円
サイズ:W60×D99.8×H66.5cm
重量:74kg
洗濯・脱水容量:10kg
乾燥容量:3kg
標準使用水量:洗濯 78L/乾燥 55L
目安時間:洗濯 30分/洗濯~乾燥 195分
最新モデルの本製品、同社得意の湯水泡洗浄はもちろん、洗剤の自動投入も搭載されています。詰め替え用洗剤をドバドバ入れておくだけで準備OKなのは嬉しいかぎり。選択する衣類の量に対し、洗剤の最適量を勝手に投入してくれます。
この機能があれば、出かける前に洗濯物を放り込んでおくだけで、外出先からでも洗濯ができるように。乾燥容量がやや少ない点がネックですが、多忙な毎日を送っている人なら使いたい逸品ですね。
  • 【ドラム式:第2位】
    日立のビッグドラム
パナソニック製品と40PTで同着2位に輝いたのは、日立の「ビッグドラム BD-NX120B」。
日立
ビッグドラム BD-NX120B
実勢価格:18万1500円
サイズ:W73.5×D62×H106cm
重量:82kg
洗濯・脱水容量:12kg
乾燥容量:6kg
標準使用水量:洗濯 85L/洗濯~乾燥 54L
目安時間:洗濯 33分/洗濯~乾燥 165分
業界最大の洗濯・脱水容量12kg、乾燥容量6kgを誇る本製品。洗濯と乾燥技術も最高得点10PTをマークし、基本性能もトップでした。しかし、高機能がゆえに、省エネ性や静音性で上位2製品に劣る結果となってしまいました。
  • 【ドラム式:第4位】
    東芝のTW-117X6
37PTを獲得し、4位にランクインしたのは、東芝の「TW-117X6」。
東芝
TW-117X6
実勢価格: 17万8825円
サイズ:W64.5×D75×H106cm 
重量:89kg
洗濯・脱水容量:11kg
乾燥容量:7kg
標準使用水量:洗濯 75L/洗濯~乾燥 61L
目安時間:洗濯 35分/洗濯~乾燥 200分
しっかり汚れを落とすウルトラファインバブル洗浄、他社製品とは一線を画すシックなデザインも特徴的でした。しかし全体的に抜きん出た得点が得られず、この順位に……。
  • 【ドラム式:第5位】
    AQUAのAQW-FV800E
24PTで5位は、値段が一番安かったAQUAの「AQW-FV800E」でした。
AQUA
AQW-FV800E
実勢価格:9万2200円
サイズ:W59.5×D62.5×H86cm
重量:70kg
洗濯・脱水容量:8kg
標準使用容量:57L
目安時間:39分
最も安く実用的なドラム式はおそらくこの製品。しかし乾燥機能は搭載しておらず、採点は低くなってしまいました。乾燥機能を使わず、安いドラム式がほしいなら検討してもいいでしょう。
  • 大容量と洗浄力を追求
    質実剛健なタテ型が続出
続いては、タテ型のベスト5を公開。タテ型ならではの大容量や豊富な水量を利用した洗浄力の高い製品に注目が集まりました。
  • 【タテ型:第1位】
    日立のビートウォッシュ
タテ型の1位に輝いたのは、40PTを獲得した日立の「ビートウォッシュ BW-DX120B」。
日立
ビートウォッシュ BW-DX120B
実勢価格:13万9200円
サイズ:W65×D64.5×H106cm
重量:65kg
洗濯・脱水容量:12kg
乾燥容量:6kg
標準使用水量:洗濯 125L/洗濯~乾燥 140L
目安時間:洗濯44分/洗濯~乾燥 170分
どちらかというとドラム式のイメージが強い日立ですが、近年では強力な温水洗浄技術と業界最大級の洗濯・乾燥容量でタテ型の中でも存在感を示しています。
本製品の洗濯・脱水容量12kgは、だいたい2人世帯の4日分ほどにあたり、4人家族でも2日に1回、洗濯を回せば済む計算になります。

また、ほぐし脱水機能や庫内の底が高いなど、洗濯物を取り出しやすいように工夫されている設計も評価のポイントでした。。
さらに、頑固な汚れは大容量シャワーの「温水ナイアガラビート」でしっかり洗浄してくれるので安心です。

これだけの機能がありながら、消費電力や静音性も及第点で第1位に輝きました。
  • 【タテ型:第2位】
    パナのNA-FW120V1
続いて、2位にランクインしたのは、パナソニックの「NA-FW120V1」。2018年6月上旬に発売したばかりの最新モデルです。
パナソニック
NA-FW120V1
実勢価格:22万5199円
サイズ:W64.3×D67.2×H107.3cm
重量:58kg
洗濯・脱水容量:12kg
乾燥容量:6kg
標準使用水量:洗濯時 150L/洗濯~乾燥 175L
目安時間:洗濯 43分/洗濯~乾燥 240分
タテ型洗濯機では業界初となる温水専用ヒーターを搭載し、ニオイや黄ばみを徹底的に落とす洗浄スペックを誇っています。また、乾燥機能の性能も高く、ふとんなどのダニ対策として「ダニバスター機能」も採用していました。
フラットな形状をしているフタは、開けると大口径の間口となっており、使いやすさにも配慮されています。

トレンドであるシルバーのボディ。デザイン面も抜かりがありません。
評価していただいた戸井田氏も「日立に追いつく容量と高い温水洗浄技術で評価が急上昇した」と納得のコメント。しかし、ここまでのスペックだと、消費電力が跳ね上がってしまい、残念ながら2位という結果に。
  • 【タテ型:第3位】
    東芝のAW-10SV6
38PTを獲得した3位は、東芝の「AW-10SV6」でした。
東芝
AW-10SV6
実勢価格:11万0000円
サイズ:W61.4×D62.8×H104.8cm
重量:52kg
洗濯・脱水容量:10kg
乾燥容量:5kg
標準使用水量:洗濯 115L/洗濯~乾燥 92L
目安時間:洗濯 42分/洗濯~乾燥 210分
繊維の隙間よりも小さいウルトラファインバブルによる洗浄機能を搭載。さらに低騒音技術のS-DDモーターで、静音性が抜群でした。
  • 【タテ型:第4位】
    シャープのES-PX10B-T
30PTを獲得し、4位にランクインしたのは、シャープの「ES-PX10B-T」でした。
シャープ
ES-PX10B-T
実勢価格:11万7206円
サイズ:W60×D66.5×H102cm
重量:46kg
洗濯・脱水容量:10kg
乾燥容量:5kg
標準使用水量:洗濯 105L/洗濯~乾燥 82L
目安時間:洗濯 45分/洗濯~乾燥 185分
4PTと高評価だったデザイン性に加えて、超音波ウォッシャーや穴なし洗濯槽など、使いやすい機能を搭載した1台でした。
  • 【タテ型:第5位】
    パナのJコンセプト
5位には、乾燥機能はついていませんが、パナソニックの「Jコンセプト NA-JFA805」がランクイン。
パナソニック
Jコンセプト NA-JFA805
実勢価格:16万4899円
サイズ:W59.9×D626×H1017cm
重量:40kg
洗濯・脱水容量:8kg
標準使用水量:109L
目安時間:40分
Jコンセプトの最新モデルである本製品。乾燥機能はついておらず32PTという結果に。しかし、65歳以上の人の体格を想定して、洗濯物を取り出しやすいように洗濯機全面の高さや槽の深さを調節するなど、高齢者向けを追求している1台でした。

以上、洗濯乾燥機のドラム式とタテ型それぞれのランキングでした。

ドラム式とタテ型それぞれのメリットを踏まえた上で、ほしい洗濯乾燥機の性能が自分の生活に必要かを考慮し、購入を検討しましょう。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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