車用サンシェードおすすめランキング5選|温度変化から車内を守る!
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高瀬 央樹
高瀬 央樹/Test by 家電批評編集部
公開日: 2020年08月04日

車用サンシェードおすすめランキング5選|温度変化から車内を守る!

炎天下に停めておいた車のドアを開けると、乗るのをためらってしまうほど車内が暑い、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。さらに直射日光に当たっていたシートやハンドルが、触れないほどに熱くなっている……。そんなとき、日差しを遮ることで車内の温度上昇を抑えてくれるのが、夏の定番カーグッズ、フロントウインドウを覆うサンシェードです。今回はアマゾンの人気商品で形状の異なる5つの製品を検証、ランキング形式で紹介します。

家電批評編集部
本郷武敏
家電批評の前身『家電批評monoqlo』の創刊メンバー。AV家電をはじめ、車、自転車などあらゆるカテゴリーに精通している。趣味はサッカー観戦、ピュアオーディオ鑑賞。

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※情報は『家電批評』2020年8月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

自動車 猛暑日ではなくとも車内はすぐに高温に!

日差しが日増しに強くなるこれからの季節、炎天下に停めておいた車に乗ろうとドアを開けてみると、ムワッとする暑さの車内に乗り込むことをためらってしまう…、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。それでも、がんばって乗り込んでみると、直射日光に当たっていたシートやハンドルが、触れられないほどに熱くなっている…。

そんなとき、日差しを遮ることで車内の温度上昇を抑えてくれるのが、フロントガラスを覆ってくれる車用サンシェードです。
大きなフロントウインドウがあり、気密性も高い車は、屋外に駐車するだけで、そこはまさに“温室状態” です。サンシェードでフロントガラスからの直射日光を物理的に遮れば、車内の温度上昇を抑えるだけでなく、ハンドルやシートに直射日光が当たりにくくなりますので、「乗ったら熱くて触れない」ということを防げます。

夏場に窓を閉め切った状態でエアコンを止めると、急速に温度が上昇し、10分程度でなんと40℃以上に! 直射日光が当たるダッシュボードやハンドルは、70 ℃以上に上昇すると言われています。
今回の検証は、気温約30℃の日中に実施。赤外線を分析して熱分布を可視化できるサーモグラフィーで車内各部の表面温度を、サーモレコーダーで車内中央とダッシュボード上方の気温を計測しました。

サンシェードのない状態で計測したところ、15分後には車内中央は30.7℃から42.4℃に、ダッシュボード上方は27.5℃から57.8℃に上昇。直射日光の当たるシート座面、ハンドル上部、ダッシュボードはこちらの解析図のように大幅に上昇しました。

自動車 車外と車内、車用サンシェードの取り付けタイプは2つに分かれます

車用サンシェードの一般的なタイプはウインドウの内側から取り付けるタイプです。比較的簡単にセットでき、取り付け方法やデザインなどの種類が豊富なのが魅力です。一方、外側から覆うタイプはウインドウを完全に覆うため、ガラス面の温度上昇も防いでくれます。ウインドウの汚れを防いで、冬には凍結防止カバーとして活躍してくれます。

車内に取り付けるタイプ

立てかけるタイプや、静電気や吸盤で貼り付ける、サンバイザーで固定するなどさまざまな種類があります。

車外に取り付けるタイプ

ゴム紐などをサイドミラーに引っ掛け、両端をドアに挟ませることで固定させるタイプが主流です。ボディカバーのように霜や汚れなども防いでくれます。

自動車 取り付け方の種類をさらに詳しく解説します!

既に、車内に取り付けるタイプと車外に取り付けるタイプの2タイプを紹介しました。取り付け方式はさらに細かく分類することができるので、ここで確認し、選ぶ際の参考にしてください。

ロールアップやカーテンタイプ

車内で取り付けるタイプにはロールアップタイプというものがあります。巻き取り式になっており、使用しない時でもわざわざ取り外す必要がないので、収納場所に困ることもありません。

同じく、車内に取り付けるカーテンタイプは全体を覆うことができるのがポイント。布地なのでコンパクトにまとめることができる点やプライバシー保護にも役立つ点がメリットです。

吸盤粘着と静電気粘着の違い

車内で取り付ける際、吸盤粘着のものや静電気粘着のものがあります。

吸盤粘着であれば、窓ガラスであればどこにでも簡単に付けられるのがポイント。ただし、走行中に外れてしまう点や長時間装着すると跡が残ってしまう点が吸盤粘着の難点です。

一方、静電気粘着は面全体をガラスに付着させるため、粘着力の高さが魅力です。また、吸盤粘着のように跡が残ることもありません。ただし、雨の日や湿気が多い日などガラスが湿っている時に粘着しにくい点には注意が必要です。

他にもサンバイザーに挟むだけの装着法があります。こちらは手軽な点はメリットですが、装着できる場所が限定されるのはデメリットでしょう。

先ほども紹介しましたが、外付けタイプでは長時間でも外れにくいドアに挟むタイプが主流です。

自動車 【選び方】どんな状況で使うかによって車用サンシェードの選び方は変わります

車用サンシェードはどんな状況で使うかによってセレクトの基準が変わります。列挙していきましょう。

選び方1:使用する環境や状況

行楽地や自宅など長時間の駐車の場合には、取り付けに多少時間がかかっても、隙間がなく日差しをしっかり遮ってくれる素材のしっかりしたものがおすすめです。

外付けタイプなら外側からウインドウを覆うので隙間がなく、汚れなどを防いでくれるメリットもあります。短時間の駐車がメインなら、取り付けと収納が簡単な製品がストレスなく使えていいでしょう。

選び方2:サイズ

車内用の場合、車種専用以外のサンシェードは汎用品のため、ウインドウに合わせたサイズ選びが必要です。

内側に設置する場合は、サイズが小さいと隙間ができてしまい、逆に大きいとピラーなどに当たって入らない、となります。ただ、今回の検証ではわずかな隙間では、温度変化には大きく影響しませんでしたので、それほど神経質になる必要はありません。それは外付け場合も同様です。
上下の長さを車に合わせてカットし、調整するタイプもあります。

選び方3:取り付けやすさ/安定性

製品によって取り付け方や固定方法は違いますが、オーソドックスなのはウインドウの内側に開いて吸盤やサンバイザーで押さえるタイプです。内側の場合は押さえ方に加え、ミラー部や下端の設置しやすさ、設置後のズレ、吸盤の品質などもポイントとなります。

外付けは風であおられてバタつくことがあり、ボディを傷つける可能性があるので、上下がキチンと固定されるかも重要です。
こちらの吸盤は強力タイプで取れにくい仕様ですが、取れやすいものもあるので注意が必要です。また、吸盤は跡がつくことが多いので、気になることも。

選び方4:素材

表面にアルミコートなどが施されたものやメッシュタイプが主流です。扱いは薄いほうがラクですが、多層など厚いほうが遮光性が高く温度上昇を抑えてくれます。

選び方5:見た目

案外目立ちますので、見た目も重要です。高級感を演出した製品や個性的デザインのもの、キャラクターがプリントされた製品がありますので、好みに合わせてどうぞ。

選び方6:収納方法

蛇腹式にたたむタイプやコンパクトにまとめられるタッチアップ式が多く、外付けタイプは「大きな布」のように普通に折りたたむ製品も。

車内に収納場所が少ないようでしたら、コンパクトにまとまるタッチアップ式がおすすめです。ただ、たたむのに少しコツが必要なのと、運転席に座ったままではたたむのが難しいのが難点です。収納場所さえあれば、簡単にたためる蛇腹式のものをおすすめします。

自動車 【豆知識】フロント3面にサンシェード、運転中は違反です

メッシュタイプをサイドウインドウに付けて走っている車を時折見かけますが、走行時にはフロントウインドウと運転席・助手席のサイドウインドウに、サンシェードを取り付けることはできません。

車検の検査標章や保安基準適合標章などの指定されたもの以外と、可視光線透過率70%未満となるフィルムなどの貼り付けが、道路交通法で禁止されているからです。

後席サイドとリアは取り付けていても問題ありません。

自動車 [テスト・評価方法]サーモグラフィーで温度上昇を計測。使い勝手も検証しました

温度上昇を中心に4項目で採点。最も重要なのは温度を抑えることですので、点数を30点とし比重を大きくしました。また、日常の使い勝手も考慮、設置と収納のしやすさ、設置時の安定性も比較しています。

テストは車内中央30.7℃、ダッシュボード上方27.5℃から開始、15分後の温度を計測しました。サーモグラフィーでとサーモレコーダーで、表面温度3カ所、気温2カ所を計測しています。
それではランキングの結果を見てまいりましょう!

記事1位BEST 温度上昇を最も抑えた人気の外付けタイプ Meristcn「カーフロントカバー」

Meristcn 
カーフロントカバー
実勢価格:1297円

サイズ/W1470×H1160mm 
重量/440g
※W1550×H1200mmのサイズもあります
▼テスト結果
温度 29/30点
設置 9/10点
安定性 8/10点
収納 8/10点
合計 54/60点
▼平均温度 38.3℃
外側から取り付け、フロントウインドウ全面を覆うタイプです。ドアに挟んで固定するため左右はAピラーまでカバーし、上下もルーフとボンネットまで届くため、隙間は全くありません。素材もコーティング布や難燃材などの4層構造で、日差しを遮りガラス面の温度上昇をかなり抑えられています。車内温度の上昇は車内中央が+5.3℃、ダッシュボード上が+10.2℃と、今回のテストで最も低い数値となりました。

左右の安定性はいいですが、ボンネット側の固定に用いる内蔵の磁石が弱いのが不安点です。左右で引っ張られているので、基本的には大丈夫ですが、強風やボンネットが鉄でない車のことなどを考えると、工夫がほしいところです。収納時にケースや留め具がないのも少し不便です。
テストした5製品で最も低い数値。ハンドルとダッシュボードの温度が高くないことが遮光性の高さを表しています。
左右両端の“耳”とサイドミラーに引っ掛けるゴム、ボンネットには磁石で固定します。
フロントウインドウよりひと回り大きく覆ってくれるので、上下左右共に全く隙間がありません。
両端の“耳”部分をドアに挟む際、左右の張りがゆるくなりやすいので注意が必要です。

記事2位BEST 良くも悪くも薄さが持ち味 Lykus「車フロントガラスカバー」

Lykus 
車フロントガラスカバー
実勢価格:1990円

サイズ/(標準)W1390×H1030mm
重量/499g
※徳大(1480×1060mm)サイズもあります
▼テスト結果
温度 27/30点
設置 9/10点
安定性 7/10点
収納 7/10点
合計 50/60点
▼平均温度 41.5℃
軽くて扱いやすい外付け式タイプです。3層構造ながら、薄いため遮光性は劣りますが、それでもサーモレコーダーによる車内温度は車内中央が+8.2℃、ダッシュボード上が+11.7℃となりましたので、外付けはやはり効果が高いと言えるでしょう。こちらも、ほぼガラス全面を覆ってくれます。

設置しやすいのですが、薄くて軽いため、風が吹くと下側が少し持ち上がって、外枠がボンネットを叩いてしまうのが気になります。

タッチアップ式で直径52㎝にたため、ケースが付属しているので汚れても収納が便利です。
フロントウインドウのほぼ全面を外側から覆います。薄くても3層構造ですので、かなり温度上昇を抑えています。
楕円形なので、大きくても四隅に隙間ができます。
ドアに挟む紐が適切な位置で挟みにくく、慣れないとずれてしまうので少し面倒です。

記事2位BEST 2倍の空気層で防ぐ、定番の車内設置タイプ メルテック「フロントサンシェード キルトシェード」

メルテック
フロントサンシェード キルトシェード
実勢価格:1958円

サイズ/(S)W1300×H600mm
重量/410g
※(M1300×700)、(L1350×800)、L(L1400×900)のサイズもあります
▼テスト結果
温度 26/30点
設置 8/10点
安定性 8/10点
収納 8/10点
合計 50/60点
▼平均温度 42.1℃
フロントウインドウ用では定番と言える形状で、吸盤ではなくサンバイザーで固定するタイプです。設置方法は広げて置くだけ、片付けも折り目の通りにたたんで付属のテープで留めるだけです。

アルミコートとキルトの間に空気の層を2層挟んであり、日差しを完璧にカットしてくれます。ただ、ある程度の硬さがあり、形が決まっているためサイズが合わないと固定するのが難しいです。サーモレコーダーによる車内温度は車内中央が+7.1℃、ダッシュボード上が+12.2℃となりました。短時間の駐車なら、こちらがおすすめです。
隙間から直射日光が当たった場所は温度が高くなっています。また、内側のタイプはガラス面が熱くなります。
素材と形状の影響で、端やバックミラー部に隙間ができてしまいます。
素材が硬く、バックミラーの部分を通すのが少し面倒です。

記事4位 扱いやすく便利だが温度上昇はそれなり メルテック「遮光マジカルシェード」

メルテック
遮光マジカルシェード
実勢価格:1590円

サイズ/(L)W1400×H800mm
重量/190g(収納袋含め)
※(S1300×600)、(M1300×700)、L(L1450×950)のサイズもあります
▼テスト結果
温度 23/30点
設置 10/10点
安定性 9/10点
収納 7/10点
合計 49/60点
▼平均温度 45.7℃
扱いやすさが魅力の、サンバイザーで押さえるタイプです。今回はあえて1サイズ上の製品を採用。ジャストサイズですと隅がわずかに開いてしまうところを、ポリエステル製のやわらかさを生かして、ほぼ隙間のない状態でテストしました。

ところが、サーモレコーダーによる車内温度は車内中央が+10.1℃、ダッシュボード上が+17.1℃と5製品中最も悪い結果に。隙間よりも素材のほうが重要という結果となりました。

ただ、とても扱いやすく、収納も簡単ですので、短時間の使用のために常備しておく、というような使い方におすすめと言えるでしょう。
5製品中で最も高いですが、なしの状態より20℃前後低い温度で、サンシェードの有効性は検証できました。
軽いので設置しやすく、外側がやわらいため車内の形にも合わせやすいです。
8の字にひねってたたむのは慣れが少し必要ですが、慣れれば簡単です。

記事5位 性能も外見もいいが、使い勝手は期待外れ MefeCoorel「サンシェード」

MefeCoorel 
サンシェード
実勢価格:2690円

サイズ/W1500×H700mm
重量/440g
※色違い(青)があります
▼テスト結果
温度 25/30点
設置 6/10点
安定性 9/10点
収納 6/10点
合計 46/60点
▼平均温度 43.9℃

フロントガラスの助手席側に製品を強力な吸盤で固定、アコーディオンカーテンのように広げて、運転席側に吸盤で取り付けたフックに固定します。

取り付けてしまえば使うのも簡単、手を離すと勝手にたたまれますし、なかなかいい製品です。問題は法令でフロントウインドウに製品を付けたままでは走行できないので、結局は取り外さなくてはいけません。おそらく付けたままを想定しているようで、取り付けが面倒なうえ、外した際の本体や吸盤などを収納するケースもありません。性能も見た目も悪くないので惜しい製品です。
フロントガラスの助手席側に製品を強力な吸盤で固定、アコーディオンカーテンのように広げて、運転席側に吸盤で取り付けたフックに固定します。

取り付けてしまえば使うのも簡単、手を離すと勝手にたたまれますし、なかなかいい製品です。問題は法令でフロントウインドウに製品を付けたままでは走行できないので、結局は取り外さなくてはいけません。おそらく付けたままを想定しているようで、取り付けが面倒なうえ、外した際の本体や吸盤などを収納するケースもありません。性能も見た目も悪くないので惜しい製品です。
サーモレコーダーの車内温度は車内中央が+9.3℃、ダッシュボード上が+10.3℃。遮光性は高いと言えます。
上下の長さは、車に合わせて自分でカットする方式です。
左右は吸盤のスペースがあるため、その分が隙間となります。

自動車 大事な愛車を守るためにサンシェードを揃えましょう!

以上、車用サンシェードおすすめランキング5選でした。

大事な愛車を日差しから守るために、ぜひこの夏に揃えておきましょう!

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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