ボールペンのインクの3つの種類とは?
普段のメモや手帳だけでなく、仕事、学校の授業、履歴書を書くときなどさまざまなシーンで何気なく使っているボールペン。
実はかなり多くの種類があり、書き心地にも大きな差があります。とくに差が大きいのが「インクタイプ」。
油性、水性、ゲルなど様々なタイプのボールペンがありますが、紙へのひっかかりやインクののりや伸びなどによっても文字の仕上がりはだいぶ変わります。
まずは、人気のゲルインクに加え、水性、油性インクの特徴について解説します。
書きやすい水性タイプ
サラサラとした、軽い書き心地が特徴の水性インク。軽い力でもはっきりした文字を書くことができるので、手が疲れにくいことも特徴です。
しかし、水性インクは裏写りやにじみが多いというデメリットも。またインクが乾くのが遅めなので、うっかり書いた後をこすると手や紙が汚れてしまうので注意が必要です。
文字をしっかり残せる油性タイプ
油性タイプのインクは水に強く色あせにくいので、書いた文字を長期間残すことができます。そのため、重要な書類などを書く際に最適です。
油性インクは粘度が強く、ときにインクが出にくくなり、文字がかすれてしまうことがあります。そんなときは、加圧式の油性ボールペンがおすすめです。
水性と油性の良い所取りの人気のゲルタイプ
ゲル(ジェル)インクはサラサラとしたなめらかな書き心地の上、にじみにくいという、水性インクと油性インクの長所をかけ合わせた特徴を持っています。
発色が鮮やかで水濡れにも強いので、勉強はもちろん、オフィスなど様々なシーンで活躍してくれるインクです。
油性か水性かで字に違いが出る
にじみやすさ
字を書いてすぐにこすってみたころ、水性はたっぷりインクが出る分乾きが遅く、インクのにじみが多いです。
急いでいるときなどの筆記は油性のほうが向いています。
字の濃さ
水性はインクがドバッと出るので自然と字が濃く・くっきりと見えますが、その分インクの減りは早い傾向です。
油性はインクの出が少ないですが、ペン先にダマができたり、かすれやすい傾向があります。
※ゲルインクもインクの特性は水性に含まれます。
なめらかに美文字が書けるボールペンを調査
今回は、雑誌『LDK』が、文房具のプロである福島槙子さん、やまぐちまきこさんと一緒に話題の文房具をピックアップ。「カワイイ」「めちゃ便利!」と大盛り上がりの検証の中で、おすすめできる商品を厳選しました。
今回は、なめらかに書ける細字ボールペンです。
ボールペンの選び方は?
ボールペンを選ぶ際には、インクの種類の他にも「ペン先の出し方」「ペン先のサイズ」「付加機能」もチェックしましょう。また、プレゼント用として選ぶのであれば「高級感」も重要です。
選び方1:ペン先の出し方
ボールペンのペン先の出し方には「キャップ式」「ノック式」「ツイスト式」の3つがあります。
キャップ式はうっかり汚れを防止
キャップ式はペン先に保護用のキャップ(カバー)が付いているタイプで、インクが乾くのを防いでくれるのでペン先がかすれません。
また、ペンをポケットや鞄に入れて移動する際、うっかりペン先が出て汚れたり怪我したりするのを防いでくれる効果もあります。
ノック式は素早く書ける
ノック式は、ペン尻を押すとペン先が出てくるタイプです。
カチッと押せばすぐに書き出せるので、素早くメモなどを取る場面が多い場合はノック式を選ぶと良いでしょう。
ツイスト式は高級ペンに多い
ツイスト式は、ペン軸をひねるとペン先が出る仕組みになっています。ペン先を出す動作が優雅に見えるので、高級ボールペンに多いタイプです。
また、ひねらないとペン先が出ないので、ノック式のようにポケットや鞄の中でうっかりペン先が出てしまうこともありません。
選び方2:ペン先のサイズ
ボールペンのペン先のサイズは様々で、0.2mm程度から1mm程度のものまであります。ペン先のサイズは、書きたい文字のサイズや使うシーンに合わせて選ぶようにしましょう。
例えば、小さめの手帳などの書き込みに使うのであれば、ペン先が太すぎると自然と文字が大きくなるので、あっという間に書くスペースがなくなってしまいます。そのため、小さめの文字を書きたいときは0.4mm以下がおすすめです。
ノートや書類などにしっかり文字を書きたいときは、0.5mm以上のやや太めのペン先を選ぶと良いでしょう。
選び方3:機能付きボールペンは使うシーンに合った物を
ボールペンには、何色ものインクが使える多色ボールペンや、シャープペンや修正テープ付きのものなど、様々な機能付きのものがあります。
最近では、印鑑やタッチペンとして使える、ペン先が付いているものもあります。よく使うシーンに合わせて付属の機能を選びましょう。
きれいに字が書ける細字ボールペンを比較
今回は、ホームセンターをはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入できる、0.35mmから0.5mmまでの細字ボールペンをピックアップ。
文具プランナーの福島槙子さん、文具ライターのやまぐちまきこさんと以下の項目でテストしました。
▼テスト項目
- 小さい字の書きやすさ
- デザイン
- 描きやすさ
それでは、評価が高かった順にボールペンのおすすめ商品を紹介します!
ボールペンのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、細字ボールペンのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||||
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ゼブラサラサナノ0.38 黒
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0.38mm |
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三菱鉛筆ユニボール ワン P
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0.5mm |
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レイメイ藤井Kept ゲルボールペン
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0.5mm |
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ぺんてるCalme 単色ボールペン
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0.35mm |
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サンスター文具トッププルボール topull B(トプルB)
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0.5mm |
【1位】ゼブラ「サラサナノ0.38 黒」
- ゼブラサラサナノ0.38 黒
- 実勢価格: ¥154〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥956〜
4月24日(水)20:00~2024年4月27日(土)09:59楽天市場で見る¥154〜
- 書きやすさ
- デザイン
- 小さい字の書きやすさ
太さでごまかさずにちゃんときれいに書ける
ボールペンおすすめランキングで1位&ベストバイだったのは、ゼブラ(ZEBRA)「サラサナノ0.38 黒」です。水性タイプ。
サラサナノにボール径0.38mmが新登場。
細字タイプのサラサナノは手にフィットしやすくスルスルと書けて、メモや手帳などの筆記にピッタリです。
- ボール径
- 0.38mm
- 型番
- B-JJX72-BK-N
サラサ特有のなめらかな書き味です!
するすると美文字が書ける
持ちやすくスルスルと進みキレイに書けます。
細字でも字がハッキリ
字のクセが出やすい細字タイプでも、ガリガリしすぎずキレイなくっきりした字が書けます!
安定して字が書ける
グリップ付きですべりにくいです。ペン先はクッション性があり筆圧により芯が上下するため、細字でもガリガリしすぎず書けます。
【2位】三菱鉛筆「ユニボール ワン P」
- 三菱鉛筆ユニボール ワン P
- 実勢価格: ¥371〜
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4月24日(水)20:00~2024年4月27日(土)09:59楽天市場で見る¥371〜
- 書きやすさ
- デザイン
- 小さい字の書きやすさ
短い手帳などにセットしやすい
ボールペンおすすめランキングA評価は、三菱鉛筆「ユニボール ワン」でした。ゲルインクタイプ。
短く太い分、ミニ手帳には合わせやすいですが、ややフィット感なしです。
- ボール径
- 0.5mm
- 型番
- UMNSP38.52
書きやすさとデザイン
黒が濃くハッキリ書けます。
ぽてっとしたフォルムです。
【3位】レイメイ藤井「Kept ゲルボールペン」
- レイメイ藤井Kept ゲルボールペン
- 実勢価格: ¥247〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥1,965〜
4月24日(水)20:00~2024年4月27日(土)09:59楽天市場で見る¥247〜
- 書きやすさ
- デザイン
- 小さい字の書きやすさ
カラーペンもある0.5mmタイプ
ボールペンおすすめランキングB評価は、レイメイ藤井「Kept ゲルボールペン」でした。ゲルインクタイプ。
濃いめの仕上がりです。置いても転がらないようかまぼこ型になっています。
- ボール径
- 0.5mm
- 型番
- KP1145B
書きやすさとデザイン
くっきりと濃いめの字です。
側面が平らになっています!
【4位】ぺんてる「Calme 単色ボールペン」
- ぺんてるCalme 単色ボールペン
- 実勢価格: ¥100〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥285〜
4月24日(水)20:00~2024年4月27日(土)09:59楽天市場で見る¥100〜
- 書きやすさ
- デザイン
- 小さい字の書きやすさ
同じ0.35mmの3色タイプもあり
ボールペンおすすめランキングB評価は、ぺんてる「Calme 単色ボールペン」でした。油性タイプ。
新登場の細字タイプです。ノック音がうるさくない設計です。
- ボール径
- 0.35mm
- 型番
- BXA105W-A
書きやすさとデザイン
やや薄めで細く書けます。
ノック音が小さめです。
【5位】サンスター文具「トッププルボール topull B(トプルB)」
- サンスター文具トッププルボール topull B(トプルB)
- 実勢価格: ¥357〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥389〜
4月24日(水)20:00~2024年4月27日(土)09:59楽天市場で見る¥357〜
- 書きやすさ
- デザイン
- 小さい字の書きやすさ
ペン先でノックするタイプ
ボールペンおすすめランキングC評価は、サンスター文具「トッププルボール topull B(トプルB)」でした。油性タイプ。
独特なノック部分が書くときに少し手に当たり気になります。
- ボール径
- 0.5mm
- 型番
- S4653424
書きやすさとデザイン
濃すぎない0.5mmタイプです。
ペン先を指で引くフォルムです。
いつもとちょっと違う文具を選んで気分をアゲていきましょう! ぜひチェックしてみてくださいね。
ボールペンのおすすめ まとめ
以上、なめらかに書ける細字ボールペンのおすすめランキングでした。
ベストバイを獲得したのは、なめらかに書けるゼブラ「サラサナノ」0.38mmでした!
はやりの細字タイプの中でも安定して文字がきれいに書けます。
急ぎのメモはにじみにくい油性、人への手紙などはインクが濃く出る水性など、用途に合わせて替えて使ってみてください!
なめらかな美文字が書けるゼブラ「サラサナノ」
ゼブラ
サラサナノ0.38 黒
いつもとちょっと違う文具を選んで気分をアゲていきましょう!
ぜひチェックしてみてくださいね。
ボールペンの売れ筋ランキングもチェック!
ボールペンのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
ボールペンは細字タイプがはやっています。