「速くてコスパ最強」マイクロSDおすすめランキング7選[最新版]
2018年12月07日(金)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
「速くてコスパ最強」マイクロSDおすすめランキング7選[最新版]
以前に比べて、お手頃価格で買えるようになったマイクロSDカード。スマホやデジカメはもちろん、PCや家電製品にも利用されるなど、活躍の場を広げています。ということで、今回はAmazonですぐに買える人気のマイクロSD7製品をピックアップし、その実力を徹底的に計測。その計測結果をランキング形式にまとめることで「実用的に使える最強の1枚」を決定しました。

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

家電批評 本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
創刊9年を迎える家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
古作光徳 氏 ITライター
古作光徳 氏
PC関連誌の編集部を経てフリーに転身。家電批評の特別編集「Wi-Fiがまるごとわかる本2018」の執筆と編集を担当。
  • Amazonに溢れる数多の製品から
    今買いのマイクロSDを探しました
失敗しないマイクロSD選びの基本。それは「コスパ」と「速度」に優れた1枚を選ぶことです。

と、簡単に言ってはみたものの、Amazonを見てもわかるように、たくさんのマイクロSDが溢れかえっている状態……。これじゃ、どれを購入すべきか迷いますね。

ということで、今回はAmazonですぐ買えるマイクロSDの中から、速くてコスパに優れた最強の1枚を探すべく、PC関連に精通するITライターの古作光徳氏と編集部でタッグを組み、全力で検証してみました。
  • 使える1枚を選ぶには
    “実使用時の書き込み速度”が重要
では、マイクロSDの「速度」はどこをポイントに判断すべきでしょうか。ひと昔前は、メーカーによって性能差がありましたが、今や速度計測のソフトウェアなどを使ったベンチマークテストの結果だけなら、どれも“それなりの速さ”になります。

しかし、それはあくまでも公称値。デジカメやスマホなど、サイズがランダムなデータを頻繁に読み書きする場合は、実使用時にフォーカスを当てると製品によってはベンチマークの数値以上に速度差が出てしまうんです。

ということで、ベンチマークテストの数値だけよくても、実使用時に遅いのでは意味がないので、今回はベンチマークテストと実使用時の速度をあわせて検証することにしました。
  • “実使用時”と“ベンチマーク”
    両方の速度を測定しました
今回のテストでは、人気のマイクロSDカード7枚を選抜。前述の通り、速度計測ソフトを使ったベンチマークテストに加えて、デジカメを用いて実使用時の性能を徹底検証しました。

検証したのは、以下の6項目です。

[検証項目1]PC Read
パソコンのベンチマークソフトでマイクロSDからのデータ読み込み速度を測定。

[検証項目2]PC Write
パソコンのベンチマークソフトでマイクロSDへのデータ書き込み速度を測定。

[検証項目3]連続撮影書き込み
実使用時を想定して、マイクロSDを挿したデジカメで1カット約32MBという高精細な写真を5連写で撮影。その書き込みに要した時間を計測。

[検証項目4]スマホRead
スマホのベンチアプリでマイクロSDからのデータ読み込み速度を測定。

[検証項目5]スマホWrite
スマホのベンチアプリでマイクロSDカードへの書き込み速度を測定。

[検証6]コスパ
1GBあたりの価格をコスパとして採点。

これらをポイント化し「最強の1枚」を選びました。それでは気になる第1位からご紹介しましょう!

※テスト環境などの詳細は、ページ下記をご参照ください。
  • 実使用時の速度で際立つ性能
    コスパも保証も完璧なサムスン
SAMSUNG
microSDHCカード 32GB EVO Plus
MB-MC32GA/ECO
実容量:29.80GB
実勢価格:1050円
選抜した人気マイクロSDの中でトップに輝いたのは、サムスンの「32GB EVO Plus」でした。発売から1年半以上経っていますが、公称の読み込み速度は95MB/sで、他メーカーの最新製品の追従を許しません。
また、これだけの性能を持ちながら、1GBあたり約34円とコスパも優秀なんです。

[ベンチマークは読み書きともに優秀]
まず1位の「32GB EVO Plus」と7位の製品のベンチマーク結果を見比べてみると、PCの書き込みベンチマーク結果こそ7位の製品が勝っていますが、その他の項目は、全体的に「32GB EVO Plus」が優位にあることが確認できます。中でも「書き込み速度」は特に優秀でした。

総合1位「サムスン 32GB EVO Plus」
総合7位「Sandisk SDSQUNB-032G-AZFMN2」
[画像管理に最強のマイクロSD]
さらに、実使用時のテストでも圧倒的な書き込み速度の速さを見せてくれました。1枚で約32MBもある高精細なRAW画像を5連写で撮影しても、書き込みに要する時間は5秒足らず。一般的なJPEG画像なら1枚当たりのデータ容量が小さいため、書き込みの遅延を気にせずに撮影が楽しめます。

[スマホでの画像・動画撮影も快適]
また、スマホにおけるデータ書き込み性能も全モデルでトップを記録。高精細化が進むスマホの写真や容量の大きな動画撮影も快適に行えます。
[もし故障したら…そんな心配も不要]
頻繁にデータを読み書きするマイクロSDは、故障リスクが比較的高いデバイス。その点、サムスンのマイクロSDは、10年の長期保証がついているため安心です。

また、サポートを受ける手続きが複雑なメーカーもある中、サムスンは少ないプロセスでスムーズに対応してもらうことができます。

まさにデジカメやスマホで写真や動画をガンガン撮影するといった人にこそ選んでほしい1枚です。
  • PCと好相性のTranscend
    写真や動画の保存にも最適
Transcend
TS32GUSD300S-AE
実容量:29.40GB
実勢価格:990円
[パソコン専用として使うなら超優秀]
2位は、Transcendの「TS32GUSD300S-AE」。スマホの書き込み性能にすこし弱点を見せるも、パソコンのベンチマークとスマホの読み込みテストではトップのサムスンを超えるスコアを記録しました。

また、1GBあたりの価格も30円台とリーズナブルなので、写真や動画のようにリアルタイム性が高くないデータ保存にオススメ。ただし、保証はトップのサムスンと比べて半分の5年と短めです。
  • 実使用時は一流のI-O DATA
    デジカメユーザーにオススメ
I-O DATA
EX-MSDC10/32G
実容量:28.90GB
実勢価格:980円
[高精細な写真の書き込みは速い]
国内メーカー唯一のエントリーとなったI-O DATA(アイ・オー・データ機器)の「EX-MSDC10/32G」は3位に。スマホの読み込みで好成績を残したほか、デジカメの書き込み時間でトップのサムスンに次ぐ2位を記録しました。

あえて弱点を挙げるなら、パソコンでの書き込み速度と半年という保証の短さ。ただ、実使用で優れた性能を見せながら、1GBあたりの価格が30円台というコスパの高さは嬉しいポイントです。
  • コスパはベストのTeam
    書き込み性能が惜しい
Team
X000OHH1B5
実容量:29.70GB
実勢価格:850円
[容量を補うだけならこれでも十分]
1GBあたりの価格が26円台と、今回選抜のマイクロSDでもっともコスパの高いTEAMの「X000OHH1B5」が4位にランクイン。パソコンとスマホの読み込み性能こそ上位に肉薄するも、書き込み性能はベンチマーク・実使用時ともに振るわず。パソコンやスマホの容量を補ったり動画や連写を伴わない撮影での使用には、高コスパの1枚と言えます。
  • コスパと長期保証は評価だが
    性能に強みがなかったSP
SP
SP032GBSTHBU1V20BS
実容量:29.20GB
実勢価格:990円
[永久保証なので挿しっぱなしでも安心]
パソコンやスマホでのベンチマークをはじめ、実使用時でも“可もなく不可もなく”といったスコアだったのは、SiliconPower「SP032GBSTHBU1V20BS」。しかし、1GBあたりの価格は、27円台とコスパがよく、永久保証付きという点は大きなアドバンテージ。

性能的にこれといって秀でた部分はありませんが、保証は手厚いほうがいい”という人には向いている1枚と言えます。
  • Sandiskの「GHENA」は
    読み込みメインならアリ
Sandisk
SDSQUNA-032G-GHENA
実容量:29.70GB
実勢価格:1580円
[PCのストレージ補助としては便利]
公称の読み込み速度が30MB/sであるにも関わらず、90MB/s以上の速度を記録。しかし、書き込み速度がパソコンとスマホともに、選抜製品中ワーストを記録するなど残念な結果に。1GBあたりの価格も50円に迫るため、決してコスパが高いとは言えません。

ただし、パソコン上で認識される実容量は29.7GBとトップクラス。容量を補うストレージとして割り切って使う必要がありそうです。
  • アマゾン認証のSandiskは
    低コスパで使い道に困る
Sandisk
SDSQUNB-032G-AZFMN2
実容量:29.7GB
実勢価格:2690円
[使いどころはAmazon製品くらいか]
Amazonが販売する FireタブレットやAmazon Fire TVでの動作が確認された「Made for Amazon」認定を取得した1枚です。しかし、1GBあたり80円オーバーと、他のモデルと2倍以上の価格が非常に残念。パソコンでの書き込み性能こそトップに君臨していますが、実使用テストではパッとしない結果に。「Fireシリーズで安心して使う」以外に選ぶ理由はありません。
  • テスト結果を一気見せ!
    書き込み速度に違いあり
採点基準
今回テストした7製品は、パソコンやスマホの読み込み性能だけを見れば、「Made for Amazon認証」を得ている製品を除き、ほぼ横並びの結果でした。

しかし、注目すべきは「書き込み性能」。ベンチマークで好成績を残した製品が必ずしも実使用テストでも速いという訳ではないということがわかりました。

マイクロSDはあくまでもツール。速さが実感できるデジカメの書き込み時間などに重点を置いてマイクロSDを選ぶことをオススメします。
  • アダプタとの組み合わせで
    多彩な機器に挿し込めます
パソコンやデジカメなどの機器でSDカードを利用するには、アダプタを利用するのが一般的。でも、速度低下を懸念する人も少なくありません。しかし、最新のマイクロSDに付属するアダプタなら速度が大きく低下するわけでもなく、十分な速度水準を保つことができます。

一眼レフにも十分使えます
下のテスト結果は、1位の「32GB EVO Plus」でマイクロSDカード単体のベンチマーク値とマイクロSDカードを付属のアダプターにセットした時のベンチマーク値を比較したものです。読み込み速度こそやや速度低下が認められましたが、肝心の書き込み速度に差はほとんどありません。
▼マイクロSD単体ベンチマーク
▼アダプタ使用時のベンチマーク
他社のマイクロSDも同様にテストを実施しましたが、アダプタの有無で大きく速度が変わるといった症状は認められませんでした。「大は小を兼ねる」とは言いますが、マイクロSDにおいては「小は大を兼ねる」と言えるでしょう。

これから購入するなら、あらゆる機器に挿せるマイクロSDを選ぶのが賢い選択です。ただし、ドライブレコーダーに使うマイクロSDは少し勝手が違ってきます。次にドライブレコーダー用のマイクロSDの選び方をまとめてみました。
  • ドラレコ用マイクロSDは
    コスパより高耐久で選ぶ
カメラやスマホ同様にマイクロSDカードを使用するドライブレコーダーですが、古い映像を削除しながら高精細な映像を記録し続ける仕組みを持っています。

しかし、これはマイクロSDにとって非常に大きな負荷が掛かる使い方のひとつ。加えて、走行中の振動や炎天下には、高温の環境下に晒されることも珍しくありません。そのため、一部のモデルにはドライブレコーダーで使うと保証が受けられなくなる製品があるほど。
マイクロSDのトラブルで万が一の事故やトラブルを記録できなかったということがないように、ドライブレコーダーでの利用は、専用の高耐久マイクロSDを利用するのが安心です。
SAMSUNG
PRO Endurance
実勢価格:2980円(32GB)
4KやフルHDの録画再生に対応する高耐久性マイクロSDです。

コスパこそ一般的なマイクロSDには及びませんが、映像を記録するといった性質上、読み書き速度が速く信頼性も別格。万が一にしっかり備えておきましょう。

以上、マイクロSDランキングでした。1位に輝いたサムスンの「EVO Plus」。ベンチマークテストの結果はもちろん、デジカメやスマホへの読み書きが速い上、保証までバッチリ。1枚あれば末永く使えますよ!

▼テスト環境の詳細はコチラ

【PC Read/PC Write】
定番ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 6.0.2」を使ってシーケンシャルリード/ライト速度を測定。1GiBデータを5回測定し、最大値を算出。

※テスト環境
パソコン:自作パソコン(CPU:Intel i7 8700/RAM:16GB)+カードリーダー(ELECOM MR3-A014SBK)

【スマホ Read/スマホ Write】 
ベンチアプリ「A1 SD Bench」を使ってリード/ライト速度を測定

※テスト環境
スマホ:HUAWEI P20 lite(使用アプリ:A1 SD Bench)

【連続撮影書き込み】
RAW+Jpeg Lモードに設定した一眼デジタルカメラを利用し、1カット32MBの写真を5連写で撮影。その書き込みに掛った時間を3回計測し、平均値を算出。

※テスト環境
デジカメ:Canon EOS 7D Mark2 RAW+Jpeg Lモード

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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