【スマホからミラーレス】乗り換え派が続出するのは必然である理由

ミラーレスカメラが存在感を増している！

いまやスマートフォンなどの影響で、写真を撮るという行為は、かつてないほど身近なものとなっています。その一方で、あまりにもカンタンに写真が撮れるため、わざわざ高額なカメラを購入するという人は少なくなり、カメラ市場は日本のみならず、全世界的に急激な縮小傾向にあります。

ところが、2017年の統計を見てみると、カメラの出荷台数自体は変わらず前年度を下回っていますが、ミラーレスカメラに限定してみると前年度よりも上昇していることが確認できます。つまり、2017年からミラーレスカメラ人気に再度火がつきはじめているのです。

なぜミラーレスカメラがいま人気となっているのでしょうか。その理由は、真っ先に写真投稿型SNSのインスタグラム人気が挙がります。

多くの“インスタグラマー”は「インスタ映え」なんて流行語があるとおり、webにupした写真の評価にこだわりを持つ人が多いのが特徴です。それが、撮る機材にもこだわりはじめた結果、手頃なのに凝った写真も撮れるミラーレスカメラがターゲットになったようです。

脱スマホカメラを志す方に向け、ミラーレスカメラの4つのメリットをご紹介します！

【メリット1】スマホでは撮れない明るさやボケなどの自由度がある

スマホのカメラ機能は進化していますが、それでもミラーレスカメラの性能には及びません。特にレンズサイズを活かしたキレイなボケ表現やスローシャッターによる動体を流した写真はミラーレスカメラが得意とするところです。

［ボケ 例］

［スローシャッター 例］

【メリット2】高画質モデルでも一眼レフより軽くて持ち運べる

シンプルなエントリーモデルが軽くて便利なのは当たり前ですが、ミラーレスカメラなら高性能なミドルクラスやハイエンドモデルとなっても、サイズは一眼レフのエントリーモデルよりも軽量。レンズを含めると持ち運びが圧倒的にラクなんです。

［一眼レフカメラ］

Canon
EOS KISS X8i
実勢価格：5万2298円
ボディ重量：510g

［ミラーレスカメラ］

Canon
EOS M5
実勢価格：8万660円
ボディ重量：380g

【メリット3】強力な補正機能で悪条件でもきちんと撮れる

本来カメラが苦手とする条件でも、最近のミラーレスカメラならば、ボディやレンズが高性能になっているため、何も考えずに撮影してもきちんと写せることが多いんです。特に暗い場所では「手ブレ補正機能」が効果的で、遅めのシャッタースピードでもブレのない写真を撮ることができます。

［暗い室内 例］

［逆光 例］

［動く被写体 例］

【メリット4】スマホにはない写真を撮る満足感あり

ミラーレスカメラとスマホカメラの一番の違いとなるのが、カメラを構えて「写真を撮る」という意識が大きくなるかどうかです。ファインダーをのぞき込んでシャッターを押すという手間をかける分だけ、考えて写真を撮ることができます。

スマホでも、考えて撮ることは可能ですが、多くの人の場合、ミラーレスカメラのほうが自然と写真と向き合うことができます。


2018年もミラーレスカメラの流れが継続しそうです。この人気に乗り遅れないよう、ぜひ一度自分の手と目で確かめてみてはいかがでしょうか。手に取ったら欲しくなってしまうこと間違いありません。