食品雑貨 特売の牛肉は、あるひと手間でおいしく保存ができます!

特売でまとめ買いした牛肉は、鮮度を落とさないよう、早めに冷凍庫保存するのがいちばん。でも、あるひと手間を加えることで、よりおいしく保存できるのをご存知でしょうか?

その方法とは、「下味をつける」こと。今回は、4種類の下味を試して、どれがもっともおいしく保存できるか、比較してみました。さっそくご覧ください!

食品雑貨 【オリーブオイル+塩:◎】オイル効果でしっとり

いちばんおすすめの方法は、「塩」と「オリーブオイル」を揉み込む方法でした。

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この処理をしておくと、オイルで肉がしっとりして、やわらかさも保てます。ほんのり塩味が効いて、肉の旨みをジャマすることもありません。

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最初に肉に塩をまぶして軽く揉み込み、その後オリーブオイルとともに保存しましょう。

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解凍後に焼くだけで、とほどよい塩味とやわらかさを堪能できます。

食品雑貨 【塩麹:○】やわらかくなるけど、和風味に

つづいてのおすすめの下味は、いまやすっかり調味料の定番となった塩麹です。

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塩麹での保存は、やわらかさを保ちながらも、独特の味わいを牛肉にプラスします。

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全体がしっとりする程度の塩麹を注入して保存します。

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ややマイナスなのは、全体的に和風の味付けになってしまうこと。和食のときにぜひチャレンジしてみてください。

食品雑貨 【日本酒+醤油:△】おいしく仕上がるが醤油が強め

こちらもおいしく仕上がる醤油風味の下味になります。

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醤油ベースの和風な味がお好みの方におすすめです。

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日本酒と醤油を2:1の割合で混ぜて保存します。

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おいしいのですが、やや醤油の主張が強めです。調理法は、醤油味を生かすもの限定されます。

食品雑貨 【シーズニングスパイス:×】味のクセが強く旨さはイマイチ

下味をつけるということを意識して、焼く前に振るタイプのシーズニングスパイスも試してみましたが……、結果はいまひとつでした。

【シーズニングスパイス:×】味のクセが強く旨さはイマイチ イメージ

スーパーなどで手に入るシーズニングです。

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全体にパラパラとなじませるようにまぶしてから、冷凍保存します。

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風味は悪くありませんでしたが、コショウの香りやハーブのクセが前面に出過ぎてしまって、牛肉のおいしさが損なわれてしまう結果に……。冷凍保存には向かないようです。


適切に下処理をすれば、牛肉は冷凍保存でもおいしく食べることができます。冷凍前のちょっとしたひと手間を、ぜひ取り入れてみてくださいね!


【お詫びと訂正】本記事の初出時に、誤解を招くような表現がございました。初出時の「お肉」は「牛肉」へ修正しております。

ご迷惑をおかけした読者の皆様、ならびに関係各位には深くお詫び申し上げます。