


青山 卓弥/Test by MONOQLO編集部
公開日: 2019年09月18日
全員悶絶!肩&背中のツボ押しグッズおすすめベストバイ
肩こりに悩む弊社編集部員のすべてが感嘆した、脅威のツボ押し器をご紹介しましょう。握りやすさ、力の伝わりやすさ、ピンポイントでツボを射抜く的確さ、そのすべてを兼ね備えた、これぞ逸品です!
商品写真をクリックすると購入ページに移動します。
肩甲骨の張りに別れを告げる
圧倒的グリグリ感、ぜひお試しあれ
首、肩、背中、腰。いずれかの部位に「最近、こってるんだよな」「もう頭痛くってさ」などという心あたりがあるならば、ぜひお試しいただきたい逸品をご紹介します。
ラ・ヴィ 鬼の恩返し 3B-4745 実勢価格:1267円
基本的な使い方は、孫の手同様、みずからの手で取っ手を握り、首や背中など、張りのある部分を刺激するというもの。この手のアイテム、じつはかなり前から多数存在するのですが、この「鬼の恩返し」は、同カテゴリーにおける最新かつ最終形態なのだ、と断言したくなるほど、その効果が優れているのです。 順を追ってこのスゴさをお伝えしますので、お心当たりある方は、ぜひご覧ください。
グリップのつくりで
力が伝わるか否かが決まる
ツボを押す道具と聞くと、どうしてもツボに当たる先端部分に目が行きますが、まず最初に気をつけなければいけないのはグリップの形状と材質でした。肝心なのは握りやすく、滑りにくいこと。この2つを兼ね備えたモノほど、力がツボに伝わりやすいのです。 それをふまえた上で、鬼の恩返し、ならびに類似3製品のグリップを見てみましょう。

もっとも太く、そしてすべらない材を用いているのが右端のもの、すなわち鬼の恩返しです。この部分の仕様がしっかりしているからこそ、力がツボに伝わりやすいのです。結果、強く押せて、握った手も疲れない。つまり、最強の仕様であるわけです。 上記4製品のグリップに関する評価をまとめましたのでご覧下さい。価格は検証時の編集部購入価格となります。

女性の手にも余らない程度の厚み、そしてマット系の滑らない材。これが最高です。

野球のバットでいうところのグリップエンドのようなストッパーが備えられています。軸は細いのですが、この部分があることで、力が伝わりやすくなっています。

厚みはそれなりですが、長さが足りず持ちにくい形状です。

持ち手部分が長く、一見使いやすそうなのですが、軸が細すぎます。滑りにくい材が使われていますが、ツボを押していると回転しがちで、力が伝わりにくいのです。
360度すべての角度から
ツボを狙えて、滑らない!
従来の自己完結型ツボ押し器は、先端部をツボに向けるという発想でしたが、鬼の恩返しは全周囲に突起物が備えられています。これがじつに素晴らしい発想なのです。 まずは、従来型含め、4製品の先端部を見てみましょう。

いずれの製品もツボを押すための工夫がなされていますが、全周囲型である鬼の恩返しの機能性には叶いません。どんな角度からどんな部位を刺激しても、全周囲突起型ならば、常にツボにフィットするのです。加えて先端部が滑りにくいというのもポイントです。ツボを探り当てたら逃がさない、そのためには先端がツルツルしていてはイライラしてしまうのです。 それでは上記4製品のグリップに関する評価をまとめましたのでご覧下さい。なお、「対応力」は、ひとつのツボに対し、様々な方向から刺激できる能力を示すもの、「機動力」は刺激できる範囲の広さを示します。

この「カラダに食い込んでいる」感が伝わりますでしょうか。特筆すべきは角度を変えても的確にツボを押せる対応力にも優れている点です。これは唯一無二です。アームも適度な長さがあり、カラダが堅い人でも、押せない範囲はほぼないのではと思います。

見た目は比較的チープなのですが、グリップ力同様、先端部のつくりも気が利いています。黄色い部分はマット加工が施されているので、ツボに食らいついたら離しません。先端部が薄いつくりですので、肩甲骨を剥がすような動きが欲しい場合、鬼の恩返しを凌駕する可能性もあります。アームが短く機動力に欠けますが、一点突破型という点で魅力があります。

いかにもツボに刺さりそうな形状ですが、滑ってしまってなかなかツボを刺激できません。アームが短いため、ツボを押しにくいというデメリットも。

人間工学的に気持ち良さそうなデザインですが、ツボを探し当てても強く押すとツルッと滑ってしまい、やきもきします。アーム部分が長いので背中全面をラクにカバーできるのですが、力強さに欠けてしまいました。
[最終結論]最新にして最終形
その意味はアナタのカラダでお試しを

狙った場所を的確に、しかもラクに刺激できる。鬼の恩返しが、ツボ押し器に求められる要素を満たしていることがお分かりいただけましたでしょうか。推しすぎてはいますが、広告費などは発生していません。誰かにこの気持ち良さを伝えて、快楽をわかちあいたいという一念がそうさせるのです。
余談ですが、弊社でいうところの社長、LDK誌編集長、MONOQLO誌副編集著など、モノ好きかつ肩こり症の者は、そのすべてが「鬼の恩返しこそ、ツボ押し器のナンバーワン」であることを認定しています。
なお、力が強く伝わるので、最初は優し目に刺激をするべき、という点はご注意ください。
それでは、よきツボ押しライフをお楽しみください!
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。