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- ZenPad 3S 10(Z500M)
- エイスース
- ¥31,810
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※本記事はiPad Air 2を利用しての比較記事となります。
ASUS ZenPad 3S 10(Z500M) 実勢価格:3万1800円 サイズ・質量:W240.5×H163.7×D5.8~7.15mm・430g 画面サイズ:9.7インチ(2048×1536) パネル種別:IPS メインメモリー:4GB ストレージ:32GB 主な入出力:USB3.0 Type C、ステレオミニ端子
ZenPad 3S 10(Z500M)は、iPadシリーズを強く意識した製品となっています。特徴的なのが「9.7インチ」という画面サイズ。これはiPadシリーズ特有のサイズで、アンドロイドで採用されるのはまれです。 Retinaディスプレイと同等の画面解像度や指紋認証機能などを採用していることからも、iPadオマージュが伺えます。 また、ヘキサコアCPU、GPS機能などのスペック面ではiPadを上回り、それでいて約4万円というリーズナブルな価格を実現しているのが、大きな魅力といえるでしょう。
実際に見比べてみて、まず驚いたのがディスプレイです。「iPad Air 2」や 「新しいiPad」とも同等の2048×1536ドット解像度を持つディスプレイは、広い視野角のIPSパネルを採用。発色がよくシャープな描写で、高解像度の写真閲覧時などは、細部までくっきりと表示できました。
ホームボタンには指紋認証機能が備わっており、認識の精度が高くロック解除もスムーズに行えます。iPadでもおなじみの機能ですが、同価格帯の10インチAndroidタブレットで指紋認証を搭載する機種は、ほかにほとんど存在しません。ちなみに、指紋は5パターンまで登録可能です。
実は「Wi-Fi版」のiPadにはGPSが搭載されていません(全iPadシリーズ共通)。位置情報はWi-Fiを利用して計測しており、精度は少し落ちます。 ZenPadはWi-Fi版でもGPSを搭載しているので、モバイルルーターや公衆Wi-Fiを利用しながら外出先で通信する際も、正確な位置情報が取りやすいです。
ボディに関してはカメラ部分が出っ張っているものの、新iPadやiPad Air 2よりも薄い約5.8ミリという極薄のメタルボディーとなっています。 0.08ミリのダイアモンドカットで縁取りされ、手で持った時にホールドしやすく、手の大きな男性なら片手でも持ち運べます! 重さに関しても、437gから469gにボリュームアップしてしまった新iPadに比べて、ZenPadは430gとほんのり軽くなっています。
気になる性能面の検証は上の表の通り。Antutu Benchmarkにてベンチマークを測定。バッテリーは輝度最大などの設定を統一し、3時間の動画視聴後の電池残量を比較しました。 ここでは、旧iPad Air 2としっかりとした差がつきました。実際に操作した感覚も、どうしてもiPadの完成度には劣る印象です(ストレスとまでは言えません)。 ただ、それでも、ヘキサコア(6コア)CPUや4GBメモリを搭載するだけあって、同クラスのAndroid勢と比べればかなり優秀とも言えます。
実際に編集部で動画の視聴やアプリの操作を行った際にもなめらかに動作し、ゲームプレイ時にも快適な操作感が得られました。 ただし、処理性能が高いぶん消費電力も大きくなり、バッテリー残量が減りやすい傾向にあるようです。 今回のベンチマークテストでは、フル充電状態のZenPad 3S 10で3時間動画を視聴した場合、電池残量は39%まで減少。一日中充電なしで使うのは少し難しいかもしれません。
たとえばiPadで大容量データを扱いたい場合、より高額なモデルを選ぶ必要がありますが、本機はmicroSDカードが使えるので、本体容量が不足した場合にもわずかの投資でデータ増量が可能。 最近のmicroSDカードは128GBが最安4000円程度から購入できるので、大容量のデータを扱う場合にアドバンテージとなります!
普通は価格が跳ね上がるSIMフリーモデルも、ZenPadはプラス3000円程度で購入できます。注意したいのは指紋認証が搭載されていないこと。その他はWi-Fi版とほとんど同じです。
AndroidタブレットはiPadとは異なり、発売直後からすぐに実勢価格が下がる傾向にあるので、発売から少し経ってから買うとお得です。 ZenPad 3S 10の現在最安値は3万5千円前後、Amazonでも4万1000円前後(2017年3月現在)となっており、2016年10月の発売当初と比較するとすでに下落してきています。まさに、今が買い時のタイミング!
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