LDK読者の衣類スチーマー事情は?
衣類スチーマーは立ち上がりの速さや扱いやすさから、アイロンに代わるラク家事アイテムとして人気上昇中! しかし、思うようにシワが取れなかったり、持ち上げて使っていると意外に重みが気になったりといった不満もあります。
そこで、『LDK』読者の衣類スチーマー事情を調査しました!
衣類スチーマーの所持率は?
LDK読者を対象に衣類スチーマーの所持についてアンケートを実施したところ、持っている人は33%、今後購入したいと考えている人は31%、購入予定もないと答えた人は36%という結果となりました。
現在、衣類用スチーマーを持っている人は約3割にすぎませんが、今後購入予定の人を合わせれば6割以上。将来は持っている人の方が多数派になりそうです。
※LDK公式アンケートの結果に基づきます。
衣類スチーマーの不満は?
今度は、衣類スチーマーの不満点についてアンケートを実施。
すると、「イマイチシワが取れない」が33%、「重い」が23%、「すぐに水がなくなる」が17%、「その他」が27%で、シワ伸びがイマイチという回答が最多という結果になりました。
衣類スチーマーはアイロンのようなスチームやプレス力がないため、アイロン同様の仕上がりにはなりません。
※LDK公式アンケートの結果に基づきます。
そこで今回は、人気メーカーの衣類スチーマー9台のなかから強力スチームで手早くシワを伸ばすことはもちろん、軽くて使い勝手もよい一台を探します!
衣類スチーマーのメリット・デメリットは?
洋服のちょこっとジワを手軽に解消できる衣類スチーマーは、各メーカーから新機種が投入され機能も進化し続けています。
▼衣類スチーマーのメリット
- 立ち上がりが速い
- 軽くて扱いやすい
- ハンガー掛けで使える
▼衣類スチーマーのデメリット
- パリッとは仕上がりにくい
- 綿・麻の仕上がりは物足りない
アイロンと衣類スチーマーの違いは?
衣類用スチーマーは、アイロンと比べて立ち上がりが速く扱いやすい一方で、綿・麻のようなしっかりした生地の仕上げは苦手など、アイロンとは違う特徴があります。アイロンと同様の活用法や仕上がりには期待しないようにしましょう。
衣類スチーマーは、レーヨンなどのトロンとした生地やカーテン・ソファなどの移動しにくいものを得意としています。
購入前に一度、スチーマーならではのメリット・デメリットや活用方法を把握しておきましょう。
衣類スチーマーの選び方は?
雑誌『LDK』編集部は、「シワなし」「手間なし」「時間もかからない」を叶える衣類スチーマーを求め、人気メーカーの9製品を比較テストしました!
テスト1:仕上がり
専門家がスチームの質と仕上がりをチェックしました。
スチームの質
スチームの良し悪しは仕上がりに直結します。そのため、テストではスチームの量・強さ・細かさ・持続性・水漏れの有無などをチェックしました。
仕上がり
洗いざらしの薄手の綿シャツに衣類スチーマーを当て、キレイにシワが取れるかどうか仕上がり具合を見ました。
テスト2:時短
電源を入れ準備完了サインが出るまでと、綿シャツ1枚を仕上げるまでの時間を測定しました。また1回の給水でスチームがどのくらいの時間噴射し続けられるかも測定。
3つの時間を測定し、手早く使えるかを評価しました。
※温度調整ができる製品は「高音」設定でテストをしています。
起動時間
準備完了までの時間を測定しました。
仕上げ時間
綿シャツの仕上げ時間を測定しました。
スチームの連続使用時間
スチームがなくなるまでの時間を測定しました。
テスト3:使い勝手
プロとモニターによる使いやすさの評価と満水時の重量(実測値)を総合的に評価しました。かけ面のすべりや使ったときの具合もチェックしています。
※各テスト項目で評価が同じでも点数が異なる場合があります。
衣類スチーマーのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、衣類スチーマーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パナソニック衣類スチーマー NI-FS690
|
|
とにかく持ちやすい!/仕上がりも時短も大満足/シワがちゃんと取れる! |
8.0cm(約) |
16.5cm(約) |
13.0cm(約) |
690g(約) |
||||
日立衣類スチーマー CSI-RX50
|
|
迅速にシワが取れる/ワンボタンでスチームが自動に/細かいスチームが衣類に浸透 |
180mm(約) |
85mm(約) |
130mm(約) |
690g(約)(本体のみ) |
||||
ティファールアクセススチーム イージー DT7131J0
|
|
起動までが速い/スチームが強力/持ちやすい |
111mm |
141mm |
258mm |
910g(約) |
||||
ツインバードハンディーアイロン&スチーマー ESA-4095W
|
|
33.5cm(約) |
8.0cm(約) |
9.8cm(約) |
630g(約) |
|||||
ブルーノスタイリング ハンディ スチーマー BOE076
|
|
9.3cm(約) |
11.0cm(約) |
21.7cm(約) |
750g(約) |
|||||
Juliyas-JP衣類スチーマー LM-2201
|
|
8.0cm(約) |
15.0cm(約) |
13.0cm(約) |
674g(約) |
|||||
アビテラックス 衣類スチーマー AIS
|
|
16.8cm(約) |
8.5cm(約) |
13.2cm(約) |
768g(約) |
|||||
東芝La・Coo-S
|
|
7.0cm(約) |
17.0cm(約) |
13.2cm(約) |
690g(約) |
|||||
無印良品衣類ハンディ スチーマー MJ-IHS1
|
|
6.8cm(約) |
16.8cm(約) |
13.0cm(約) |
800g(約) |
【1位】パナソニック「衣類スチーマー NI-FS690」
- パナソニック衣類スチーマー NI-FS690
- 実勢価格: ¥9,583〜検証時価格: ¥11,300〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
オールA評価で隙がない一台 握ったときのフィット感に感動!
衣類スチーマーのおすすめランキングでベストバイを獲得したのは、A評価のパナソニック「衣類スチーマー NI-FS690」でした!
パナソニックは、持ったときの安定感が一番の魅力で、取り回しは抜群! わずか19秒で起動しシワもパパッと取れるため、外出前のちょこっとがけにピッタリ。
仕上がりも時短も両立したい人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- とにかく持ちやすい!
- 仕上がりも時短も大満足
- シワがちゃんと取れる!
- 幅
- 8.0cm(約)
- 奥行
- 16.5cm(約)
- 高さ
- 13.0cm(約)
- 重量
- 690g(約)
- 型番
- NI-FS690-A
仕上がり
- スチームの質:◎
濃厚&細かいスチームで襟・裾などの細かい部分も仕上げやすいです。苦手な綿でもシワがスッキリ消えました!
広範囲も細部もお手の物です。
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約19秒 | 約3分30秒 | 約8分 | 約2と1/3枚 |
起動から仕上がりまで4分以内なので、忙しい朝の使用に最適! 1回の給水で約8分もスチームが持ち、複数枚の仕上げにも対応できます。
すぐに起動してぱぱっと仕上がります。
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◎+ | ◎+ |
◯ |
すべりがよいことはもちろんのこと、低重心設計による安定した持ちやすさでプロもモニターも大絶賛でした! スイスイかけられます。
重心が安定しており、持ちやすいです。
スリムだから袖もスムーズにかけられます。
【1位】日立「衣類スチーマー CSI-RX50」
- 日立衣類スチーマー CSI-RX50
- 実勢価格: ¥8,480〜検証時価格: ¥11,800〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
スチームが自動で出る機能性のよさが持ち味
日立「衣類スチーマー CSI-RX50」も衣類スチーマーのおすすめランキングでA評価を獲得!
日立は細かいスチームが出て、頑固なシワまで手早く仕上げます。ボタンを押し続けることなくスチームが出続けるなどの機能性も評価され、こちらもベストバイに!
使い勝手を重視する人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 迅速にシワが取れる
- ワンボタンでスチームが自動に
- 細かいスチームが衣類に浸透
- 幅
- 180mm(約)
- 奥行
- 85mm(約)
- 高さ
- 130mm(約)
- 重量
- 690g(約)(本体のみ)
- コードの長さ
- 2.3m(約)
- タンク容量
- 130ml(約)
- スチーム量
- 14g/分(約)(平均)
- 型番
- CSI-RX50(W)
ベストの2製品はかけ面がとてもなめらかです!
スチームの質
- 仕上がり:◎+
キメ細かくて熱めのスチームが広範囲に噴射され、小さなシワまで伸ばします。
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約30秒 | 約3分30秒 | 約9分 | 約2と1/2枚 |
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◎+ | ◎+ |
◯ |
なめらかにすべり、あらゆる方向に動かしやすいです。持ち手が長めだったり、持ち手と本体の隙間がちょうどよくて持ちやすいです。
ワンボタンでスチームが出続けるのもうれしいです!
持ち手が本体よりも長くて使いやすいです。
アタッチメント
【3位】ティファール「アクセススチーム イージー」
- ティファールアクセススチーム イージー DT7131J0
- 実勢価格: ¥5,885〜検証時価格: ¥6,208〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
ティファール「アクセススチーム イージー DT7131J0」は、衣類スチーマーのおすすめランキングでB評価となりました。
強力スチームがウリのティファールの新機種です。
- おすすめポイント
-
- 起動までが速い
- スチームが強力
- 持ちやすい
- がっかりポイント
-
- スチーム量が多い分重さがネック
- 幅
- 111mm
- 奥行
- 141mm
- 高さ
- 258mm
- 重量
- 910g(約)
- コードの長さ
- 3m(約)
- タンク容量
- 150ml
- スチーム量
- 21g/分(約)(平均)
- 型番
- DT7131J0
スチームの質
- 仕上がり:◎
高温・勢い・量の三拍子が揃った一台。
高温のスチームがものすごい勢いで大量に出るため、厚手のコートにも使えます。
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約15秒 | 約4分 | 約6分30秒 | 約1と1/2枚 |
起動が最も速かったのはティファールでした。
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◯ | ◯ |
✕ |
持ち手が斜めで持ちやすくスチームの自動噴出はよいものの、やはり1㎏超えは女性の手にはキツいです。
ヘッドの手に当たる部分が熱くなるのも△。
アタッチメント
【3位】ツインバード「ハンディーアイロン&スチーマー ESA-4095W」
- ツインバードハンディーアイロン&スチーマー ESA-4095W
- 実勢価格: ¥3,740〜検証時価格: ¥4,980〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
ツインバード「ハンディーアイロン&スチーマー ESA-4095W」は衣類スチーマーのおすすめランキングでB評価となりました。
2種類のアタッチメントが付いています。
- 幅
- 33.5cm(約)
- 奥行
- 8.0cm(約)
- 高さ
- 9.8cm(約)
- 重量
- 630g(約)
- 型番
- ESA-4095W
スチームの質
- 仕上がり:◎
連続ではなくワンショットスチームですが、濃厚で勢いがあります!
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約44秒 | 約5分 | 約4分30秒 | 約2/3枚 |
※ツインバードの製品は連続して噴射しないため、約3秒間隔でスチームボタンを押し続けて測定しています。
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◯ | ◯ |
◎ |
今回最軽量! スチーム噴射は単発です。
アタッチメント
【5位】BRUNO「スタイリング ハンディスチーマー BOE076」
- ブルーノスタイリング ハンディ スチーマー BOE076
- 実勢価格: ¥4,970〜検証時価格: ¥8,250〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
BRUNO「スタイリングハンディスチーマー BOE076」は、衣類スチーマーのおすすめランキングでB評価となりました。
BRUNOらしいおしゃれでかわいいデザインです。
- 幅
- 9.3cm(約)
- 奥行
- 11.0cm(約)
- 高さ
- 21.7cm(約)
- 重量
- 750g(約)
- 型番
- BOE076-BGY
仕上がり
- スチームの質:△
BRUNOはスチーム量が多いので、基本のシワ伸ばしはバッチリ! ただ、スチームの勢いがちょっと物足りず、また噴射が安定するまでに少し水漏れする点で減点されました。
- 仕上がり:◎
シワの残りはほぼありません。仕上がりは十分に満足です!
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約23秒 | 約7分 | 約7分 | 約1枚 |
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
△ | ◎ |
△ |
自動噴射は便利ですが、ヘッドが熱くなります。
アタッチメント
【5位】Juliyas-JP「衣類スチーマー LM-2201」
- Juliyas-JP衣類スチーマー LM-2201
- 実勢価格: ¥4,233〜検証時価格: ¥4,980〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
衣類スチーマーのおすすめランキングでB評価となったJuliyas-JP「衣類スチーマー LM-2201」は、Amazonランキング上位の商品です。
- 幅
- 8.0cm(約)
- 奥行
- 15.0cm(約)
- 高さ
- 13.0cm(約)
- 重量
- 674g(約)
- 型番
- B0BHKVYGB4
仕上がり
スチームの質:◯
スチーム量は多いですが、粒子が粗く浸透しにくいせいか、時間がたつとシワが復活してしまいます。横向きにするとスチームが弱まります。
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約25秒 | 約6分 | 約6分 | 約1枚 |
起動時間は30秒以内とまあまあですが、スチームが粗いため仕上げには少し時間がかかります。スチームの連続使用は、シャツ1枚仕上がるぐらいは持ちます。
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◯ | ◎ |
◎ |
軽いことに加え、持ち手は丸みがあってすべりにくい材質なのでとても持ちやすいです。動かしやすくて手が疲れにくいです。
【5位】吉井電気「アビテラックス 衣類スチーマー AIS」
- アビテラックス 衣類スチーマー AIS
- 実勢価格: ¥4,510〜検証時価格: ¥5,980〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
吉井電気「アビテラックス 衣類スチーマー AIS」は、衣類スチーマーのおすすめランキングでB評価となりました。
キルト風のかわいいデザインが人気です。
- 幅
- 16.8cm(約)
- 奥行
- 8.5cm(約)
- 高さ
- 13.2cm(約)
- 重量
- 768g(約)
- 型番
- AIS-P
スチームの質
- 仕上がり:△
縦向きなら強力なスチームですが、横向きにすると弱くなります。
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約25秒 | 約8分 | 約6分30秒 | 約2/3枚 |
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◎ | ◎ |
◯ |
自動でスチームが続きます。
【8位】東芝「La・Coo-S TAS-V7」
- 東芝La・Coo-S
- 実勢価格: ¥7,920〜検証時価格: ¥9,400〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
東芝「La・Coo-S TAS-V7」は、衣類スチーマーのおすすめランキングでB評価となりました。
低音モードでもスチーム噴射できます。
- 幅
- 7.0cm(約)
- 奥行
- 17.0cm(約)
- 高さ
- 13.2cm(約)
- 重量
- 690g(約)
- 型番
- TAS-V7
スチームの質
- 仕上がり:◯
スチームの勢いが弱く、立ち上がりの際に水漏れも。噴射の安定さが気になります。
大まかなシワは取れます。
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約29秒 | 約10分 | 約7分30秒 | 約2/3枚 |
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◯ | ◎ |
◯ |
先端がとがっていて、細かい部分にも当てやすいです。
【9位】無印良品「衣類ハンディスチーマー MJ-IHS1」
- 無印良品衣類ハンディ スチーマー MJ-IHS1
- 実勢価格: ¥4,990〜検証時価格: ¥4,990〜
- 仕上がり
- 時短
- 使い勝手
無印良品「衣類ハンディスチーマー MJ-IHS1」は、衣類スチーマーのおすすめランキングでC評価となりました。
無印で人気の高い衣類スチーマーです。
- 幅
- 6.8cm(約)
- 奥行
- 16.8cm(約)
- 高さ
- 13.0cm(約)
- 重量
- 800g(約)
スチームの質
- 仕上がり:◯
スチームが弱く、横向き時や下部の噴射穴からの噴射が不安定で作業がモタつきます。
手間取りますがシワは取れます。
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約1分10秒 | 約10分 | 約10分30秒 | 約1枚 |
スチームの連続使用時間は断トツに長いですが、弱いスチームで長時間キープする感じで仕上げに手間取ります。
起動にも1分以上かかり、時短にはなりません。
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
△ | △ |
△ |
持ち手が角張っていて手に食い込むため、重みを感じやすいです。さらにスチームボタンを押すと、力を入れて握り続けなくてならないため手が疲れます。
【番外編】アイロンのテスト結果は?
衣類スチーマーならではのよさを確認するべく、編集部の最強スチームアイロンでも同様のテストを実施。その実力差を比べました。
時短・使い勝手は衣類スチーマーに敵わず……
強スチームをもってプレスしながらかけるため、衣類スチーマーをはるかに上回る仕上がりですが、時短や使い勝手のよさは衣類スチーマーに及びません。
仕上がり
- スチームの質:◎+
- 仕上がり :◎+
スチームの量・細かさ・勢いすべて衣類スチーマーの追随を許さず、さらに重みのある本体でしっかりとプレスをするため、仕上がりは断トツにキレイです!
パリッと仕上げを期待するならアイロンです!
気持ちよく決まりました!
申し分なしのスチームです!
時短
起動時間 | シャツ1枚あたりの仕上げ時間 | スチームの連続使用時間 | シャツの仕上げ枚数 |
約3分32秒 | 約5分30秒 | 約19分10秒 | 約3と1/2枚 |
衣類スチーマーより大きいため起動は遅くなります。大きいかけ面で効率的にかけられますが、動作は遅くなりプレスなどの工程もあるため、手早く仕上げるのは難しくなります。
使い勝手
かけやすさ |
かけやすさ |
重さ |
◯ | ◯ |
✕ |
重くてかけ面も大きく、アイロン台の上でじっくりと使うもの。
衣類スチーマーのように持ち上げてちょいがけというわけにはいきません。
まとめ:パナソニックと日立は全項目でワンランク上の実力を発揮!
以上、衣類スチーマーのおすすめランキングでした!
見事ベストバイを獲得したのは、Panasonic「衣類スチーマー NI-FS690」と日立「衣類スチーマー CSI-RX50」でした。どちらも立ち上がり時間が短く、細かく勢いのあるスチームが噴出。たちまち頑固なシワがキレイになります。
使い勝手にも優れ、Panasonicは持ったときのバランスが絶妙で重さがまったく気にならず、まるで手と一体化したかのよう。
日立は、丸みのある本体よりも長い持ち手のおかげで持ちやすく、ボタンを押し続けなくてもスチームが噴射する機能性のよさが特徴。
スチームは、2製品とも繊細かつ濃厚で生地の細かい部分にも浸透して微シワまで取りました。
お出かけ前の衣服のお手入れに役立つこと間違いなしです!
今回ご紹介した商品詳細を参考に、自分に合った一台をぜひ見つけてみてくださいね。
衣類スチーマーのおすすめ
パナソニック
衣類スチーマー NI-FS690
日立
衣類スチーマー CSI-RX50
衣類スチーマーの売れ筋ランキングもチェック!
衣類スチーマーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
パリッとさせるというよりふんわり仕上げ向きです