家中の汚れを一掃できるおすすめの掃除ワザは?

年末大掃除のテクニック

油でギトギトのコンロや水垢まみれの鏡、数年放置したまんまの洗濯機のカビ……。年末が近づき、普段の掃除では手つかずだった場所の汚れが気になってきたという人も多いのではないでしょうか。

そんな人のために、テストする女性誌『LDK』が、ガンコ汚れを落とすお掃除術を大公開。テストして見つけた最適なアイテムやプロ直伝のテクニックを紹介します。

▼即実践したい! 大そうじのおすすめテクニックは?

年末大掃除特集

今回は、油やコゲがこびりついた「グリル」の汚れ落とし術です。

【グリルの油汚れ】「温度+油汚れ洗剤+タワシ」で落とす

【グリルの油汚れ】「温度+油汚れ洗剤+タワシ」で落とす イメージ

グリルやコンロ周りは、飛び散った油が蓄積し、さらに熱でコゲ付いているため汚れが手強いんですよね。そんなときは、中性洗剤ではなくアルカリ性洗剤の出番

油・コゲ用アルカリ洗剤だと、油に強く、固まってしまって簡単には取れない油汚れも落とせます。さらにコゲ取りスポンジでこすれば、ガンコなコゲも撃退可能です。

焼き付いた油&コゲはアルカリ洗剤で分解して落とす

アルカリ性洗剤の中でも強力な油・コゲ用洗剤は、固着した汚れも分解して浮かび上がらせます。洗浄力が強いので油汚れに適しているんです。

【ハウツー】プロ直伝!グリルの掃除のコツ

アルカリ性洗剤の実力を発揮するには熱と時間が肝心。ここからは、プロに教えてもらったお掃除術を紹介します。

樽川めぐみ 氏
ハウスクリーニング専門店 キラッとハウス専務
樽川めぐみ 氏 のコメント

アルカリ性洗剤は強力なので手袋を忘れずに!

1:グリルの部品に洗剤をかける

1:グリルの部品に洗剤をかける イメージ

グリルの部品にアルカリ洗剤を吹きかけ、つけ置きせずにすぐにお湯で流します。アルミ素材の部分は避けるようにしましょう。

2:網のこびりつきはコゲ取りスポンジで

2:網のこびりつきはコゲ取りスポンジで イメージ

流しても落ちなかった汚れは、スポンジでこすりながら43℃のお湯で洗います。ガラス窓はこすらないでください。

3:洗剤を吹きつけたペーパーを貼る

3:洗剤を吹きつけたペーパーを貼る イメージ

キッチンペーパーに洗剤を吹きかけ、両サイドと奥に貼ります。配線には貼らないように注意しましょう。

4:お湯で絞ったクロスで洗剤を拭き取る

4:お湯で絞ったクロスで洗剤を拭き取る イメージ

お湯で濡らして絞ったマイクロファイバークロスで拭きます。毛足の長い麺だとカスが取りやすいです。

【おすすめ】ガンコなコゲがラク落ちする「鬼コゲタワシ」

【おすすめ】ガンコなコゲがラク落ちする「鬼コゲタワシ」 イメージ

コパ・コーポレーション
鬼コゲタワシ
実勢価格:550円

▼テスト結果
汚れ落ち :◎+
使いやすさ:◎
評価   :A+


おすすめのコゲ取りスポンジはコパ・コーポレーション「鬼コゲタワシ」。適度に力を入れてこすると、ガンコなコゲが面白いくらいにはがれ落ちました。

【おすすめ】ガンコなコゲがラク落ちする「鬼コゲタワシ」 イメージ2

折り曲げやすいので、五徳のような立体にも対応します。

【まとめ】網の焦げ付きもコゲ取りスポンジで落ちた

▼Before

【まとめ】網の焦げ付きもコゲ取りスポンジで落ちた イメージ
【まとめ】網の焦げ付きもコゲ取りスポンジで落ちた イメージ2

▼After

【まとめ】網の焦げ付きもコゲ取りスポンジで落ちた イメージ3
【まとめ】網の焦げ付きもコゲ取りスポンジで落ちた イメージ4

手強かった網の焦げ付きも、コゲ取りスポンジでピカピカに! 「温度+油汚れ洗剤+タワシ」の合わせ技でガンコな油汚れがキレイに落ちました。グリルの庫内も洗剤パックとお湯を絞ったクロスでスッキリ!

以上、グリル掃除に最適なアイテムとテクニックの紹介でした。

コゲ汚れが落ちなくてあきらめていたという人は、ぜひ試してみてくださいね。

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『LDK』2021年12月号

『LDK』2021年12月号 イメージ

晋遊舎
『LDK』
2021年12月号
実勢価格:650円

『LDK』2021年12月号では、「絶対落ちる!! お掃除虎の巻」の特集を掲載しています。こちらもチェックしてみてください。