初心者でも楽しめるオーディオセットはある？
一生楽しめる大人の趣味といえばオーディオです。オーディオ環境をグレードアップさせるだけで同じ曲なのに、まるで新しい世界が広がります。
そこで、オーディオ好きはもちろん、スマホでしか音楽を聴いていないオーディオ初心者にこそおすすめしたいアイテムを予算別にセットで紹介します。なお、オーディオライターのゴン川野さんにご協力いただきました。
今回は、パソコンに保存した音楽を再生したい人に最適なPC向けのスピーカーとアンプのセットです。システム総額約10万4742円で手に入ります。
鳴りっぷりがいい Monitor Audio「Monitor 100」
Monitor Audio
Monitor 100
実勢価格：4万1382円
サイズ・質量：201×310×298.3mm・5.12kg
再生周波数帯域：44Hz～30kHz
※Amazonは現在在庫切れ、楽天は現在の取り扱いなしとなっています
Monitor Audio「Monitor 100」は、モニタースピーカーのように入ってきた音をそのまま鳴らすことに特化。音楽のジャンルを問わずに再生してくれます。
センターキャップレスの見た目も、インパクトがあって良い感じ。音の鳴りが良いという表現がピッタリで、アンプの個性を楽しみたい人には最適なスピーカーです。
接続端子はバナナプラグ対応、バイワイヤリング接続も可能です。
ポイント：ウーハーをMonitorシリーズ用に改良
同社の実績あるウーハー「MMP IIドライバー」をMonitorシリーズ用に改良しています。
Monitor Audio「Monitor 100」は、小さめの箱サイズながら鳴りっぷりが良く、低域から高域までしっかりと聴かせてくれます。そのため、その時の気分にあった楽曲を再生しても解像度の高いスッキリとした音で鳴ってくれます。
もちろんハイレゾ音源のような情報量の多い音源でも、きっちりと高域まで出してくれるので、とてもコスパが良いです。
１台あればなんでも再生可能なMARANTZ「NR1200」
MARANTZ
NR1200
実勢価格：6万3360円
サイズ：440×105×378mm
再生周波数帯域：55Hz～30kHz
入力：RCA、Phono、同軸、オプティカル光角型端子
※Amazonは一時的に在庫切れです
MARANTZ「NR1200」は、非常に高性能なネットワークレシーバー。パソコンはもちろん、ゲームやBlu-ray再生機、テレビや、スマホやDAPといった家庭内のAV機器をＨＤＭＩケーブル１本で接続できます。
また、NAS（Network Attached Storage）とLANで接続して、保存されている楽曲を再生することも可能。この1台で家庭内AV機器をすべて賄えてしまうのでとても便利です。
アナログ入力はもちろん、デジタルはHDMI、有線LAN、無線LAN、Bluetooth、同軸コアキシャル、光オプティカルと多岐に及び使いやすいです。
ＨＤＭＩで入力した場合は、音声だけを分離してスピーカーへと出力し、映像のみをモニターへと映すこともできます。この接続方法のほうが、ヘッドホン端子からアナログで出力するよりも質の良い音を出せます。
このセットで聴きたい！上白石萌音「あの歌-1-」
上白石萌音
あの歌-1-
48kHz/24bit
実勢価格：2800円
70年代の楽曲を上白石萌音がカバー。マスタリングも70年代ぽくしていますが、実は情報量が多いため、ハイレゾ再生可能な環境で聴くと大きく印象が変わります。
懐かしくも新しい音の楽曲です。
さいごに
以上、パソコンに保存した音楽を再生したい人におすすめな「PC向けスピーカーとアンプのセット」の紹介でした。
このシステムではMARANTZの支配力が強い組み合わせとなります。なぜなら、「Mo nitor 100」が色付けをしないスピーカーのため、アンプの音色を素直に出してくれるからです。
MARANTZ全体の特性として、艶のあるウォームな音を出してくれる点が挙げられますが、この「NR1200」も同様。あまりジャンルを選ばずに「綺麗な音だ」と感じられるでしょう。
ぜひ、これまでとは違う新しい音楽の世界を楽しんでみてください。
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『オーディオがまるごとわかる本 2022』
晋遊舎
『オーディオがまるごとわかる本 2022』
実勢価格：1100円
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これ1台あれば、買い足す必要はありません。