通年役立つ!おすすめサーキュレーター最新ベストバイ格付17選2020年
2020年01月01日(水)
西尾 崇彦
西尾 崇彦/Test by MONOQLO編集部
通年役立つ!おすすめサーキュレーター最新ベストバイ格付17選2020年
エアコンの冷暖房を効率的に循環してくれるサーキュレーター。洗濯物の部屋干しをサポートするアイテムとしても使えるので、一年を通して大活躍してくれます。とはいえ、ネットショップを見ると似たような製品がたくさんで選べないですよ? 今回は毎年テストしているモノクロの全評価を公開します。

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  • お部屋を一年中快適にしてくれる
    サーキュレーターを探しました!
エアコンとサーキュレータを併用すると、部屋の空気がうまく循環して冷暖房の効率があがるというのはよく知られた話。この夏の暑さ対策で、サーキュレーターをフル稼働させたという人も多いと思いますが、雨天時の部屋干しや、冬場の暖房効率アップなど、もはや一年を通してお部屋に一台あると便利なアイテムといえるでしょう。
でも年中使うアイテムは、コスパも良く使い勝手のいいものを選びたいところ。

そこで今回は、MONOQLO誌2019年9月号の結果をメインに、過去にMONOQLOでテストした全製品の評価をまとめてご紹介します。

テスト方法が号によって異なりますが、評価ポイントやテストの主旨は同じですので、すべてS・A・B・C・Dの四段階評価でご紹介します。現在、販売されていないモデルも含まれますが、同じな商品を検討する際の判断材料としてご活用ください。

なお、MONOQLO誌2019年9月号でテストを行った製品以外の詳細な数値は、計測方法が異なるので割愛いたします。最終評価のみご紹介します。

それでは、2019年のベストバイをまずご紹介します。

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  • 静か&風が部屋中行き渡る
    ベストバイは「ドウシシャ」!
サンロクマルのおすすめするベストバイは、ドウシシャの「ピエリア」です。
ドウシシャ
ピエリア FCU-190D 
実勢価格:6458円
ドウシシャの「ピエリア」は、風の出方はもちろん、首振りの幅が他製品より広く部屋全体に風が行き渡るなど、部屋使いにピッタリな機能をバランスよく備えていました。6000円台というコスパもベストバイに選ばれたポイントのひとつです。

それでは、ピエリア FCU-190Dの詳しい紹介をする前に、サーキュレーターの選び方を簡単にご紹介します。
  • [選ぶポイント]風速や静音性…
    4項目のバランスをチェック
サーキュレーターを選ぶ際に確認しておきたいのは、「①風速」「②静音性」「③風の出方」「④使い勝手」の4つ。これらのバランスがいいと室内で快適に使用することができます。
  • ①風速:部屋の隅々まで風が届くか?
リビングなどの広いお部屋で使うときや、洗濯物を乾かすサポートとして使うときは、風が隅々まで届くことが重要になります。

MONOQLO2019年9月号のテストでは、製品から3メートルの位置に風量計測器を設置し、測定。数値が大きいものほど優れた製品としています
  • ②静音性:近くで使用してもうるさくないか?
部屋での使用時の第二のポイントとしてチェックしたいのが静音性です。風力が強くてもうるさいと使いにくくなります。MONOQLO2019年9月号のテストでは製品から1.5メートル離れた位置に騒音計を設置。各製品をそれぞれの「風量:中」に相当する設定で使用し、その際の騒音を測定。その際の数値が小さい製品ほど静音性に優れているとし、いい製品としました。

騒音測定時の部屋の暗騒音は37.0dB。これを基準に数値が小さいほど評価が高くなります。
  • ③風の出方:風がまっすぐ出ているか?
サーキュレーターは室内の空気を動かすことが目的なので、直線的な風がつくられているかがポイントになります。ちなみに扇風機は直接人に当てるため、拡散させることで優しく気持ちのいい風をつくりだします。
MONOQLO2019年9月号のテストではスモークマシンを使用し風を可視化し、目視で計測。出方がまっすぐかつ遠距離まで途切れなく届いたものほど優れた製品としました。
  • ④使い勝手:首振りの幅やサイズ感は部屋使いに合っているか?
実際に部屋の隅に置いて使用。首振りの幅はどれくらいか? リモコンやタイマーなどの基本機能のほか、運びやすい大きさかどうかなどをチェックします。

なお、項目別の1万円以下のベストバイをあげると、風速なら山善、静音性ならコイズミ、コンパクトさ優先ならアイリスオーヤマとなりました。各社それぞれに特徴があり、とにかく静かに過ごしたいならコイズミなど、自分のスタイルにあった一台を選ぶのもありです。

次から発表する格付けを参考に、ぜひ自分に合った一台を見つけてください。
それでは、MONOQLO2019年9月号でのテストした製品と、過去にテストした製品、全19製品の格付をご紹介します。
  • 室内使いに最適なサイズと
    風速&静音性の「ドウシシャ」
ベストバイのドウシシャ「ピエリア」は、最大風量時の風速が優秀であるほか、とくにうれしいのが首振りの幅の広さです。上下90度に対応しているので、よどみがちな床近くの空気もうまくかき回してくれます。

首振り機能やリモコン、タイマーなどの基本的な機能以外にも、細かいが重要な基準である、運びやすさや掃除のしやすさなどにも注目して各モデルの特徴的なポイントを紹介いたします。

静音性も高く、最大風量時でも真横にいるなどしない限りはうるささを感じず、快適に使えます。
ドウシシャ
ピエリア FCU-190D 
実勢価格:6458円
ベストバイの理由を細かく見ていきましょう。

理由その①首振り幅が広い!
首振りの角度は上下90度、左右80度。部屋の隅に置けば、ほぼ全範囲をカバーできちゃいます。


理由その②静かに使えて室内使いに嬉しい!
特に一番小さい風量だと、動いているのかわからなくなるほどの静かさ。就寝時に使っても気になりません。

理由その③風がムラなくまっすぐ届く!
途切れなく、真っすぐ伸びているのがわかります。一般家庭のリビングで使うには十分な性能といえるでしょう。

総評はこちらです。

風速:◎
静音性:○
使い勝手:◎
風速は1.3m/s。騒音は48.4dBという結果に。首が上下方向に90度、左右方向に80度動くのでムラなく部屋の空気を回してくれるのがうれしいポイントです。風の出方も真っすぐかつムラがないので、文句なしです!
  • 「バルミューダ」は
    高価格ですが、性能も圧倒的
高価格帯の「バルミューダ」は、風速静音性ともに風速が1.6m/s、騒音が48.9dB(A)と高性能。特筆すべきは風の出方で、真っすぐで太い風が、空気を余すことなくかき回してくれます。価格に恥じない隙ナシの圧倒的性能でした。
バルミューダ
GreenFan Cirq
EGF-3300-WK
実勢価格:1万8780円
風の出方はこちらです。
まっすぐ太い風をつくりだしています。これは、テストした製品の中でもトップクラスです。

総評はこちらです。

風速:◎
静音性:○
使い勝手:◎
独自の技術で少ない回転数で大きく動く風をつくりだします。30畳の広さにも対応しているため、 隣の部屋への送風や部屋干しにも最適ですね。

こちらは新型が登場しています。
バルミューダ
GreenFan C2
A02A-WK
実勢価格:2万4408円
  • コンパクトさで選ぶならコレ!
    過去ベストの「アイリスオーヤマ」
次点となったのは過去にベストバイに選出された「アイリスオーヤマ」。風量はもちろん部屋置きにはうれしいコンパクトさが特徴で、部屋に置きっぱなしでも気にならず、運びやすさもバツグンです。コンパクトさが優先であればこちらを選んでもいいでしょう。
アイリスオーヤマ
サーキュレーター PCF-SC15T
実勢価格:7350円
評価はこちら。まずは風の出方です。
風はまっすぐで優秀です。

総評はこちらです。

風速:○
静音性:◎
使い勝手:◎
風速は1.0m/sで、騒音は47.6dB(A)。他製品と比べサイズが一回り小さいため風速はやや低めとなりましたが、まっすぐの風でカバーしています。コンパクトなので、ワンルームなどの狭い部屋でも邪魔さを感じずに快適に使うことができます。
  • 首振りの幅だけが惜しい!
    静音性ベストの「コイズミ」
ベストバイの「ドウシシャ」と同風量でありながら静音性では勝っているという結果だったのは「コイズミ」。首振り幅が左右約70度、上下約45度と他製品と比べても狭めだったのが唯一惜しいところです。固定で使うならおすすめです。
コイズミ
コードレスマルチファンKCF-1593
実勢価格:5290円
評価はこちら。まずは風の出方です。
まっすぐ伸びる風です。

総評はこちらです。

風速:◎
静音性:◎
使い勝手:○
風速は1.3m/s。騒音は46.2dBと全製品中一番優秀でした。静音性にこだわるなら、コレです!
  • 2017年モデル
    PCF-C18TはA評価
アイリスオーヤマ 
PCF-C18T サーキュレーター 上下左右首振りタイプ
実勢価格:6170円
遠くにいても風を感じます。自動で上下左右に風を回すので、素早く空気を攪拌してくれます。
(※写真は合成です)
静かなのにハイパワー。風がかなり遠くまで届くのに、音がすごく静かなんです。
  • 直進性の高い大風量を
    8の字首振り機能が活かす!
風量はスゴイですが、音の大きさや上下の首振りに自由さがないなどの欠点も。音が比較的気にならないオフィスで使うのにオススメなモデルです。
ツインバード
KJ-D997B
実勢価格:6378円
テープの下側だけが直線的に上がり、強力な直進性があることがわかります。お手本のような風。動作音はややうるさめです。
特徴のひとつはこの8の字首振り。大きく上下左右に動くおかげで部屋の空気を立体的に撹拌することができます。ただし、首は真横に向かず、上下も3段階に狭くしか動かないなど欠点も。
  • 風量はベスト! ただ音も
    とにかく大きい「山善」
風速は1.5m/sと最速クラスで、風の出方も一番真っすぐだったのが「山善」です。ただそれと引き換えということか、騒音も53.0dB(A)と最大。料理をしているときなど、そこまで静音性を重視しないような場面などに使うといいかもしれません。
山善
サーキュレーター AAR-JSN15
(Amazon.co.jp限定)
実勢価格:6472円
総評はこちらです。

風速:◎
静音性:△
使い勝手:△
風の出方も直線的です。静音性や使い勝手には目をつぶり、とにかく風量を重視したい! という方にはおすすめです。
  • コンパクトなのにパワーは十分
    アイリスオーヤマPCF-HD15N 
アイリスオーヤマ 
PCF-HD15N コンパクトサーキュレーター 固定タイプ
実勢価格:2091円
他機種と比べて本体がかなり小さいのに、強い風です。5分だけでほんのり空気が変わったのを感じられます。ブーンという動作音が気になってしまいますが、それ以外は○。コスパも良く、買っても良い機種です。
  • 3000円台の安さは魅力でも
    風にムラありの「maxzen」
maxzen「3DスイングDCサーキュレーター」は、風速、静音性、首振りも首振りも上下90度、左右60度とと、3000円台という価格にしてはそこそこだったものの、風の出方がまっすぐではなく、ムラも多いという残念な結果になりました。
maxzen
3Dスイング
DCサーキュレーター
CLJ-MX121WH
実勢価格 3980円
評価はこちら。まずは風の出方です。スモークを見ると風の出方が真っすぐではなく下向きです。これでは部屋の空気をかき回すのはむずかしいです。
総評はこちらです。

風速:△
静音性:○
使い勝手:△
  • 静かだけど…風に勢いが
    なさすぎる「オーム電機」
「オーム電機」は、他の製品と比べると明らかに風速が劣るのが難点でした。風の向きが真っすぐではなく上向きなのもイマイチ……。静音性はそこそこあり、比較的安価で買えますがわざわざ選ぶメリットがなさそうです。
オーム電機
サーキュレーター
リモコン式
FF-SQ23RM 
実勢価格:3990円
風の向きは上向きです。しかも風が弱くスモークが隅まで伸びていません。
総評はこちらです。

風速:△
静音性:○
使い勝手:△
  • 2017年モデルZEPEAL
    DA-A200GはC評価
ZEPEAL
自動首振りサーキュレーター DA-A200G
実勢価格:4740円
他機種と比べると近くへのパワーはある方ですが、遠くまで届きにくいのが惜しいところ。風はまぁまぁの勢いですが、片手で持ち運べないことと、動作音がうるさいのが難点でした。
  • 以下、販売終了モデルの評価です
続いて、すでにネット通販などでも販売終了となっているモデルです。紹介文は、初出時のままです。
  • 「中」モードでもかなりの風力
    個室置きにピッタリです
アイリスオーヤマ
ENC-15K
検証時価格:5794円
そこそこの風力とまずまずの静音性を併せ持つバランスにすぐれた1台。コンパクトなサイズで、個室にピッタリです。写真は「中」モードですが、かなり強めの風力です。「強」モードで4m近くまで風が届きました。径が小さいためか、騒音はそこまで気になりません。
  • リモコン付きではかどります
    リビングで使いたい一台
アイリスオーヤマ
CFA-153
検証時価格:7280円
タイマーにリモコンと、基本的な機能を全部盛りした機種。風力は十分なので「もしかしたらリモコン必要かも」と不安な人はこの機種を選ぶのがオススメです。4m近くまで風が届くので、リビングなどに設置しても活躍します。
  • パワーは他のアイリス製同様◎
    タイマー付きで便利です
アイリスオーヤマ
ENC-20KT
検証時価格:5022円
少し他のアイリスの機種と形状は異なりますが、パワーはほとんど同じ程度。少しカバーが外しにくいのは難ですが、タイマー付きなのは利点です。
  • 可動域の広さが強み
    大音量は厳しめ「NuoYo」
NuoYo
サーキュレーター 改良版 
検証時価格:6990円
「NuoYo」のサーキュレーターは、一定の範囲のかき混ぜが得意なタイプ。可動域が広く上下の送風が優秀で、天井が高い部屋に向いています。真上に向ければ、下から洗濯物を乾燥するのにも最適です。ただし、最大騒音はチョット厳しめ……。
  • 最大の問題は耳障りな風切音
    それ以外にも不満は多い
±0
circulator XQS-W310
検証時価格:9978円
スペックだけみれば良さそうですが、やけに奥行きのある本体や自分で自由にできない上下の首振りなど、ところどころがっかりな製品といえます。風量の2からプロペラ機のような風切音が耳障りで不快。
  • 土台の不安定さなど
    気になる点が多いモデルです
山善
YAS-KN182
検証時価格:3890円
上の本体と回転する台の大きさが異なり少しふれるとグラグラしてしまうのが気になります。

以上、サーキュレーターのおすすめランキングをご紹介しました。夏場にとりあえず買ってしまった方も、これから新調を考えている方もぜひご参考にしてみてくださいね。

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