AV機器 しっかり使いこなせる! iPad&iPhoneの最新活用術

iPad&iPhoneの最新活用術

最新iPad Proが登場し、買うかどうか悩んでいる人は多いのでは? ただ、iPadを買ってもネットサーフィンするだけで「もちぐされている」人もたくさん。さらには、iPhoneでさえ使いこなせていないという人も……。

そこで、iPad・iPhoneの「最新活用術」を大公開! 自分にベストな選び方をはじめ、上手く使いこなせる方法やアプリ、アクセサリなどを紹介します。

今回は、完全ワイヤレスイヤホンのテストでずっと1位を獲得してきたSONY「WF-1000XM3」と新発売の後継機SONY「WF-1000XM4」を徹底検証しました。

なお、検証には東京音研放送サービス代表の原田裕弘さんとサウンドプロデューサーの大澤大輔さんにご協力いただきました。

S評価 音にこだわるiPhone派にもベスト! SONY「WF-1000XM4」

S評価:SONY「WF-1000XM4」

SONY
WF-1000XM4
実勢価格:3万1574円

重量:約7.3g(イヤホンのみ) 電池持続時間:[NCオン]最大8時間[NCオフ]最大12時間 Bluetoothバージョン:5.2 コーデック:SBC、AAC、LDAC 防水性能:IPX4

▼テスト結果
 低音域の質 :18.0点/20点
 中音域の質 :17.5点/20点
 高音域の質 :17.75点/20点
 ダイナミクス:18.0点/20点
 装着感   :8.5点/10点
 遮音性   :9.0点/10点
 合計    :88.75点/100点


2019年にソニーが「WF-1000XM3」を発売した際、ネットを疑う家電購入ガイド『家電批評』は、その音質を「しばらくソニーの一人勝ちだろう」と高く評価しています。実際にXM3は『家電批評』のランキング1位を2年近く守り続けてきました。

そして、ついに後継機であるSONY「WF-1000XM4」が発売。音質が抜群で、モニターライクな自信さえうかがえる神機です。ソニーの個性を感じる音場感ですが、とても気持ちよく聴けます。音質、ノイキャン、使い勝手、すべての面で前モデルを上回り、ベストバイを更新! ソニーの妥協を許さない技術開発に脱帽です。

ただし、耳の形にフィットしないと中~高音域がシャキッとせず、優しい音になったと感じるかもしれません。店頭でフィット感を確認してから購入を検討しましょう。

ポイント1:自社開発のプロセッサーV1で高音質を実現

プロセッサーV1

最高品質のチップを搭載! 高音域でのノイズキャンセリング性能が向上しました。

ポイント2:個人最適化で空間表現をより忠実に再現

SONY「WF-1000XM4」検証2
SONY「WF-1000XM4」検証3

360 Reality Audioを搭載。リアルな臨場感で音楽体験できます。アプリで耳の形を撮影し最適化します。

ポイント3:軽量化されたコンパクトデザイン

SONY「WF-1000XM4」検証4

耳の接触面を増やすような形状設計でイヤホンが小さくなりました。耳からピョコンがありません。

ポイント4:イヤホンを装着したまま会話ができる

SONY「WF-1000XM4」検証5

イヤホンをわざわざ外す必要なし! 声を認識すると音楽を一時停止し、外音取り込みに切り替わります。

ポイント5:小さく肌触りもいい

SONY「WF-1000XM4」検証5

小型で使い勝手がいいです。イヤーピースはポリウレタン製のみ。

A+ 価格安が入手の狙い目! SONY「WF-1000XM3」

SONY「WF-1000XM3」

SONY
WF-1000XM3
実勢価格:2万6030円

▼テスト結果
 低音域の質 :17.0点/20点
 中音域の質 :17.0点/20点
 高音域の質 :17.5点/20点
 ダイナミクス:18.0点/20点
 装着感   :8.0点/10点
 遮音性   :8.5点/10点
 合計    :87.0点/100点


SONY「WF-1000XM3」は、全体的にバランスがよく高品質な音でワイヤレスイヤホンを牛耳ってきた“元祖神機”。しなやかさの中にも心地よいエネルギーをまとっており、全体的に質が高いです。型落ちとはいえ高評価は覆りません。

SONY「WF-1000XM3」2

大きく武骨なのが唯一の欠点。イヤーピースはポリウレタンとシリコンがあります。

AV機器 【まとめ】XM3の音が派手すぎると感じたらXM4がおすすめ!

【まとめ】XM3の音が派手すぎると感じたらXM4がおすすめ! イメージ

XM4は単純な後継機ではなく音は完全に別物。XM3のエネルギッシュな反面やや狭さを感じるサウンドから、開放感があるきめ細やかなサウンドに進化しました。

低音域が多めでソフトで、より低い音まで出るようになりました。中~高音域は控えめで耳障りな印象はなく、高音域の遠近感も大きく改善されています。XM3を派手すぎると感じていた人も気持ちよく音楽に入り込めるはずです。

なお、『家電批評』2021年8月号ではこの2製品だけでなく、ほか10製品を加えた12製品で比較を行っています。結果はやはり今回紹介したソニーの2製品が1位、2位でした!

AV機器 高品質イヤホンの売れ筋ランキングもチェック!

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スマートフォン 『家電批評』2021年8月号

『家電批評』2021年8月号

晋遊舎
『家電批評』
2021年8月号
実勢価格:700円

『家電批評』2021年8月号では、「iPadを持ち腐れない最新活用術」の特集を掲載しています。こちらもチェックしてみてください。