しっかり使いこなせる! iPad&iPhoneの最新活用術

新型iPad

最新iPad Proが登場し、買うかどうか悩んでいる人は多いのでは? ただ、iPadを買ってもネットサーフィンするだけで「もちぐされている」人もたくさん。さらには、iPhoneでさえ使いこなせていないという人も……。
そこで、iPad・iPhoneの「最新活用術」を大公開! 自分にベストな選び方をはじめ、上手く使いこなせる方法やアプリ、アクセサリなどを紹介します。
今回は、iPhoneで写真を極めるテクニック3「アプリ+新機能編」です。

iPhoneのカメラ、あなたは使いこなせていないかも……?

iPhoneのカメラ

スマホのカメラでも最高レベルといわれるiPhoneのカメラ。とろこが、カメラロールの中身がメモみたいな写真ばかり……という人はいませんか。使いこなせるようになれば、撮影がもっと楽しくなります!
今回ご紹介するのは、「アプリ+新機能」に関する良い写真を撮るための3つのポイント。デジカメライターの荻窪圭さんに教えていただきました。

ポイント1:レタッチは純正のカメラアプリで十分

“レタッチ作業”なんて言うとちょっと難しそうですが、やることはiPhoneの標準カメラアプリでゲージをちょちょいといじるだけ。ちなみにプロがよく使うのは、以下の調整項目です。

iPhone撮影テクニック1

全部iPhoneのカメラアプリにある!

荻窪圭 氏
デジカメライター
荻窪圭 氏 のコメント

最初に写真の傾きを補正したら、次にブリリアンスを強めにするのがポイントです

ポイント2:純正以外のカメラアプリなら「Lightroom」がおすすめ

標準カメラアプリでも十分撮影できますが、水準器がなく、自分で調整できる項目も少なめ。サードパーティ製のアプリを使うなら、Adobe「Lightroom」がおすすめです。

iPhone撮影テクニック2

標準アプリと同じように、RAWで撮って同一アプリ上で編集まで行える使いやすさも魅力。

荻窪圭 氏
デジカメライター
荻窪圭 氏 のコメント

意外と知られていませんが、写真編集アプリ「Lightroom」のカメラ機能が高性能です

ポイント3:Apple Pro RAWで調整の幅を広げる

iPhone撮影テクニック3

最新モデルのiPhone 12 Proと12 Pro Maxを持っているなら、新機能の「Apple Pro RAW」も使いたいところ。露出やカラーバランスなどの調整幅が広がるので、明るさや色が極端なシーンで撮影した写真のレタッチで効果を発揮します。

iPhone撮影テクニック4

「Apple Pro RAW」を使うと、以下のようになります。

iPhone撮影テクニック5

色や明るさが極端なシーンで役立ちます!

【まとめ】便利なアプリ、新機能で写真の品質がアップ!

iPhone撮影テクニック6

以上、iPhoneで写真を極めるテクニック3「アプリ+新機能編」でした。ちょっとした調整や新機能、便利なアプリを使うだけで、スマホの写真のクオリティは劇的に上がります。ぜひ試してみてくださいね。
こちらもあわせてご覧ください。
▼iPhoneで写真を極めるテクニック:1「自撮り編」・2「事前の準備編」

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