【最新EV自動車】メルセデス・ベンツ「EQC」はベストバイになり得る万能型でした|実走レビュー【2】
選び方
the360.life編集部
the360.life編集部/Test by 家電批評編集部
公開日: 2021年05月27日

【最新EV自動車】メルセデス・ベンツ「EQC」はベストバイになり得る万能型でした|実走レビュー【2】

注目を集めているEV(電気自動車)ですが、現状の実力はどうなのでしょうか? 今、購入できる人気車種10モデルを一気に実走テストし、本音でレビューします!メルセデス・ベンツ「EQC」の後編は、インテリアやコネクテッド、先進装備などを解説します。

カーナビ伝道師
高山正寛 氏
カーナビやITS、先進技術が得意分野で、デジタルガジェットにも精通。自動車評論家としても活躍中で、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。
本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。


※情報は『家電批評』2021年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

自動車 電気自動車、現行車種10モデルを試乗しました

ここ数年で急速に進化をしているEV(電気自動車)。興味はあるけど「実際に乗ってみたらどうなんだろう?」と思っている方も多いかもしれません。

そこで今回は、未来のクルマの現実を探るため、現在購入できるEVの中でも人気モデルを10台実走し、その内容をプロと編集部が本音でレビューしました!

今回は「ファーストカー」タイプの中から、メルセデス・ベンツ「EQC」をレビュー。「インテリア」「コネクテッド」「先進装備」をチェックしていきます。

▼メルセデス・ベンツ「EQC」の「走り」「取り回し」「バッテリー」についての前編記事はこちら。

自動車 満を持して発売されたファーストカー メルセデス・ベンツ「EQC」

メルセデス・ベンツ
EQC
実勢価格:1040万円~

サイズ・重量:全長4770×全幅1925×全高1625mm・2500kg
駆動方式:4WD
電動機:交流誘導電動機/定格出力145kw
最高出力:408ps/4160rpm
最大トルク:765Nm/0-3560rpm
バッテリー容量:80kWh
走行可能距離(WLTCモード):400km
タイヤサイズ:前235/50R20/後255/45R20

▼評価
一充電走行距離:400km~
電費:3.2km/kWh(一般道)5.7km/kWh(高速)
バッテリー:◎
走り:◎
取り回し:◎
コネクテッド:◎
先進技術:◎
総合評価:A+
メルセデス・ベンツ「EQC」は、試乗してまず感じたのが「ああ、やはりメルセデスだなあ」という点です。いささか抽象的ですが、メルセデス・ベンツのガソリン&ディーゼル車から乗り換えても、クルマを操っている感覚も含め、正確なハンドリングや取り回しのしやすさなどが利点としてあります。

電費に関してはパフォーマンスとトレードオフの部分はありますが、それでも絶対的なバッテリー容量により、航続距離でストレスは少ないと感じました。

自動車 インテリア:メルセデスの流儀に沿った機能性

プレミアムモデルゆえに快適性の高さは当然ですが、オススメはメーカーオプションの「レザーエクスクルーシブパッケージ(試乗車には未装着)」。上質な本革仕様に加え、前席にはシートベンチレーターとリラクゼーション(マッサージ)機能も搭載。1回体験するとクセになる気持ち良さです。
モノグレードですが、オススメは快適装備が充実した「レザーエクスクルーシブパッケージ」です。質の高い本革シートや高音質のオーディオ、そしてリラクゼーション機能はぜひ体感してほしいです。価格は65万円高ですが、付けて損のない魅力的装備です。着座感は最高! 快適性も上質です。

MBUXを始めとした各種操作は多機能なステアリングスイッチのほか、タッチパッドで行います。直感的に使えるのですぐに慣れました。
大型液晶パネルは最近のトレンド。
タッチパッドも大型で使いやすい!

自動車 コネクテッド1:「ハイ・メルセデス!」はさらに進化

2018年10月から日本で販売されている新型Aクラスから導入された最新のインフォテインメントシステムが「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」です。
最大の特徴は自然対話式の音声認識機能で、テレビCMなどでも話題となった「ハイ、メルセデス」と発話するだけで各種機能を音声で操作できる点にあります。
Aクラスが発売された当初は「メルセデスっていいクルマだよね~」とか会話しただけで「どうぞお話しください」と反応していたユーザーインターフェースも改善されて、使いやすさが向上しています。

エアコン操作も「寒いんだけど」という語彙レベルでも反応して車内の温度を調整してくれますし、ユーザーの嗜好を学習する予測提案機能も搭載します。
さらにEQCの場合、充電スタンドの場所が重要ですので「充電スタンドを探して」や「あとどの位走れる?」といった問いかけにも反応。充電スタンド検索は事前に利用状況もわかるので非常に便利な機能と言えます。

自動車 コネクテッド2:スマホアプリも進化! 機能もアップデート!

スマホからの遠隔操作は専用アプリである「Mercedes me アプリ」を使います。リモートスタートやリモートドアロック&アンロックやエアコン操作も可能。充実した内容と言えます。
2020年12月に最新版にアップデート。アプリ自体は階層も浅く、基本機能はトップ画面から簡単にアクセスすることができました。

自動車 先進装備:トップレベルの安全装備を搭載

インテリジェントドライブと呼ばれるメルセデス・ベンツの先進運転支援システム。内容としては現在考えられる機能をほとんど網羅しており十分満足です。
全車速対応のACCに該当する機能は、ステアリング右側に組み込まれたスイッチで、ほとんどの操作を直感的に行うことができます。

自動車 まとめ:ベストバイにもなり得る万能型EVモデル

EQC自体はとにかく静粛性が高いのが最大の美点と言えます。前述した乗り味にプラスしてこの静粛性の高さは大きなアドバンテージと言えるでしょう。

さらに先進運転支援システムに関しても、車線変更をウインカー操作だけで行える「アクティブレーンチェンジングアシスト」など、将来の自動運転を見据えた機能も体感できます。

結論としては、高い完成度とメルセデスの流儀に沿った機能的な装備、上質な走りから、価格はともかくEVのベストバイにもなり得る万能型でした!

以上、メルセデス・ベンツ「EQC」の「インテリア」「コネクテッド」「最新装備」のご紹介でした。

自動車 『家電批評』2021年5月号

晋遊舎
『家電批評』
2021年5月号
「家電批評」2021年5月号の特集「電気自動車10大メーカー グランプリ2021」では、この他にも本音レビューを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • hatena
  • pocket

関連記事