ハイブリッドバイク「グラフィット」は自転車か、電動バイクか?|「家電批評」がガチ通勤してレビュー【前編】
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公開日: 2021年05月10日

ハイブリッドバイク「グラフィット」は自転車か、電動バイクか?|「家電批評」がガチ通勤してレビュー【前編】

三密回避に自転車通勤を始める人も増えている昨今、話題になっている次世代ハイブリッドバイク「グラフィット GFR-02」。和歌山のメーカーがクラウドファンディングで発売した、原付・自転車兼用の乗り物なんです。『家電批評』編集部員による一週間レビューの前編として、まずはその機能を紹介します!

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※情報は『家電批評』2021年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

自転車 発売3日で即完売の「グラフィット」って?

運動不足解消や三密の回避のために、自転車通勤しているという方も増えてきているようです。

さわやかに自転車出勤もいいなあと思うのですが、毎朝ふつうの自転車で30分以上漕ぐとなるとそれはそれで疲れそうで、ちょっと躊躇しませんか?
そこで今回ご紹介するのが、見た目は自転車、中身はEV原付という「ハイブリットなバイク」なんです。

和歌山の乗り物メーカー「glafit」が、2017年にクラウドファンディングサイト「マクアケ」で1億円超えの支援金を獲得し、発売した折りたたみ式電動バイク「グラフィット」。第1世代は発売から3日も経たずに即完売したというすごい製品です。

そして、第1世代の登場から3年後の昨年11月、フルモデルチェンジをした第2世代「GFR-02」が発表されました。
glafit
GFR-02
実勢価格:19万8000円
サイズ:全幅600×全長1250×全高950mm(展開時)、全幅450×全長650×全高600mm(折りたたみ時)
最高速度:約30km/h(※)
フル充電時の走行距離:約25km(※)
タイヤサイズ:14×2.125
バッテリー:リチウムイオンバッテリー
充電時間:約3.5時間
※運転者の体重、斜度、走行状況や使用状況により異なります
第1世代のユーザーの声をもとに、発進時の手軽さ・ミラーの視認性・折りたたみやすさなどを改善。さらにパナソニックと共同開発した電池は、正確な電池残量表示や燃費の良さを実現したそうです。

発売する頃(2021年中の予定)には、ナンバープレートを専用パーツで覆えば、自転車としても使用可能になる予定とか。
通勤の新定番になるか、1週間使ってガチレビュー!
そこで、2月の先行予約で500台がすべて受付終了となった本機を、編集部員(女性)が実際に通勤に使ってみました。

前編の今回はその機能と、使ってみてわかった優秀ポイントをご紹介したいと思います。

自転車 原付×自転車「グラフィット」の機能をチェック!

グラフィットは、自転車とバイクが融合したハイブリッドバイク。ガソリンではなく電気で走るEVバイクですが、必要なときは自転車に切替えて使用できるのが特徴です。

見た目としては、ナンバープレート以外はほぼ自転車。ロゴがプリントされているフレーム部分にバッテリーを収納しています。

機能1:原付モード搭載

原付モードが搭載されているため、扱いは原付と同じ。第一種原動機付自転車の運転免許が必要です。

電源を入れると、最大速度10㎞モードと30㎞モード、さらに一般的なアシストなしの自転車モードが選べる状態になります。スピードは最高30km/hで、原付モードか自転車モードかに関わらず、ヘルメットの着用も常時必須。

機能2:フル充電で約25km走れる

運転者の体重や走行状況にもよりますが、1回の充電で約25km走れる仕様です。

駐輪場に電源がない場合は、バッテリーだけ外して室内でも充電可能。今回は車で約20分の距離(5km)を往復して使い勝手をテストしました。

機能3:原付の感覚で迷いなく使える

見た目は自転車ですが、ハンドル部分は原付と一緒。右手側にあるアクセルを手前にひねれば発進。また発進方法はもう1つあり、ペダルを少し踏み込んでもOKです。
ブレーキの感覚は自転車と似ています。急にブレーキをかけると急停車気味になりますが、慣れればゆるやかに止まれます。

機能4:ナンバープレートにカバーを付ければ自転車に

自転車モードで走行するときは、バイクの電源をOFFにして専用カバーパーツでナンバープレートを覆います。

こうすれば普通自転車扱いになり、一方通行道路や歩道を走ってもOKです。

※2021年夏メドに、glafitのバイクに後付けすることでバイクと普通自転車の切り替えを可能にする新機構「モビチェン」(モビリティカテゴリーチェンジャー)の販売を始まる予定で、モビチェンを後付けしなければ法律上の区分では原付であるため、車道しか走ることができません。

機能5:折りたたんで玄関や車に収納可能

バイクなのに便利なのが、折りたためてしまうところ。
本体は半分に、さらにハンドル部分は折って2回折りたためます。
ただし20㎏あるので、女性が扱うにはギリギリの重さかもしれません。

自転車 乗り心地自転車だけど、全くつかれない!

今回、日ごろは車移動が多い編集部員が一週間グラフィットで通勤してみました。

使ってみてまず感動するのは、会社に着くまでの30分の道のりが、まったく疲れないということ。

アクセルを使えば一度も漕がずに目的地にスイ~ッと到着です。あくまでも乗り心地は自転車なのでちょっと不思議な感覚ですが、風がとにかく気持ちいいんです……!
漕がないことがこんなにラクなんて!
ガソリンの原付と比べると速度はゆっくりですが、走り心地はラクチン。たまにUber Eatsの自転車に追い越されることもありましたが、必死に漕いで坂を上る自転車を横目に汗ひとつかかずに上ることができるのはうれしいところ。

家電批評編集部員 プロが本音でテストする家電購入ガイド
家電批評編集部員のコメント

原付の気持ち良さとラクさは健在! 春~秋は特に最高です。

ちなみにライトは自転車並みです

夜間はライトをつければ、一般的な街灯のある道であれば安心して走れます。本当に真っ暗な道ならライトをもう一つ足すといいかもしれません。
以上、ハイブリットバイク「グラフィット」の主な特徴をご紹介しました。自転車よりラクチンでバイクより手軽で良さそうですが、一週間使ってみるといろいろとわかったこともありました。

後編では、試してわかった惜しいポイントも含めて、さらに詳しくレビューします!
▼クロスバイクのおすすめランキング21選はコチラ

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