買って損しない!暮らしが快適になる最新家電を紹介

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スマートフォンや電子レンジ、カメラなど、生活必需品から趣味を楽しむものまで、私たちの暮らしに欠かせない家電は日々進化を続けています。

そこで、「安い家電は欲しい」けれど「せっかく買うなら妥協したくない」という人のために「絶対に買って損しない」最新コスパ家電をご紹介。責任をもってテストし、見つけた、暮らしがワンランクもツーランクもアップする製品を発表します!

今回は、格安ノイズキャンセリングイヤホン22製品の音質を比較し、5000円以下ながらS評価を獲得したCOUMI「True Wireless Earphones COUMI TWS ANC-860」です。

U5000円のハイコスパイヤホン!「COUMI」

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COUMI
True Wireless
Earphones COUMI TWS
ANC-860
実勢価格:4999円

アンカーやファーウェイ、パナソニック、MPOWなど各メーカーのおおむね1万5000円以下の格安ノイズキャンセリングイヤホン22製品の音質を比べてみたところ、最高のS評価を獲得したのがCOUMI「True Wireless Earphones COUMI TWS ANC-860」

スペックも音質も5000円以下という価格を考えれば十分すぎる品質で、まさに安くて良い製品です。1年前に1万円を切って話題になっていましたが、ついに半額レベルになっているんです。

U5000円のハイコスパイヤホン!「COUMI」 イメージ2

初期はソニーの独壇場だったノイズキャンセリングイヤホン市場。しかし、アップルやファーウェイなどスマホメーカーが参入を経て2020年から格安機が登場しました。

ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンは高価でなかなか手が出ないという印象でしたが、この1年で価格が劇的に下がっています。

▼ノイズキャンセリングイヤホンの価格(最安)推移の図

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その理由はイヤホン内部でさまざまなデジタル処理を担うチップ。定番だったアメリカのクアルコム製のチップより低コストなチップが台湾や中国の半導体メーカーから登場し、価格を抑えてもノイズキャンセリング機能を組み込める環境が整ってきています。

それでは、COUMI「True Wireless Earphones COUMI TWS ANC-860」のどこが優れているのか、おすすめポイントをご紹介していきましょう。

COUMIおすすめポイント1:格安なのに地下鉄でも静か!

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▼ノイズキャンセリングの検証結果
【街中の騒音:○】
人の声や車の走行音などがする路上でで試聴。騒音が遠ざかって減ったような聞こえ方です。

【地下鉄乗車中の騒音:○】
走行音やアナウンス音がする電車内。アナウンスなど中~高音域は残りますが走行音は低減できました。

ノイズキャンセリングは音質に少なからず影響を与えることがあります。本機もノイズキャンセリングをONにすると、中低域の余韻が長く、少しだけしつこく感じます。うるさくない場所ではOFF推奨です。

原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏 のコメント

効き目は強すぎず弱すぎずで、ノイキャンの不快感も少なく通勤通学時に使うのにオススメ!

COUMIはハイブリッドタイプのノイキャンを搭載!

ノイズキャンセルの仕組みは騒音を測定するマイクの配置で「フィードフォワード」方式と「フィードバック」方式に大別されます。

イヤホンの外側にマイクがあるのがフィードフォワード方式、内側にあるのがフィードバック方式で、耳の近くで計測するフィードバック方式のほうが高精度にノイズを減らせます。この両方を併用してより効果的なノイズキャンセリングを目指すのがハイブリッドタイプです。

COUMIはハイブリッドタイプのノイキャンを搭載! イメージ
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2020年、U1万円を切って話題になったMPOWはフィードフォワードのみのノイズキャンセリングでしたが、COUMIはMPOWより低価格ながらもっとも複雑なハイブリッドノイズキャンセリングを採用。この点だけでもお買い得です。

COUMIおすすめポイント2:格安なのに大健闘!音質も合格点

▼検証結果
低音域の質 :14.25/20点
中音域の質 :14.25/20点
高音域の質 :13.75/20点
ダイナミクス:15.0/20点
装着感   :7.0/10点
遮音性   :7.5/10点

総合    :71.75/100点

今回、「低音域」「中音域」「高音域」「ダイナミクス」という音質の4項目を各20点満点、また「装着感」とノイズキャンセリングによる「遮音性」を各10点満点、合計100点満点として集計しました。

その結果、音にきらびやかさがあれば、さらに得点は伸びていましたが、それでも全22製品中2位の実力。音にはふくよかさがあり、バランスがいいのでとても聴きやすいイヤホンといえます。

▼音の傾向

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音のバランスは低域寄りですが、いろんな種類の音楽に対応できるサウンドでした。

▼音の表現

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音の表現は、丸みを帯びさせた広がりがある音像でした。

大澤大輔 氏
サウンドプロデューサー
大澤大輔 氏 のコメント

ふくよかなイメージがする音。自然で美しく好感が持てます。

COUMIおすすめポイント3:見た目も機能も安っぽくない!

COUMIおすすめポイント3:見た目も機能も安っぽくない! イメージ

COUMI「True Wireless Earphones COUMI TWS ANC-860」のスペックは格安中華製イヤホンとは思えないほど高く、Bluetooth規格も5.1を搭載し、Type-Cの接続で急速充電も可能です。

ケースから出すだけでペアリングモードに移行するので初期設定も簡単。タッチ操作もしやすく、格安とは思えない良好な使い勝手です。

1:Type-C充電のイマドキ仕様

1:Type-C充電のイマドキ仕様 イメージ

コスト削減のためType-Bを使用しているものもありますが、本機はType-Cを使用しています。

2:ノイキャンONは左耳をタッチ

2:ノイキャンONは左耳をタッチ イメージ

丸い部分をタッチ! 左はノイズキャンセリングのONとOFFの切り替え。右は曲のスキップなどです。

3:IPX7相当の防水性能

3:IPX7相当の防水性能 イメージ

イヤホン本体は雨や汗で濡れても安心な防水仕様です(ただし、ケースは防水非対応)。

4:予備もあるイヤーピース

4:予備もあるイヤーピース イメージ

イヤーピースは独特の形状。3つのサイズが用意されています。市販のイヤーピースとの互換性がないことへの配慮か各サイズともひと組ずつ予備がありました。

【まとめ】U5000円でも"ちゃんとしたノイキャン"でした

【まとめ】U5000円でも"ちゃんとしたノイキャン"でした イメージ

現在、ノイズキャンセリングイヤホン市場でトレンドとなっているのがリアルテックなど台湾製のチップを使用した激安中華製イヤホン。

今回ベストバイを獲得した「COUMI」製イヤホンも高価なクアルコムのチップを採用せずリアルテック製を採用しています。そして、特筆すべきは、スペックのみならず音作りのレベルも上がってきていること。

これまでは本当に騒音をカットしているのかわからないようなノイズキャンセリング性能だったり、音質の低いイヤホンばかりでしたが、今回行った検証では、音質評価でパナソニックやJVCケンウッドを上回る得点を獲得しました。

COUMI「True Wireless Earphones COUMI TWS ANC-860」は“粗悪な中華製イヤホン”というイメージを覆す結果を出しました。

気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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