


the360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
公開日: 2017年11月24日
【この100均がスゴイ】そっくり文房具、本家と比べたら……
安かろう悪かろうと思われがちな100均の文房具ですが、最近は品質が向上し、メーカー品に負けないクオリティの商品も見られるようになってきたとの噂が。そこで、実際に100均の文房具とそれにそっくりなメーカー品とを実際に使って比較。これは「買い」の逸品と「買ってはいけない」残念グッズを仕分けしました!
ライトユーザー必見
価値ある100均ペンありました
デジタル時代になりましたが仕事に勉強にまだまだ大活躍のペン。書き味にこだわると何千円、何万円と掛かりますが、そんなメーカー品と100均のペンが同じような書き心地だとしたら、お得感は半端じゃないですよね。 とはいえ、いきなり100均の方がいいんだよ、と言われても怪しく感じてしまうでしょうから、そこで今回は100均のペンとメーカー品の書き味を比較してみました。お得な噂の真相を確かめました。
ダイソーの万年筆は買って良し
書き心地良しでコスパ最高

ダイソー 万年筆 カートリッジ式 実勢価格:108円 ダイソーの万年筆はメーカー品と比べても、ペン先のズレが少なくて書き心地滑らか。本体もアルミ製で、とても108円には見えません。これから万年筆デビューをしてみようという初心者の方にもメーカー品の前にぜひ試して頂きたい1本です。 [ダイソー]

[メーカー品]

セーラー万年筆「ハイエース ネオ」と比べました。どちらもスラスラ書くことができて、ペン先の硬さも同じくらいでした。

特に引っ掛かりの強いクラフト紙でも、スムーズな書き心地を維持しています。安い万年筆特有の液ダマもなく、文句なく合格点をあげられます。 念のため言っておきますが、決してセーラー万年筆の書き心地が悪いわけではありません。
濃いめの色で手帳が映える
ダイソーのゲルインクは買い!

ダイソー パステルカラーゲルインク ボールペン 6本 実勢価格:108円 手帳や日記を華やかに演出するインクペンはダイソーのゲルインクボールペンがオススメ。色味が濃く、一目で分かりやすい為、スケジュールごとに文字色を分けたりするのに重宝します。6本で108円と一本あたりのコスパが高く、気兼ねすることなく使っていけます。 [ダイソー]

[メーカー品]

比較したジュースのパステルカラーセットは、色が淡く、デコレーションやイラストに使うのが最適。文字を書くならダイソーの方が断然使いやすいです。
色はほぼ同じ
太線派はダイソーで十分

ダイソー マーキングペンパステルカラー 実勢価格 108円 ラインを引いたりするのに便利なラインマーカーの発色は、メーカー品と見分けがつかないほど。比較したゼブラのマーカーとの違いは細い線を引くペン先の有無に集約されますが、太線しか引かないのであればダイソーのもので十分事足ります。 [ダイソー]

[メーカー品]

実際に並べてみてもこの通り。肉眼ではその発色の違いを見分けることはできないレベルです。
電動字消しは100均の方が
使いやすくてしっかり消せる!?

ダイソー 電動字消し 実勢価格:108円 全体のつくりやモーターの回転数もメーカー品と変わらない100均の電動字消し。その最大の違いはスイッチ部分でメーカーがスライド式の、OFFにするまで動き続けるタイプなのに対し、100均のスイッチは押している間だけ動くタイプになっています。 小さな文字をピンポイントで消すなら、こまめなON/OFFがやりやすい100均に軍配が上がります。 [ダイソー]

[メーカー品]

消しゴムとしての機能は同程度。メーカー品は広い範囲を消す時に使うと便利でした。
本体の重さがネック
軽めのセリアが使いやすい

セリア 2mm芯シャープペンシル 実勢価格:108円

ダイソー シャープ鉛筆 2mm 実勢価格:108円 巷で流行の太芯シャープペンシルも100均アイテムにラインナップされています。こちらは元々が製図用ということもあり、メーカーとダイソーは本体が金属製でずっしりと重い作りになっています。セリアは唯一プラ製で普段使いをするなら、セリアを使うといいでしょう。 [ダイソー&セリア]

左がダイソー、右側がセリアで書いたものになります。ダイソーは本体が重く、握りがフラットで疲れやすい印象でした。 [メーカー品]

メーカー品も金属製のため、使っていると重さが気になりました。 実際に使ってみても100均の筆記用具はメーカーと比較しても決して見劣りすることはありませんでした。この安さでしっかり使える商品はまだまだたくさん眠っています。気になる商品は迷わず生活の中に取り入れてみてください。
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