見守り、防犯に活用できる リーズナブルな製品をテスト

これまで、本格的な防犯カメラシステムに匹敵する設備がいるなど導入のハードルが高かったネットワークカメラ。しかし、比較的安価なカメラとWiーFiを駆使することで、手軽に利用できるようになっています。

マーケットを見ると、個人向けの製品は1万円前後の製品が売れ筋の様子。今回は安価で手軽に中継できるモデルから、一体どれを買ったら良いのかをテストしてみました。

見守り、防犯に活用できるリーズナブルな製品をテスト イメージ

広角レンズだから 広範囲が写せる!

アイ・オー・データ:TS-WRLP:ペット:ウェブカメラ:スマホ:子ども:見守り

アイ・オー・データ
TS-WRLP
実勢価格:1万2000円
記録形式:H.264/MJPEG/JPEG
カメラ:200万画素

[テストの結果]
写り

広角レンズだから広範囲が写せる! イメージ

画角:◎84度
音声:○ 入力/出力
総評:高画質かつ広範囲の撮影ができ、価格に見合った性能を実現しています。

広角レンズだから広範囲が写せる! イメージ2

首振り機能のないカメラで重要なのは一度に写せる範囲(画角)です。TS-WRLPは他のカメラより画角が広く、84度の範囲で撮影でき、部屋のなかを広く見渡せる効果があります。

広角レンズだから広範囲が写せる! イメージ3

各種センサーを使ってリアルタイムで気温・湿度のデータが記録できます。また、音や動作、人物センサーに反応があったときのみ映像を自動保存できるので、ファイルが無駄になりにくいのもメリットです。

広角レンズだから広範囲が写せる! イメージ4

QwatchView
I-O DATA DEVICE, INC
OS:iOS、Android

ポチッと簡単! こちらのネットワークカメラ視聴アプリを使えば、スマホに保存できます。

安価ながら基本性能は充実 手軽に導入するならHiKam

HiKam:S5:ペット:ウェブカメラ:スマホ:子ども:見守り

HiKam
HiKam S5
実勢価格:5480円
記録形式:H.264
カメラ:130万画素
※現在は後継機が発売中です。

[テストの結果]
写り

安価ながら基本性能は充実手軽に導入するならHiKam イメージ

画角:○ 75度
音声:○入力/出力
総評:安価な製品ですが、カメラの画素数、画角などの基本機能がしっかり押さえられています。

機能性は高いけど サイズは小さめのCS-W50HD

PLANEX:CS-W50HD:ペット:ウェブカメラ:スマホ:子ども:見守り

PLANEX
CS-W50HD
実勢価格:9531円
記録形式:H.264/JPEG
カメラ:100万画素

[テストの結果]
写り

機能性は高いけどサイズは小さめのCS-W50HD イメージ

画角:70度
音声:入力/出力
今回のラインナップでは1番コンパクト。でも、画素数はもう少し欲しいかも。

D評価: 仕様は1世代前ですが
価格がこなれないCS-QR20

D評価: 仕様は1世代前ですが価格がこなれないCS-QR20 イメージ

PLANEX
CS-QR20
実勢価格:8354円
記録形式:H.264/JPEG
カメラ:100万画素

[テストの結果]
写り:    

D評価: 仕様は1世代前ですが価格がこなれないCS-QR20 イメージ2

画角:70.6度
音声:入力のみ

性能的には下位モデル。加えて価格がちょっと高すぎるのが気になります。

4製品をタッチしてテストしてみたところ、使い勝手には思った以上に差がありました。ベストバイは「TSーWRLP」。高画素の広角レンズを採用しており、他機種より広範囲を鮮明な映像で写せるものでした。

気温・湿度のデータをリアルタイムに記録・チェックしたり、自動録画された映像を後から確認したりもOK。これなら自宅で留守番中の子どもの様子を把握するのも役立ちそうですね。


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