【2020年】SDカードおすすめランキング10選|人気製品のコスパと速度を比較
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the360.life編集部
the360.life編集部/Test by the360.life編集部
公開日: 2020年11月20日

【2020年】SDカードおすすめランキング10選|人気製品のコスパと速度を比較

大容量化の一途をたどり、ますます安くなっているSDカード。 今回は、Amazonで買えるSDカードの中から人気の10枚をピックアップして比較検証。 その計測結果をもとにランキングを作成し「本当に使えるおすすめの1枚」を導き出しました! 選び方とともに紹介します。

ITライター
古作光徳 氏
PC関連誌の編集部を経てフリーに転身。家電批評の特別編集「Wi-Fiがまるごとわかる本2019」の執筆と編集を担当。
本音でテストする商品評価サイト
the360.life
「いい」も「悪い」もわかる場所、the360.life(ザ・サンロクマルドットライフ)。テストするモノ誌『MONOQLO』『LDK』『家電批評』から生まれた「テストする買い物ガイド」です。


パソコン 数多くのSDカードから本当に速いおすすめ製品を探しました

SDカードなんてどれを選んでも一緒でしょ?

いえいえ、同じ容量、同じ規格を持つSDカードだってメーカーやモデルによって速度は大きく変わってしまいます。ズバリ、失敗しないSD選びのコツは“速度が速く”、“コスパに優れる”製品を選ぶことにあります。

とはいえ、実際に全部試すことなんてできませんし、Amazonでは数多くの製品が溢れかえっていているため、どれを選べばいいか分からない……。という人も多いことでしょう。

ということで、今回はAmazonで販売されている製品の中から有名メーカーの製品を中心にピックアップし、ベンチマークや実使用を想定したファイル転送速度テストを実施。各製品の実力を検証しました。

パソコン おすすめSDカードの選び方は?

SDカードはPCやデジカメのみならずテレビやBDレコーダーなどの家電製品など、様々な用途で利用されるポピュラーなメディアだからこそ、種類が多く製品選びを余計に難しくしてしまっています。

しかし、せっかく買うなら「速くて安いモノが欲しい!」と思いますよね。

試して買うことができないモノだからこそ、まずは大まかな性能を把握しておく事が大切になります。そこで、ここではまずSDカードの大まかな性能を見極める方法からチェックしてみましょう。

選び方の基本(1) 実は規格によって最大容量が異なります

普段何気なく使っているSDカードですが、実は規格によって最大容量が異なります。

・SDカード:2GBまで
・SDHCカード:4GB~32GB
・SDXCカード:64GB~2TB

現在、Amazonや量販店で発売されているSDカードのほとんどがSDHCカードもしくはSDXCカードとなり、SDXCカードの読み込みに対応した機器であればSDHCカードも読めるといった具合に下位互換を持っています。

現在、市販されているPCやデジカメ、テレビなどの家電製品は、よほど古くない限りSDXC対応となっているため、互換性はあまり気にする必要はありません。

ちなみに、「128GBのSDXCカードを買ったのにパソコンで読み込んだら容量が119GBと表示される。9GB少ないのは不良品」といった意見をネットで時々見受けられますが、これは計算方法の違いによるもの。
128GBのSDカードの場合、
128GB = 128,000,000,000 バイト
→ 128,000,000,000  / 1,073,741,824 ≒ 119.2GB
という実容量でパソコン上に表示されるのは、製品自体の不良ではありません。

選び方の基本(2) パッケージを見れば大まかな速度が分かります

SDカードが持つ最大転送速度ですが、これはパッケージやWebサイトなどで公開されているスペックから確認する事ができます。

もちろん、1秒間に読み書きできるデータ容量(MB/s)が記載されていると分かりやすいですが、この記載がない製品も見受けられます。
そういった時の目安として利用したいのが「スピードクラス」と呼ばれる規格表記です。この「スピードクラス」は、そのSDカードが持つ最低処理速度を表す規格となります。詳しい速度は下の表でご紹介します。

スピードクラスには、一般的に表記される通常の「SDスピードクラス」に加え、転送速度が速い機器やSDカードに表記される「UHSスピードクラス」、より高速な転送が求められるビデオ録画や再生を考慮した「ビデオスピードクラス」の3種類あります。
スピードクラスは、一般的にクラスが高くなるほど高速となる半面、価格も高くなる傾向にあります。もちろん高速な製品を選ぶのに越したことはありませんが、使用機器やコストとのバランスで選ぶことが重要です。

PCやコンパクトデジカメなどで写真を撮る程度の用途なら「クラス10」以上のものを選んでおけば、まず問題ありません。

選び方の基本(3) 実使用時の書き込み速度で見極める

SDカードの“速い”“遅い”を見極るひとつの指標として速度計測を行ってくれる「ベンチマークソフト」による速度計測があります。とはいえ、メモリ技術の飛躍的向上によって、どのSDカードを用いてもベンチマーク結果だけみれば、どれもそれなりに速い結果を得ることができてしまいます。

しかも、ベンチマークテストはあくまでも公称値に近い数値を測るのに過ぎません。

本当に速いSDカードを見極めるには、PCやデジカメといった身近な機器を使った“実使用”を想定したテストを行うのが効果的です。SDカードによって転送速度に大きな差が生じるため、速度差を実際に体感することができるのです。

ということで、本テストではベンチマークによる速度検証も行いますが、体感速度を大きく左右する実使用テストを交えて“本当に速いSDカード”を導いていくことにしました。

パソコン ベンチマークと実使用速度の両側面からおすすめSDカードを選出!

今回のテストでは、価格も手ごろでたっぷり保存できる128GBモデルの中から人気の10枚をピックアップしました。

テスト方法は、前述したとおりベンチマークと実使用を想定したファイル転送速度の計測によってSDカードの性能を徹底的に検証します。
[検証項目1] PC Read(10点満点)
パソコンのベンチマークソフトでSDカードからのデータ読み込み速度を測定。

[検証項目2] PC Write(10点満点)
パソコンのベンチマークソフトでSDカードへのデータ書き込み速度を測定。

[検証項目3] 3GB ファイル転送(10点満点)
PCに接続し、3GBの単一ファイル転送速度を計測。

[検証項目4] 10GB ファイル転送(10点満点)
PCに接続し、10GBの単一ファイル転送速度を計測。

[検証項目5] 写真500枚 ファイル転送(10点満点)
PCに接続し、デジカメで撮影した写真500枚の転送速度を計測。

[検証項目6] 写真1000枚 ファイル転送(10点満点)
PCに接続し、デジカメで撮影した写真1000枚の転送速度を計測。

[検証項目7] デジカメ連写転送性能(10点満点)
ミラーレス一眼カメラで連続9枚のRAW+JPG撮影(1カットあたり約30MB)した時の書き込み時間を測定

[検証項目8] 1GBあたりの価格(10点満点)
Amazonでの販売価格をもとに1GBあたりの価格を算出し点数化。

[検証項目9] 付加点(10点満点)
保証年数の長短によって点数を加算

以上9項目の検証を行ってポイント化(90点満点)を実施。性能とコスパに優れる“最強の1枚”を選んでみました!

それでは、気になる第1位から紹介していきたいと思います。

※テスト結果の詳細は、ページ下部をご覧ください。

記事1位BEST [SDカードおすすめ1位]Samsung「PRO Plus」|安くて超高速! コスパ最強の1枚

Samsung
PRO Plus 128GB
実勢価格:2980円
実容量:119GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 10/10点
PC Write 9/10点
ファイル転送3GB 8/10点
ファイル転送10GB 10/10点
写真転送500枚 9/10点
写真転送1000枚 9/10点
デジカメ連写性能 4/10点
1GBあたりの価格 7/10点
付加点 4/10点
合計 70/90満点
今回ピックアップしたSDカードの中でトップに輝いたのは、サムスンの「PRO Plus」でした。半導体技術で定評のあるサムスンが安定の速さを見せ、他のSDカードを引き離す結果となりました。

「PRO Plus」の特徴は速いだけではありません。1GBあたりのコストが23円台と、他のSDカードとほぼ同水準。まさしくコスパ最強の1枚といえるでしょう。

ベンチマークで最速、実使用も最速クラスを記録!

トップに輝いた「PRO Plus」と、第10位の「KTHN-NW128G」のベンチマーク結果を比べると、特に書き込み速度で大きな速度差が生じました。

1位「PRO Plus」のテスト結果
10位「KTHN-NW128G」のテスト結果
SDカードだけでなくUSBメモリやSSD、HDDといったメディアにも共通しますが、基本的に記録メディアは読み込み速度よりも書き込み速度が遅いというケースが多くみられます。

しかし「PRO Plus」は、読み書き速度に大差はなく、さらに書き込み速度でトップだった4位の「SDSDXV5-128G-GHENN」との速度差もわずか0.01MB/sとなっており、実質上トップとほぼ同じ性能と言える結果となりました。

あくまでもベンチマークは性能を表す指標のひとつですが、比較のベースとなる部分でトップクラスの性能を持っているだけで期待が高まります。

転送速度がとにかく速い!

さらに、実使用を想定したファイル転送速度テストでもその実力を遺憾なく発揮しました。

特に、500枚や1000枚といった細かなファイルを大量に転送するといった用途では堂々のトップタイムを記録。ストレスフリーでデータの読み書きが行えることが実証されました。

一眼レフの連写もサクサクこなせる!

デジタル一眼レフを用いた連写テストでの結果は、全モデルがほぼ横並び。技術の向上によって静止画であればSDカードの転送速度がカメラの記録速度を上回っていることが考えられますが、「PRO Plus」は全体で2位の転送時間を記録しました。

記事2位BEST [SDカードおすすめ2位]TEAM「TESDXC128GIV3001-AM」|1GBあたりの価格は最安

TEAM
TESDXC128GIV3001-AM 128GB
実勢価格:2198円
実容量:120GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 6/10点
PC Write 8/10点
ファイル転送3GB 8/10点
ファイル転送10GB 9/10点
写真転送500枚 9/10点
写真転送1000枚 9/10点
デジカメ連写性能 3/10点
1GBあたりの価格 9/10点
付加点 4/10点
合計 65/90満点
安くて速いは正義!

2位に輝いたのは、TEAMのV30対応モデル。ベンチマークテストはもちろん、実使用を想定したファイル転送速度も上位に食い込むなど大健闘。全テストにおいて最速値を叩き出すことはありませんでしたが、安定した速さを見せてくれました。

本SDカードの特筆すべきは、その価格。1GBあたりの価格がピックアップした全モデルで最安となる17円台を記録。まさに“速さ”と“コスパ”を両立したモデルと言えます。

記事3位BEST [SDカードおすすめ3位]Samsung「EVO Plus」|4K動画の撮影にも安心

Samsung
EVO Plus
実勢価格:2580円
実容量:119GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 8/10点
PC Write 7/10点
ファイル転送3GB 7/10点
ファイル転送10GB 9/10点
写真転送500枚 8/10点
写真転送1000枚 8/10点
デジカメ連写性能 4/10点
1GBあたりの価格 7/10点
付加点 4/10点
合計 62/90満点
トップ3圏内に滑り込んだのは、最大100MB/sの転送速度を持つサムスンの「EVO Plus」。トップに輝いた同社の「PRO Plus」とベンチマークテストで近い速度を記録しましたが、実使用を想定したファイル転送テストではやや速度差が見られました。

UHS-Iスピードクラス3規格となっているため、デジカメやビデオカメラで高画質な4K動画を記録したいというニーズにも応えてくれます。微差ではありましたがデジタル一眼カメラでの撮影テストでもトップクラスの速度を記録しました。

また、防水や耐温度をはじめ、耐磁、耐X線、耐衝撃、耐落下、耐摩耗といった7つの機能を備えているため、旅行やアウトドアシーンでも安心して使えます。

記事4位 [SDカードおすすめ4位]SANDISK「SDSDXV5-128G-GHENN」|転送速度はトップ

サンディスク
SDSDXV5-128G-GHENN
実勢価格:4183円
実容量:119GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 6/10点
PC Write 9/10点
ファイル転送3GB 9/10点
ファイル転送10GB 10/10点
写真転送500枚 9/10点
写真転送1000枚 9/10点
デジカメ連写性能 3/10点
1GBあたりの価格 1/10点
付加点 5/10点
合計 61/90満点
4位に輝いたのはサンディスクの「SDSDXV5-128G-GHENN」。ベンチマークテスト、実使用テストにおいて高パフォーマンスを見せ、特に実使用テストの大容量ファイル転送速度はピックアップした全製品のなかでトップの速度を記録しました。

ネックになったのは、その価格。1GBあたりの価格が32円を超え、トップの「PRO Plus」と比べると1.5倍近くとやや高め。ポイントの上積みができずこの位置となりました。

記事5位 [SDカードおすすめ5位]シリコンパワー「SP128GBSDXCV3V10」|実使用テストでやや苦戦

シリコンパワー
SP128GBSDXCV3V10
実勢価格:2580円
実容量:115GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 10/10点
PC Write 9/10点
ファイル転送3GB 6/10点
ファイル転送10GB 7/10点
写真転送500枚 7/10点
写真転送1000枚 6/10点
デジカメ連写性能 3/10点
1GBあたりの価格 7/10点
付加点 3/10点
合計 58/90満点
5位にランクインしたのは、シリコンパワーの「SP128GBSDXCV3V10」。ベンチマークテストにおいて、ピックアップした10製品中トップの読み込み速度を記録するなど高いポテンシャルを発揮。しかし、実使用テストにおいて、そのポテンシャルを活かしきることができずこの位置に。

とはいえ、決して遅いわけではなく平均に近い数値を記録していることに加え、1GBあたりの価格も20円台とお手軽。RAWや4K動画など容量の大きな写真や動画を撮影しない人なら、コスパに優れた1枚といえます。

記事6位 [SDカードおすすめ6位]SANDISK「SDSDUNR-128G-GHENN」|実使用テストでやや苦戦

サンディスク
SDSDUNR-128G-GHENN
実勢価格:2712円
実容量:118GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 6/10点
PC Write 6/10点
ファイル転送3GB 5/10点
ファイル転送10GB 8/10点
写真転送500枚 7/10点
写真転送1000枚 7/10点
デジカメ連写性能 3/10点
1GBあたりの価格 7/10点
付加点 4/10点
合計 53/90満点
6位はサンディスクの「SDSDUNR-128G-GHENN」。ベンチマークテストの読み込み速度こそ速かったものの、書き込み速度で大きくブレーキ。実使用テストにおいてもその結果と連動する形で書き込み速度が大きく落ち込む結果となりました。

その傾向はファイルの容量が大きくなるほど顕著に表れ、単一で10GBの大容量ファイルや1000枚の画像転送テストで弱みを見せる結果となってしまいました。

記事7位 [SDカードおすすめ7位]トランセンド「TS128GSDC500S-E」|価格面が大きな課題

トランセンド
TS128GSDC500S-E
実勢価格:6990円
実容量:115GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 9/10点
PC Write 6/10点
ファイル転送3GB 6/10点
ファイル転送10GB 7/10点
写真転送500枚 6/10点
写真転送1000枚 6/10点
デジカメ連写性能 2/10点
1GBあたりの価格 1/10点
付加点 3/10点
合計 46/90満点
7位にランクインしたのは、一般的なSDカードに採用される“TLC NAND”ではなく高耐久性に優れた“MLC NAND”を採用したトランセンド「TS128GSDC500S-E」。

耐久性に優れる半面、コスト高になりがちな“MLC NAND”を採用しているため1GBあたりの価格が非常に高くこの位置となりました。

肝心の転送速度は、可もなく不可もなくといった平凡なものとなりました。

記事8位 [SDカードおすすめ8位]トランセンド「TS128GSDC300S-E」|転送速度でブレーキ

トランセンド
TS128GSDC300S-E
実勢価格:2480円
実容量:118GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 7/10点
PC Write 5/10点
ファイル転送3GB 4/10点
ファイル転送10GB 5/10点
写真転送500枚 4/10点
写真転送1000枚 4/10点
デジカメ連写性能 1/10点
1GBあたりの価格 8/10点
付加点 3/10点
合計 43/90満点
トランセンドの「TS128GSDC300S-E」は、ベンチマークテストの読み込み速度こそ上位と同じ水準でしたが、実使用テストで結果を残せず8位止まりに。

とくに転送するファイルの容量が大きくなるほど速度低下が顕著にみられ、10GBの大容量ファイル転送では1位の「PRO Plus」と比べ2倍近くもの転送時間を要する結果となりました。

1GBあたりの価格は20円を下回る水準にあり安め。頻繁にはデータ転送をしない利用方法に適しているといえるでしょう。

記事9位 [SDカードおすすめ8位]SANDISK「SDSDUN4-128G-GHENN」|性能発揮には対応リーダー必須

サンディスク
SDSDUN4-128G-GHENN
実勢価格:2684円
実容量:118GB
テスト結果(90点満点)
PC Read 4/10点
PC Write 4/10点
ファイル転送3GB 3/10点
ファイル転送10GB 4/10点
写真転送500枚 4/10点
写真転送1000枚 4/10点
デジカメ連写性能 2/10点
1GBあたりの価格 7/10点
付加点 4/10点
合計 36/90満点
9位にランクインしたのはサンディスクの「SDSDUN4-128G-GHENN」。サンディスクの独自技術採用によって最大120MB/sという最大速度を誇っていますが、対応カードリーダーを利用するのが条件となります。

今回のテストでは、公正を期すため、すべて同じカードリーダーを使って計測を行ったため実使用テストにおいて実力を十分に発揮することができませんでした。

対応カードリーダー使用を前提とするため、PCに備わっているSDカードスロットに直挿しして利用したり、デジカメなどの機器に接続して利用する場合は、性能が十分に発揮できないことを念頭に置いておく必要がありそうです。

記事10位 [SDカードおすすめ10位]KIOXIA「KTHN-NW128G」|東芝新ブランドはバランスに難

KIOXIA
KTHN-NW128G
実勢価格:3680円
実容量:115GB

テスト結果(90点満点)
PC Read 8/10点
PC Write 2/10点
ファイル転送3GB 1/10点
ファイル転送10GB 1/10点
写真転送500枚 1/10点
写真転送1000枚 1/10点
デジカメ連写性能 1/10点
1GBあたりの価格 3/10点
付加点 2/10点
合計 20/90満点
残念ながら最下位になってしまったのは、東芝の新ブランドKIOXIAの「KTHN-NW128G」。国内メーカーが手掛けるSDカードで信頼性には期待できますが、1GBあたりの価格は他より高め。

ベンチマークテストの読み込み速度は、他の製品と同じ水準にありますが、実使用テストでの転送速度は大きく遅れをとる結果となりました。

こまめにファイルを読み書きするというよりは、PCやデジカメといった機器の急な容量不足を補うために利用するのに適した1枚といえそうです。

パソコン テスト結果を一気見せ! データ転送速度で大きな差が生まれました

テスト結果一覧

以上、SDカードランキング10選の紹介でした。今回テストした10製品は、ベンチマークの読み込み速度だけ見ればほぼ横並びの結果となりました。

大きな差が生じたのは、実使用を見据えた大容量ファイルや大量のファイル転送時の転送時間。横並びだったベンチマーク結果とは異なり、製品によって転送時間に大きな差が生じました。

SDカードは、あくまでもPCやデジカメ、家電製品にセットして利用するひとつツール。実際にファイルを転送した際、ストレスなく使える“速い”製品を選ぶことをオススメします。


▼テスト環境の詳細はコチラ
【PC Read/PC Write】
定番ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 7.0.0」を使ってシーケンシャルリード/ライト速度を測定。1GiBデータを5回測定し、最大値を算出。

【大容量データ転送】
1ファイルあたり3GB/10GBの大容量ファイルを転送し、その転送時間を計測。

【写真転送】
1枚あたり約5.5MBの写真500枚/1000枚を転送し、その転送時間を計測。

●テスト環境
パソコン:自作パソコン(CPU:Intel i9 9900K/RAM:16GB)+カードリーダー(ELECOM MR3-A014SBK)


【連続撮影書き込み】
RAW+Jpeg Lモードに設定した一眼デジタルカメラを利用し、1カット約30MBの写真を9連写で撮影。その書き込みに掛った時間を3回計測し、平均値を算出。

●テスト環境
デジカメ:Sony α7 RAW+Jpeg Lモード

パソコン 長く使うものだからこそ、長期保証があれば安心です!

SDカードは、その汎用性の高さから一度購入したら長年にわたって利用されることが多いメディアといえます。

とはいえ、SSDやHDDといったメディアとは異なり、PCやデジカメ、カードリーダーなどに抜き挿しする機会が多いメディアだからこそ読み書きが行えなくなってしまうといったリスクも高まります。

そうした不安を事前に払拭しておくために注目したいのがSDカード本体の“保証年数”です。

今回検証した製品は、最低でも3年以上の保証が設けられていますが、さらに5年や10年といった長期保証を設けている製品があるだけでなく、永久保証を謳う製品も存在しています。

せっかく買うなら長期に渡って安心して使えるものを選ぶ。そういった速度だけでは測ることができない安心感もSDカード選びに加えておきましょう。

パソコン ネットで出回る偽物はツールで見分けられます

「世界最大手のAmazonで販売されている製品だから絶対安心!」と思っている人も少なくないと思います。

しかし、SDカード本体の見た目こそ有名なメーカーと同じでも中身が偽物だった...。というケースも少なくありません。

せっかく購入したのに偽物だった場合、ショックを受けるのはもちろんですが本来の性能が発揮されない粗悪品であるケースがほとんどと言えます。

真贋がハッキリすれば、返品処理や評価によって他のユーザーへの注意喚起につなげることもできますが、見た目だけでは区別できないケースも少なくありません。

例えばサムスンのように、公式の真贋鑑定ツールをリリースしているメーカーの製品を選べば、粗悪品を簡単に見分けることができます。
本物の場合はこのように表示されます
偽物、または他社製品の場合はこんな表示に!
なお見分けられるのは、対応しているSDカード、USBメモリに限ります。
パッケージにチェックマークがあるものが対応品です(同社の製品でも対応していないものもあります)。

不安を持ちながら使い続けるよりも、白黒ハッキリさせて安心して使いたい。そんな慎重派は迷わず選びたい製品といえるでしょう。

以上、おすすめのSDカードランキングと、選び方の紹介でした。今回のランキングを参考に、お使いの目的に最適なSDカードを選んでくださいね!

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
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