ビューティー あの美容法はホント? 専門家に取材&徹底検証

「同じスキンケア製品は使い続けない方がいい」「ダイエットといえば断食」など、雑誌やSNS、テレビなど巷に溢れるいろいろな美容法。いつまでもキレイでいたい、毎日気持ちよく過ごしたいと願う人なら、あれもこれも気になりますよね。

でもなかには、「コレ本当に効果あるの?」、「逆効果じゃないの?」と疑問に思うものもあるのではないでしょうか。そこで、「スキンケア」、「ボディケア」、「ヘアケア」にまつわる、巷のさまざまな美容法をピックアップし、専門家に取材、ウソか本当か大検証しました!

あの美容法はホント? 専門家に取材&徹底検証 イメージ

今回は「スキンケア」編から、美肌の大敵である乾燥&肌荒れについてのウワサをチェックします。

ビューティー 導入液を使うと化粧水の浸透量がUPする?

コレはウソ! ブースターで浸透量が増えることはありません!

化粧水などの浸透をよくしてくれるとうたう導入液・ブースター。浸透量が増えるのだったら、使ってみたいと思いませんか。でも実は、肌に浸透する水分量は決まっているので、ブースターで浸透量が増えることは基本、ないんです。

化粧品が届くのは約0.02mmの角質層までで、塗った順に浸透していきます。このため、ブースターを塗ってから化粧水を塗っても、水分量の余白がない限り、化粧水は入ってきません。ブースターによって化粧水の浸透を阻害してしまうこともあるので、注意しましょう。

導入液を使うと化粧水の浸透量がUPする? イメージ

反対に、そもそも導入液・ブースター自体にも保湿効果があるので、肌につけたら浸透します。

ブースターを使ってうるおうと感じるのは、ブースター自体の保湿効果である可能性があります。

化粧水の成分を活かしたければ、導入液は不要といえます。

ビューティー 洗顔後はタオルよりティッシュオフがいい?

そうでもない! ティッシュマストではなく、ふき方が大切!

タオルよりティッシュのほうが肌にいい! という説もありますが、ふくときの摩擦がNGなのであってティッシュでもこすったら意味がありません。

ふく素材はやわらかなものならOK。吸水性の高い、ガーゼタオルや手ぬぐいを肌にやさしく当てるようにしてふくのがオススメです。

ビューティー 「W洗顔不要」は信じてもいい?

一部はホント。ただし、毛穴に残っているならW洗顔を

「W洗顔不要」は信じてもいい? イメージ

製品によって洗浄力の高さが違うので一概には言えませんが、基本的にはW洗顔不要でOKです。

ただし、洗い上がりをよく見て毛穴にメイクが残っているようなら、洗浄力が低いのでW洗顔しましょう。どんなメイクにも対応しているとは限らないので、「W洗顔不要」という表記よりも、実際の肌で判断するようにしてくださいね。

以上、「スキンケア」編から、美肌の大敵乾燥&肌荒れについてのウワサについての検証をご紹介しました。よかれと思ってやっていることが実は肌荒れの原因となることも! 記事を参考に日々のスキンケアをぜひ見直してみてください。

ちなみに、「美容のウソホントぜ~んぶ暴きます!」特集を掲載した『LDK the Beauty』2020年11月号はこちらで読むことができます。

ビューティー 『LDK the Beauty』2020年11月号

『LDK the Beauty』2020年11月号 イメージ

『LDK the Beauty』
2020年11月号

ぜひ記事を参考にしてみてください。