自宅をオフィスに! PCまわりの最強アイテムは?

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このご時世、テレワーク続行中という方も多いと思います。ノートパソコン1台あればたしかに家でも仕事はできますが、小さな画面とキーボードで、長時間の作業は疲れますよね。

そこでこの機会に、「見る」「入力する」「つなぐ」「ためる」の周辺機器を見直してみて、オフィス並み、いやオフィス以上のワークスペースを作ってみませんか?

今回ご紹介するのは、狭い机でも使いやすいテンキーレスキーボードで概ね4000円以下で購入できる格安タイプです。

▼こだわるならこちら! 1万円以上のテンキーレスキーボードのおすすめ

テレワーク向けテンキーレスキーボードの選び方

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テレワークを導入する企業が増えています。とはいえ、在宅勤務は作業スペースを確保するのが大変。そんな人たちに今、テンキーレスのキーボードが受けているそうです。

あるキーボードメーカーの広報に聞いたところ、「住環境やデスク環境を反映して、小型なテンキーレスが人気傾向です。少し上質を求める層にミドルレンジのメカニカルが受けているそうです」とのことでした。

テンキーレスはテンキー付きに比べるとかなりコンパクトで、キースイッチの種類も低価格なパンタグラフからハイエンドのメカニカルまで多彩。ほかにも接続方式やキーレイアウトなど、ニーズに合わせて選ぶことができます。

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コンパクトさを重視したテンキーレスキーボードはテンキー付きに比べてかなり小さくなります。折りたたみ式の小さなテーブルでも余裕で置けるサイズ感です。

打ち心地や価格は「キースイッチ」で決まる!

キーボードを選ぶときのポイントとなるのが「キースイッチ」。主に4種類あり、打ち心地や価格がこのキースイッチで決まります。

高価な静電容量無接点

 

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打鍵感はスコスコ。打鍵によりパーツ間の金属が近づいたとき入力を認識する構造。物理的な接点がないので、耐久性は極めて高いです。

やや高いメカニカル

 

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打鍵感はカチカチ。打鍵圧でスイッチを押し、金属バネでキーを押し戻す構造。押し心地により「赤軸」や「茶軸」などの種類があります。

薄型のパンタグラフ

 

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打鍵感はペチペチ。接点構造はメンブレンと同じですが、X型の支持構造によりキーを戻します。この構造で、よりキーを薄くできます。

低価格なメンブレン

 

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打鍵感はペコペコ。キーの打鍵圧で接点シートを接触させ、ゴムの反発力でキーを戻す構造。低コストで生産できますが耐久性は低いです。

今回は上記のポイントをふまえたうえで、オススメの5台を厳選してご紹介したいと思います!

▼テスト内容
・使いやすさ/ワイヤレス接続の簡単さ、ライト類のわかりやすさなどを評価
・省スペース/小さいほど高評価
・打鍵感/キーストローク、キーを押した後の反発具合、グラつきのなさなどを評価
・キー配列/標準的なキーボードを使用していたユーザーでも違和感なく使えるかなどを評価

1000円台なのに欠点なしのサンワサプライ「SKB-SL18BKN」

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サンワサプライ
SKB-SL18BKN
実勢価格:1840円


サイズ・重量:W293×D115×H19mm・約330g
キーレイアウト:日本語109A
キーピッチ・キーストローク:19mm・2.0±0.2mm
有線、パンタグラフ
言語:日本語
カラー:黒、白

▼テスト結果
使い勝手 :15点/20点
省スペース:16点/20点
打鍵感  :10点/20点
キー配列 :13点/20点
合計   :54点/80点


サンワサプライ「SKB-SL18BKN」は、標準的なキー配列で、誰でも違和感なくタイピングできるのが特徴。この価格なら満足感の高いタイピング性能で、コンパクトなのも〇です。

キーサイズをうまく調整して、打ちやすさと小型化の両立に成功しています。価格も2000円以下とハイコスパで、ワイヤレス接続ができないこと以外は隙のないモデルです。

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パンタグラフ特有のペチペチとした打ち心地。小型なのに打ちやすいです。価格を考えれば問題ない打鍵感で、キー配列も標準的で違和感がありません。

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右上にLEDライトを配置。左からScroll、Caps、Numのロック状態が視認できます。

カーソルが独立していて使いやすいバッファロー「BSKBB318BK」

カーソルが独立していて使いやすいバッファロー「BSKBB318BK」 イメージ

バッファロー
BSKBB318BK
実勢価格:3270円


サイズ・重量:W285×D120×H23mm・約280g

合計:44点/80点

バッファロー「BSKBB318BK」は打鍵感がやや弱いですが、カーソルキーが独立しているのは高評価です。

誤打しにくいエレコム「TK-FDM105TBK」

誤打しにくいエレコム「TK-FDM105TBK」 イメージ

エレコム
TK-FDM105TBK
実勢価格:1820円


サイズ・重量:W364.3mm×D150.8mm×H33.5mm・約507g(スタンド含まず)

合計:42点/80点

エレコム「TK-FDM105TBK」はサイズは大きめですが、その分キーピッチが広くて誤打しにくいです。

4位: キーピッチ広めのロジクール「K480」

4位: キーピッチ広めのロジクール「K480」 イメージ

ロジクール
K480
実勢価格:3270円


サイズ・重量:W299×D195×H20㎜・約507g

合計:40点/80点

ロジクール「K480」はパチパチとボタンみたいな打鍵感が微妙。キーピッチは広めです。

5位: 静音性が優秀なエレコム「TK-FBM093SBK」

5位: 静音性が優秀なエレコム「TK-FBM093SBK」 イメージ

エレコム
TK-FBM093SBK
実勢価格:3270円


サイズ・重量:W302.4mm×D130.3mm×H29.6mm・約396g

合計:39点/80点

エレコム「TK-FBM093SBK」はFnキーが小さく、使い勝手の悪さが目立ちますが、静音性は優秀です。

以上、リモートワークがサクサクはかどる格安テンキーレスキーボードおすすめ5選でした。まだまだ続きそうなテレワーク。この機会に仕事環境を整えてみるのもよさそうですね。

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