こちらのコンテンツに登場する商品
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- ピタッと止まって滑りにくい 吸着タイルカーペット(ポニームジIV)
- ニトリ
- ¥498
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一口にタイルラグ、と言っても店頭で確かめられるのはサイズと色、それに手触り程度。とりあえずこれでいいかと購入したら問題が山積みになっては目も当てられません。そこで今回は実際に敷いてみる時と敷いた後に起こりがちな問題に絞って、以下の三商品をテストします。
(画像をクリックすると購入ページへ移動します) ニトリ ピタッと止まって滑りにくい 吸着タイルカーペット(ポニームジIV) 実勢価格:498円 サイズ:40×40cm
無印良品 ポリエステルタイルカーペット 実勢価格:1300円 サイズ:40×40cm
IKEA HAMPENラグパイル長 実勢価格:1999円 サイズ:80×80cm 比較するのは実際に敷いた時に気になる「繋ぎ目の目立ち」「ズレにくさ」「汚れ落ち」の3項目。それぞれの商品に他にはない強みがあると予測されますが、果たして結果はどうでるのでしょうか?
第一部門の「繋ぎ目」テストの結果は実際の写真を交えて解説していきましょう。
ニトリはパッと見では一切継ぎ目があることを気づかせないど一体感があります。
無印は毛足の違うものを合わせても密着度合いは完璧です。
こちらは誰の目にもセンターラインがはっきりとわかってしまいます。 こちらのテストでは「ニトリ」と「無印良品」がどちらも満点評価。「IKEA」が一歩譲る結果となりました。
第二部門は体重を掛けた際の「ズレにくさ」を検証。こちらもテスト時の写真と共に結果をご紹介していきましょう。
ニトリは滑り止め付きで、グイグイと体重を掛けてもズレることはありませんでした。お子様がいてもこれなら安心です。
一方無印はあらかじめ裏に滑り止めが付属。普段の生活で滑って転ぶなんて心配はありません。
IKEAは手で体重を掛けただけであっさりとズレてしまいました。実はIKEAは滑り止めの下敷きが別売り(今回は未使用)。コスト面で使いづらさが目立つ結果となってしまいました。 2項目を終え、「ニトリ」と「無印良品」が双方譲らない熾烈な争いを展開しています。最終「汚れ落ち」テストで果たして差は着くのでしょうか?
最終部門の「汚れ落ち」テストでは(左上:ケチャップ・水溶性/右上:油性マジック・油性/右下:泥水)4種類の汚れをタイルラグに付着させ、洗剤やベンジンでの落ち具合を検証します。テスト前の「無印良品」のラグはこのような状態になっています。
合成繊維で出来たIKEAのラグの汚れを落とすと。
汚れの落ち方は最高で跡はほとんど残りませんでした。ただ、元々の毛足が長いためか、若干毛羽立ってしまう結果に。
続いてはニトリです。汚れはこんなにクッキリと出ていますが、果たして。
油性以外の汚れはスルスルと落ち、被害が広がることなくここまで目立たなくなりました。
最後は無印。しっかり汚れています。
汚れを落としてみた結果、色は薄まりましたが汚れの範囲が余計に広がってしまいました。 「ニトリ」と「無印良品」の材質は同じポリエステルなのですが「汚れの落ち」にハッキリと分かる差が出る形になりました。汚れの出る機会の多いご家庭には「IKEA」も選択肢の一つとなりうる結果だったと言えるでしょう。
今回の検証では、すべてのテストを通じて平均値以上の結果を叩き出したのは「ニトリ」でした。一枚ごとの単価が安いながらも、間違いのない品質のものを提供してくれていることを証明する形に。 上記のように4枚並べても2000円。これは正しく「お値段以上」でありました! 皆さんもタイルラグをご検討される際は是非この結果を参考になさってみてください!
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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