格安4Kテレビの新モデル! ハイセンス「50U7F」は9月以降が狙い目です|検証レビュー【深堀り編】
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the360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
公開日: 2020年09月01日

格安4Kテレビの新モデル! ハイセンス「50U7F」は9月以降が狙い目です|検証レビュー【深堀り編】

4K放送や動画配信サービスの浸透で4Kテレビの需要は高まり、手ごろな価格帯のモデルが増えています。そのなかでも圧倒的なコスパで市場を席捲しているのがハイセンス。2020年5月に登場した最新機「50U7F」ですが、前モデルとどこが違うのでしょうか? 後編の今回は、新モデルの徹底検証レビューをお届けします。

テストするモノ批評誌
MONOQLO
辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
AVライター
折原一也 氏
オーディオ・ビジュアルを活動のフィールドとしていて大画面テレビ、BDレコーダーを中心としたデジタル機器全般の取材と画質・音質を含めた製品記事、最新テクノロジーのトレンド解説記事を手がけている。

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※情報は『MONOQLO』2020年8月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

AV機器 4K市場を席捲中の「ハイセンス」から新モデルが登場

鮮明で美しい映像が魅力的な4Kテレビ。高価格帯のイメージが強いですが、最近では4Kテレビの需要が高まり、手頃な価格帯の製品が増えているんです。

なかでも、圧倒的なハイコスパが注目されて、今売れに売れているのがハイセンスの格安4Kテレビ「50E6800」
ハイセンス
50E6800
実勢価格:6万4800円
雑誌『MONOQLO』では、5月号でハイセンス「50E6800」をご紹介していましたが、その後も市場で人気を集め、なんと2カ月連続で販売台数1位を記録しています。

そんなハイセンスから、2020年5月に4Kテレビの新モデル「U7Fシリーズ」が登場しました。
ハイセンス
50U7F
実勢価格:7万3184円

サイズ・重量(スタンド含む):W111.2×H70.4×D25.0cm・12.3㎏
画面サイズ:50V型
画素数:3840×2160
パネル方式:VA/RGB
視野角(上下・左右):178°・178°
チューナー数:地デジ×3、BS・CS×3、BS・CS4K×1
ということで、雑誌『MONOQLO』では、新モデル「U7F」と前モデル「E6800」を比較。前回の第1回目では「50U7F」が進化した3つの基本ポイントをお届けしました。

▼第1回目の記事はこちら
そして、第2回目の今回は、実際に刷新されたスペックや新機能で何が変わったのかという点に注目。“価格を変えず機能は進化”は果たしてホントなのでしょうか?

感動したポイントだけでなく、惜しかったポイントなど、専門家と徹底検証したレビューをお届けします!

AV機器 “白飛び改善+Prime Video搭載”で史上最強の大型4Kに!

新モデル「U7F」と前モデルの「E6800」を使い比べてみて感じた大きな違いはスマートTV機能でした。「E6800」の唯一の弱点がアマゾンのプライム・ビデオを搭載していないことでしたが、「U7F」はついに待望のプライム・ビデオを搭載。リモコン1つで操作できるのがとにかく便利で、HDMIポートに空きもでき、配線もすっきりするなどイイことづくし。

画質についても、もともと高画質だった「E6800」と比べても明るくてキレイ。地デジも人肌やスーツのシワを立体的に再現していて、プロも「総合的に前モデルより進化している」と大絶賛でした。

そこで、まずは「U7F」の感動ポイントを3つご紹介します。

感動1:リモコン1つで「Prime Video」も見放題!

現在の4Kテレビで主要な機能となっているのがスマートTV。大手の国産メーカーがメジャーな動画配信サービスのアプリを充実させているなか、ハイセンスの「E6800」はアプリ数の少なさが唯一の大きなネックという評価でした。

「E6800」はアマゾンのプライム・ビデオが非搭載で、視聴するためにFire TV Stick 4Kを別に用意しなければならず、コストがかかるのが難点。さらに、USB端子は2つ。
Fire TV Stickと録画用の外付けHDDで使い切ってしまうのも残念なポイントでした。

しかし、今年の「U7F」はスマートTV機能のOSをバージョンアップさせて、ついにプライム・ビデオを搭載! そのほかにAbemaTVとHuluも追加されて、多彩な4Kコンテンツを利用できるようになっています。
また、リモコンも進化していて、Netflixやプライム・ビデオなどのアプリボタンを6つも配置。
利用頻度の高いアプリを手軽に立ち上げられるようになるなど、操作性が大幅に改善された点も高評価でした。

感動2:画質は前モデルより格段に向上した!

前モデルの「E6800」と比べて、4K映像は全体的に精細になり、色彩の表現力もアップ。視野角も広がり、斜めからでも白飛びしにくくなっています。

花びらの立体感も鮮やかでクッキリと描写できていました。

▼「U7F」
花びらの色彩がさらに鮮やか! 映像がより精細になり、色合いも深みが出ました。斜めから見たときも細部まで立体的に再現できています。

▼「E6800」
花のディテールもきちんと再現できていますが、視野角が狭く斜めから見ると白飛びしやすいです。

感動3:テレビOSが進化してネットもテレビも見やすい!

「E6800」のスマートTVは単に搭載アプリのアイコンが一列に表示されるだけでした。しかし、「U7F」はアプリアイコンのほかに、一部アプリのオススメ動画をセレクトして表示するレコメンド機能を追加。オススメ動画も表示されるようになり、情報量がアップしています。
番組検索も東芝とほぼ同じ操作性で、手軽かつ細かく探すことができました。

折原一也 氏 AVライター
折原一也 氏のコメント

とくにスマートTVの「UI」は前モデルより使いやすくなりました。

AV機器 確実に進化したけどあと一歩!3つの惜しいポイント

以上が、「U7F」の進化した感動ポイントでした。画質も機能も良くなりましたが、まだ惜しい点も。続いてご紹介するのは、あと一歩だったポイント3つです。

惜しい1:発売直後で価格はまだ高め!

5月発売の「U7F」は、まだ「E6800」とは約1万円弱の差額があります。

前モデルの「50E6800」の場合、初値は約10万円でしたが、発売3カ月で約7万円まで値下がり。その後は大きな変動がなく安定していました。それから約6カ月で底値の6万円台に。

「E6800」は発売から3カ月で約20%ほど値下がりしているため、「U7F」も似たような動きを見せる可能性が高いです。発売直後の1カ月で1万円前後は安くなり、3カ月経過したあたりで7万円台まで下がるのではないかとプロは予想しています。

※編集部注:この記述は『MONOQLO』誌面編集時(6月末)です。9月1日現在7万円台前半まで下がってきていますが、Amazonの価格は流動的です。
待ちの姿勢で値下がりを狙いましょう!

惜しい2:映像のセリフもBGMも僅かにこもって聴こえる

「U7F」は「明瞭度の高い臨場感あふれる高音質を実現する」という音響技術「Eilex PRISM」を新採用しました。

しかし、実際に聴いてみると、前モデルの「E6800」より僅かに音がこもっているように聴こえ、映画も地上波も期待していたような立体感や明瞭感は感じられませんでした。人の声も明瞭感がもう少し欲しいところ。普通に視聴する分には十分ですが、惜しいポイントです。

折原一也 氏 AVライター
折原一也 氏のコメント

前モデルのE6800に比べて「音質」はやや物足りなさを感じました。

惜しい3:使い勝手は良くなったが音声検索はまだ未搭載

リモコンによる音声検索については、「U7F」も「E6800」と同じく非対応となっています。主要メーカーのミドルクラスでも非搭載モデルがあることを考えれば仕方がないかもしれませんが、アプリが充実したのに音声検索を使えないのは残念。
ただ、「U7F」はGoogle HomeやAmazon Alexaとの連携に対応。音声によるチャンネル操作やボリュームコントロールなどが可能になります。
Google
GoogleHome
実勢価格:5970円

AV機器 【結論】「U7F」は上半期で一番安くてイイ4K!値下がりを待とう!

ハイセンス
50U7F
実勢価格:7万3184円

サイズ・重量(スタンド含む):W111.2×H70.4×D25.0cm・12.3㎏
画面サイズ:50V型
画素数:3840×2160
パネル方式:VA/RGB
視野角(上下・左右):178°・178°
チューナー数:地デジ×3、BS・CS×3、BS・CS4K×1
▼検証結果
評価:A+

前モデル「E6800」と比較した結果、新モデル「U7F」は、ついにアマプラ搭載で、もはや死角なしの神機であることがわかりました。

音質が物足りなかったり、音声検索に非対応など、惜しい点はまだ残るものの、前モデルから確実に進化したのは間違いありません。

ただ、ハイコスパではあるものの、発売直後で7万円台後半とまだ高いのは気になるところ。(※9月1日現在7万年台前半に下がっています)「E6800」と同じく発売から3カ月後に値下がり率が大きくなると予想し、9月以降が狙い目となります。

「U7F」は10万円の給付金で買えて、お釣りがくる文句なしのコスパ最強モデルと言えるでしょう。

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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