<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。

※情報は『MONOQLO』2020年7月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

パソコン “暇つぶし”をもっと快適に! オススメのタブレット活用術

“暇つぶし”をもっと快適に! オススメのタブレット活用術 イメージ

雨で出かけられない、何にも予定がなくてヒマ……。そんなときに助かるのが、タブレットの存在ですよね。YouTubeやゲームはもちろん、テレビも手軽に楽しめて、暇つぶしに最適なツールです。

ただ、充電ケーブルが短くてソファまで届かない、寝ながらだと腕がダルくなる、など、不便さを感じてしまう場面も……。そこで、雑誌『MONOQLO』が、そんな悩みを解決してくれるオススメアイテムを使ったタブレット活用術をお届けします。

そこで、「格安タブレット編」として、人気のタブレット10台を集めてテストを実施。ラインアップは1万円台の格安機からU4万円のミドルクラスまでをピックアップしました。

▼上位3選となったタブレットの紹介はこちら

今回は、総合ポイントではHUAWEI、Appleには及ばなかったものの、検証で見つけた“意外な掘り出し物”として4位以下のタブレットを紹介します。

パソコン 格安機からミドルクラスまで「エンタメ目線」でジャッジ!

格安機からミドルクラスまで「エンタメ目線」でジャッジ! イメージ

10台を集めて行ったテストの方法は、「画質」「音質」「操作性」「容量」「価格」の5項目をパソコンやガジェットに詳しいITライターの町田氏と編集部で比較検証し、「非仕事」目線で各20点満点で評価しました。

画質
動画、静止画(電子書籍)で画面の見やすさ、色の深さなどを評価。

音質
音楽と動画配信サービスで、音質や台詞の聞き取りやすさを判断。

操作性
ゲームとマップアプリなど、アプリでの反応を検証。持ちやすさも判定。

容量
ストレージとRAMの容量で評価。SDカードの対応最大容量も考慮。

価格
タブレットの価格の安さを評価。安ければ安いほど高得点。

それでは、注目のピックアップモデル(4~10位)を発表します!

4位: 映画&マンガ専用ならコスパ最強の「Fire HD 10」

4位: 映画&マンガ専用ならコスパ最強の「Fire HD 10」 イメージ

Amazon
Fire HD 10 タブレット
実勢価格:1万5980円

サイズ・重量 W262×H159×D9.8mm・504g ディスプレイ:10.1インチHD

▼テスト結果
画質 :17/20pt
音質 :12/20pt
操作性:11/20pt
容量 :14/20pt
価格 :18/20pt
合計 :72/100pt


動画とマンガに特化した端末なのがAmazon「Fire HD 10 タブレット」。HUAWEI、Appleの3製品に続く4位に入りました。音も聞き取りやすく、映画の鑑賞に向いています。ただし、スピーカーの穴が深めで、音楽は少しこもってしまうのが惜しいところ。

画質は繊細で見やすい!

画質は繊細で見やすい! イメージ

コントラストが高めで発色が○。万能な描写力を発揮します。ディスプレイはファーウェイ製端末と同じく、明るくて見やすいです。

対応ゲームは少ない

 イメージ

対応アプリが限定されており、ゲームは特に少なめなのが残念!

独自のホーム画面は慣れが必要ですが、タッチ操作の反応は◎。システム領域のためか、使える容量は26GB強になっています。動画・電子書籍端末としては優秀。割り切った使い方ができるなら、選択肢としてアリです!

5位: 唯一のRAM4GB搭載のハイスペック機「CT100」

5位: 唯一のRAM4GB搭載のハイスペック機「CT100」 イメージ

ASUSTek
Chromebook Tablet CT100
実勢価格:3万9939円

サイズ・重量:W238.8×H172.2×D9.98mm・約510g ディスプレイ:9.7インチHD

▼テスト結果
画質 :18/20pt

音質 :12/20pt
操作性:13/20pt
容量 :15/20pt
価格 :8/20pt
合計 :66/100pt

ASUSTek「Chromebook Tablet CT100」は、今回検証した中では唯一のRAM4GB搭載。高性能のため今回の10台の中で一番高額でした。

画質は9.7型と若干小型ですが、2048×1536ドットの解像度で明るいです。使用可能なのは24.45GBと少ないのですが、SDカードでの拡張が可能。独特の操作性で慣れは必要ですが、スタイラスペン内蔵は◎です。

ホームアプリはかなり独特。ハイスペック機としてメイン端末で使うならアリかもしれません。

6位: サブ機や子ども用に! 最安のダークホース「ZONKO K105」

6位: サブ機や子ども用に! 最安のダークホース「ZONKO K105」 イメージ

ZONKO
ZONKO K105
実勢価格:1万999円

ディスプレイ:10インチ ROM:32GB RAM:2G バッテリー:6000mAh

▼テスト結果
画質 :9/20pt

音質 :13/20pt
操作性:9/20pt
容量 :14/20pt
価格 :20/20pt
合計 :65/100pt

今回検証したなかでは、最安クラスながら健闘したのがZONKO「ZONKO K105」。特に音質は格安機では別格といえました。3Dゲームは性能的に厳しかったものの、動画と音楽を楽しむだけなら十分です!

画質は白がややくすんだような色味で、コントラストは△です。初期容量は32GB。SDカードは128GBまで対応しています。

操作はモッサリでも、意外と音はイイ!

操作はモッサリでも、意外と音はイイ! イメージ

動画のセリフやSEなどはバランスが良く「ちゃんと聞ける」レベル。最大音量では高音域が少し割れるものの、バランスはいいです。

操作はモッサリでも、意外と音はイイ! イメージ2

一方でタッチ操作の反応がやや遅く、ゲームでは描写抜けもあってやや厳しかったです。操作性にはやや難ありながらも、動画と音楽だけなら予想以上の性能を発揮した1台でした。

7位: 格安ながらも音質で健闘の「Lenovo Tab M10」

7位: 格安ながらも音質で健闘の「Lenovo Tab M10」 イメージ

Lenovo
Lenovo Tab M10
実勢価格:1万6800円

サイズ・重量:W243.2×H169.2×D8.45mm・480g ディスプレイ:10.1型ワイドIPSパネル (1280x800ドット)

▼テスト結果
画質 :12/12pt

音質 :13/20pt
操作性:12/20pt
容量 :9/20pt
価格 :18/20pt
合計 :64/100pt

Lenovo「Lenovo Tab M10」は可もなく不可もなく、という評価でした。動画・電子書籍とも描写能力は十分です。大手メーカーだけあって1万円台ながら堅調なつくりです。サブ機としてなら優秀かもしれません。

音質は小さい音量だとこもり気味に。操作性は1万円台の機種ではもっともスムーズでクセがありません。容量は16GBでOS領域でほぼ占められ、拡張が必須となります。ストレージを除けば格安機より機能面は安心といえます。

8位: 格安ながら音質で健闘の「Z4AA-JP02」

8位: 格安ながら音質で健闘の「Z4AA-JP02」 イメージ

vankyo
Z4AA-JP02
実勢価格:1万4880円

サイズ・重量:W243.2×H169.2×D8.45mm・480g ディスプレイ:10.1型ワイドIPSパネル (1280x800ドット)

▼テスト結果
画質 :9/12pt

音質 :12/20pt
操作性:10/20pt
容量 :14/20pt
価格 :18/20pt
合計 :63/100pt

vankyo「Z4AA-JP02」は、スピーカーが背面にあるのが使いづらいのですが、1万円台前半という格安機のなかでは音質は十分でした。手持ちで使うならOKです。

解像度1280×800のため精細感は△。コントラストもやや浅めです。反応がやや遅く、縦横切り替えの自動回転機能も時間がかかります。容量は32GBと最低限。128GBのSDカード対応なので、追加を推奨します。

8位: コスパ的にゲーム用ならアリの「K10 Android Tablet」

8位: コスパ的にゲーム用ならアリの「K10 Android Tablet」 イメージ

Dragon Touch
K10 Android Tablet
実勢価格:1万3999円

サイズ・重量:W242×H170×D10mm・587g ディスプレイ:10.1インチ解像度1280×800ドットのIPS液晶

▼テスト結果
画質 :9/12pt

音質 :9/20pt
操作性:12/20pt
容量 :14/20pt
価格 :19/20pt
合計 :63/100pt

Dragon Touch「K10 Android Tablet」は、反応が良く、引っかかりなく操作できるのでコスパを考えてゲーム向けなら〇。ただ、画質と音質にかなり難ありという評価でした。用途を考えて購入する必要があります。

解像度は1280×800。描写力は一段下がってしまいます。背面にスピーカーがあるので、机に置くと音がこもりがち。容量は最低限の32GB。SDカードは128GBまで対応しています。

10位: 動画端末として使いたいMeize「Meize」

10位: 動画端末として使いたいMeize「Meize」 イメージ

Meize
10.1インチタブレット
実勢価格:1万4899円

サイズ・重量:W240×H170×D9.4mm・500g ディスプレイ:1280 x 800 IPSディスプレイ

▼テスト結果
画質 :9/12pt

音質 :11/20pt
操作性:9/20pt
容量 :14/20pt
価格 :18/20pt
合計 :61/100pt

Meize「10.1インチタブレット」は、動画のセリフは聞き取りやすかったため、動画端末としてならアリな製品。ただ画面はやや黄色がかったような色味でクセがあり、安くてもほかの同価格帯と比べると秀でた点が少なかったです。

以上、格安タブレット検証の4~10位の紹介でした。

パソコン 【まとめ】1万円台でも使えるタブレットはアリ!

【まとめ】1万円台でも使えるタブレットはアリ! イメージ

『MONOQLO』編集部が、掘り出し物としておすすめするのは、総合評価4位のAmazon「Fire HD 10」や、6位のZONKO「ZONKO K105」Amazon「Fire HD 10」は映画&マンガ専用機として、ZONKO「ZONKO K105」はサブ機や子ども用としての活用法なら、十分にお買い得です!

安いタブレットはどの機種も苦手な分野があったものの、得意な部分も見れば使えるモノもあります。今回の検証結果を参考に、購入を考えてみてくださいね。