日本酒を一番知っている全国の実力派酒販店とセレクト!

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世代交代が進み、若い感性によって新しい風が吹き込まれている日本酒界。変革の中でクラシックな手法が改めて見直されるなど、日本酒の酒質に一段と奥行きや深みが増していると言われています。

各地で誕生した日本酒がオンラインで簡単に入手できるのはうれしい限りですが、おいしそうなお酒ばかりで、どれを選べばいいかわからない人も多いのではないでしょうか。

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そこで、日本酒を知り尽くした全国22の実力派酒販店の皆さんにアンケートを実施。百戦錬磨の目利きたちにおすすめのお酒を聞き、ジャンル別に分類しました。

飲みたいのはどのタイプ? お気に入りを見つけよう

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“今飲みたいお気に入りの1本”を見つけるため、まずは日本酒をジャンル分けしてみることに。日本酒のタイプ分けはさまざまですが、「どこで好みが分かれるか」「どんな料理やシーンで味わいたいか」などをもとに、今回は福岡の住吉酒販が提唱しているタイプ分けに準拠しました。

一方の軸を「お酒のボディ(ライト/フル)」、もう一方の軸を「造りのトラディショナルさ(モダン/クラシック)」とし、4タイプにカテゴライズしたものがこちら。

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あなたの飲みたい日本酒のタイプは?

[ボディ:ライト][造り:モダン]「フレッシュ&ライト」
[ボディ:フル][造り:モダン]「ジューシー&リッチ」
[ボディ:ライト][造り:クラシック]「端正&穏やか」
[ボディ:フル][造り:クラシック]「渋旨&フルボディ」

ここでは、日本酒らしい本格派の味わいが魅力の【端正&穏やか】にフォーカス。香味控えめですっとした飲み口の、冷やでも、お燗につけお刺身などと合わせてもおいしい1本をご紹介します。

端正&穏やか編:「綿屋」(金の井酒造・宮城)

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綿屋
特別純米・幸之助院殿
金の井酒造
実勢価格:1500円

720ml
※実勢価格は蔵元の販売価格です。

▼日本酒データ
・原料米(精米歩合):ひとめぼれ(55%)
・アルコール度   :15度
・蔵元       :金の井酒造

宮城県栗原市一迫字川口町浦1-1

究極の食中酒として君臨する「綿屋」。その中でも、漢方薬を飼料に混ぜて与えた漢方牛のたい肥だけで育てた有機栽培のひとめぼれで醸した特別純米が、この1本。ほのかに香る柑橘系の爽やかさと落ち着いた風味、すっきりとした飲み口、上品な味わいが特徴です。

全国の実力派酒販店の皆さん
全国の実力派酒販店の皆さん のコメント

マグロの赤身から軽い味付けの肉まで対応する底力。開栓後の日持ちは無期限かと思うほど驚異的。冷やからぬる燗まですすめられます。【白菊屋(大阪府高槻市)・藤本一路さん】

日本酒基本の「き」:酒米について知ろう

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日本酒原料の主役といえばもちろん米。では、日本酒に使われるのはどんな米でしょうか? 米の種類によってどんな違いがあるのでしょうか? そんなことを知り、意識して飲めば、日本酒の楽しみはもっと広がります!

●酒造好適米とは?
酒造りには、いわゆる飯米と比べて、より酒造りに適した「酒造好適米」(酒米)が使われることが多いです。飯米との違いは、まず大粒で、中心部にある白くて不透明なデンプン質のかたまり「心白」の比率が大きいこと

酒米を磨くのは、雑味となりやすい外側部分(タンパク質や脂質が多い)を削り、この心白を残すためです。心白が大きいと、麹造りの際には菌糸が中心まで入りやすく、糖化力の強い麹ができやすいことや、酒母やもろみの中で適度に溶けやすいメリットがあります。

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●精米歩合とは?
心白を残すため米を磨く精米で玄米の状態を100として、残った部分の比率のこと。基本的には、米を磨くほど酒質は軽快に、きれいに仕上がる傾向にあります。一方で最近は米自体の旨みを素朴に引き出そうという意図で"低精白"のお酒にも注目が集まっています。

最後に、サンロクマルから日本酒をもっと楽しむアイテムを紹介します。

おすすめアイテム:座ったままであたたまる一杯が楽しめる酒燗器

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テスコム
酒燗器 SK31
実勢価格:2708円

サイズ:183×155×168mm
重量:約1.1kg(本体)
容量:450ml(2.5合)
消費電力:250W

ズボラな方でも気軽にぬる燗や熱燗を座ったまま楽しめるテスコムの「酒燗器」。キッチンに立ってコンロで鍋に火をかけたり、電子レンジを使ったり、おかわりの度に立ち上がったり……といった手間をマルッと解決してくれます。お酒の量に合わせて前面のツマミをスライドさせるだけで温度調節ができる、シンプルな設計も◎。

以上、酒販店が選ぶ日本酒の紹介でした。日本酒の中でも日持ちのする「綿屋 特別純米・幸之助院殿」なら、一度にたくさん飲めない人も少しずつゆっくり楽しめるはず。ぜひ一度試してみてくださいね。