【2020年最新版】ANKER(アンカー)のイヤホンおすすめランキング|家電批評と音のプロが徹底比較
2020年05月20日(水)
高瀬 央樹
高瀬 央樹/Test by 家電批評編集部
【2020年最新版】ANKER(アンカー)のイヤホンおすすめランキング|家電批評と音のプロが徹底比較
ANKER(アンカー)といえば、SoundCore 2やモバイルバッテリーなど、数々の人気商品を生み出しています。今回は、オーディオメーカーと肩を並べるほどの評価を獲得しているイヤホン群をプロがテストして、おすすめランキングを作成しました。

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

家電批評 本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
原田裕弘 氏 東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏
長年AM・FMラジオ局のスタジオ、中継、収録ミキサーを担当。局外中継、収録の際にはヘッドホンミキシングをしてきたため、ヘッドホン・イヤホンには強いこだわりを持ち、愛用機はモディファイして使用中。
大澤大輔 氏 サウンドプロデューサー
大澤大輔 氏
メジャーアーティストのCD制作や番組プロデュース、空間音響やプロダクション・システムのデザインなど、音響と音楽制作に関わる様々な領域で活躍する毒舌のアイデア・マン。
阿部淳平 家電批評編集部 副編集長
阿部淳平
家電批評編集部所属。給料の半分を機材につぎ込む編集部随一のカメラ&レンズジャンキー。誌面ではよく自腹を切って本音のレビューを執筆している。デジタル製品に強い一方、生活家電は絶賛勉強中。

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※情報は『家電批評』2020年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
  • 音のプロがテストしたアンカーの
    イヤホン8製品のランキング発表
ANKER(アンカー)といえばモバイルバッテリーで有名ですが、オーディオに注力するようになってからは「イヤホンのアンカー」とも言わしめるようになりました。当初はコスパ重視のイヤホンも、現在はほかのオーディオメーカーと肩を並べるほどの評価を獲得しており、新製品が発売されるたびイヤホン界に一石を投じる存在となっているんです。
そんななか、2019年11月に発売された「Soundcore Life P2」 は、控えめな低音でバランスが良く、音に厚みがあり、これまでのドンシャリサウンドとは一線を画した音づくり。着実に進化を遂げています。そのうえ驚きなのは、良質の音質だけでなく、約5000円という破格の値段でaptX(※)に対応している点。またバッテリーノウハウを生かし圧倒的な長時間再生が可能と、アンダー1万円イヤホンにおいて、向かうところ敵なしです。

※aptX:Bluetoothイヤホンの主にAndroidで採用されるコーデック。標準コーデックのSBCより高音質で低遅延と言われています

今回は、そんな着実に進化を遂げているアンカーのイヤホン群の音質や音の傾向などをプロがジャッジ。テストした8製品おすすめ順にランキングでご紹介します。

▼テストした8製品はこちら
・ANKER  Soundcore Life P2
・ANKER Soundcore Liberty 2 Pro
・ANKER Zolo Liberty S
・ANKER Zolo Liberty +
・ANKER Soundcore Liberty NEO[第1世代]
・ANKER Soundcore Liberty
・ANKER Soundcore Liberty NEO[第2世代]
・ANKER Soundcore Liberty Air
テスト協力はお馴染みの音のプロ2名です。
今回のテストでは、低~高音域の質やダイナミクス、装着感などを見る「音の質」、バランスや音場感などを見る「音の傾向」、そして「音質評価と音の量の相関」を評価ポイントとしてチェックしていただきました。

それでは早速、総合ランキングをどうぞ!
  • 良質でバランスが良くコスパも◎
    ANKER 「Soundcore Life P2」 
ANKER 
Soundcore Life P2
実勢価格:4999円
重量:約62g(充電ケース含む)
充電端子:USB Type-C
再生時間/最?7時間(イヤホン本体のみ)、最?40時間(充電ケース使?時) 
Bluetooth規格:5.0 
対応コーデック:SBC、AAC、aptX
防水規格:IPX7
▼音のテスト結果
低音域の質 14.5/20点
中音域の質 14.5/20点
高音域の質 14.0/20点
ダイナミクス 14.5/20点
装着感 8.0/10点
遮音性 8.0/10点
合計 73.5/100点
1位に輝いたのは、2019年11月に発売されたばかりの、イヤホンの形状が無印AirPods型をしているSoundcore LifeシリーズのP2。高音質&高性能が5000円程度で手に入り、aptX対応というだけでも驚きですが、イヤホン本体でも約7時間が再生し、IPX7相当の防水性能を備えています。

控えめな低音でバランスが良く、音に厚みがあり、これまでのドンシャリサウンドとは一線を画した音づくり。着実に進化を遂げています。そのうえ驚きなのは、良質の音質だけでなく、5000円という破格の値段でaptXに対応している点。またバッテリーノウハウを生かし圧倒的な長時間再生が可能と、アンダー1万円イヤホンにおいて、向かうところ敵なしです。
原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表

原田裕弘 氏のコメント
締まりがあって立ち上がりの早い低音、女性ボーカルはつややかに表現しています。
大澤大輔 氏
サウンドプロデューサー

大澤大輔 氏のコメント
バランス良くまとまっていて、長時間のリスニングでも疲れにくいです。
かつて5000円品質というと、外れ覚悟の中華イヤホンばかりでしたが、ANKER 「Soundcore Life P2」ならばもう失敗することはありません。
  • バランスに優れストレスなし
    ANKER「Zolo Liberty S」
ANKER
Zolo Liberty S
実勢価格:1万1858円
▼音のテスト結果
低音域の質 14.0/20点
中音域の質 13.0/20点
高音域の質 13.5/20点
ダイナミクス 13.5/20点
装着感 9.0/10点
遮音性 9.0/10点
合計 72.0/100点
2位はANKER「Zolo Liberty S」。Zolo Libertyシリーズの最新機種で低域~中域にかけてのバランスに優れ、音楽を聴くのにストレスを感じません。
  • 大きめサイズ&厚手で包まれる
    ANKER「Soundcore Liberty 2 Pro」
ANKER
Soundcore Liberty 2 Pro
実勢価格:1万4380円
▼音のテスト結果
低音域の質 14.0/20点
中音域の質 13.0/20点
高音域の質 13.5/20点
ダイナミクス 13.5/20点
装着感 8.0/10点
遮音性 9.0/10点
合計 71.0/100点
3位はANKER「Soundcore Liberty 2 Pro」。低域がかなり増強されているため、イコライザー設定で自分の好みに調節して検証。全体のディテールと質はそこまで高いわけでありませんが、カスタマイズの自由度はなかなかのもので評価もアップ。大澤氏いわく、中高音を増強するのがオススメとのことです。
原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表

原田裕弘 氏のコメント
低音量が極端に多く、音量を上げざるを得ないです。
アプリで特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定しプロファイルを自動作成します。感度はそこまで反映されませんが、ノーマルよりは良いです。
  • 高音がしっかりして繊細さがある
    ANKER「Zolo Liberty +」
ANKER
Zolo Liberty +
実勢価格:8800円
▼音のテスト結果
低音域の質 14.0/20点
中音域の質 13.5/20点
高音域の質 13.0/20点
ダイナミクス 13.5/20点
装着感 8.0/10点
遮音性 8.5/10点
合計 70.5/100点
4位はANKER「Zolo Liberty +」。高音域がしっかりしているので、ドンシャリ気味のANKERイヤホンでも、そこまで嫌味を感じさせません。
  • 派手でインパクトのある音質
    ANKER「Soundcore Liberty NEO[第1世代]」
ANKER
Soundcore Liberty NEO[第1世代]
実勢価格:5999円
▼音のテスト結果
低音域の質 13.5/20点
中音域の質 12.5/20点
高音域の質 13.0/20点
ダイナミクス 13.0/20点
装着感 8.0/10点
遮音性 9.0/10点
合計 69.0/100点
5位はANKER「Soundcore Liberty NEO[第1世代]」。現在第2世代まで発売され、音質はこちらの第1世代のほうが上。価格なりの音ですが、派手でインパクトはあります。
  • やや控えめのドンシャリ加工
    ANKER「Soundcore Liberty」
ANKER
Soundcore Liberty
実勢価格:7999円
▼音のテスト結果
低音域の質 13.0/20点
中音域の質 12.0/20点
高音域の質 12.5/20点
ダイナミクス 12.5/20点
装着感 9.0/10点
遮音性 9.0/10点
合計 68.0/100点
6位はANKER「Soundcore Liberty」。やや控えめのドンシャリ加工で、バランスが良いとは言えません。音楽を楽しむイヤホンには力不足の印象です。
  • 使い勝手は良いが音質は価格なり
    ANKER「Soundcore Liberty NEO[第2世代]」
ANKER
Soundcore Liberty NEO[第2世代]
実勢価格:4999円
▼音のテスト結果
低音域の質 11.5/20点
中音域の質 12.5/20点
高音域の質 12.0/20点
ダイナミクス 12.5/20点
装着感 8.0/10点
遮音性 8.5/10点
合計 65.0/100点
7位はANKER「Soundcore Liberty NEO[第2世代]」。2019年8月発売当時、イヤホン本体で最大5時間の長時間再生と使い勝手に優れたイヤホン。音質は当時の価格なりでした。
  • 時折音が破綻して割れてる
    ANKER「Soundcore Liberty Air」
ANKER
Soundcore Liberty Air 
実勢価格:7999円
▼音のテスト結果
低音域の質 12.0/20点
中音域の質 12.5/20点
高音域の質 12.5/20点
ダイナミクス 12.5/20点
装着感 7.0/10点
遮音性 8.0/10点
合計 64.5/100点
8位はANKER「Soundcore Liberty Air」。本来の能力を超えた仕様になっているのか、音が割れてしまいます……。ドンシャリサウンド特有の音にもなっていません。
  • 【コラム1】比較的質が良くて使い勝手がいい
    一体型イヤホンもオススメ
ANKER
Soundcore Spirit X
実勢価格:3799円
▼音のテスト結果
合計 67/100点
ANKER「Soundcore Spirit X」は改善版が発売されていますが、識者による試聴では初代のほうがドンシャリが緩やかでクオリティが高い印象でした。
ANKER
Soundcore Sport Air
実勢価格:2599円
▼音のテスト結果
合計 66.5/100点
ANKER「Soundcore Sport Air」はドンシャリは緩やかで、ぐっと塊でまとまって音が出ている印象です。その分、分離感や高精細なディテールは少なめです。
  • 【コラム2】アンカー唯一のノイキャンは
    もう少し改良が必要
ANKER
Soundcore Life NC
実勢価格:8999円
▼音のテスト結果
ノイキャン強度 3.0/10点
ノイキャン精度 3.0/10点
アンカー唯一のノイキャン「Soundcore Life NC」は、まだまだの強度でいまのところ通話のしやすさに特化したモデルのようです。 
  • 最安機のSoundcoreLife P2が
    ベストバイを獲得!
以上、アンカーのイヤホンオススメランキングでした。「アンカー=コスパ」の先入観は古く、ANKERのイヤホン製品の音質は進化しています。最安機のSoundcoreLife P2が首位獲得という波乱になりましたが、ファン問わず納得する逸品の仕上がりでオススメです。

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