背丈超えの巨大4K! ビューソニックのプロジェクター「X10-4K」の感動レベルがヤバいです|『家電批評』が試しました
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the360.life編集部
the360.life編集部/Test by 家電批評編集部
公開日: 2020年05月01日

背丈超えの巨大4K! ビューソニックのプロジェクター「X10-4K」の感動レベルがヤバいです|『家電批評』が試しました

お手軽なWi-Fi内蔵のプロジェクターに、4K/HDR対応モデルが続々と登場しています。なかでも注目株なのが、低価格を得意としてきたアメリカのブランド、ビューソニック。今回紹介する「X10-4K」も4K/HDRのハイスペックで約16万円と割安感のあるお値段。そこでネットを疑う家電購入ガイド『家電批評』がその実力がホンモノなのか検証しました。

本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
AVライター
折原一也 氏
オーディオ・ビジュアルを活動のフィールドとしていて大画面テレビ、BDレコーダーを中心としたデジタル機器全般の取材と画質・音質を含めた製品記事、最新テクノロジーのトレンド解説記事を手がけている。


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※情報は『家電批評』2020年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

AV機器 ハイスペックで10万台! ビューソニック「X10-4K」

狭い部屋にテレビは邪魔かも......。そんな風に感じてプロジェクター購入を検討しているかもしれません。ただ、自室の壁に大画面を映してどう見えるのか? 内臓スピーカーの性能はどうなのか? リモコンの反応は? など気になる点は山積み。

そこで今回は、ハイスペックながら割安な価格で注目のビューソニックの「X10-4K」に実力をあらゆる角度から検証します。
ビューソニック 
X10-4K
実勢価格:15万9800円
サイズ・重量:W261×H166×D271 mm・約4.1kg 投射方式:DLP 0.47型DMD 4K-UHD 明るさ:2400 LEDルーメン コントラスト比:3000000:1 オフセット:100% +/-5% 画面サイズ:30~200インチ
▼X10-4Kの主な特徴
・4K解像度
・短焦点
・100インチ超
・HDR
・10万円台
背丈を余裕で超えてしまう、超々巨大4Kプロジェクターです。

AV機器 検証1:大画面の画質は? 85インチ4Kテレビと比較

4Kテレビなら50インチが約6万円の時代ですが、プロジェクターで比べると「X10-4K」は60万円以上する85インチクラス機です。大画面を重視するならプロジェクターのコスパは圧倒的! X10-4Kの場合、割安なのに高品質として注目を浴びています。

そこで、人気の85インチ4Kテレビと比較してみました。

▼比較したのはコレ!
ソニー 
BRAVIA 
KJ-85X9500G
実勢価格:66万円
国内で市販されている4Kテレビでは、最も大画面となるのが85インチです。

白い壁があれば、十分4K画質が楽しめた

「X10-4K」は約3mの投影距離で約160インチ(赤いライン)。映像の横幅は3.42m、縦幅1.9m(実測)にも達します。BRAVIAの85インチが小さく感じるほどでした。自宅に白い壁があれば、スクリーンを設置しなくても十分4Kらしい画質を楽しめます。

ちなみに音響も驚きでした!

スペックには表れない音質は名門Harman/Kardonチューニング。音楽PVを見ても歌声もクリアでバンド演奏もしっかり再現されました。

折原一也 氏 AVライター
折原一也 氏のコメント

空間を作って鳴らしてくれます。低音のリズムもしっかり再現!

AV機器 検証2:狭い部屋でも置ける? 4Kプロジェクターと比較

プロジェクター設置では、お部屋の投射距離の確保が悩みどころです。「X10-4K」は100インチに必要な投射距離はわずか1.7mです。6畳間でも白い壁さえあれば、省スペースに超大画面を作れるんです!
▼この3つの4Kプロジェクターと比較!
ビューソニック 
X10-4K
実勢価格:15万9800円
解像度:4K解像度
OS:Android
100インチの投射距離:1.77m
明るさ:2000ANSIと同等
台形補正:垂直
ズーム:非搭載
オートフォーカス:搭載

X10-4Kは「4K」のなかでは設置しやすいタイプです。10万円台の4Kプロジェクターは増えてきましたが、投射距離に違いがあります。X10-4Kが1.77mと短いのは、以下の3製品と比べても明らかです。
LG 
HU70LS
実勢価格:17万8800円
解像度:4K解像度
OS:WebOS
100インチの投射距離:2.68m
明るさ:1500lm
台形補正:垂直
ズーム:1.25倍
オートフォーカス:非搭載
エプソン 
EH-TW7000
実勢価格:18万3468円
解像度:4K解像度
OS:非搭載
100インチの投射距離:2.95m
明るさ:3000lm
台形補正:水平垂直
ズーム:1.6倍
オートフォーカス:非搭載
BenQ 
HT2550M
実勢価格:14万5787円
解像度:4K解像度
OS:非搭載
100インチの投射距離:3.25m
明るさ:2000ANSI
台形補正:垂直
ズーム:1.1倍
オートフォーカス:非搭載
「X10-4K」は投射距離の短い“短焦点”タイプ。そのため、広いリビングでなくても大画面が楽しめます。

AV機器 検証3:解像度は? 高画質で人気の2製品と比較

3つ目の検証として、『家電批評』の過去のテストで画質が高評価だったLGやエプソンのプロジェクターと解像度を比較してみました。

テスト方法は、日光を遮断した上で、照明をオフにした暗室と照明をつけた明室で画質を比較。プロジェクターの輝度は最大。投射距離は約3mと1.5mです。

それでは、テストの結果を見ていくことにします。

ビューソニックは思わず引き込まれるキレイさでした

ビューソニック 
X10-4K
実勢価格:15万9800円

約3mの投影で160インチ

ビューソニック 「X10-4K4K」は解像度が圧倒的で、壁に映った画像が実物のようで引き込まれるキレイさです。最も条件の厳しい3mの設置位置でもドット感は全く見えませんでした。

文字の滑らかさ、写真のくっきり感で感動するほどで、車体の下の暗所のコントラストと階調表現も丁寧。明るい照明下でも2m前後までは視聴に耐えるのでテレビ代わりとするのもアリです。

LG「PF50KS」 はフルHDらしい精細さ

LG
PF50KS 
実勢価格:5万330円

約3mの投影で95インチ

LG「PF50KS」は 600ルーメンのスペックの数値以上に明るく鮮明な画質で、1.5mまでの距離なら写真にドット感もなく明るい部屋でもくっきり見えます。

ただ、3mで明るい部屋という条件では、画面のクッキリ度も明るさも不足し始めます。3mでも暗室なら映画館感覚でアリ。価格が安いことを考えると、明るくクッキリ表示する画質のコスパは優秀です。

エプソン「EF100W」は視聴距離1.5mならアリ!

エプソン 
EF100W 
実勢価格:9万6036円

約3mの投影で120インチ

エプソン 「EF100W」は 2000ルーメンの明るは大きな武器です。テスト画像ではシャドウの持ち上げ処理が過剰でしたが、色のバランスは概ね良好です。

ただし、WXGAの解像度が足を引っ張っていて、1.5mの時点で写真の文字が潰れてドット感に気付きます。3mでは解像度が完全に不足するうえ、明るい照明下では暗く見えてしまいます。1.5mの明るい部屋で使うのが正解かもしれません。

解像度比較まとめ:4Kの解像感はビューソニックが圧倒的でした

ビューソニックの「X10-4K」は最も画面の大きくなる投射距離3mで見ても画面のどこにもドット感は感じられませんし、メニューUIの文字の滑らかさだけでも次元が違います。

YouTubeの動画や写真を映してみても、4Kでしか再現できない画面の奥行き感が現れます。しかも、ハイライトからシャドーまでのトーンの丁寧さまで、クオリティの高さは解像感だけではありません。4K/HDRの高画質は本物です!

折原一也 氏 AVライター
折原一也 氏のコメント

画質の差は素人目にも一目で分かるでしょう

AV機器 「Fire TV Stick 4K」の追加でさらに快適に!

音声入力ができない、リモコンの反応が悪い、4Kプロジェクターなのにネットフリックスは4K再生できないといった問題は、ファイヤTVスティック4Kを接続すれば一気に解消します。
アマゾン
Fire TV Stick 4K
実勢価格:6980円

リモコン、アプリの問題が解消!

「X10-4K」付属のリモコンだと操作性が悪いのですが、「Fire TV Stick 4K」にすると感度も良く文字入力もスムーズにできます。

X10-4K

Fire TV Stick 4K

X10-4Kのアプリストア「Aptoide」で実用的に使えるのはYouTubeとHulu、AbemaTVくらい。一方、Fire TV Stick 4Kは主要な動画配信を満遍なく網羅できています。

Fire TV Stick 4Kで投射サイズの微調整が可能

「X10-4K」は投射距離が短めで狭い部屋でも100インチ超えを楽しめますが、ズームや斜め投射には非対応なので家具の配置や生活導線との折り合いが難しいです。投影サイズが大きすぎて壁からはみ出した場合、Fire TV Stickのキャリブレーション機能を活用。画質はやや落ちますが、投影サイズを1割ほど小さくできます。
編集担当の家では家具の配置を見直したり、Fire TV Stickの機能を使って導線を妨げずに設置できました。プロジェクターは設置角度を変えられるので少しは上向きに投影できます。

AV機器 【まとめ】テレビ邪魔なら本格的に検討、アリです!

「X10-4K」は凹凸のある壁紙に投影しているにもかかわらず、細部までシャープで濃厚な発色で4K映像ならではの立体感、リアリティが十分感じられました。検証時に壁面に映し出された瞬間、担当者が「これはヤバイ!」と声を出してしまったほどです。

大迫力に一役買っているのが内蔵スピーカーです。「音楽と全体を情報量豊富に空間を作って鳴らすし、低音のリズムの刻みもしっかり再現」と識者の折原氏も太鼓判です。

検証では、広いリビングだけでなく7畳程度の部屋にも設置してみました。狭い室内に大画面テレビを設置すると圧迫感を覚えますが、プロジェクターなら室内を圧迫しません。テレビは邪魔かも……。そう思っている人こそ検討の価値アリだと感じました。

以上、ビューソニックのX10-4Kの検証でした。お家時間の最強アップデートに、検討してみてはいかがでしょうか。

the360.life(サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
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