電動アシスト自転車おすすめランキング 4選|子供乗せならこちら
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高草真幸
高草真幸/Test by MONOQLO編集部

電動アシスト自転車おすすめランキング 4選|子供乗せならこちら

街でもよく見かける「子ども乗せ電動アシスト自転車」。気になってはいるものの、何を基準に選べばいいかわからない……とお悩みのママ&パパも多いのでは? そこで今回は、子育て世代のみなさまに向けて、プロと一緒に選んだ最高の1台を発表します。

テストするモノ批評誌
MONOQLO
辛口レビュー雑誌。生活用品や家具、ガジェットに加え、保険やクレジットカードなどのサービスも比較検証する。
自転車雑誌ライター
田中弾 氏
自転車やトライアスロンの雑誌&ウエブで編集・ライティングを手掛ける。自転車歴20年以上のベテラン。
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏
マウンテンバイクを使ったアウトドア系の冒険体験のイベント企画やWEB サイトの制作などを行う会社の代表取締役。

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※情報は『MONOQLO』2020年4月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

自転車 「電動アシスト自転車」は 子育て世代の必須アイテムです

子どもの幼稚園の送迎をママチャリでする場合、自転車と運転者の体重をあわせると総重量は100㎏近くになることも。 でも、「電動アシスト自転車」だと、子どもを乗せても荷物が増えてもへっちゃら。坂だってラクに走れます。
そんな電動アシスト自転車業界では「パナソニック」「ヤマハ」「ブリヂストン」の3大メーカーがしのぎを削る状況。どのメーカーもいろいろな機能があって便利ですが、正直何が違うのかわからない!と思っている人も多いハズ。

そこで今回は、電動アシスト自転車の購入を検討している子育て世代のみなさんに向けて、自転車のプロ2名と主婦モニターがテストを敢行。ママ・パパ目線で徹底検証しました。

【注意】ヤマハ発動機製電動アシスト自転車 リコールについて

今回検証したラインナップにある「ヤマハ発動機」2台は、検証後にモーター制御ソフトウェアの不具合によるアシスト誤作動が発表され、現在リコール対象になっています。メーカーに確認したところ『「PAS」シリーズの一部の機種で、特定の操作を行うことで起こる誤作動』とのことです。

2月以降の製造品に関しては問題が解消されているので、販売店で改めて確認してください。

詳しくはメーカー公式サイトをご覧ください

自転車 テストの前に押さえたい! 「電動自転車」の3つのキホン

電動アシスト自転車は高い買い物だからこそ、失敗したくない……。だったら、まずは電動アシスト自転車の「3つのキホン」をしっかりと押さえましょう。

キホン1:強力アシスト機能で 子育てをサポート

漕ぐ力に加えてモーターの力で走行をサポートしてくれる「電動アシスト自転車」。子どもの送り迎えや重い荷物を運ぶ買い物など、子育てのあらゆるシーンで活躍してくれます。普通の自転車と比べると、その差は歴然です。

普通の自転車

多くの人が利用している普通の自転車。昔に比べるとデザインも機能も進化しており、何よりお手頃価格なのが魅力です。しかし、子どもや荷物を乗せると重くて進まない、坂道では降りて手押ししなければならない、車体が軽くてフラついてしまうなど、デメリットが目立ちます。
一方、電動アシスト自転車は高額なため、なかなか手が出しにくいですが、メリットはたくさんあります。漕ぐ力は最大2倍の力で走れ、重量と低重心で走りが安定します。そして、坂道でも降りずに登りきれるのはうれしいです。

キホン2:3大メーカーが市場を独占 得意分野を見極めて選びましょう

電動アシスト自転車は、「ヤマハ」「ブリヂストン」「パナソニック」の3大人気メーカーがほぼ市場を独占しています。もちろん、メーカーごとに得意分野が異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ヤマハ発動機

ヤマハは、長年のオートバイ技術で培ってきたモーターの技術を活かしたアシストの自然さが特徴。ペダルを踏んだ際、唐突に押し出されるような感覚が少なく、滑らかかつ自然に漕ぎ出せます。軽量・コンパクトな車体設計で女性でもラクに運転ができます。

ブリヂストンサイクル

前輪にモーターを搭載した両輪駆動で、前から引っ張られるようなアシスト感の「ブリヂストンサイクル」。ペダルを止めたり、ブレーキをかけると、モーターが発電してバッテリーを充電します。電池切れが少なく持ちがいいため、安定して走れます。

パナソニックサイクルテック

パナソニックサイクルテックは、アシストのパワーに定評があり、重い荷物を乗せていても急な坂でも力をかけずにグイグイと前に進みます。2018年からはベビー用品メーカー「コンビ」とコラボした新型チャイルドシートを搭載。業界最高レベルの強力アシストで、体力に自信がなくてもラクチンです。

キホン3:前乗せ・後乗せで 使える年齢に違いアリ!

前乗せタイプ(1歳~4歳未満の子ども対象)

ハンドルの中央にチャイルドシートが設置された「前乗せ」タイプは、走行中でも子供の様子が確認できて安心感があります。ハンドリングも安定して運転しやすくなりますが、前乗せできる期間はやや短めです。

後乗せタイプ(1歳~6歳未満の子ども対象※)

リヤに大型シートが固定された「後乗せ」タイプは、ある程度成長してしっかり座れる子ども向け。1~2歳は仮設シートで我慢する必要があるものの、価格も安めで比較的長く使えるのでコスパがいいです。子どもを抱き上げ乗せる手間が少ないのはいいですが、子どもの様子が見えないのは不安かも。

※パナソニック サイクルテックおよび、ヤマハ発動機のリヤチャイルドシートは適用年齢「1歳~6歳未満」。ブリヂストンサイクルのリヤチャイルドシートは適用年齢「2歳~6歳未満」。
ちなみに、前乗せタイプは子どもが「成長したら」、後乗せタイプは子どもが「小さいうち」は、それぞれ後付けとなる追加シートが必要になります。後乗せタイプの仮設シートは、バランスを崩しやすいので注意が必要です。

子どもの安全のため、自転車店でしっかりと調整のうえ、取り付けてもらいましょう。

子供を乗せて走行する場合はヘルメットが必要

2008年の道路交通法改正により、幼児および児童(13歳未満)に対するヘルメットの着用努力義務が施行されました。

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

13歳未満の幼児および児童を自転車に乗せて走る際、ヘルメット着用の努力義務となっています。ヘルメットは災害時の備えにもなるので、ぜひ着用しましょう。
子供用ヘルメットはこちらからどうぞ。

自転車 タイヤサイズによって特長があります

電動アシスト自転車の乗り心地や操作性には、タイヤの大きさが大きく関わってきます。タイヤサイズには20~24インチの小さめタイヤと、26インチ以上の大きめタイヤがあります。

主流は小さめサイズタイヤですが、大きめタイヤのほうが使い勝手がいい場合もあるので、特徴やメリット・デメリットを理解して、自分に合うものを選びましょう。

小さめタイヤの特徴

小さめタイヤの特徴は、まず漕ぎ出しが軽く小回りが効きます。そして重心が低く非常に安定感があります。車高が低いので、乗り降りがしやすく、子どもの乗せ降ろしもしやすいのです。

ほかにも自転車の重量が軽いことや、チャイルドシートと路面の距離が近くなること、タイヤが太いことなどです。

大きめタイヤの特徴

大きめタイヤは何といっても、長い距離を乗っても疲れにくいことが特徴的です。また、自転車の重量が重くなります。

小さめタイヤのメリットとデメリット

小さめタイヤのメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリットは以下の通りです。

○ チャイルドシートに子どもを乗せやすい
○ 身長が低めから普通くらいの人に乗りやすい
○ 重心が低いので安定感が強い

デメリットは以下の通りです。

× 段差にやや弱い
× タイヤが小さいのでペダルを漕ぐ回数が多い

大きめタイヤのメリットとデメリット

次に大きめタイヤの、メリットとデメリットに目を向けてみましょう。

メリットは以下の通りです。

○ 漕ぎやすくペダルを漕ぐ回数が少ない
○ 背が高いパパとシェアしやすい
○ 速度が出やすく走行中は安定する
○ 大人用として長く使える

デメリットは以下の通りです。

× 子どもを高く持ち上げて載せなければならない
× 高さがあるので倒れやすい

自転車 電動アシスト自転車のバッテリー容量も重要です!

自転車を毎日使う人や、長い距離を乗ることが多い人はバッテリーの容量も大切な要素です。バッテリー容量で、1回の充電での走行可能距離に差があるだけでなく、重さも変わります。

性能と重さのバランス、価格も考慮して適切なタイプを選びましょう。

大容量がおすすめな理由

国内メーカーの子供乗せ電動アシスト自転車の多くは、12~16Ahの大容量バッテリーを搭載しています。バッテリー容量が大きいほど充電1回で長い距離を走行できるので、充電回数を減らすことができます。

そのため、12~16Ahの大容量バッテリーを搭載したモデルがおすすめです。バッテリーは充放電を繰り返すと、基本的に劣化が進みます。できれば充電回数は減らしたいものです。

大容量バッテリーなら充電頻度が減るので、バッテリー寿命が長くなります。ただしスペックが同じ程度なら、バッテリー容量が大きいほど価格は高くなります。

走行可能距離と充電頻度もチェック

バッテリー容量12~16Ahとそれ以上のどちらがいいかで悩む場合は、走行可能距離と充電回数を目安にするとよいでしょう。

バッテリー容量が大きい方が、バッテリー不足になることも少なくて充電の手間が減るので、助かります。ただし便利な分、価格は高くなるのは否めません。

使用頻度が高いのなら大容量がおすすめですが、近場での移動が多かったりたまにしか使わなかったりする場合は、小容量も検討に値します。購入時は価格と必要なバッテリー容量とをよく考え合わせて、総合的に判断しましょう。

自転車 電動アシスト自転車選びでは 3つのポイントを押さえましょう

電動アシスト自転車を選ぶ上で重要になるのが、次の3つのポイントです。詳しくご紹介します。

選びのポイント1:チャイルドシート 子どもを安心して乗せられるか

子どもをしっかり守る堅牢性やクッション感に加えて、毎回付け外しするシートベルトの調整機構の使いやすさも大切なチェックポイントです。

選びのポイント2:走りやすさ ふらつかず小回りがよいかどうか

アシストの強さはもちろん、走行中に車体がふらつかないかは、カーブなどの小回りのよさも重要なポイント。10㎏のおもりを乗せて実際に走って確かめました。

選びのポイント3:使いやすさ 細かなパーツが普段使いに影響

鍵やカゴ、スタンド、操作パネル、ハンドルロック機能といった細かなパーツも、地味ながら使い心地に影響してくるポイントです。

以上、「チャイルドシート」「走りやすさ」「使いやすさ」の3つのポイントを踏まえつつ、自転車のプロと現役ママが3強メーカー&老舗メーカーの最新モデル全8台を乗り比べてみます。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

アシストの力加減や、走行中のふらつきも厳しくチェックしました。

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

チャイルドシートの使用感や安全性も確かめました。
テストの結果は「前乗せタイプ」と「後乗せタイプ」とに分けて、ランキング形式で発表します! まずは「前乗せタイプ」からどうぞ。

記事1位BEST [前乗せタイプ]デビューに最適! ヤマハ発動機「PASS Kiss mini un SP」

ヤマハ発動機
PASS Kiss mini un SP
実勢価格:16万600円

タイヤ径:20型
重量:31.0kg
バッテリー容量:15.4Ah
走行距離※:約53km
充電時間:約4.0時間
▼テスト結果
アシスト 26/30点
チャイルドシート 25/30点
走りやすさ 28/30点
使いやすさ 6/10点
合計 85/100点
ヤマハ発動機の「PAS Kiss mini un SP」が見事ベストバイに。他製品に比べて圧倒的に安定した乗り心地をプロ2名が絶賛。漕ぎ出しのアシストは強すぎず弱すぎず、絶妙な力加減。子どもを乗せていることを感じさせないスムーズな発進で、普段自転車に乗り慣れていない主婦モニターでもフラつくことなく安全でした。
フロントチャイルドシートは、子どもの全身を包みこむような形状が特徴的。一見狭そうに見えますが、カバーを下ろせば大きく開き、抱きかかえたままスポッと乗せることができます。前方からの衝撃だけでなく、冬の冷たい風や夏の強い日差しから子どもを守ってくれるので安心です。
シートサイズはしっかりと余裕があります。シート自体の奥行きもあり、子どもが寝てしまったり、不意に暴れるようなことがあっても手足がハミ出ません。走行中に子どもをしっかり見ておけるので、安心して運転に集中できます。
重量が31㎏と比較的軽量で取り回しがよく、圧倒的な小回りのよさを発揮。10㎏の重りを乗せていても重さをほとんど感じさせず、フラつかずスムーズに発進します。坂道にさしかかってもアシストが弱まってペダルが重くなることもなく、一定の力でアシストを続けてくれます。
カーブや狭い道でも安定した操作ができる車体バランスの良さも高評価。アシストの滑らかさも相まって、思いのままに運転することができました。

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

他機種が苦手な小回りテストも優秀でした。
スタンドを上げると自動でハンドルが固定される機構は一般的ですが、子どもの乗せ降ろしをする際に車体の転倒を防ぐ重要な機能。ヤマハ製のスタンドは他機種のものより「ツメ」の部分が大きく、荷物を積んでも軽い力でスタンドを立てることができ、より安全に使えます。
鍵穴が上向きで開けやすいです。

高い安全性にプロも太鼓判のヤマハ発動機「PASS Kiss mini un SP」。運転が苦手でも迷いなく乗れ、誰でも思いのまま運転できるので、子どもが小さく、初めて電動アシスト自転車を購入しようと考えている人におすすめです。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

テールランプも自動で点灯するから安心です。

【注意】ヤマハ「PAS」シリーズのリコールについて

前述のとおり、ヤマハ発動機の機種については、検証後にモーター制御ソフトウェアの不具合によるアシスト誤作動が発表され、現在リコール対象になっています。メーカーに確認したところ『「PAS」シリーズの一部の機種で、特定の操作を行うことで起こる誤作動』とのことです。

2月以降の製造品に関しては問題が解消されているので、販売店で改めて確認してください。

詳しくはメーカー公式サイトをご覧ください

記事2位BEST [前乗せタイプ]長い坂道もラク パナソニック「サイクルテック ギュット・クルーム・EX」

パナソニック
サイクルテック
ギュット・クルーム・EX
実勢価格:18万2380円

充電時間:約4.5時間
走行距離:約50km ※1
バッテリー容量:16.0Ah
重量:33.3kg
タイヤ径:20型
※1 「パワーモード」の場合。メーカー公称の走行距離
アシスト 23/30点
チャイルドシート 21/30点
走りやすさ 23/30点
使いやすさ 8/10点
合計 75/100点
2位はパナソニック「サイクルテック ギュット・クルーム・EX」。強いアシストに定評のある「パナソニック サイクルテック」のハイエンドモデル。2020年モデルからベビー用品メーカー「コンビ」とコラボした、日よけ付きのチャイルドシートが搭載されています。
足元のガードがないので乗せ降ろしは楽ですが、子どもが暴れて手や足を出してしまう可能性も。ベルトでしっかり固定しましょう。
業界最高クラスのアシスト力でペダルを軽く踏み込むだけで「ギュッ!」と一気に前に出るので長い坂道でも苦になりません。
電子キーを持っていれば、電源ボタンを押すだけで自動解錠。荷物で手がふさがっているときに鍵を出す必要がなく便利です。

記事3位BEST [前乗せタイプ]小柄な人向け ブリヂストンサイクル「ビッケ ポーラーe」

ブリヂストンサイクル
ビッケ ポーラーe
実勢価格:15万8180円

充電時間:約4.0時間
走行距離:約56km ※2
バッテリー容量:15.4Ah
重量:30.8kg
タイヤ径:20型
※2 「強モード」の場合。メーカー公称の走行距離
アシスト 18/30点
チャイルドシート 23/30点
走りやすさ 22/30点
使いやすさ 6/10点
合計 69/100点
3位はブリヂストンサイクル「ビッケ ポーラーe」。広々としたチャイルドシートは子どもの乗せ降ろしがしやすいと、主婦モニターに大好評! 重心が低く安定し、走りやすいですが、アシスト力がやや物足りない結果となりました。車高が低いので、小柄な人向けです。
比較した4台の中ではチャイルドシートがもっとも大きいです。ベルトも手元で調整できるので、乗せ降ろしのしやすさはNo.1。
ブレーキの利きが強力で、ブレーキパッドのゴムが減りやすいです。1年に1度は自転車店に持ち込みプロにメンテをしてもらいましょう。
ブリヂストンサイクルのハンドルロックは手元で操作する手動式。駐輪時など少しだけ動かしたいときは連動式よりも便利です。

記事4位 [前乗せタイプ]パパにおすすめ 丸石サイクル「ふらっか~ず アクティブアシスト」

丸石サイクル
ふらっか~ず アクティブアシスト
実勢価格:12万9800円

充電時間:約4.0時間
走行距離:約32km ※3
バッテリー容量:10.1Ah
重量:31.0kg
タイヤ径:20型
※3 「強モード」の場合。メーカー公称の走行距離
アシスト 15/30点
チャイルドシート 22/30点
走りやすさ 22/30点
使いやすさ 6/10点
合計 65/100点
4位は丸石サイクル「ふらっか~ず アクティブアシスト」。価格のぶん、バッテリー性能や走行距離は控えめ。クランクが長く、身長の高い人でも快適に乗れます。出足のアシストの反応はやや控えめですが、速度が乗れば両輪駆動で安定して走れます。
アルミフレームのシートは掴まるところが多く、意外にも乗せ降ろしはしやすいです。ベルトもボタンが大きく調整しやすいです。
前輪にアシスト、後輪は人の漕いだ力を伝える両輪駆動。両輪に駆動力がかかるので、速度が出た際も走りが安定しています。
スポーツバイクに近い形状のハンドルなので、操作には少しコツがいりますが、慣れてしまえば一般車より柔軟な操作が可能です。

自転車 [まとめ]前乗せタイプは 自転車が苦手な人こそおすすめ

前乗せタイプは独特のハンドル形状と大きなチャイルドシートで、一見して運転が難しそうなイメージですが、実際に乗ってみると意外にも操作しやすく、「自転車は苦手」と言っていた主婦モニターもスムーズに乗ることができました。

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

しばらく自転車に乗っていないので不安、自転車に乗り慣れていない、という人はまず「前乗せタイプ」をおすすめします。
前乗せタイプの電動アシスト自転車を選ぶ際に重視したいのは、「シートの安全性」。1歳~4歳まで(体重約15㎏まで)の比較的小さな子どもを乗せるので、子どもが不意に手や足を出さないよう、しっかりとカバーされているものを選ぶと安心です。

次に、「後乗せタイプ」のランキングを紹介します。

記事1位BEST [後乗せタイプ]バランスよい1台 パナソニック サイクルテック「ギュット・アニーズ・DX」

パナソニック サイクルテック
ギュット・アニーズ・DX
実勢価格:15万3780円

充電時間:約4.5時間
走行距離:約50km※
バッテリー容量:16.0Ah
重量:34.2kg
タイヤ径:20型
※ 「パワーモード」の場合。メーカー公称の走行距離
アシスト 22/30点
チャイルドシート 30/30点
走りやすさ 24/30点
使いやすさ 7/10点
合計 83/100点
後乗せタイプでは、パナソニック サイクルテックの「ギュット・アニーズ・DX」がベストに。価格を抑えたミドルクラスの機種ながら十分なアシスト性能と、標準搭載は「アニーズ」のみというオリジナルのチャイルドシートの圧倒的な使い勝手で高評価を得ました。
チャイルドシートは奥行きと幅が広く頑丈で、1歳から6歳未満まで、体格がどんどん変わっていく子どもに広く対応できます。シートベルトも背面のレバーを操作するだけで簡単に調整が可能、乗せ降ろしの際、余計な手間がかからずスムーズに出発できる点が高評価でした。
シートベルトも背面のレバーを操作するだけで簡単に調整が可能。乗せ降ろしの際、余計な手間がかからずスムーズに出発でき、どんな子でもゆったりと乗れます。
アシスト性能に関しては、さすがパワーに定評のある「パナソニック サイクルテック」。運転者と子どもを合わせて総重量100㎏を超える状態でも、「グッ、グーッ」と力強いアシストで確実に前に進んでいけるパワフルさでした。
ハンドルからサドルまでの長さに余裕があり、大柄な男性でも足を気にせず漕げます。グッと力強く前に進む大味なアシスト感には少し慣れがいるものの、平地も坂道もほとんど力をかけずに走れます。狭所では若干取り回しにくいですが、ブレやフラつきがほとんどなく、安定感バツグン!

義村貞純 氏 アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏のコメント

車体の長さと重量が安定感を生み出します。
幅広で肉厚のタイヤは地面の凸凹を拾いにくく、ガタガタ感を軽減します。
操作しやすいシンプルなスイッチ。自動解錠など特別な機能はないですが、そもそも基本的なパーツの質がいいので、価格と機能のバランスがとれているといえます。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

細かいパーツも使いやすい工夫が満載です。

記事2位BEST [後乗せタイプ]小柄な子ども向き ヤマハ発動機「PAS Babby un SP リヤチャイルドシート 標準搭載モデル」

ヤマハ発動機
PAS Babby un SP
リヤチャイルドシート標準搭載モデル
実勢価格:15万6200円

充電時間:約4.0時間
走行距離:約51km※1
バッテリー容量:15.4Ah
重量:32.7kg
タイヤ径:20型
※1 「強モード」の場合。メーカー公称の走行距離
アシスト 26/30点
チャイルドシート 20/30点
走りやすさ 28/30点
使いやすさ 6/10点
合計 80/100点
2位は新型のチャイルドシートを装備した、ヤマハ発動機「PAS Babby un SP リヤチャイルドシート 標準搭載モデル」。テストの際に4歳の男の子に乗ってもらったところ少し窮屈に感じましたが、ハンドル式なので乗せ降ろしがしやすい点は高評価でした。
個人差もありますが、リヤシートは少しタイトなつくり。特に発育のいい男の子はやや窮屈に感じるかもしれません。
急加速しない自然なアシスト感はプロからも高評価! 車体重量も軽いので女性でも取り回しが楽にできます。
4製品中唯一のハンドル式シートを採用。子どもの乗せ降ろしはしやすい反面、走行中に動いてしまう子には少し不安が残ります。

【注意】ヤマハ「PAS」シリーズのリコールについて

前述のとおり、ヤマハ発動機の機種については、検証後にモーター制御ソフトウェアの不具合によるアシスト誤作動が発表され、現在リコール対象になっています。メーカーに確認したところ『「PAS」シリーズの一部の機種で、特定の操作を行うことで起こる誤作動』とのことです。

2月以降の製造品に関しては問題が解消されているので、販売店で改めて確認してください。

詳しくはメーカー公式サイトをご覧ください

記事3位BEST [後乗せタイプ]アシスト力NO.1 パナソニック「サイクルテック ギュット・クルームR・EX」

パナソニック サイクルテック
ギュット・クルームR・EX
実勢価格:17万7980円

充電時間:約4.5時間
走行距離:約50km ※2
バッテリー容量:16.0Ah
重量:33.4kg
タイヤ径:20型
※2 「パワーモード」の場合。メーカー公称の走行距離
アシスト 24/30点
チャイルドシート 20/30点
走りやすさ  25/30点
使いやすさ 8/10点
合計 77/100点
3位はパナソニック「サイクルテック ギュット・クルームR・EX」。パワフルさはそのままに、より自然で滑らかになったアシスト性能は文句なしのベスト。しかし、新設されたチャイルドシートは調整がしにくくなり、惜しくも評価を落としました。
シートベルトの固定箇所が多く、安心感はありますが、子どもの成長に合わせて調整しているとやや面倒に感じる点も。
パワフルなアシストに加え、同社の従来モデルよりも自然でなめらかな乗り心地に近づき快適に運転できるようになりました。
前乗せタイプと同じ自動解錠システムを搭載。子どもと荷物で両手がふさがっていても、ラクに解錠できて本当に便利です。

記事4位 [後乗せタイプ]長く走れる ブリヂストンサイクル「ビッケ モブ dd」

ブリヂストンサイクル
ビッケ モブ dd
実勢価格:16万3680円

充電時間:約4.1時間
走行距離:約50km ※3
バッテリー容量:14.3Ah相当
重量:33.4kg
タイヤ径:24型(前)、20型(後)
※3 「強モード」の場合。メーカー公称の走行距離
アシスト 20/30点
チャイルドシート 18/30点
走りやすさ  24/30点
使いやすさ 7/10点
合計 69/100点
4位はブリヂストンサイクル「ビッケ モブ dd」。ブレーキをかける、走行中にペダルを止めるなどでモーターが発電し、1回の充電で長く走れる独自技術が便利。日々の走行距離が長い方にもおすすめできます。両輪駆動はこぎだしに癖があり、少し慣れがいります。

前輪のタイヤサイズが一回り大きいのも特徴です。

田中弾 氏 自転車雑誌ライター
田中弾 氏のコメント

自動発電を活かしやすいので、坂がちな地域で特に活躍できます。
シンプルでお手入れしやすいリヤシート。ベルトの調整が手元でできてフィッティングが簡単です。
引っ張り感の強い前輪モーター+ペダルの両輪駆動を採用。前輪に内蔵ブレーキを搭載しており下り坂での減速がラクです。
独自技術の「ベルトドライブ」を採用。錆びない、はずれない、注油がいらないとほぼメンテナンス不要なのはうれしいです。

自転車 [まとめ]後乗せタイプは 坂道の多い地域で効果絶大!

「後乗せタイプ」は、坂のある所で絶大な効果を発揮します。両輪駆動車は前から引っ張ってくれるようなアシストなので、上り坂でも車体が安定しやすく、バッテリーの持ちもよくなる傾向にあります。
急な上り坂ではギアを調整しましょう。軽いギアでもアシストは十分にかかるので、力に自信がなくても坂を上れます。
以上、電動アシスト自転車おすすめ8選でした。子育て初心者にこそ使ってほしい電動アシスト自転車。予算だけでなく、性能や使い勝手はランキングを参考にして、ライフスタイルにぴったりの1台をお探しください。

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