【2020年】炊きたてが美味しい! 象印「極め炊き」シリーズおすすめ炊飯器ランキング4選|お米マイスターが人気製品を徹底比較
2020年03月26日(木)
高瀬 央樹
高瀬 央樹/Test by 家電批評編集部
【2020年】炊きたてが美味しい! 象印「極め炊き」シリーズおすすめ炊飯器ランキング4選|お米マイスターが人気製品を徹底比較
高級化が進む炊飯器市場ですが、Amazonなどのネット通販では3~5.5合サイズで値段もお手頃な「象印シリーズ」が人気です。そこで今回は、象印の「極め炊き」シリーズで人気の上位4機種を徹底比較。プロであるお米マイスターと『家電批評』編集部が一緒にテストした結果、高級機に匹敵する逸品が判明しました! その結果をレポートいたします!

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家電批評 本音でテストする家電購入ガイド
家電批評
創刊9年を迎える家電専門誌。スマホ、イヤホンなどのガジェットから、テレビや冷蔵庫などの大型家電まで、実際にテストしてレビューする本格テスト雑誌。
片山真一 氏 五ツ星お米マイスター
片山真一 氏
株式会社隅田屋商店代表。お米マイスターとして世界中を炊飯指導で飛び回る。
風間章子 氏 料理家
風間章子 氏
料理家。調理師。イタリアンレストランで6年間修行の後、カフェの立ち上げ、雑誌やwebなど様々なメディアにて料理監修で活躍中。

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※情報は『家電批評』2019年12月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

  • 高級化が進む炊飯器だけど
    ネットでは手頃な“象印”が人気
炊飯器を選ぶ際、機能性や使い勝手の良さを重視するのはもちろんですが、価格帯もしっかりと押さえておきたいところです。というのも、炊飯器の価格はピンキリ。高性能なものになればなるほど、値が張る傾向にあり、中には10万円近くするものまで発売されています。

日本人の主食であるお米を少しでも美味しく食べたいという気持ちは皆さんおありでしょうが、なかなか炊飯器に10万円かけられるかというと難しい面もあります。それを表すかのように、Amazonをはじめとするネット通販の人気ランキングでは、お手頃な象印シリーズが上位に並んでいます
しかし、同じメーカーでもマイコン式から圧力IH式まで色々あって、見ていると「圧力IHの方が高いけど、IHとどれくらい違うのか」「1万円違う圧力IHには美味しさに差があるのか」といった、疑問がいろいろと浮かんできます。

そこで今回は、象印の炊飯器で人気上位の4製品をテストした結果を大公開します!
  • ネット通販で人気の象印炊飯器
    4台の実力を徹底比較!
料理家と五ツ星お米マイスターの2名のプロにご協力いただき、Amazonなどのネット通販で人気の象印炊飯器4製品をテストしました。

▼テストした4製品はこちら
・象印マホービン 極め炊き NP-BJ10 実勢価格:3万2300円
・象印マホービン 極め炊き NP-ZT10 実勢価格:2万4980円
・象印マホービン 極め炊き NW-VA10  実勢価格:1万6368円
・象印マホービン 極め炊き NL-BC05 実勢価格:8370円

テストでは、「食味」はもちろん、使い勝手やお手入れのしやすさなどを厳しくチェック。なお、お米は程よい粘り、弾力、甘さを持つ日本人の好きなお米の代表「コシヒカリ 無洗米」を浸漬せずに使用しています。
  • テスト1:食味(各20点満点)
「旨み」「食感」「見た目」「甘さ」「香り」の5項目を各20満点でプロ2名が点数化。先入観を持たないよう、どの製品で炊いたかを伏せて実施しました。
  • テスト2:使い勝手(10点満点)
ボタン配置やメニューの見やすさなど、操作性を10点満点で評価。毎日使う負担にならないものが高得点になりました。
  • テスト3:お手入れのしやすさ(10点満点)
洗う部品数や洗いやすさなどを実際に使用して、10点満点で評価しました。毎回洗う部品の付け外しのしやすさも確認して点数に反映しています。

また、「保温したご飯」と「冷やご飯」についても、5段階で評価しました。
さて、不動の人気を誇る象印のミドルクラス4製品の中で、もっとも優秀だったのはどの製品でしょうか。

それでは、価格帯の違いでどれくらいの差が出たのかに注目して、テストの結果をご覧ください。
  • 炊きたては高級品に匹敵!
    香りも甘みもある「NP-ZT10」
象印マホービン
極め炊き NP-ZT10
実勢価格:2万4980円

サイズ:W255×H215×D390mm
重量:5㎏
炊飯容量:5.5合
加熱方式:圧力IH
実測炊飯時間:53分22秒
▼採点結果
食味(旨味) 13/20
食味(食感) 12/20
食味(見た目) 10/20
食味(甘さ) 14/20
食味(香り) 13/20
使い勝手 6/10
お手入れ 6/10
合計 74/120
▼テスト結果
 保温  :C
 冷やご飯:B
見事好成績を収めたのは「NP-ZT10」でした。浸水していないとは思えないほど芯から炊きあがり、甘い香りが鼻をくすぐります。無洗米コシヒカリとの相性がよほど良かったのか、炊きたては高級機の点数に食い込みました。保温機能を重視しないなら、購入筆頭候補にあがる優秀機種です。
空気を含んでいるので口に入れたときに香りが広がります。
無洗米・浸水なしという難条件ながら、コシヒカリの持つ甘さや旨みを十分に引き出しました。
象印シリーズに共通する2種の計量カップ。白米用と無洗米用があります。

炊き上がりのふわっとした食感、甘い香りが立つ美味さが4機種の中でダントツだった「NP-ZT10」。この価格にして高級機にもひけをとらない高評価を受けました。

冷えたご飯を食べても、固くならずお米の旨み・食感がしっかり味わえました。残念だったのは、保温するとご飯が劣化してしまうこと。しかし、炊きたての美味しさを保つ工夫が凝らされた高級機に及ばないのは、当然といえば当然です。
  • もっちりした食感が美味しい
    普段使いに十分な「NW-VA10」
象印マホービン 
極め炊き NW-VA10
実勢価格:1万6368円

サイズ:W255×H205×D375mm
重量:4㎏
炊飯容量:5.5合
加熱方式:IH
実測炊飯時間:52分12秒
▼採点結果
食味(旨味) 10/20
食味(食感) 10/20
食味(見た目) 11/20
食味(甘さ) 10/20
食味(香り) 11/20
使い勝手 6/10
お手入れ 5/10
合計 63/120
▼テスト結果
 保温  :C
 冷やご飯:C
2位は「NW-VA10」。Amazon売り上げ上位常連かつ、象印の広報の方も「一番売れている」とのこと。昨年に続き、今年も美味しく炊けました。「NP-ZT10」に比べると甘みや旨みは落ちますが、もっちりした食感が出せていました。
お米が潰れることなく、本来の食感が楽しめる炊き上がりです。
  • 保温しても冷えても美味しさが残り
    やや固めに仕上がる「NP-BJ10」
象印マホービン 
極め炊き NP-BJ10
実勢価格:3万2300円

サイズ:W265×H220×D400mm
重量:6㎏
炊飯容量:5.5合
加熱方式:圧力IH
実測炊飯時間:51分36秒
▼採点結果
食味(旨味) 9/20
食味(食感) 8/20
食味(見た目) 11/20
食味(甘さ) 10/20
食味(香り) 9/20
使い勝手 6/10
お手入れ 6/10
合計 59/120
▼テスト結果
 保温  :B
 冷やご飯:B
3位は「NP-BJ10」。米との相性なのか炊きたての食味評価では、下位機種2製品に譲ってしまいましたが、保温と冷やご飯はまずまずの評価。炊きたてこそ評価が伸び悩んだものの、保温機能と冷やご飯で、ワンランク上の実力をみせてくれました。
水分が芯まで入らず、表面に少し残っていました。
  • 火力が足りず炊きムラが出て
    水っぽくやわらかい「NP-BJ10」
象印マホービン 
極め炊き NL-BC05
実勢価格:8370円

サイズ:W235×H195×D325mm
重量:2.7㎏
炊飯容量:3合
加熱方式:マイコン
実測炊飯時間:57分41秒
▼採点結果
食味(旨味) 8/20
食味(食感) 7/20
食味(見た目) 7/20
食味(甘さ) 8/20
食味(香り) 8/20
使い勝手 6/10
お手入れ 5/10
合計 49/120
▼テスト結果
 保温  :C
 冷やご飯:D
4位は「NL-BC05」。きちんと炊けてはいるものの、少し芯が残って固い部分や水っぽく柔らかい部分がありました。美味しく炊くには浸水時間を十分にとるなどの工夫が必要です。
炊ききれていない箇所はふっくらせず米が細長いままに。
  • 象印「極め炊き」シリーズ
    おすすめNo.1は「NPーZT10」
以上、象印のおすすめ炊飯器ランキングでした。1位の「NPーZT10」は、炊きたてだけを食べる人や、すぐ冷凍するから保温は使わないという人にはおすすめです。お好みやライフスタイルに合わせて、ベストの炊飯器を選んでください!

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